全3件 (3件中 1-3件目)
1
電子工作ランキングこんばんは。オミクロン株による新型コロナ感染症の新規感染者が8万人を超え、周囲の危機感も高まってきた感じです。尾身会長は「ステイホームは必要ない」とおっしゃったようなのですが、わざわざ感染しに出かける人はいませんよね?引き続き感染予防のためにステイホームに努めたいと思います。前回から始まった「交流式UX201A3球再生検波ラジオ」の修理その2です。先回の最後に「高周波回路から行くか、電源回路から行くか....」と書いたのですが、回路図を見てみると断線しているチョークコイルで電源回路と受信回路が切り離されていますので、高周波回路の方から修理していくことにしました。そのためにまずは、真空管が生きているかどうかの確認が必要です。付属していた真空管はこちらになります。左から1.整流回路に使用されていた KO.TORON UX201A(ベースがゆるゆるなのでとりあえずテープ留め) フィラメント抵抗値 10Ω再生検波段 ELevam UX201A フィラメント抵抗値 9Ω低周波増幅段 ELevam UX201A フィラメント抵抗値 9Ωフィラメントの抵抗値は3本とも多分正常値だと思います。他のピントの短絡もなく、ゲッターも十分あるので多分使えるものと思います。真空管試験機で測定すればいいのですが、今手元にない(倉庫にはあるのですが.....18年以上放置しているので使えるかどうか不明)ので、以前ブログ(アンティークラジオのレストア番外編④ 米国製高級?6球ラジオ)に載せたにのせた ATWATER KENT MODEL No.35に1本ずつ挿して動作チェックをしたいと思います。この中の1本と交換してみて動作チェックしてみます。底面のふたを外して電源とSPを接続してみました。この場所の真空管と交換して動作をチェックしてみたいと思います。まず、地域のローカル局を受信し、聞きやすい音量に調整しておきます。その後一度電源を落として、真空管を交換してみます。CX-301-Aを外したところです。チェックする真空管を右の空いているソケットに差します。最初にチェックするのは、整流回路に使用されていた KO.TORON UX201Aです。ベースとゆるみがあるのでテープで仮留めしています。交換したところ同じ程度の音量で音がでました。次にチェックするのは、再生検波段に使われていた ELevam UX201Aです。交換すると.....「あら、音が小さい」音量調整用のレオスタットで聴ける大きさになりますが、少しエミッション減なのでしょうか?最後にチェックするのは、低周波増幅段につかわれていた ELevam UX201Aです。交換すると....最初についていたものと同程度の音量がでました。というわけで、一応3本とも使用可能だろうと思います。2本目がエミッション減?の感じがしますが、実用上どうなんでしょうか?次にコイル関係とバリコンのチェックをしたいと思っています。以上、「交流式UX201A3球式再生検波ラジオ 修理編その2」 でした。続編をお楽しみに!人気ブログランキング
2022.01.31
電子工作ランキングこんばんは。オミクロン株による新型コロナ感染症の第6波が急激な速さで日本全国に広まっています。当北関東も例外ではなくまん延防止法重点措置が適用されるようです。引き続き感染予防に努めたいと思います。ということで、外出せずに前回ご紹介した交流式UX201A3球再生検波ラジオの修理を始めることにしました。(前の記事では回路図がわからず多分レフレックス「=1段で高周波増幅と低周波増幅を兼ねる」だと思ったのですが、単純に再生検波ラジオでした。)こちらですね。まずは、清掃と回路図起こしと各部品の生死の確認ですね。まずは、天板と背面の板を外しました。フラッシュを焚かなかったら随分暗く映ってしまいました。使用部品ですが、左手前から電源トランス(ヒューズ付)、平滑回路の箱型ペーパーコンデンサーが3個、低周波増幅(電力増幅?)用UX201A、ハムバランサー抵抗、再生検波用UX201A2列目左から平滑回路のチョークコイル、整流用UX201A、バイアス用抵抗器とペーパーコンデンサー、低周波トランス(1:3?)