
【コロンビア・アピア】
「コロンビア・ロペス」に替わっての「コロンビア・アピア」のご紹介です。去年カッピングしてすぐに在庫を抑えて買い付けたのですが…その伝統的な「コロンビア・マイルド」の魅力をご紹介します。
前回ご紹介した「コロンビア・ロペス」はブルボン種でしたが…今回の「コロンビア・アピア」はティピカ種で…どちらも伝統的な品種ですが…コロンビア・マイルドと言われる魅力がきれいにでているこの「コロンビア・アピア」の魅力をご紹介したいと思っていました。
まず、柔らかな口当たりが心地よいです…柔らかで円やかな口当たりに甘さが追いかけて来て…柔らかな余韻が長く続きます。余韻にはオレンジ系やフローラル系の香りが魅力的で…あくまでも優しく繊細な口当たりがティピカ種の魅力を伝えています。
何も考えずに飲んでいると…その優しい味わいと余韻が静かにしみ込んでくると思います。意識を集中すると…優しい味わいの中からオレンジ、フローラル、ベリーと魅力的なキャラクターが顔を出して来て…その繊細な魅力の余韻とともに楽しめると思います。
伝統的なティピカ種のコロンビア・マイルドの魅力をお楽しみください。
エ リ ア:リラサルダ県アピア村
プロセス:フリーウォッシュド
規格:スプレモ エスペシアル(SC18以上)
コロンビアは世界を代表する素晴らしいマイルドコーヒーです。しかしながら、「最近のコロンビアは味が落ちた」という声や、「昔のコロンビアはもっと甘かった」・「まろやかな味がした」という厳しいご意見もございます。コロンビアでは質よりも生産量や効率性を追い求め、在来種であるティピカ種からバリエダコロンビア種やカツーラ種が、生産の大部分を占めるようになってしまいました。そして、コロンビアのコーヒーの品質が落ちてきてしまった残念な結果になってしまいました。かつてのコロンビアマイルドはもはや姿を消してしまったのでしょうか?世界を席巻したコロンビアマイルドを復活させるべく、長い時間をかけて産地をくまなく調べ上げました。そして最後に到達したひとつの村、そしてコーヒー、それが アピア(APIA)村です。アピア村は、標高1,850mの山上にあります。村の周囲にある農園には、ティピカ種の樹々が昔ながらの姿で真っ赤なチェリーを実らせています。時の流れは深い谷間を通り抜け、アピア村は静かに昔のまま残されているようです。APIAは、このアピア村から集荷されたパーチメントビーンズを更に厳選のうえ精選、そして、心を込めた手選別により作られます。コロンビアマイルド本来の味を皆様にお届けする為に、全ての妥協を排除しました。
「モカ・ナチュラル」 2025.10.22
「アフターダーク」 2025.10.21
「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」 2025.10.20
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