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ボーイング社は25%の航空機を中国に納入しているからたまったものではない。
習近平氏は、ベトナム、マレーシア、カンボジアを訪問しアジアの家族でアメリカのいじめに対して一致団結しようと呼び掛けた。更に中国は国連安保理事会でアメリカの関税政策について議論する事を提案、非公式ながら安保理は経済政策を議論する事になった。平和を議論する安保理が経済政策を議論するのは超異例。じわじわアメリカが嫌がる事を中国はする。。
中国は歴史的に外交交渉がうまい国である。特に卓越していたのは香港のイギリスへの租借であろう。アヘン戦争とアロー戦争により、香港島と九龍半島南部は既に1880年にはイギリスに割譲されていた。イギリスが更に新界という緩衝地域の100年租借権を中国清王朝に要求したときに、李鴻章という傑物がその契約では100年後に所有権がイギリスに移ってしまうので、99年なら租借してあげるが、その場合香港島も九龍半島南部も租借となるがそれでよければ新界地区を99年租借させる、と言った。99年とは、その時誰も99年後に生きていない未来なわけでイギリスも広い租借地で商売したいから未来の契約は重視せずにOKした。その結果、三つの地域全てが1997年に中国に返還された。李鴻章は99年かけて一度取られた領土を取り戻す契約をしたわけである。マカオもポルトガルに同様の99年租借して返還された。李鴻章には現在の世界最大の国家中国が見えていたのだろう。
アメリカは、本日4/18、6ヶ月後から中国の船がアメリカの港に入るときに入港税を取ると発表した。荷物のトン数に応じて、いくらか知らないが税金を取る。中国船籍と中国の荷物を積んでいるすべての船から金を取るのだという。これは関税の上乗せと同じである。
早く交渉しないと半年後に入港税を取るよ、という脅しだ。アメリカも大した交渉力である。
この米中の舌戦、心理戦は斬新で非常に面白い。
中国は、条件付きでアメリカに対して交渉に応じても良い的な事を関係者の談話的に情報を出した。この辺り正式発表ではないのがこれまた素晴らしい高等テクニックである。中国の公式の発表ではないよ、と言い逃れできるからだ。
それは、米国との貿易交渉に応じる前に、トランプ政権が複数の措置を取ることで、その中には、米高官が無礼な発言を慎み、中国に対して敬意を示すことなどが含まれると、中国政府の考えを知る関係者が明らかにしたというのだ。
考えを知る関係者?ってなんだよ笑笑。。
その他の条件としては、米国がより一貫した立場を取ることや、制裁および台湾に関する中国の懸念に対処する意思を米国が示すことが挙げられると、関係者が政府内部の議論に関する内容だとして匿名を条件に述べた。
中国政府はまた、米国が大統領による支持を受けた交渉責任者を指名することを望んでいる。米国のバンス副大統領が対中貿易赤字を問題視する際に「中国の『農民』から借金している」と発言したことが中国国内で物議を醸している。トランプ大統領の相互関税を巡って両国の対立が深まっており、中国政府は不快感を示している。
バンス氏は3日、米FOXニュースのインタビューでトランプ氏の関税政策を擁護。米国の現状について「巨額の負債を抱えて、他国の製品を購入している」と貿易赤字を問題視した。その上で「もう少し明確にいえば、我が国は中国の農民(peasants)プレザンツ から金を借り、その農民が作った製品を買っている」と発言。「peasants」は「farmer」(農場経営者)と異なり、土地を持たない貧しい小作民の田舎者というニュアンスがある。
この発言が中国国内で伝わると、中国の交流サイト(SNS)では、中国の発展を無視した侮蔑的な発言だとして反発する声が広がった。中国紙「環球時報」元編集長の胡錫進氏は自身の微博(ウェイボー)で「米国の田舎から出てきた本物の田舎者は見識に欠けているようだ。多くの人が彼に(実際の)中国をみてみるよう勧めている」とラストベルト(さびれた工場地帯)出身でヒルビリー(アパラチアの山岳民族=つまり田舎者)を自認するバンス氏を皮肉った。
中国外務省の林剣副報道局長は8日の記者会見でバンス氏の発言について問われ「副大統領がこのような無知で無礼な発言をするとは、驚きであるとともに嘆かわしい」とコメントした。
関係者によれば、中国当局は現在、トランプ氏が政権を完全に掌握していると考えている。その結果、米当局者が中国について厳しい発言をし、トランプ氏がその見解を否定しない場合、中国側はトランプ氏がそうした立場を容認していると受け止めるという。
~~~J.D.ヴァンス副大統領は、そりゃあ副大統領になるんだから大した人物だとは思うけども、ゼレンスキー大統領への失礼な言動といい、今回の発言といい品が無いなあ~~~
ヴァンスはとにかく一度中国の街を見てみればいい。アメリカより圧倒的にデザイン性が高く美しい街でアメリカより完全に進んでいる。(切り取り角度によるが、総合的に文化度が高い)
中国政府は一貫した立場でアジアの盟主であり、アメリカと並ぶ世界の大国という姿勢・立ち位置を保っている。
しかし現状では南シナ海スカボロー岩礁の問題やウイグル、モンゴル、チベット自治区の弾圧などで中国も、関税でアメリカも、どちらも卑しい国になっている。ロシアは更に野蛮な国である。
民度の高さはイギリス、ドイツ、フランス?、あとカナダ、オーストラリアに特に品格を感じる。マレーシアも品位ある。日本も美しい品位のある精神を保てるだろうか。
中国の交渉の条件にある、台湾に対する中国の主張(台湾は中国の一部)に対処?、というのはある程度の理解を示す事だろうか?そんなのアメリカが示すわけない。だからこの交渉条件はそもそも飲まれるわけないのに中国は言い出して、中国は歩み寄ったのにアメリカが無理難題を続けている印象を世界に与えようとしている。この嫌がらせ外交力が素晴らしい。
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