、アンテナコイル、同調コイル、再生コイル前面パネルについている部品 左から(見えてませんが)電源スイッチ、レオスタット2個、レシーバージャック、再生用バリコン、同調用バリコンとなっています。もう少しわかりやすい写真を載せますね。左側右側同調コイル類は一本のねじにまとめて留めてあるのですが、輸送中に外れてしまったようです。板の上に部品を載せて配線する形(まな板型?)ですが、板の裏側に配線がある形式をとっています。さて、部品の生死ですが、大体こんな感じになりました。(テスターでの簡易チェックです)電源トランス OK平滑回路の箱型ペーパーコンデンサーが3個 短絡はしていない低周波増幅(電力増幅?)用UX201A フィラメントOKハムバランサー抵抗 Ok再生検波用UX201A フィラメントOK平滑回路のチョークコイル 断線整流用UX201A ベースのガタあり フィラメントOKバイアス用抵抗器 一部断線ありの模様バイアス用ペーパーコンデンサー 短絡はしていない低周波トランス(1:3?) 断線なし 多分OKアンテナコイル、同調コイル、再生コイル Ok電源スイッチ OKレオスタット2個 未使用レシーバージャック 多分OK再生用バリコン 接触の可能性あり同調用バリコン 接触の可能性ありこんなところでしょうか?レオスタットが2個とも使用されていません。ということは、本来電池式のラジオを改造して交流式にした可能性がありますね。以下に回路図を載せますが、通常はレオスタットをフィラメント回路に入れて、検波感度や増幅度を調整するのですが、このラジオの場合音量調整は再生用バリコンでするようです。元々大音量にはなりませんので、これでOKなんでしょうね。勉強不足で詳細不明なのですが、通常の再生検波回路ですと検波段のグリッドに、2MΩ位の抵抗と250PF程度のコンデンサーをパラったものを入れて検波するのだと思ったのですが、このラジオではそれがありません。フィラメントにある1000Ωの抵抗(バイアス抵抗?)と2μFのコンデンサーにその役割があるのでしょうか?今後の予定写真でお分かりの通り使用している配線ケーブルの劣化が相当進んでいます。配線ケーブルを交換しながら部品の生死を確認してゆきたいと思います。高周波回路から行くか、電源回路から行くか....以上、「交流式UX201A3球式再生検波ラジオ 修理編その1」 でした。続編をお楽しみに!人気ブログランキング
2022.01.22
電子工作ランキングこんにちは。気が付けばコロナの第6波が急激な速さで日本全国に広まっています。オミクロン株の感染力とワクチンの3回目接種の進捗具合からすると新規感染者数 1日10万人も現実的な数字になってきました。引き続き感染予防に努めたいと思います。さて、前回SSDの記事を書いてからアッという間に2か月が経過してしまいました。その間にアンティークラジオ関係で購入したものをいくつかご紹介します。1.松下電器 電気式レコードプレーヤーSP用のレコードプレイヤーです。不動品ジャンクとしてヤフオク!で落札しました。今のところ全く手つかずです。鉄針が付いているんですけど鉄針で拾った音をどうやって電気に変えているのか?MM(ムービングマグネティック)か、MC(ムービングコイル)か、はたまたクリスタルか....今後のお楽しみですね。2.3球交流式レフレックスラジオかなり悲惨な状態のジャンク品をやはりヤフオク!で落札しました。ただ救いは、使用している真空管が3本ともUX-201Aで、ヒーター切れを起こしていないことです。ざっと見た感じでは3球交流式レフレックスラジオだと思いますが、こちらもほぼ手つかずで、真空管以外の部品が生きているかも不明となっています。3.UX-201AebayからUX-201Aを10本(5球セットx2)落札しました。おおよそ2万円。以前も落札したことのあるselerだと思います。一応真空管試験機でチェックはしてあるようですので、寿命はともかく初期動作は大丈夫かなと思います。時間が取れない中、目が欲しくて購入してしまったのですが、ヤフオク!で落札したまま手つかずのラジオも多いので、アンティークラジオの購入(落札)はほどほどにして、修理の方に時間をかけていこうかと思います。以上、「アンティークラジオ関係で最近買ったもの」 でした。人気ブログランキング
2022.01.19
全3件 (3件中 1-3件目)
1