撮り人の個人的な旅 by Sataiya
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初めてメーホンソンを訪れたのは2002年の5月でした。チェンマイからバスで8時間程かかってしまうので移動はしんどいものでした。 首長族の村を訪問。外国人観光客が多く訪れるので、村の人々は写真を撮られるのに慣れている様子でした。カメラを向けても堂々としています。首長族の村に入るには入村料が必要。タイ人は無料です。村には土産物屋が並んでいました。首長族の事をタイ語では「カリアン・コー・ヤーオ」と言います。(カリアン=カレン族、コー=首、喉、ヤーオ=長い)同じ集落に首の長い女性とそうでない女性といました。この時はこの村を訪れただけでメーホンソンを後にしました。それから2年後の2004年11月、再びメーホンソンを訪れる機会を得ました。ランパーンに住む友人(タイ人)がメーホンソンへ遊びに連れて行ってくれました。その友人はメーホンソンで教師をしていた事があり、メーホンソンには知り合いが大勢いると言うので、これはまた新たな出会いと旅が出来ると期待し旅を共にしました。朝6時、バスに乗り、ランパーンを出発、チェンマイで乗り換え、メーホンソンに到着したのは夕方4時過ぎ。バスで10時間程の長い道のりでした。メーホンソンでは、友人の知り合いであるキムさん宅に泊めて戴き、家庭料理をご馳走になりました。 <左>がキムさんで<右>が息子さんキムさん宅は仕立て屋を営んでいました。こちらは従業員のメーオさん。従業員は二名いました。皆カレン族の方で、タイ語とカレン語を使い分けていました。“JUKI”と記されたレトロなミシンは日本の中古品でした。 <左>の女性はご近所さん。メーホンソン地元の方です。<右>の女性は“ヤクルトおばさん”です。バイクで配達しています。メーホンソン出身でカレン族です。キムさんにバイクを借りて寺巡りをしました。 メーホンソンの本通り。長閑な田舎なので車の通りが少なく快適です。本通沿いにあった麺料理屋。カノムセン(北部地方の麺料理)が一杯10バーツと庶民的な値段でした。 翌日、友人がメーホンソンで働いていた時の教え子のジェックを紹介してくれました。<左の写真;左から2番目がジェック>ジェックが車でカレン族の村へ連れて行ってくれました。首長族の村でしたが以前訪れた村とは違う村でした。でも、ここも観光地でした。首長族の女性は完全に写真慣れしています。その後、ジェックの両親が経営するリゾートホテルを訪れました。 ジェックの母親レトロな黒電話がありました。リゾートホテルは町外れにあり自然に囲まれた静かな環境にありました。リゾートホテルと云っても、豪勢ではなく質朴な造りでした。プールがあったのですが、其処で泳ぐ人の姿はありませんでした。友人は金槌だと言うので、私は一人貸し切り状態でそのプールで泳ぎました。陽が暮れてそろそろ帰ろうかと思ったら、ジェックの母親が我々の分の食事を用意してくれていました。プールで泳がせて戴き、更に御馳走までして戴けるとは、至れり尽くせりでした。 美味しい料理を戴きました。散々泳いでお腹が空いていたので美味しさも一入でした。翌日、友人とバイクで走り、カレン族の村を訪れました。観光地ではない村を訪ねたいと云う私のリクエストに友人が応えてくれました。ここは入村料などと云う野暮なものはなく、すんなり入ることが出来ました。観光用の土産物屋もありませんでした。この村の人々は素朴で微笑ましく感じました。友人の教え子がいると云うので会いに行きましたが、生憎留守で会えませんでした。村の御老人は皆、タイ語を解さず、話す言葉はカレン語でした。一般のタイ人はカレン語を解さないので、こうなるとタイ人同士でも通訳が必要になります。学校に通う子供たちは、学校でタイ語を使うので皆タイ語を解する事が出来ます。村の老人と話す時は子供たちが通訳をしてくれました。 日本では絶滅したおかっぱ頭の子がいました。ここの村人の大半がカレン族の伝統的衣装を纏っていました。観光用ではなく、普段から着ているそうです。2度目のメーホンソン旅行はとても充実したものでした。たくさんの人々の世話になり、無償の優しさに触れました。メーホンソン最終日は世話になったキムさんにバス停まで送って戴きました。次の目的地はメーホンソンからバスで4時間程のメーサリアンへ行く事になりました。メーサリアンにはキムさんの妹さんのデーンさんが住んでいるとの事なので、其処を訪ねれば良いとキムさんが連絡を入れておいてくれました。「メーサリアンの思い出」については次回書きます。
2007.06.28
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