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今日は毎年恒例の茅ヶ崎ほのぼのビーチフェスティバル、通称ベアフット。10年以上も続いているこのイベントの趣旨は、「海をきれいに!」ということなのです。ステージでフラやダンス、そしてライブなど盛り上がりながら、そのまわりでは地元商店会による屋台があって、とにかく楽しめる夏の一日です。でもイベントとなるとやはり散らかります。だけどみんなで、やる前以上にキレイにするのがこのイベントの良さ。終わったあとはキレイなビーチに戻ります。今日のタイトルにたどり着いたわけ。いったい何を仕事にしてるんだろうと思うような、ハワイアン風茅ヶ崎オヤジがウジャウジャ湧いていました。(他人から見たらジョニーも似たようなものか?)きっちりと仕事をしている人もいれば、グータラ亭主もいるかもしれない。家族仲良くやってる人や、逆に家庭がぐちゃぐちゃな人もいるかも?たくさんの人がいろんな集まりで来ていますが、政党に派閥があるように、会社にも派閥があるように、きっと好き嫌いとか合う合わないというのは必ずあると思うのです。でも海って、ビーチって、そういった人間のセコイ感情を飲み込む広さや深さがあるなぁってすごく思ったんですよね。海を見ながらみんなで飲んだり食べたり話したり歌ったり。いろんな嫌なものや汚いものを海が飲み込んで、みんなスッキリして帰っていくような、そんな大きさが海にはあると強く感じた今日でした。川から流れてくる人間が出した汚れも、海はなんとかきれいに戻してくれる作用があるように、人間の気持ちもキレイにしてくれる力があるはず。だからこそ、この海を大切にしなくちゃとみんな思っています。海と太陽に囲まれながら、まだアナタはなぜそうなのって思う人もいないわけではないのですが、きっとそのうち気付くでしょう。そういう人は海も太陽もあるのに、それを見ていません。目の前の自分のことだけしか見えていないのです。さぁ、顔を上げて海見てよ。お日様を拝んでよ。そしたら何か変わるはず。きっといいことあるさ!
July 31, 2005
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昨日は久しぶりの全体レッスン。江ノ島の体育館を貸切にして、舞台に合わせたレッスンです。冷房のない体育館はとんでもなく暑くて、踊り始めるとすぐに汗びっしょり。前回は地震による新幹線他交通の乱れで、大阪からの主張帰りで間に合わずフォーメーションなどの変更に最初は戸惑いました。話によると、前回は踊った後に1.5キロ痩せたという仲間もいたので、良いダイエット運動かも?さてボクらのメンバーは40代半ばから20代までの幅広い年齢層ですが、それぞれ責任ある仕事をしているのでなかなか集まることができません。先日もコンペ参加予定だった1人が、アメリカとのテレビ会議が入るということで、コンペ当日の参加がダメになり、泣く泣くキャンセル。そんな彼は、出来る限りバックアップしようということで、コンペのレッスンにも参加してくれ、いろいろとお手伝いしてくれます。彼のためにも頑張らなくては。Tさん、ありがとう!「仕事でここまで情熱出してんの?」ってくらい気合十分です、みんな。だいたい、正式に出場決まる前にエアチケット取ってるくらいですから。何とか仕事をうまくごまかしてレッスン場にたどりついてます。フラ歴はほとんど2年以内で、1年以内の人も数人。お医者さんにお蕎麦屋さん、個人事業主がジョニーも含めて3人、海外出張もある営業マンが数人など多彩な顔ぶれで、ひとつの会社ができそうなくらいです。ただ、そういったバックボーンが全く関係ないのがフラ。みんな子供や学生のころに戻ったように没頭しています。年下のクムフラの話を真剣に聞き、忠実に踊ろうと努力しています。最初は出るだけで満足だったようなムードが、今では「どうせ出るなら絶対に賞を取りたい!」という気持ちが強くなってきました。MAKAMAEさんのところに書いてあった「カプ」は、何人かも知っていましたが、さすがに禁酒はできそうもない人ばかり。賞が欲しいながらも、楽しく愉快に踊りたいというメンバーだから仕方がないか!?レッスンも数えるとそれほどありません。素敵な笑顔が出せるように頑張るぞ!!
July 31, 2005
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長い人生の中では何度も転機が訪れました。進学、起業、就職、結婚、子育て、転職、独立等々・・・。ジョニーという人間は一体どうして存在するのだろう?何をするために生かされているのだろう?若い頃はそんなこと考えずに、どうしたら儲かるとか偉くなれるとか考えていたような気がします。そして結婚し子供を持つようになると、安定を求めるようになり、夢とか未来とかよりも手取りがいくら、ボーナスはいくら?などというのが仕事に対する基準となってきました。そして独立した今、40を過ぎた今になってなぜか夢とか未来を考えるようになってきたのです。20代に比べたら圧倒的に先が短い今になってなぜ?そこにはたくさんの経験によってたどりついた「自分自身に与えられたミッション=使命」というキーワードが大きく絡んできているのです。目の前の収入とか儲けという前に、何をするべきなのか、何を期待されているのかという本質的な使命を考えるようになったのです。今日妻にも言われましたが、自分を変えなければいけない部分がたくさんある気がします。冷静に見ていけないところといいところはわかっているつもりです。あとは一歩踏み出すだけでしょうね。この2~3年がボクの人生において最大のターニングポイントになる予感があります。今までは、ターニングポイントにおいて感情や勢いに任せて、なおかつ妻とも深く相談することなく動いてきました。しかし今度はそれでは上手くいかない気がします。感情的にならず、しっかりと論理的に考えて、もっとその先を見据えたアクションを起こす。こうしなければ成功しないと思います。今までの教訓を生かす為にも、あわてず、あせらず、でも急いでいろいろ準備が必要ですね。人間の可能性は無限にあるはず。その可能性を引き出すのも自分次第ですね。強い気持ちで進んで行きます。
July 30, 2005
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ジョニーは基本的に酒飲みではないので、それほど多く飲んだり出来ません。でも好きか嫌いかと言えば、ムードも含めて大好きです。我が家のMさんはお酒大好きな上に結構強いので、結婚する前は別に毎日飲まなくても気にならなかったジョニーも、晩酌が日課となりました。やはり酒飲みはドライ系が好きなようで、ワインも甘いのはダメ、チューハイも甘すぎるのが多いという感じで、味への注文は厳しいですね。ただ、そんな中でもカクテルは嫌いじゃないようで、基本的にはドライなウォッカトニックなどがメインですが、たまにトロピカルドリンクなんて甘いやつも飲んだりします。彼女のお気に入りは「ピニアカラーダ」ホワイトラムにココナッツミルクとパインジュースでつくります。どう見ても甘いけど、やはりトロピカルだからいいんですよね。ボクも大好きです。ホワイトラムをウォッカに替えると「チチ」になります。学生のときに結構流行って、金魚鉢みたいなので飲んでましたね。アルバイトでカクテルを作ったことがありますが、ベースを替えるだけでいろいろなバリエーションが増えるので面白いです。おかげで家にもいろいろ揃えてみましたが、最近はビールばっかりでやってないなぁ。当時は結構かっこつけて飲む方が多くて、笑い話も少なくありませんが、ある時は素敵なお姉さまがカップルでお越しで、ちょっと斜めに構えながら指でどこかを指し示し、一言オーダー。「テキーラサンバイザー!」プッ!確かにサンライズにはサンバイザーが必要かもしれませんね。あえて訂正せずにサッと出すのがマナーです。笑うのこらえて・・・。ちなみに別の女性ですが、「フィルコリンズ!」というオーダーも入りました。うたうわけにはいきません。きっとトムコリンズなので出しておきました。ちなみにジンベースでレモンジュース&ソーダです。「シンガポールスリリング!」ってのもあったなぁ。「そんな貴女がスリリング!」なんて心の中で思いながらサッと出す。ジンにレモンジュース、チェリーブランデー、ソーダ等でできています。どちらにしても、カクテルは甘い割に強いお酒です。男性はちょっとその後を期待しながら勧めたりしますが、どちらかというと上手くいく前に泥酔しちゃって倒れる女性が多かったですね。また、男性の方が弱いと、先にコテッといっちゃうのも多くてこちらも失敗。プレイボーイはカクテルを飲まずに、女性には適量を飲ませる。こういうやつを見ると「慣れてるね。」って思いました。たまにはカクテルもやってみようかな?「女房酔わせてどうする気?」ってか。
