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光右衛門0106
静まれ、静まれ、この印籠が目に入らぬか。ここにおわすお方をどなたと心得る。恐れ多くも先の天下の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ！
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カテゴリ： 光圀の諸国への旅
途中に風早神社へ参拝。松戸で最も歴史のある神社として知られる。
正面の鳥居の近くに猿田彦大神の石碑がある。
正面の鳥居から神社までの参道は結構長い。拝殿の前の鳥居の近くにある木は「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれるというが、松戸の黄門伝説の一つでもある。小金界隈がかつて鷹場、松戸が宿であったため、水戸光圀は、水戸街道で江戸と水戸の往復していただけではなく、松戸界隈にも頻繁に訪ねた。そのため、松戸ではいくつの黄門伝説が残されている。
拝殿。主祭神は香取大明神と呼ばれる経津主命、相殿は、鹿島大明神と呼ばれる武甕槌命（鹿島大明神）、春日権現と呼ばれる天児屋根命。鎌倉時代、幕府の有力な御家人である千葉常胤の孫に当たる風早四郎胤康が現在の松戸市北部～流山市南部～埼玉県三郷市に及ぶ風早庄という荘園を治めていた。その居館跡に武神である経津主命を勧請したことが始まりと言われるが、創建の年は不明である。小金城主の高城氏、徳川家康の庇護を受けていたという。
橿原神宮（かしはらじんぐう）の石碑。橿原神宮は、神武天皇の皇居であったとされる畝傍橿原宮の推定地に創建されている。主祭神は神武天皇、媛蹈鞴五十鈴媛命。松戸における歴史のある多くの神社には橿原神宮の石碑が置かれているようだ。
境内の稲荷神社。
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