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Comments

はにぴょん1043 @ Re:まったく(怒)!!(02/03) ロデしゃん、おひさ~! 元気そうでよか…
ろぼろ @ 無事、手術を終えて、経過は順調でしょうか?  きちんと避妊手術をする優良な飼い主さ…
ろぼろ @ Re:まったく(怒)!!(02/03)  私も難儀してます。幸い、自宅にも実家…
Megumama @ Re:まったく(怒)!!(02/03) 油断できないわよ( ̄‥ ̄)=3 フン
Megumama @ Re:お姉さんになります?(02/02) ご無沙汰してます(*^_^*) 本当に久しぶ…
December 8, 2003
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ここんとこ休みなく働いたので、今日は強制的に休まされた(笑)。
おかげで熱っぽさも幾分和らぎ、友人との約束とおり、午後から「子どもをめぐる環境について~いじめ・不登校」という講演会に
出席できました。区と人権擁護委員会の共催の講演でした。

冒頭に中学生二人による人権擁護の作文の発表がありました。
さすが中学生! 実体験に基づいた立派な作文でした。
その中で印象に残った一言をご紹介しますね。

『人は生まれながらに能力には差があるものである。
 背の高い人、低い人、太ってる人、痩せている人、
 足が速い人、遅い人・・・いろいろな能力の人がいます。
 そして努力が必ずしも大きな結果として実るばかりではない。
 それなのに、どんなに努力しても結果しか見ない人がいます。
 同じ努力しても、結果を出した人間だけが賞賛を得るのは
 おかしいのではないだろうか?
 同じ努力した仲間は結果こそ出せなかったが、共に励んだからこそ
 ボクは頑張れた。それなのに、
 結果を出した者には手の平を返して賞賛し、
 結果を出せなかった者を揶揄する・・・。
 ボクは努力している過程や努力の継続を賞賛して欲しいと思う。
 結果だけを見て、人間性を評価しないで欲しい。
 努力なくして結果はありえないし、努力だけで報われるわけではない。
 その過程や努力の継続こそ賞賛されるべき人間性で、尊いと思う。』

『いじめは、一人の人間の記憶を作るものである。
 いじめられた事を思い出すと、今でも心にポッカリと穴が開いている
 ような気がする。その穴は埋まる事無く、思い出すと痛む。
 そんな辛い記憶を持ち続けたい人間がいるでしょうか?
 誰にもそんな辛い記憶や心の歴史を作る権利はないはずです。
 過去は消えません。消えませんが、穴を小さくするべく努力は
 しています。
 それらを作ったのも人間、埋める記憶も人間、友達や家族でした。』


人権についてのドキュメンタリー映画やらなんやら見て、講演を
拝聴・・・途中で私の両隣の船を漕いでる・・・。
ポカッ(._+ )☆\(-.-メ) ォィォィ 起キテヨ

講演をしてくださった内田良子さんは、子どもの相談室「モモの家」の


http://www.jtu-net.or.jp/kiji/00/06/7n6.htm

http://homepage2.nifty.com/momonoie/

先生が学生に書かせたいじめや不登校についてのレポートを資料に
講演は進められました。その中で印象に残った一言は、
『自分の考えがみんなと違うと気付いている子、
 自分の考えをしっかり持っている子ほど学校集団ではやっていけない。』
大勢に流される事のできない子ほど、学校という集団の中で
孤立してしまうというお話でした。
皆と違う考えであるという自覚、同じにできない自分への苛立ち、
そういう子供達は、多勢に迎合できず孤立していくという事でした。

校則によって髪型、制服、カバンなどあらゆる統制の中で
子供達は個々を表現しようとする意識と個性を排除しようとする心が
あります。その相反する感情の中で、子供達はストレスを抱え、


違ってはいけない・・・と、太ってる、痩せてるなど些細な違いを
あげ連ねて苛める。皆で苛める事での奇妙な連帯感の共有など、
学校は病んでいるなぁ~というのが素直な感想ですね。

わかっていて、どうして改善される事がないのでしょう?
それは先生が学校しか社会を知らないからだそうです。

社会に出れば、上司と部下であっても、取引先という第三者を仮想敵として
連帯感?(笑)があるかもしれません。
でも学校には、教師と生徒という上下関係のみ、教師間の上下は
年功も関係するかもしれませんが。
若くして、教師という立場から年配の父母からも敬われます。
生徒からいきなり教師という上段に上がってしまうのです。
・・・( ̄  ̄;) うーん 、いいのかしらん。