July 30, 2005
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世の中にはいろいろな立場の人がいます。今若者で問題になっているのが、「フリーター」と「ニート」。彼らは似ているような違うような。どちらかというと、フリーターの方が仕事をしているか、しようとしているまたはしたことがある人たちなので、まだアクティヴ。でもニートは働かない、学ばない、ですから社会的貢献度はこちらの方が低いかもしれません。たった2つの言葉で分類されている213万+64万=277万人だけど、その中には「前向き」もいれば「後ろ向き」もいる。「気力アリ」もいれば「無気力」もいる。「夢を持っている」人もいれば「夢がない」人もいる。「五体満足で健康バリバリ」もいれば「どこか調子が悪い」人もいる。全部を一緒くたにして、何とかしようと言ってもうまくいきませんね。就職活動している学生にも言えることですが、インターネットでいろいろ調べて考えるのはとてもよいこと。でもそこから先に動き出すかどうかで大きく差がついてきます。まずは、やってみることから見えてくるものもあるし、成功も失敗もありますが、何もしない通常よりも動いた失敗の方が価値あります。仕事をするということは、単にそれだけでたくさんのことが動き出します。それによって、しなければいけない仕事が遂行されます。対価として賃金が支払われます。そのお金を生活費その他で使うことで流通していきます。どこかの誰かの懐にまた入っていきます。何もしない気楽な毎日も、ずっと続くと苦痛になる気もします。仕事をすると疲れますが、その分ご飯もビールもうまい!きっと何かのきっかけを与えれば、とてつもなく動き出す人材が隠れているはずなのです。ボクのいとこにも今でいうニートがいましたが、ある日父親が倒れ、もう命が危ないという事態に。そんな中、長男である自分が頑張らねばという気持ちが生まれたのか外へ出て必死に働きだしました。すると父親は奇跡的に復活し、今でも元気にしています。長男はというと、福祉の道に進んでその職場で出会った人と結婚し、今では家も買って幸せに暮らしています。でも親の生死に関わることがきっかけだと、悲しいことも少なくないですから、できればそうではない形のきっかけがありがたいですね。五体満足であれば、生きていくための仕事は見つかります。若くて元気というだけで、仕事はたくさんあります。そこには能力という文字よりも、本人の「働こう」という意志がポイントです。ただ、将来を考えたとき、例えば結婚して子供ができて家族が形成されてとなると、自分の事だけ何とかなればいいというものではありません。その仕事を今後ずっと続けていってもいいのかということはじっくりと考える必要があります。彼らの中には、最初に考えすぎて、最初から悲観的な人が多いという事実もあります。働くことでのマイナスばかりを考えています。生活を安定させる前に、ずっと先の将来まで考えてしまいます。でもまずは動き出してみましょう。どんな形でもいいですから。ボクがもし今フリーターやニートなら、勇気を振り絞って外に出て、新しい世界の門を叩きます。例えば海外青年協力隊やNGO、NPOなど。他にもいろいろありますが、独身という身軽な立場でできることにまずはチャレンジするといいのではないかと。そしてたくさんの人と出会う中で「メンター」を見つけるのです。簡単に言えば人生の師匠ですね。素敵な生き方をしている方は(お金が基準ではありません)、必ずと言っていいほど良きメンターと巡り合っています。実は親も同じ事を言ってたりするのですが、尊敬できる他人の方がすんなりと耳に入ってきます。最近のニュースでは、こういった現象を社会のせいだとする論評も多いですが、それは原因のひとつとしても、彼ら自身がその論評にのってはいけません。逃げになるからです。やはり最終的には自分の意志です。他人がどう道を作っても、本人の意志がポイントです。どうやったら動き出すんだろう?もっと真剣に考えなければいけませんね。
July 27, 2005
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今朝の朝日新聞ネタですが、皆さん「湿潤療法」って知っていますか?ボクは恥ずかしながら知らなかったのですが、最近医師の間でも急速に広がっている治療法だそうです。子供の頃から擦り傷を負ったりすると「赤チン」塗ってガーゼに絆創膏。とにかく消毒して乾かしてというのが一般的でした。ところが、この湿潤療法は1)洗って異物を流す2)傷口を乾かさないようシートなどでピッタリと覆うというものです。圧倒的にこちらの方が直りが早いのです。(写真が載っていましたが、違いにビックリです)なぜいいのかというと、消毒することでばい菌を殺すことはできるのですが、同時に、傷口を治す働きをする生きた細胞まで傷つけてしまうのです。また傷口からは液体が出てきますよね。あれは傷を治す成分が入っていて乾燥させてしまうとかさぶたとなり、ガーゼにくっついてはがれてしまいます。これによって、治りが遅くなるわけですね。なるほど。「新しい創傷治療」というサイトもあるのでご覧ください。欧米では40年前から、日本でも10年ほど前から知られている治療法ですが、本当に聞いたことなかったなぁ。新しい発見です。家庭ではワセリンを塗ってラップで巻くという方法で効果があるそうですが、簡単にできる商品としては「バンドエイドキズパワーパッド」が便利だと紹介されていました。ジョンソン&ジョンソンのサイトに詳しく紹介されています。【ポイント10倍還元中】先端医療テクノロジーがキズを速く治すバンドエイドキズパワーパッド ...この商品も今では家庭救急絆創膏の一割を超える売上だって!やっぱり主婦の方がこの手の情報は早いですね。さて、学校などではこういう治療法をとっているのでしょうか?きっと旧態依然なんだろうなぁ。我が家はちなみに、意識していませんでしたが湿潤療法ですね。ただ、消毒をしていたので消毒はやめようかな。傷にノニを塗って、ノニを浸したガーゼを貼っておきます。確かに早い。これからは密封してみようっと。
July 26, 2005
