漠然とした不安を話したら夫婦喧嘩になったΣ(ﾟДﾟ)

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2023年11月17日

一昨日の香嵐渓の帰り道の車中でのことです。昨日のブログの続きです。
期待していた綺麗な真っ赤な紅葉が見れなくて何となく残念で寂しい気持ちになっていました。そんなことはよくあることだし仕方がないことなんですが、やっぱり私のメンタルが下がっていて心が荒んでいたんだと思います。

それで今までずっと言えなかった自分の中での漠然としたボランティア活動の今後のことや将来への不安な気持ちを勇気を出してさえパパに話してみました。
さえパパ は最初は「そうだね」と聞いてくれていたのですが、すぐに「女と男は考え方が違うから俺はすぐ目先の対象方しか思いつかないし、嫌ならやめればとしか言えない」と言うのです。
 私 「別に目先のことだけの対処法が聞きたいわけじゃなくてただずっと言えなかった弱音をちょっとだけ吐きたかっただけだし、漠然とした不安な気持ちに寄り添って一緒に考えて欲しかっただけなのに・・・」と言いました。
さえパパ 「俺だって最初は『そうだね』って寄り添ったじゃん！！それだけじゃ不満なの？？」と怒りだしました。
私「たった一言だけじゃ全然足りないよ！！ただうなずいて気持ちに寄り添ってこの先のことを一緒に相談にのって欲しかったのに！！そういうのあなたに求めても無駄だったんだね、もう何も言わないからいいよ！！」
さえパパは、それを聞いてカッとして運転しながら車のドアを叩いて怒りました。
その後はお互い沈黙です・・・

結婚して約２７年間ずっと一緒に暮らしている夫婦でもこんな感じです(-_-;)
私はこの人に心の内を話しても理解してもらえないんだと諦めました。
いくら夫婦でも相手に求めてはいけないんだとわかっていながら、つい私の不安な気持ちに寄り添って欲しかっただけなのに、それがいけなかったのです。
夫婦っていったい何なのでしょうか？？
同じ船に乗り込んだ運命共同体ではなかったのでしょうか？？
所詮夫婦は血が繋がらない他人なのでしょうか？？
余計に寂しくなってきました。
やっぱり相手に求めた私がいけなかったのかな・・・

沈黙のまま不穏な空気でさえパパは車を運転していたので、
 私 「このまま何も食べずに家に帰るの？？」と聞くと、
さえパパ 「昨日全店お休みで行けなかったブロンコビリーへ行くか」と車を走らせ、２人ともげんこつハンバーグランチとサラダバーもたくさん食べました。

お腹が膨れると２人ともちょっと冷静になってさっきの話の続きをしました。私はボランティア活動はこれからもちろん続けますが今後どう進めて行けばいいのかも模索中だし何よりこの生活がいつまで続けられるのか経済的な事も不安なのです。
 私「この先私たちはどうやって生きて行くつもりなの？？」と質問する と
さえパパ 「何もしない。俺は３０年働いてきたからもう働く気はない。仕事を辞めるとき散々考えたけどこれからはもう何もせず自由に生きることに決めたんだ」
私「人間いつ死ぬか先のことは誰にもわからないからそういう生き方も良いと思うし否定しないけどもし早く死ななくて長生きしちゃったらその時はお金も無くなってどうするつもりなの？？環境を変えたら何かが動くと思って引っ越したのに」
さえパパ 「どうもしない。お金が無くなったら餓死するだけだから。俺は引っ越したことでもう余計に働く気はなく今の生活を楽しもうと思った」Σ(ﾟДﾟ)
私「私達はそれでもいいけど、将来次女に迷惑だけはかけたくないよ！！」
さえパパ 「そんなことは知らん。俺たちのことは放っておいてくれればいい」
私「パパはそれでもいいかもしれないけど、私は嫌だよ。次女に親の後始末や負の遺産を残したくはないよ！！できるだけ迷惑をかけないように静かに死にたいよ。 この先どれだけ生きるのか早く死ぬのか寿命が分かればいいのにね。 さえりんには親が死んだ後も自分で生きていけるようにとたくさん貯金もさせて仕事も辞めないように頑張らせていたのに、こんなに早く死んじゃうってわかっていたならもっと思いっきり美味しいものを食べて旅行にもたくさん行ってもっともっと楽しませてあげたかったと深く後悔してるから」
さえパパ 「ママの方がきっと長生きすると思うよ。俺は先に死ぬからその時は俺のお金も使えばいいよ」
私「そんなの誰にも分からないよね。私もあまり長生きせずに次女の手助けが終わったら適度なタイミングであの世へ逝ってさえりんに逢いたいよ。きっとこの世で長生きしたいって思う人は順縁で幸せな人だと思う。私たちはあの世とこの世の両方に娘がいるからどちらにも会いたいという気持ちになってすごく複雑だよ」
 ここでこの話は終了。話しても平行線のままです。

擁護するわけではありませんがさえパパは決して無責任な怠け者ではありません。真面目で真っ直ぐで、さえりんの死が無ければずっと真面目に一カ所の職場で定年まで働いていたと思います。でもさえりんの命が突然奪われたことで私もそうですが、もう何もかもどうでもよくなったのです。真面目に一生懸命に生きていてもたった一瞬で殺されることもあるんだとこの世の理不尽と深い憤りを知ってしまったから・・・それでもさえパパは次女が大学卒業の目途が立つまでは親としての責任を果たして働いてくれました。だから今はもう責任から逃れて自由にしたいのだと思います。糖尿病になってしまったこともやる気が出ない原因かもしれませんが。

私はあまり死ぬのは怖くないけど、この先のことを考えると生きてゆくことの方がとても不安になってしまいます。 だったら私が働けばいいんですが、こんな使えないオバサンが今更やれる仕事なんてあるのかもわかりません。とにかく何とかしなければと気持ちだけ焦るだけで不安は増すばかりです。
しかし 私とは正反対でさえパパは牛のように頑として動く気はありません。 「なるようになるさ」とどんと構えています。それは確かに立派ですが、私はますます不安が募るのです。今はこんなに穏やかにのんびりと平穏な暮らしにとっても満足していますが、本当にこのままでいいのかなあっと心配になるのです。さえパパが言うようにそんなこと考えても答えは出ないし無駄なことかもしれませんが。だったら行動を起こすしか不安を打ち消す方法はないのでしょうか？？

ねぇさえりん、少し先の未来が見えているのならパパとママはこの先どうなるの？？どうやって生きて行けばいいのかな？？ママに教えてほしいよ！！

（さえりん１歳３カ月　刈谷交通公園へパパママとpart１）