また職業であるからにして、行政の意向というものもあります。
行政の意向は
① 不登校は早期発見、早期学校への復帰
② 無理強いはせず、保健室・校長室・空き教室への登校の認知
という相反する教育的指導をしています。
一方で、不登校を容認し、一方で学校への回帰を強制する。
そこには学校にいる事が優先され、存在している意義が忘れられている
ので、大勢の中の孤独を募らせる事にもなるし、原因の追求には
なりえません。
不登校の多くは友人関係(40%)、教師(25%)というエンケート結果が
出ています。面白いのは統計上のことですが、不登校児にアンケートすると、
教師との関係に悩む児童が25%いるのに対して、文科省調査によると
教師との関係は1.6%にまで下がるのです。(・m・ )クスッ
数のマジックですね。

子どもはいつも『イイコ』であり続けるために多様なストレスに晒され、
そのためにいじめのターゲットを決めて連帯感を持ったりするケースが
多々あるそうです。いじめは受けた子の傷も大きいのですが、
苛めた側の罪悪感も深いものだそうです。
それぞれが辛い記憶を刻み付けて生きる事になるのですね。
個々を認めるには、社会的なルールが確立しているといいのですが、
現状の日本では「最低限のルール」というものが曖昧だと私は思います。
だからこそ校則等が厳しい、時代に合わないと言われても
学校側が緩める事ができない事情も察っせられます。

不登校・子どもの人権といいましても、成長した子どもは社会を担うのです。社会の1部分であるとして、閉鎖的な空間として放置せず、
社会問題として、社会全体が老若男女問わず学校だけでなく、
身近な「困っている人」を支えていくような成熟した社会になって欲しい
・・・と講演を聴きながら、切に願いました。

誰かが誰かを大切に思う。
大事な存在として労わる、

子供達の最初の世界が家庭、
次が学校等同世代の集団、

まだ小さな世界を閉塞感に喘いでいる子どもがいたら、
同じ目線で語り合い、共感し、悩み、考える・・・
それが身近な人権擁護の第1歩ではないでしょうか。

1時間強の講義の全てとても簡単に内容をUPできませんが、
教育要領は戦後殆ど変化しないままにきたそうです。先生からの
「誰かが声をあげ、子供達の時代の環境に現場を近寄らせないとダメ」
という意見が印象に残っています。家族も殆ど核家族、一人っ子の増加、
時代や社会が変化しているように、学校も変化していかなくては、
子供達は、大人の望む『イイコ』を演じ続けなければならず、
疲弊してします・・・というお話でした。斬新なことに
「子どもにも年に30日ぐらいの休む権利があったらいいのに。」
とも言われました。人間は疲れた時に安息を得る権利があると
安心して頑張れるのだ・・・という事でした。
まず人と違ってもいいというには、その土壌としての自由を・・・という事ですね。
(私は自由だけではなく責任も同様に背負うべきだと思いますが)
ここからが面白い!と思ったところで、お時間となりました。
佳境に入ったところだったので、これから続きが聞きたいなぁ~と
思いましたわ。こちらの先生は主催者サイドの意図以上に
ザックバランにお話する先生で以前は講演後に聴講者と話す場も
設けられていたそうですが、今回そのような機会はありませんでした。
とっても残念な事です。
最近はこんな風に対象が漠然とした講演が多くて、
「こんなの新聞記事でも読めばいいじゃない。」
ってな内容が多くて不満・・・
先生の個人的な意見も聴けて、いろいろ考える事もでてくると思うのにね。
今日もこれからというところでお話が終わって、私自身未消化なまま

どうして20年も前から教育現場でも問題提起はしても、
「こんな風に取り組んでいます!」って具体的な内容について
明確に語った内容がないのでしょうか?
不登校も引きこもりもひとつの過渡期かも・・・
んでもって、不登校も過渡期のまま20数年過ぎてしまった感じです。
これでいいのか、ニッポン!!

日記に印象深い一部を思い出すままにUPしてしまいました。
不明瞭な部分も多いかと思いますが、興味のある方は
講師の内田良子先生は各方面でご活躍なさってます。
機会がありましたら、著作にふれてみるものよろしいかと思います。





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Last updated  December 9, 2003 03:20:03 PM


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