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ある企業での中途採用を担当していますが、その会社は業界トップであり、いまだに成長を続けています。非常に素晴らしいサービスを持っており、期待の持てる企業だと思います。同様に、別の企業ですが、その業界では世界トップの企業の採用もサポートさせていただいており、説明会をやっていても「いい会社じゃん」と思える企業のひとつです。こちらの気持ちがそうですから、参加者にもよく伝わるようで、採用デスクへのリアクションに「素晴らしい説明会で感動しました」という話も多く届いています。嬉しいことです。さて今日のお題は、この2社で起きていることをお話します。両方とも営業職を募集しているのですが、採用形態が2種類あります。「正社員」と「契約社員」です。皆さんはどちらが良いでしょうか?ほとんどの方が正社員と言うはずです。それでは違いはどこにあるのでしょう?欧米人に「正社員」という雇用形態を説明するときに、なかなかうまく伝わりません。なぜなら彼らにはそういう分類がないからなんですね。「フルタイム」か「パートタイム」かの違いしかありません。日本では元々会社に入る=正社員というのが常識でしたし、後は女性を中心としてパートさんやアルバイトで組織は成り立っていたわけです。ところが今は時代も大きく変わっており、最新の統計では働く人の3人に1人は「非正社員」なのです。正社員にこだわる人に聞いてみると答えは同じです。「安定している」「福利厚生や様々なバックアップがある」「責任のある仕事がまかせられる」等々・・・・。正社員じゃないと不安だという人がほとんどなのですね。じゃあ、なぜ契約社員だと嫌なのかと言えば、「いつ解雇されるか不安」「待遇が正社員より悪い気がする」「やりがいのある仕事をまかせてもらえない」不安定な立場であるという認識が強いようです。まあ、会社によってそれぞれ考え方は違いますから、雇用期限をあらかじめ設けていない「正社員」の方が安心というのはわからないでもありません。ただ、終身雇用制度が崩壊しつつある今、正社員という立場を安定・安心ととらえているとしたらそれは大間違いなのです。今の時代は、コスト重視であり、会社に利益をもたらさない社員をかかえておくほどの余裕を持つ会社はほとんどありません。正社員であっても、定年までの雇用を保証されているわけではないのです。表向きはそうであっても、様々な手を使って会社から追い出します。よほどの精神力がない限りは退社する方が楽です。最近前述の2社のような雇用形態が増えています。その背景には、優秀な人材のみをセレクトして正社員に登用したいという思惑があります。契約社員として若干ハードルを下げて採用し、様々な教育や支援をして潜在能力を引き出そうとします。そして結果を出していく優秀な方を正社員として引っ張り上げ、マネジメント側へと育てるのです。契約社員という入り口から入ったとしても、スキルを磨き、結果を出していけばそこから先の道は開けます。正社員として入ったからといって、のんびりと安定・安寧の道ではないのです。逆に言えば、正社員でギリギリ入ったら、相当なプレッシャーの中で短期間に結果を出さなければならない場合も多いのです。ほとんどの会社が半年から1年くらいの期間を見て、希望者には正社員への試験をやったりします。ボクから見たら、どうみても正社員という入り口からは無理という方が「絶対に正社員じゃなくては辞退します」と宣言して落とされています。まあ契約社員としてもギリギリの方が多いのですが、これはもったいない。業界内の下のほうの企業で正社員をするよりは、成長企業やトップ企業での契約社員⇒正社員という流れの方が夢があると思うのはボクだけ?もし頑張る気持ちと自信があるなら、契約社員という形態にこだわらずチャレンジして欲しいのです。必ず結果は出るはずです。営業マン的な視点で見たら、業界上位企業の営業はしやすいでしょう。だって売れるものを持っているから上位なわけで。売れる営業マンの基本は「売れるものを売っている」のです。今の契約社員の多くは、福利厚生もほとんど正社員並み。年2回のボーナスや特別賞与もあったりします。単なるイメージだけで正社員にこだわっている方。ちょっと考え直してみませんか?最後にちょっとだけ警告。「契約社員で採用するけど、そのうち正社員になれるから。」とか、「半年後には必ず正社員の試験をして、通れば正社員になれる」という誘われ方が良くあります。多くはその通りですし、ジョニーのクライアントにウソはありませんが、時々だまされた話を耳にします。ある程度基盤がしっかりした会社や業界上位の会社じゃないと、こういった口約束でだまされるケースも多々ありますので、文書を取り交わすなどしっかりとした裏づけをとってくださいね。
July 24, 2005
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ジョニーの仕事は移動が多いのです。渋滞で遅れることもなく、非常に重宝な乗り物「電車」を主に使います。別な意味の「電車男」です。今日も大阪まで日帰り仕事ですが、なんと帰りに地震があり、新幹線も在来線もストップです。なんとか横浜駅まで来ましたが、駅がすごい人なので、東海道線が落ち着くまでネット仕事です。皆さんは大丈夫ですか?ちなみに全国を回りますが、飛行機を使うのは北は北海道のみ。西は四国と九州だけで、それ以外のところは新幹線がらみで十分にいけます。日本海側でも鳥取・島根以外は電車が便利ですね。飛行機の方が安い場合も結構ありますが、空港から街までのアクセスと搭乗手続きのめんどくささを考えるとやはり鉄道が上ですね。昨日も今日も英国やエジプトでテロがありましたが、テロが狙うなら格段に列車の方が楽というのもわかります。そこが怖いところでも。さて本題に戻りますが、電車に乗っている人をウォッチングしていると結構面白いですよね。先日も朝電車に乗っていて、いつもは本か新聞を読んでいるのですが、席もなく立っていたので人を観察していました。朝は平均すると10人に3人くらいが何かを読んでいます。男性は主に日経新聞。女性は雑誌か単行本です。若手のサラリーマンの中には漫画週刊誌を読む人も多いですが、まあ面接官的な目で見るとあんまり仕事ができそうな人はいません。成長を意識している方は移動の時間も必ず何か知識を身につけようとするものですからね。また、別の3人は携帯電話やPDAなどを見ています。朝メールの確認と交換です。移動中にドコモとかが稼いでいます。その他1名~2名は手帳に書き物をしたり資料を確認したり。そして、時間帯にもよりますが、3名くらいは寝ています。音楽を聴いているのかもしれませんが、目をつぶっている人が30%くらいかな。早朝はその率が上がるでしょう。どのように使うのもその人の自由です。マナーよく乗ればいいわけで、どうしろと言っているわけでもありません。ただ、いろんな人がいろんなことを考えながら、いろんなところへ向かっていて、たまたま同じ電車に乗っているんだなって思っただけ。職業柄、「いったいどこの会社で何の仕事をしているんだろう?」と思います。湘南でも新しく知り合った人には、つい「お仕事は何ですか?」と聞いちゃうんですが、妻には「そんなこと聞かなくていいわよ」と言われるくらい。でも気になるんですよね。業界的・職種的な香りとか立ち居振る舞いとかタイプとかって勉強になるんです。昨日も説明会場の受付に立っていて、ある男性が来たのでその方が入ったあとに受付嬢へ「あの人、前職は外食か販売でしょう。」といったらピッタリ外食。彼女は驚いていましたが、身のこなしがそんな感じだったから。極めつけは受付で「おはようございます!」夕方ですよ。これが決めてですね。就活生みたいのが乗っていると、「ボクは湘南ジョニーだよ。なんでも相談に乗ってね!」なんてみんなに名刺配りたいくらいですが、恥ずかしいのが先に立ってやったことはほとんどありません。さて電車も帰りとなると居眠り率が高くなります。夜はお酒も入っているせいで(東海道線は長いし、ボックス席がほとんどなので社内飲酒率も高い)くさい、うるさい、爆睡状態等の無法地帯?と化します。そんな中で友人にも事件が!