Scotch ケンの放言どころ

Scotch ケンの放言どころ

2025年05月01日
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  かっぺ内閣の赤沢経済再生相が再渡米した。今日5月1日にも米側交渉
  担当のベッセント米財務長官やグリア通商代表部(USTR)と会談する
  予定みたいだ。

  さてどうなる。自動車関税や自動車部品関税の問題。また米側が要求し
  ている米穀の日本への輸入問題。安全保障の米軍駐留経費の割り増しの
  問題などなど、話し合いで決着をつける案件が山ほどある。赤沢大臣も
  出かける前には業界団体や政府・各省との打ち合わせは十分にしたこと
  だろう。

  アメリカもトランプ大統領就任100日の節目で、国内ではトランプ就任
  後の政策の是非などが検証されている。「アメリカ・ファースト」で彼
  の支持者の盲目的賛同者と民主党系の反対者が相半ばするようである。
  当面のアメリカの問題はインフレ傾向が収束するかどうかであろう。
  これはトランプの対外輸入関税引き上げ政策で、アメリカ国内での物価
  が上がることはあっても下がることはないのではないかの危惧がある。

  アメリカは日本よりずっと以前から国内産業の空洞化が進んでおり、大
  部分の商品は海外で生産しそれを輸入しているのが現状だから、今にな
  って国内で産業を振興させようとしても難しいと思うのである。今更国
  内の高賃金でモノを生産しても間尺に合わないだろう。

  自動車なんかも部品の多くは海外依存だから、それに関税を掛けると車
  そのものの価格に影響してくる。トランプは日本がアメリカ車を買わな
  いと不満を漏らしていたが、欧州車なんかは日本の市場に合わせて右ハ
  ンドルにして順応させているのに、アメ車は左ハンドルを替え様としな
  い。燃費もよくないとなったら日本市場で売れる筈はないのである。

  バイデン政権で切ったハンドルを、トランプ政権になって切り替えても
  スムースに転換するのは時間がかかるだろう。政府系労働市場も大変だ、
  多くの公務員・準公務員が共和党政権になってクビになっている。日本  
  では考えられないことである。世の中が落ち着くまでに相当な日数がか  
  るに違いない。どうなるものか静観するしかない。





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最終更新日  2025年05月01日 09時08分29秒
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