家族で眼鏡さん、こんばんは。

このあとも料理は続きますが、白子がおいしかったです。

子供のころは苦手だったのですが、大人になったらなぜか食べられるようになりました。もともと好き嫌いはないほうですが、いまだと嫌いなものはほとんどありません。

あらためて見てみると、ほんと野菜がいっぱいですね。 (2010.12.17 02:26:47)

ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2010.12.14
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カテゴリ: ワイン会あれこれ
この日は神田Villa Dueにてワイン会。今回のテーマは、

「山梨のワイン&友人のバースデービンテージ&イケムが飲みたい」。

まずは最近凝っている日本ワインから。山梨ワインのなかで、いろいろなタイプを用意してみました。そして最近結婚した友人のバースデービンテージである70年。最後に年末らしく豪華にイケムのフルボトルを用意しました。

まずは甲州から。ステンレスタンク発酵のもの、樽を使っているけれど樽っぽくないもの、樽ががっちり効いたものの3種類。

今回の日本ワインはすべて飲んだことがある。ただしフジッコだけはビンテージ違いだけ。また試飲でしか飲んでいないのもあるので、その違いにも興味があった。


画像右から。

2009 アマリージョ(ダイヤモンド酒造)
まずはステンレスタンク発酵の甲州から。ダイヤモンド酒造は、ご主人が息子さんに代替わりしている若手醸造家のワイナリー。

第一印象は「あれ、こんなにおいしかったっけ?」。

もともと試飲でおいしかったから買ったのだけれど、その予測を上回るおいしさ。色は透明。ミネラリーでキリッとしていて石灰や白い花、柑橘系のフルーツ。酸を主体とした甲州で、伸びやかできれいな酸と、薄くなりすぎないボディ。ほどほどのうまみが乗っていて、わたしのド・ストライク。今が飲みごろ。

個人的には衝撃を受けるおいしさだった。この価格帯では見事な味わいで、 ノラキチの妻さん

ワインは こちら


2009 キスヴィン甲州(シャトー酒折)
ワインツーリズムで訪問したなかで、もっとも感動したのがシャトー酒折。インポーターの木下グループが経営するワイナリーで、赤白問わずおいしい。そして、こちらが甲州のトップキュヴェ。この2009年は、樽発酵樽熟成とステンレス発酵ステンレス熟成のブレンド。

ワイナリーで飲んだときには、もっとエレガントでハイソな印象だったけれど、こちらはいいビンテージならではの熟した果実が印象的。トップキュヴェならではのボディの厚みと、わずかに甘みを残した味わい。

今でも飲めるけれど、本領を発揮するためには半年1年は寝かせたい。あと2本あるので熟成決定。

ワインは こちら
キスヴィン 甲州 [2009] 【シャトー酒折】

キスヴィン 甲州 [2009] 【シャトー酒折】

価格:2,804円(税込、送料別)



そして、今回の甲州でみんなが一番驚いたのがこちら。

2005 フジクレールセレクション樽甲州(フジッコワイナリー)

つくだ煮のフジッコが経営するワイナリー。そして、この樽甲州は甲州のトップキュヴェ。3年前(2007年)に04を飲んだときにはあまりにも強く、また若すぎて、開けたことを後悔したことを覚えている。

カツーンとインパクトのある樽香。樽香を排除し奥底を探ると、現時点では香りに負け気味ではあるけれど、しっかりしたボディがあり、いいブドウを使っていることがわかる。ほかの甲州と比べて4年古いにもかかわらず、それを感じさせない若さ。

こんな甲州もあるんだという甲州の可能性を広げるワインで、甲州を飲み慣れていないメンバーは驚いていた。現時点では樽が少し出過ぎているけれど、あと3,4年寝かせたらどのようになるか楽しみ。

こちら


甲州まとめ:
厳選しただけあって、いずれもレベルが高い。人気投票だとフジッコ、アマリージョ、だいぶ離れてキスヴィン甲州といったところ。わたしはアマリージョ。

ただしタイプが違うので、どれが好みだったか、どれが飲みごろだったか、どれが予想と違ったかというファクターのほうが大きい。フジッコには、甲州でもこんなワインが作れるんだという驚きの票もあった。

キスヴィン甲州は、前後と比べると飲みごろではなく、また柔らかい酒質だったので埋没してしまいかわいそう。数年後だったらまた違う結果になっていたはず。


ホタテと天使のエビのカッポンマーグロ


タラと白子のソテー 大根とカブのミネストラ


つづく。

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最終更新日  2010.12.18 15:12:15
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Re:2010年12月度Villa Dueワイン会 Part1(12/14)  
家族で眼鏡  さん
タラと白子のソテー、とっても美味しそうですね。
白子なんて豪華な感じがします。

前菜、お野菜がしっかり美味しくとれそうな感じですね。
(2010.12.16 23:59:46)

Re[1]:2010年12月度Villa Dueワイン会 Part1(12/14)  
busuka-san  さん

Re:2010年12月度Villa Dueワイン会 Part1(12/14)  
樽甲州はやはり瓶熟が必要ですね。フジッコのこれはまだ飲んでいませんが、印象よくなってたんですね。樽と上手く一体化すれば、シャルドネ派の人にはいい甲州の入り口になりそうですね。
キスヴィンは興味あるんですが、まだ様子見の方が良さそうなんですね。 (2010.12.17 12:37:22)

Re[1]:2010年12月度Villa Dueワイン会 Part1(12/14)  
busuka-san  さん
ぱんだしゅりけんさん、こんばんは。

>樽甲州はやはり瓶熟が必要ですね。フジッコのこれはまだ飲んでいませんが、印象よくなってたんですね。樽と上手く一体化すれば、シャルドネ派の人にはいい甲州の入り口になりそうですね。

本文にも書きましたが、3年前に04の樽甲州を飲んだときには
「しまった」と思いましたが、今回は思いませんでした。
ようやく初期の飲みごろと言ったところでしょうか。

また人気も高かったので、今でも飲みごろと感じる人もいると
思いますが、個人的にはもう少し熟成させた方が好みです。

>キスヴィンは興味あるんですが、まだ様子見の方が良さそうなんですね。

前回飲んだときと少し印象が違うので、また半年後くらいに飲んで
みたいです。これだけ通販で買ったんですよね。
限定生産品なので、とりあえず押さえておく必要がある
のがハードルが高いですね。 (2010.12.17 22:26:59)

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