なんと爆睡中に網棚の荷物を盗まれ、目を覚ましたら何にもない!あわてて駅で話をしたら2本あとの電車の中にワープしていたそうです。ただし財布の中の現金のみ消えてね。泥棒の中では熟練というか良心的な方です。ボクも盗難はありますが、現金は仕方ないけどそれ以外のモノで大事なのがたくさんありますからね。財布を身につけていないのも悪いと思いますが、もしボクが泥棒なら確かに帰りの電車は狙い目です。本当に多くの人が思いっきり寝てますからね。中身に何が入っているかはともかく、寝ている人の荷物を特定できたら簡単に網棚から持っていけますから。多くの方は金目のものは手に握っているので(主に女性のバッグなど)安心しきっているようですが、それにしても無防備です。友人の話によれば、東海道線もこの手の犯罪は多いそうです。駅間の長い路線はあまり止まらないので寝たら起きづらく、犯罪の温床となります。埼京線などは痴漢も多いそうです。触れる時間が長いから??遅い東海道線の駅では、呆然とする方をよく見ます。爆睡したまま降り遅れた方です。戻る電車は終わっています。駅着いて目が覚めて、どこの駅かわからずにキョロキョロ。ハッと気付いて飛び起きるもすでにドアは・・・・。ジョニーはこういうミスはほとんどありませんね。なぜなら、携帯電話をアラームにして到着3分前に起きるからです。まあ基本的には寝ませんけど。良い人も悪い人も、いったいどういう人かわからずにごちゃ混ぜで乗っているのが公共交通。用心してくださいね。
July 23, 2005
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ビジネスマンの10人に聞いてみると、6人は転職経験があるという数字。このデータはある信頼できる研究所のものですが、この数字を聞くまでのイメージとしては「10人に3人くらいかな?」でした。今日は日比谷で説明会ですが、眼下を歩いている人たちの半分以上が転職経験者ってことです。なぜこれほど高いのでしょう?ボクらが学生のころは、転職=逃げ、負け、合わせられない、というようなネガティブなイメージが主流でした。しかしながら、終身雇用・年功序列が崩れ去った今、働く側も雇用側もドライになってきたようで、転職するということへの精神的ハードルがとても低くなっているのです。ちなみに終身雇用にこだわっている企業は、そのイメージが強い大企業でさえ10%程度しかありません。中堅・中小に至っては10%を軽く下回っているのです。本人が終身雇用で頑張ろうと思っていても、受け入れる側にはその気持ちも体制もないってことなのです。アメリカでは、ステップアップするための転職は当たり前だと思っています。同じ仕事を同じ量だけするなら、1円(ドル)でも高い方がいいと思う国民性です。ところが日本人は結構浪花節&ウェットで、月に何万円か給料がアップするとしても、人間関係や会社への思いが先にたって断るケースが多かった。でも最近の20代~30代はボクら以上にドライで、今の会社を踏み台として先を見ている方も多いです。だから転職率も上がってくるのです。それでは転職を意識して仕事をするべきなのか?ボクはそうは思っていません。それ以上に大事なことは、将来を見据えた入り口選びをするべきなのです。毎日多くの転職希望者とお会いしますが、やはり転職しやすい人と転職は難しい人に分かれます。どのあたりがポイントになるのかと言えば、1)年齢 20代なら問題ないが35過ぎると徐々に厳しくなり、40過ぎると実績がない限り結構道は狭い2)前職 不人気業界や業績不振の業界・会社からの転職者に対するチェックは厳しい。 なぜその仕事を選んだのか?そこでどのような実績を上げたのか?3)退職理由 納得のいく回答を得られないと、またやめちゃうんじゃないかと思うわけで、批判的な意見も嫌がられます。4)畑違いの業界や未経験者 中途採用の基本は即戦力。違う仕事をしてきた場合、相当の能力を相手に感じさせないと難しい。 これは年齢が上がるほど要求されるレベルも上がります。まだ細かいところはたくさんあります。職種によって第一印象重視のところも少なくないしね。ボクが言いたいのは、転職率が上がってきている⇒抵抗感がなくなってきている、と言っても安易な転職は間違いであるということです。入り口が大切というのも同じで、その会社や業界で一生頑張るとか、自分で起業するなら別ですが、将来転職も視野に入れるならそこにつながるような仕事を選ぶべきなのです。イチローを例にすると、彼は小学校のころからプロ野球選手になると宣言し、地元の強豪校である愛工大名電高校に進学、オリックスに無事入っても気を抜かずにマリナーズへと「転職」しています。この間、何となくやってきたことはひとつもないのです。オリックス時代は土井監督という嫌味な監督に冷遇されるも、「打撃フォームだけはいじってくれるな」と突っ張っていたそうです。そして仰木監督に代わって花開く。その後に最大の夢であるメジャーで大成功というわけです。でも新卒や若手転職者の中には、「学校でテニスを習っていて、プロゴルファーを目指していましたが、今度はプロ野球選手になりたくて受けに来ました」みたいな例がたくさんあるのです。こりゃ無理だよね。(あくまで例えです)様々なデータが世の中を駆け巡っていますが、何でも自分に都合よく解釈すると痛い目に会います。
July 20, 2005
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少子高齢化が進む日本では、まもなく人口減少が始まるらしい。今やっている「報道ステーション」でやっています。「2007年 日本が縮む」そうです。ボクが生きている人材ビジネスの世界でも実は大きな動きがあって、ここ2~3年で団塊の世代と言われる方たちが定年退職を迎えます。そうなるとどういうことが起きるかというと、1)多くの退職者が出る ⇒ 若者の雇用促進2)企業の人件費総額が下がるここまではいいことに思えますが、3)退職金等の負担が企業に重くのしかかる4)有能な熟練者が一気に退職 ⇒ レベルダウンそして社会全体で見ると、人口が減っていく中で多くの弊害が生まれます。a)少ない若者で、多くのシニアの生活を支える(社会保障)b)人数が売上につながる商売が立ち行かなくなるc)お金を使う人の数自体が減るので、経済全体の数字が落ちるちょっと考えてもこんなに厳しいことが起きてくるのです。最近の山手線などでも、超ラッシュアワーがなくなりました。これは、時間差出勤やフレックスタイム制などでの効果も少しあります。しかしながら、やはり乗車の絶対数が激減しているのです。ボクが生まれた昭和30年代後半から40年代は経済が毎年成長するということが前提でした。毎年着実に生活は向上し、新しいものが家の中に増え、すべてが上昇カーブ。石油ショックという足踏みはあったものの、人口増&収入増は当たり前と思っていたものでした。さてこれからどうなっていくのでしょう。日本だけにとらわれていてはいけない時代なのかもしれません。中国から安く仕入れて日本で売るのではなく、中国やインドなど人口も商工業も上昇カーブの国を相手に商売をしていく。今まではそういった国に対して「安い労働力」というお付き合いが多かった気がしますが、最近は投資先として相当なお金が流れています。インド株対象の投資信託は売り切れ大人気状態。日本よりも経済水準が低い中国ですから、日本産の高い商品(例えば高級車)なんて売れっこないと決め付ける人もいますが、ボクはそう思いません。だって富裕層の%が日本の10分の1だとしても、人口が10倍以上ですから実数としては同じ数のお金持ちがいるわけで。日本という国をこれからどうしていくのかを、真剣にみんなで考える時期がきています。少なくとも我が家は平均の3倍の子供がいますから、その面では社会貢献しているつもりです。日本という狭い世界の中でビジネスを考えるのか?世界的な視野で、日本人としてビジネスチャンスを探るのか?単に雇われて働くのではなく、その業界・会社の将来性も見据えた仕事選びをするべきですね。
