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2025/07/15

ソラスト(6197)---高技能スタッフの処遇改善積極化で21億円の利益下押し要因に。新規ＩＴ投資で償却費も増加。

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テーマ：サービス(903)

カテゴリ：サービス

ソラスト（6197.医療事務受託）を見ておきます。

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まずは、メモ書きです。

・保有銘柄。
・2022年3月期の1株当たり純資産は、前期比が108.9％、3期前比が143.9％、5期前比が189.2％。
・2023年3月期の1株当たり純資産は、前期比が107.0％、3期前比が128.2％、5期前比が179.2％。
・2024年3月期の1株当たり純資産は、前期比が97.5％、3期前比が113.6％、5期前比が150.0％。
・2025年3月期の1株当たり純資産は、前期比が110.7％、3期前比が115.4％、5期前比が138.3％。

次に、経常利益を見てみる。

2020年（令和02年）3月期　5,374
2021年（令和03年）3月期　6,075
2022年（令和04年）3月期　6,297
2023年（令和05年）3月期　6,747
2024年（令和06年）3月期　5,564
2025年（令和07年）3月期　6,726

次に、1株配・配当金総額・配当性向を見てみる。

2021年3月期　19.5円・1,840百万円・52.0％
2022年3月期　20.0円・1,890百万円・53.9％
2023年3月期　20.0円・1,893百万円・59.6％
2024年3月期　20.0円・1,863百万円・83.0％

2026年3月期　22.0円

次に、四季報で株主数・外人比率・特定株比率を見てみる。

・4,702名<21.9>・27.0％・74.7％
・5,584名<22.3>・27.2％・71.4％
・7,190名<23.3>・24.5％・71.0％

・10,555名<25.3>・17.6％・70.0％

次に、四季報で時価総額・現金等・有利子負債・ROEを見てみる。

2022年03月発売号　970億円・89億円・190億円
2022年09月発売号　784億円・102億円・258億円
2023年09月発売号　622億円・118億円・246億円
2024年06月発売号　437億円・151億円・252億円
2025年06月発売号　395億円・140億円・199億円・18.4％

次に、自己資本比率・1株当たり純資産・のれん・営業ＣＦを見てみる。

2017年3月期　43.1%・337.64円・2,491,186千円・3,086
2018年3月期　31.5%・381.45円・7,724,012千円・5,068
2019年3月期　30.4%・148.00円・9,332百万円・5,153
2020年3月期　29.0%・177.70円・13,736百万円・4,248
2021年3月期　30.7%・195.51円・14,721百万円・6,728
2022年3月期　28.5%・212.96円・18,283百万円・5,519
2023年3月期　30.9%・227.83円・16,656百万円・9,012
2024年3月期　27.2%・222.07円・15,377百万円・7,858
2025年3月期　32.4%・245.81円・13,625百万円・5,877

次に、期末発行済株式数（自己株式を含む）・期末自己株式数を見てみる。

2017年3月期末　30,378,900・0
2018年3月期末　31,116,900・38
2019年3月期末　94,125,600・114（分1→3）
2020年3月期末　94,325,700・179
2021年3月期末　94,437,900・258
2022年3月期末　94,579,550・258
2023年3月期末　94,653,362・258
2024年3月期末　94,741,793・2,531,133
2025年3月期末　94,741,793・2,482,666

次に、株価と指標等を見てみる。

7月11日の終値は、425円
予想PERは、11.55倍
実績PBRは、1.73倍
予想利回りは、5.18％

ＧＭＯクリック証券によると、
・理論株価は、593円。（事業価値716円+財産価値126円-有利子負債250円）
・理論株価比は、71.7％。（現在値÷理論株価）

最後に、四季報6月号の記事を見てみる。

【決算】3月

【設立】1968.10

【上場】2016.6

【特色】国公立病院からの業務請負（人材派遣）が主。民間病院向けも強化。Ｍ＆Ａで介護・保育事業拡大

【連結事業】医療52(6)、介護40(4)、こども8(4)、他0(-7) <25・3>

【雌　伏】医療事務は価格改定を推進。介護施設も稼働率改善を見込む。ただ高技能スタッフの処遇改善積極化で21億円の利益下押し要因に。新規ＩＴ投資で償却費も増加。営業益反落。株主還元注力方針で増配。

【新中計】29年度営業益100億円目標、医療事務と介護施設の連携深化によるシナジー創出がカギ。医療事務受託は既存業務分野から病院全体の経営支援へ拡大展開。