ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2009.09.13
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大会当日は4時半に起きて5時に宿を出発。まだ真っ暗だけど、山中湖の景色が美しい。雨はやんだけれど、予想通り極寒。気温10度前後。いちおうウィンドブレーカーは持ってきたけど、基本半袖なのでかなり寒い。



今回のコースマップ。右上の山中湖を起点に反時計回りに一周する。


↑が高低差を表したグラフ。前半は、多少アップダウンはあるけれど基本的には平坦基調。その後20キロ以上の下りが続き、後半に黒岳と篭坂峠という2つの峠越えがある。



スタート地点は、昨日の人の少なさとは逆に人であふれていた。スタートは、今中氏と絹代さんの軽快なトークのなか順番に出発。比較的早く到着したので6:15くらいには出発できた。

スタートを待っているとき、富士山の山頂に朝焼けの太陽があたり、突然赤くなった。


この手のイベントではスタート後に渋滞になるのだけれど、今回はスムーズに流れた。

スタート


それにしても寒い。携帯用のウィンドブレーカーを持っているのに、ビブス(ゼッケン)を脱ぐのがめんどくさくて、半袖のまま出発したのが悪かった。おかげで腕は鳥肌状態。何度か着替えようと思ったけれど、ここまで順調に走っていることもあり、もはや意地だけの状態。

富士吉田近辺


このあと軽めのアップダウンがいくつかあり、いよいよ富士の樹海に入り下りが続く。かなりスピードが出るのだけれど、車通りが多いのと、路面が所々ぬれているのでけっこう怖い。



一つめのエイドステーションはスキップし、精進湖エイドステーションで初休憩。水やバナナ、飴を補給。バナナが熱くてビックリ! 直前まで車に積んでいたたのかな。それにしても、こんな朝からボランティアの高校生のみなさんありがとう!

本栖湖


霧の富士山


朝霧高原






富士ハーネス


ハーネスに着いたときには、まだ曇っていたけれど、ご飯を食べているうちに晴れてきた。



ここのエイドには売店があり、富士宮やきそばやホットコーヒーなどが食べられる。われわれは富士宮焼きそばと豚汁、駿河丼(シラスと桜エビのドンブリ)をシェアして食べた。

それにしても、この売店のメニューはわかりづらい。メニューは肝心の販売場所じゃなくて、隣のカウンターにあるし、価格表記は一切無し。わかりやすい表記にしたら、もっと売れたんじゃないだろうか。ちなみに一律\300でした。

またなぜかビールが売っていたのは謎。レース終了後に飲むならわかるけれど、レース中に飲んだら交通規則違反でしょ。




富士ハーネスは盲導犬センターなので、何頭かいた


ここからは第一の坂「黒岳」へ。10キロ以上続くのはかったるいけど、おそらく平均勾配は4%以下。ところどころきつい部分もあるけれど、ほんのわずかなので、ヒルクライム初心者でもこなしやすい。ダンシング(たちこぎ)なしでも登れます。







黒岳山頂近くのこどもの国エイドステーション


少し走ったらしばらく下り。自衛隊演習場が広がる草原地帯は気持ちいい。

御殿場の山崎精肉店


走っている途中に揚げ物はどうかと思うけれど、自家製コロッケで有名な 山崎精肉店 へ。みんな立ち寄っているので、われわれも寄ることにした。たぶん看板商品は金華豚コロッケ。ジャガイモの味を感じる手作りの逸品。ほかにもワサビコロッケやメンチなどいろいろなものがあった。

Webを見ると金華豚以外にも馬刺しが有名らしい。駅前ってわけでもないのに、こんなに繁盛しているのは立派。

この前テレビでやっていたけれど、イチから全部手作りのコロッケはほとんど存在しないらしい。いわゆるお肉屋さんのコロッケも、ほとんどが業務用の冷凍物。ただし中身は既製品で、衣はお店でつけるというスタイルもある。

またテレビで紹介されていた自家製コロッケで有名な店でも、すべて自家製なのは看板商品の一品だけだった(自分的にはショック!)。ジャガイモから作ると、時間と手間が掛かるので、安く提供するのは無理とのこと。





御殿場の町を過ぎると、ふたたび登り基調。ここが最後の登りで、頂上の篭坂峠まで約15キロ以上登りっぱなしなのだ。桜公園エイドステーションで小休憩を取って、すぐに出発。



直前になって追加された須走エイドステーションでは、太っ腹にもアミノバイタルゼリー スーパースポーツを1つずつ配布された。

アミノバイタルゼリー スーパースポーツ 100g



黙々と登る。メタボなので速くはないけれど、初心者ではないので、10キロ台前半でコンスタントに登れた。とはいえ、この時点で100キロ近く走ってきたこともあって、歩いている人も目立った。

この先が頂上


同行の友人待ちでたっぷり休憩を取っていたこともあり、個人的にあまり達成感は無いのだけれど、もう登りがないと思うとほっとする。







とりあえず全員けがもなくパンクもなく完走できて良かった。最後はきつかったという友人もいたけれど、余裕のあるマイペースで走ったこともあり、個人的には気持ちよく走れるコースという印象。このように感じたのは富士ヒルクライム(富士山の5合目まで登るイベント)や奥多摩で免疫が出来ていたのも大きいと思う。

今大会は120キロに7カ所と、エイドステーション(補給所)の数が充実していた。無償提供されていたのは、バナナとミネラルウォーター、飴、塩だけだったけれど、これだけたくさんあると心強い。また10%を越えるきつい斜度がないので、初心者にも参加しやすい。少なくとも富士ヒルクライムよりは楽だ。

本栖湖や精進湖の観光が出来なかったのは残念だけれど、比較的幅広い層の人が楽しめるイベントなので、また友達と来てみんなで楽しみながら走ってみたい。

終了後は大月駅まで自走した(約35キロ)。下りで楽だと思っていたけれど、たっぷり荷物を持っていたこともあり、異様に疲れた。ある意味、篭坂峠より疲れたかも。

次はグランフォンド八ヶ岳。それまでに練習&減量しなくては。

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最終更新日  2009.09.19 02:02:52
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