July 19, 2005
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毎日多くの方とお会いしている中で、やはりファーストインプレッション=第一印象がとても大事だなと感じています。一般的には、単に外見だけで人を判断してはいけないという意見もありますが、ボクの考えは若干違いますね。「外見力」とでもいうのでしょうか、会った瞬間にパワーを感じる人。「あ、無駄な時間だった」と話す前からダメ出ししなければいけない人。そしてそのラインが微妙な中間の方。面接をしていて時間をかけるのは、中間層です。話してみると意外に素晴らしい方、話してみたら全然ダメな方。外見ではちょっと見えない部分を何とか引き出そうとするのに時間が必要だからです。その逆に、瞬間で見える方たちは良くも悪くも時間は短いですね。まあ、面接というのは一回で終わることが少ないわけで(アルバイトは1回の場合も多いですが)一次面接では仕事のスキル以上に、まずは共に働く人間としてどうかということがチェックポイントのメインです。「オーラ」という科学的なのか非科学的なのかわからない言葉?がありますが、オーラかどうかは別として、仕事ができそうな方や自信を持って生きている方、今人生が好調な方の体からは何かが発散されています。それは感じることができます。例えば女性のきれいな方=美人でも、幸せそうなパワーを持った美人と薄幸そうな美人がいます。男性でも、経歴は立派そうなのに体からパワーを感じない人。また、一見良さそうだけど、なぜかパワーは感じない人。「気」という言葉もありますが、やはり科学的に解明されていないけれど、人間を突き動かす力は存在するようです。やはり笑顔は大切です。心が良い状態だから笑顔がいいとも言えますが、笑顔でいようとすることで心も体も良い方向に行くという効果もあると思います。モーターは電気で回りますが、モーターを何らかの力で回すと電気が起きますよね。自転車の発電機を見ればわかるでしょ?それと似たようなことじゃないかって。「そうなればこうなる」ということがあったら、逆に「こうすればそうなる」ってことですね。そう考えると、面接の第一関門で大切なのはファーストインプレッションですから、きれいに身支度をして面接に臨み、明るく元気に爽やかな対応をすれば随分と可能性がアップします。「ボクの本質はそこじゃない」?!?!だって?あるがままで勝負するのもいいでしょう。ただ、どんなに能力がある人でも、入り口から中に入れてもらえないと何にもできません。まずは中に入れてもらうためにも、第一印象アップ作戦は大切です。まあ、生きていく上で、第一印象を良くして損することはないですから。本質を探る面接・試験は2次面接からになります。ここはどんなにごまかしても大体見透かされます。採用スキルがある会社ならね。そこを切り抜けられるのは、相当なワル?か、採用スキルがない会社か、それともとにかく人が必要でハードルを低く設定しているかのどれかです。日々を一所懸命に、かつ希望と勇気と自信を持って、明るく生きることで体の中からにじみ出る「オーラ」が必ず出てきます。何となく生きて、後ろ向きに考えて、自分を卑下し、人をうらやみ、ねたみ、暗い表情で働く・暮らす。経済的にどうこうではなくて、意識の問題です。さて皆さんは今、どういう顔をしてますか?眉間の縦じわよりも、目じりの横じわの方が良くないですか?幸せを呼ぶのも自分次第なんですよ。
July 19, 2005
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日本にいてハワイを思うのと、ハワイに実際に住んで考えるのでは、例えばビジネスチャンスということでも結構なズレがある気がします。先月ハワイへ行っていろいろと情報収集したときも、「あれ?思ってたことと逆だなぁ。」とか「全然ダメなアイデアかも」なんてことがいくつかありました。最近も数人のハワイ在住の方とやり取りをさせていただく中で、本で読んだり何となく聞いていたこととは違う情報や新しいロコ情報を手に入れることができました。ハワイに限ったことではないのですが、こんなに簡単にインターネットで情報が手に入る現在だからこそ、本当に正しい情報がどれなのかを見極める目が必要です。やはり現地に住んでいる方の情報が一番正しいですね。実際に目で見ていることですから。あとは発信者の人格も影響してきます。情報をスルーで正しく流す人もいますし、自分に都合よく色をつける人もいます。ボクが今情報をいただいている方はみな信頼のおける人たちで、質問に対して的確なお答えをいただけます。そういった中でたくさんの有望なビジネスプランも生まれつつあります。さて今後はどんな展開になるのか?とても楽しみであり、久しぶりにビジネスマンとしてのハートが燃えています。今日は湘南の海もすごい人手と暑い太陽。この先はハワイへつながるんだと思いながら妻と友達とビールにBBQ。ハワイから帰ってきたボクらの定番はもちろんバドワイザーです。ほんとはクアーズライトがすきなんだけど、なかなかないので・・・・。発泡酒も第3のビールも卒業だい!!アメリカンビールはライトだから本数が・・・・・。
July 18, 2005
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ニート⇒NEETとはNot in Employment, Education or Trainingの略で、「職に就いていず、学校機関に所属もしていず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない」若者のこと。最近よく出てくるので皆さんも何となくご存知でしょう。フリーターはそれでも「時々働いたり」するのでまだ社交性がありますが、ニートは本当に何もしないわけです。そう書いちゃうと「ダメな人たち」と思えるかもしれませんが、果たして実態はどうなのでしょう?ここに一冊の本があります。著者二神能基さんは実際に多くのニートと会い、イタリア等での活動を通じて彼らの道探しをしている方です。日本でも「ニュースタート事務局」というNPOを主催し、若者だけでなく中高年層のニート?まで幅広くケアしています。ニート=ダメな人間という定義づけが大半の世論である中で、「ニートは希望がある」という著者は異色です。ボク自身は、たくさんのチャンスがある中で、それも若いという最大の特権がある中で、何も動こうとしない若者の存在は認識していますが、どうしても理解してあげることはできないのです。単純に「ニート」という言葉でまとめるのも乱暴な気がして、単になまけものの仕事嫌いもいれば、何かがきっかけで精神的に参ってしまった人、親の甘やかしが原因で家にいることが楽になっている人。他にもいろいろといるはずです。最近では、モーレツサラリーマンがガス欠?になって「ニュースタート」に駆け込む例も少なくないとのことで、そういう方と「なまけもの」を同じ「ニート」でくくっては失礼でしょう。他の本は学者的一般論が多い中で、この本は実際にニートと向き合っている方が書いていますから、その考え方に賛同するかどうかは個人個人の問題として、実情を知るにはとても参考になる本です。ボクも多くの学生や転職者とお会いしていますが、ニート予備軍になりそうな方も結構います。学生の場合、多くは親の影響が強い気がします。1)母親が甘い2)父親が無関心か、厳格すぎる3)親が金銭的に余裕がある4)甘い割には会話が少ない子供は楽な方にいこうとします。