欧州連合(EU)27ヶ国とアフリカ53ヶ国が協力強化の方策
を探るEU・アフリカ首脳会議が7日リスボンで開かれた。
背景には天然資源確保の思惑からアフリカ進出を活発化させ
ている中国をけん制する狙いがある。
中国は”内政不干渉”の政策を掲げてスーダンなどから積極的
に石油を輸入している。 スーダンに対してはEUは人権抑圧
などで輸出入制裁を加えているのに、そのかたわらで中国が
勝手にどんどん石油を輸入しているのである。
これはEUにとっては放っておけないだろう。
EUは現在アフリカの輸出入の1/3を占める。 開発援助でも
2006年で7兆7千億円をアフリカに投じ、米国や日本、中国
を大きく上回っている。
この会議でEUは、安全保障、エネルギー、気候変動などの
分野で協力強化を強めることを採択したということである。
中国は日本との間にも尖閣諸島での石油・天然ガス開発の
問題がある。 国際審判も経ずに勝手に開発して、既にガス
を吸い上げている。
日本の10倍以上の人口を擁する中国は、この数年の目覚し
い経済成長を維持する為に、益々資源を必要とするだろうから
これからも世界のあちこちで摩擦を起こすことだろう。
そして下手すると資源戦争にまで発展することは必ずしも否定
できない状況になることも予想できる。
ロシアは豊富な資源のお陰でプーチンが民主主義を装った独裁
体制を築きつつあり、EUなどからも批判が噴出している。
また南米のベネズエラでも石油資源をバックにチャべス大統領が
独裁体制に走っている。
一体、資源が枯渇したら、このような国はどうなるのだろうか?
地球にアナを開けて、どんどん資源を吸い上げると、どこかの
国で湖の水が無くなり、どこかの国が砂漠化して、どこかの国が
水没したり、地球がガタガタになると思いませんか?
そしてやがては地球を食い尽くして人類が住めないようにして
しまうように思いませんか? ああ~、恐あ~~~!
大阪千里の団地で。
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