それに対してただ認めるだけ。一人っ子も多いから大切にしてしまう。子育てが初めてなのでナレッジがない。地域コミュニティーが希薄なので、母親は孤独感が強い。様々な環境の中でニートが生まれているのです。状況を並べると、個人の問題ではなく社会の問題のような気もしますが、そこに原因全てを持っていくと「私が太ったのはマクドナルドがあるせいだ!」なんて話と同じになってしまって嫌だな。正直言ってどう対策を練ろうが、個人個人を丁寧にケアしようが、本人にその気がなかったらどうにもなりませんよね。人がいくら環境を作っても、レールを敷いても、何とかしようという気がなければ絶対にニートからの脱出は無理だと思うのです。ボクは、何をするにも大切にしていることがあります。それは、これから社会に出ようとしている学生にも常に言っていること。「ビジョン」「ミッション」そして「パッション」です。人間は生まれながらにして何らかの使命を持って生まれているはずだというのが信条ですが、それが何かを発見するためにも限界ギリギリまで突っ走る時が必ず必要なのです。ビジョンのない人生も事業にも未来はありません。ミッション=使命を感じながら生きることはとても生きがいを感じます。そして何よりも大切なことがパッション=情熱だと思うのです。ロジカルシンキング等のビジネス書が売れています。論理的に考え、効率的に動く。それはとてもスマートなことであり、成功への近道なのかもしれませんが、やはりそれ以上にまわりを引き込むパワー、情熱、想い、気合、根性というような精神的な力強さが絶対に必要であり、人間の想いは何事にも負けないくらいの可能性があるはずです。世間ではありえない確率の奇跡が、ありえないはずなのにたくさん起こっています。それはなぜでしょう。テレビの「アンビリバボー」では良く出ていますが、そのような奇跡は数多くの偶然が重なって起きています。でもそれは偶然ではないと思っています。そうなりたい、そうしたいという強い想いが様々な偶然を呼び込んでいるのではないでしょうか。ニートの話から随分展開してしまいましたが、とにかく言いたいのはいかに自分の意志と行動が大切かということ。環境を作るのも、いろいろなチャンスをつかむのも、人に頼って待っていては絶対に無理で、ハートが熱くならない限りは難しいですよね。ニートのハートにいかに火をつけるのか?ニートを持つ家族は真剣に考えて欲しいです。ボクもファミリーも今メラメラ燃えてますよ!
July 17, 2005
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あるコラムで読んだのですが、欧米人にとってとても奇妙というか危険な光景が日本にはあるとのこと。例えば東京で良く見られる電車通学の小中学生。普通なら義務教育ですから、家から歩いて通える学校に行きます。ところが、少子化の今では多くの家庭が一人っ子。都会ほどその比率は高くなります。となると子供一人当たりにかける教育費は上がってきていますよね。ちょっと余裕があると(中には相当無理しても)私立に通わせますが、その中でも富裕層の多い有名校はいくつも首都圏にあります。問題なのは、ちょっと調べればその制服はどの学校かわかってしまうこと。わかりやすく言えば、「うちの家はお金持ちなんだよ。」と自慢しながら子供が1人で電車に乗ったりプラプラ歩いているってことです。先日のロンドン地下鉄テロもそうですが、サリン事件も昔話になりつつある今、ああいった彼らが日本でも同様に仕掛けることなんて決して難しくないような気がするのです。まあ、多民族国家ではないので、日本人がやらない限りは難しいかもしれませんが、やる気になればできそうなことはたくさんある。それ以上に、登下校時のおぼっちゃま、お嬢ちゃんを連れ去ることくらいごく簡単なことだと思うのです。我が家の妻は小学生が名札をつけることさえも嫌がります。先生とバトルしてでもはずさせてますね。でも安全を考えたらその方が正しいとボクも思うのです。実際にうちの小中学校近辺でも変質者はたびたび出ていますし。親にとっては、富裕層の行く一流校通いを制服で誇示したい気持ちもあるかもしれませんが、それ以上に毎日危険にさらされていることをぜひ自覚して欲しいですね。いずれ何か起きる気がします。そうなってから対策を練っても仕方ないのでは・・・・。何も起きないことを祈りつつ、平和バカになっている日本人よ目を覚ませとも言いたいですね。
July 16, 2005
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今日は妻の電話で朝からハイテンション!理由(わけ)は内緒です・・。最近よく読むのが「日経ビジネスアソシエ」このビジネス雑誌は主に20~30代のビジネスマンが読む本ですが、いろいろ読んでみて一番面白くてためになるビジネス雑誌ですね。雑誌的に顔(表紙)がいい。シンプルかつスマートで、特集記事のタイトルがうまい!今回は「仕事のできる顔、できない顔」でした。基本的にそういった特集記事を読みたくて買うのですが、今日はそれではなくて別の記事に唸りました。「ヤッパ」というベンチャー企業の社長 伊藤正裕氏のお話です。 ←彼の本は画像をクリック!彼は以前から知ってはいて、17歳の高校生で起業し、イスラエルの会社を買収してWEB上の3Dコンテンツ事業を始め、現在は21歳。今ではシェア90%以上という驚異的な会社のCEO。なんと7ページの特集記事でインタビュー形式なんだけど、息子くらいの年齢なのにいちいち納得・唸る内容の返答なのです。彼に比べたらボクのまわりの学生なんて甘い甘い!能力を眠らせているだけの若者がどれだけ多いかってね。イスラエルの会社と渡り合うくらいだから、相当にしたたかで且つ約束を絶対に守る誠実さ&行動力を持ち合わせているはず。彼は大阪のインターナショナルスクールで学んでいたため、英語はペラペラですが、学校での教育で学んだことも多かったそうです。例えば歴史の授業では、暗記ではなく「1934年のある日の新聞に掲載された政治漫画を見て、そこから考えられることを全て記せ」という問題を出されます。彼らにはその漫画しか与えられません。だからどの新聞なのかとか、書かれた背景は、作者は、などと全て自分で調べて考えなければなりません。そういった教育によって本質を探る思考力が身についたわけです。詳しくはぜひ日経ビジネスアソシエを呼んでいただきたいのですが、ボクが一番ピンと来たのが「根拠のない自信」なのです。彼の根っこから支えるものがこれだそうですが、この「根拠のない自信」や「強い思い込み」がとても重要だと言っています。自分の潜在能力を生かすためにも、そしてリーダーとなるためにも並大抵の自信ではなく、圧倒的な自信を持たなければいけないのです。彼の父親は有名な食品会社社長らしいです。確かに裕福で厚い教育も受けられたからかもしれませんが、環境におんぶしてたまたまラッキーに成功できたベンチャー社長とか、若いという話題性のみの社長と思っていたら大間違いです。若くて純粋で人が良くて頭が良くてラッキーで。こういうイメージを持っていたボクを見事に裏切った男 伊藤正裕。見た目はシャープで爽やかな男ですが、心の中は熱い体育会系のようなところも併せ持つ社長です。ぜひ一度会ってみたいな。彼は限界ギリギリまでやることを心がけているそうです。限界に挑戦することで潜在意識を呼び起こし、能力のスイッチが入る。そういう遺伝子があるんじゃないかとも。「火事場のバカヂカラ」もそれと同じでしょうか。彼と似たところを自分に見つけたりした反面、持っていないスキルを彼は持っています。まだまだ学ぶところはあるなと思いつつ、新たなる自信も持てた彼の記事でした。ん? この自信も根拠がないか?
July 15, 2005
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昨日、以前から可愛がっていた社会人1年生&2年生が転職するという情報が重なりました。何がショックかって、どちらもボクの周りの若手の中では有能・将来性アリの2人だったから。1人はすでに社会人2年目に入り、同期トップを独走して、会社の戦略の中で重要なメンバーの1人として予定されていた男。そしてもう1人は多くの会社からオファーをもらいながら、あえて小さな会社を選んで自分を鍛えにいった才女。どちらも、会社側から見たときに「逃げられては困る」人材なのです。それなのになぜ?今、新卒の早期退社が問題になっています。入社後3年以内の退職が3人に1人。理由の多くがミスマッチ。合わないとかついていけないというものですね。ところが彼らはそうではありません。仕事にはやりがいを感じ、結果も出していて、会社からも認められているのです。2人はなぜ煮詰まってしまったのか?実は彼らのようなケースは珍しくなく、優秀な人材から順番に辞めていく会社が結構あるのです。採用に相当なコストをかけ、せっかく入社させたのに短期間で優秀な人材が辞めるのはとても無駄で悲しいことですよね。有能で勤勉だから使えるだけ使って、将来のビジョンもろくに見せることをせず愛想をつかれてしまう彼の会社もダメだし、入社したばかりなのに業績悪化を理由として5万円も給料を下げた彼女の会社もどうかと・・・。これが現実といえば聞こえはいいですが、ボクが社長ならこの危機的な状況だからこそ将来を支える新人を大切にします。どこか他を削ってでも5万円を捻出して彼女に渡すでしょう。たった5万円、されど5万円。一日にしたら160円ちょっと。これをケチったために何倍もの損害をその会社は被ったと思いますよ。一般的には入社1年とかそれ以下の退社はあまり評価されませんが、彼らは優秀ですからすぐに次が決まってしまいます。次はきっと素敵な会社を見つけることでしょうね。有能な社員を受け入れ側の不備で手放してしまう会社は、徐々に無能かつ受身の集団と化していきます。その結末はみなさんの予想通りでしょう。家庭でも同じことが言えるかもなぁ。しっかりと家族の声を聞きながらケアしていかないと、気がついたら誰もいなくなったりしてね・・・。
July 14, 2005
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あれ?2日ぶりに日記を書こうとしたら、またも進化している楽天。最近やたらと変身してますね。リンクもメールリンクも簡単にできちゃいます。フォント変更もラークラク! ふぉんとに便利です!(またやっちまいました・・・)就職・転職の疑問や悩みはジョニーに相談!こんな感じです。さて今日の本題。いつも楽しくお付き合いしている方々は、明るく元気で楽しい方ばかり。フラをやったりハワイに行ったりするわけで、素敵な生活を家族で楽しんでいるはずです。でもみんな実は知らないところで大変な苦労をしていたり、努力をしていたり、問題を抱えたり、解決してきたり・・・。長い人生を順風満帆で来ている人なんていないはずなのです。私ジョニーもその1人。将来設計をしっかりと考え、安定を目指して生きてくるなら十分にできた環境がありながら、なぜか自分のわがままを通して家族を巻き込み、時に混乱させ、不安にさせながら、どうにかやってきた今があります。バブル全盛期の20代に稼いでいた年収を振り返ると、決して今と見劣りしないのが「なんだかなぁ・・・」と思ったりもするのですが、やはり自分としての満足度は数段今が上です。家族はどうかな?超えなくてもいい山や壁を自ら作り、そして超えたら超えたでまた新しいのを作ってしまうジョニー。見る人から見たら「もったいない」とか「バカなやつ」とか言われます。でも、負け惜しみじゃなくて自分で思うのは、「いろんなことを体験しているヤツの方が人間として大きいじゃん!」ってこと。大学生にもこれは当てはまって、単に勉強だけしている学生よりも外に目を向けてアルバイトやサークルやボランティアや様々な活動に力を入れている学生の方が面白い。話をしていてもはずみます。ましてや、社会に出てからのストレス耐性が強い気がしますね。純粋培養、親に守られ、学校に守られ、いきなりビジネスの世界に飛び込むと初めての大きな壁にぶつかり悩み・・・・。広い世界を持っている人は視野も広いし、様々な人の話や行動を見ているからこそ人間としての底も深くなるのですね。先日もある方に「谷が深いからこそ山が高くなるんだよ」みたいなことをお伝えしたのですが、壁を乗り越えることで人間は成長し、喜びも増すのだと思うのです。超えられない壁もあるかもしれませんが、ボクは「越えられない壁はきっとボクの前にやってこない」と思い込んでいます。妻も良くそう言います。超えられないのは壁のせいじゃなくて、越えようとする側の努力や意識の差じゃないかな。今ボクらが目指しているハワイ移住計画も、様々な障害はありますが、突き詰めると解決する方法はただひとつにたどり着きます。そこに向けてすべてを集中!困難に向かうと人は困難そうな顔しちゃいますが、笑って乗り越えるように心がけてます。笑顔は人を健康にし、能力を高め、他人にも幸せをもたらすでしょうからね。さて、今から転職者の面接です。夢と希望を持った素敵な方に出会いたいな!!
July 13, 2005
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昨日は鵠沼の海岸でバッファローのサーフィン大会。たくさんのハワイアンを招いての結構大きなイベントで、今年が2回目かな?昨年もボクらのハラウはお呼びがかかり、KANEも踊らせてもらったのですが、今年はステージが進化して(去年は直に砂の上で踊った)10センチくらいの高さのステージができてました。ステージのまわりには誰もいなかったので、フラがはじまっても盛り上がらないかなと思ったら、ステージの時間になると急に人が増えます。確かに応援団も多いけど、海辺でフラというのは一般の方も楽しみにしているようで、フラブームの盛り上がりを感じます。でも今日の話はボクらの踊りじゃありません。大会の表彰式が終わった後のパーティーのことです。パーティーと言っても、片付けの間にみんなで飲んで踊りましょうって感じ。それが楽しかった!ハワイアンの人たちが曲にあわせて踊り出します。フラじゃなくてPOPやROCKに合わせたステップです。シーサイドディスコですね。日本人はそういう時どうしても遠巻きに見ちゃうんですが、そこは半分ハワイアンのフラチーム、ボクとmakaniも早速飛び込みます。すると徐々に日本人も増えてきて、気がついたらボクらの先生も含めてフラダンサーがたくさん合流!一大ダンスチームとなりました。KANEクラスのメンバーも夫婦で踊ったりして、とても素敵な時間でした。無邪気にはしゃぐ親たちを見て、そのまわりで面白そうに且つ不思議そうに見つめる子供たち。なんか奇妙な光景ですが、心からこうやって楽しめる時間と仲間がいることを嬉しく思ったひと時でしたね。ボクらのフラの前に、飛び入りで踊ってくれたハワイアンのおじ様たち4名の踊りを見たときに、決して上手ではないし、今見よう見まねで踊っている人も混じっていたけど、とても楽しそうで心に伝わるものがありました。ハワイアンと触れ合って共に踊って楽しんだ後にふと思ったこと。フラをきれいに踊ることよりも大切なのは「楽しんで踊り、楽しみをシェアすることなんだな」ということです。ジョニーとして目指すフラはここだなと。気持ちを込めて、感情豊かに、楽しく面白いフラを踊る。みんな楽しくなる。基本はしっかりと覚えなければいけませんが、そこから先は場が盛り上がるような「時にセクシーに」そして「時にはコミカルに」踊りたいな。その場をみんなで楽しく過ごしましょう。この場を作ってくれた人たちや海や太陽や自然に感謝しながら楽しみましょう。こういう姿勢のハワイアンに共感します。そして共に楽しんだ日本の人たちも素敵でした。楽しく踊った後はみんなでゴミ袋を持ってビーチクリーンです。ハワイアンも日本人も先生も生徒もプロもアマも大人も子供もみんなで海辺をきれいに。来たときよりもキレイにして帰る。来年もやりたいから。人間として当たり前のことだけど、なかなか最近できないこと。心から楽しむ、みんなで協力する、立つ鳥跡を濁さず。とかくサーファーはいろんな批判を受けたりしますが、自分達がお世話になっている海をこんなに大切にする人がたくさんいることを知って欲しいですね。心地よい疲れと楽しい気持ちで帰ることができた一日でした。皆さんと自然に感謝! MAHALO!!
July 11, 2005
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日曜は海岸でサーフィンの大会があり、ボクらKANEにもお声がかかりました。踊る曲は「Na hoa he nalu」という曲で、簡単に言えば「さぁ、いい波だからサーフィンしようぜ!」って内容です。サーフィンの大会で踊るときは最近この曲ですね。できれば歌詞の意味もみんなに知ってもらいながら見てもらうともっといいのになって思います。ボクらのハラウはケイキからワヒネ、クプナまでハワイの大会他での入賞が相次ぎ、サイトもできたおかげもあって入校希望者が殺到しています。いろいろなお手伝いをさせていただいているジョニー家としては、ハラウが発展することはとても嬉しい。ですが、やはり原点をしっかりと守ったままでのハラウでいて欲しいというキモチも強いのです。サイトのスピリットページなどにも先生が書いているのですが、「ハワイの人や文化をリスペクトし、フラを正しく理解して踊る」という姿勢に共感しているからこそ、このハラウが好きなのです。ところが、これだけ大会での活躍があり、マスコミでの取り上げも増えてくると「コンペに出るためのフラハラウ」みたいに入れ込んでくる方も多いようで、特にケイキのクラスでは「どうすれば早くコンペクラスやコンペ育成クラスに上がれるのか?」なんてことばかりを考える親もいるとかいないとか?!?!下手なよりも上手い方がいいには決まっていますが、どんな習い事も勉強もスポーツだってそうですし、人それぞれ能力は大きく違います。フラにおいて大事なことは、1)フラそのものに対する理解をもっと深める2)日本人であるということをしっかりと認識して、フラ文化を汚さないよう 神聖な気持ちで習い、そして踊る3)ただのフリ真似ではなく、歌詞の意味を理解して踊る4)アロハスピリットを理解して実践するこういうことだとボクは思っています。コンペに出ることやコンペに出て勝つことは結果ではあるけれど、最大の目標ではないとも思います。人と比べてどうとか、群舞の時にどの位置で踊りたいとかどの位置がいいとか。そういうことを考えること自体がとても陳腐でくだらない。昨日の自分より今日の自分、今日より明日の自分が少しでも成長できればいいわけで、自分より上手い人を見つけては落ち込み、下手な人を見ては優越感に浸りというようなのはちょっとね・・・。例えば野球の世界だと、プロ野球選手がいるわけで、野球好きはみんなプロ野球選手にならないと不満なのかと言えばそんなことないでしょう。機会や能力や環境の差によって、野球というものに接する状況は人それぞれだし、どんなにやる気と根性と時間とお金があっても、客観的に見てプロ野球選手になれそうもない人は絶対になれません。ある時人は自分で悟ったり人に教えられたりして、自分なりの野球との付き合い方を知っていくわけです。その中で精一杯やって成長して楽しんでいます。フラにおいても同じようなことが言えますが、野球と大きく違うのはコンペ(試合)に勝つということが評価のすべてではない部分だと思います。現に、多くの上手なフラダンサーをかかえながらもコンペには出てこないハラウがたくさんあります。試合に出ない野球チームはいませんけどね。野球というチームスポーツにおいては「勝つ」」ということが最大の目標だからかもしれませんし、試合というステージしか練習の成果を披露する場所がないから仕方がありません。でもフラダンサーの価値は「コンペに勝つ」ことではなく、いかに正しくフラを踊ることができるかということだと思うのです。文化を知り、歌を知り、自然を知り、見ている人たちの心に響くフラを踊る。今までにもたくさんハワイのフラダンサーの踊りを見てきましたが、それぞれに個性があり、そして何かのメッセージ性を持ったフラを踊ります。最近でもほとんど動いていない腰のみに魅了されたりしました。そういう人たちの踊りは心がとてもこもっていて、詩の内容に身を置き、そしてそれを伝えようとしているから素敵なのです。嬉しい、悲しい、楽しい、面白い、こわい、寒い、暑い等々・・・。様々な状況を表情や手そして体でボクらに伝えてくれます。こういうフラを踊れるようになりたいなと思う気持ちはとても強いのですが、誰々よりも上に行きたいとかなんて感情はこれっぽちも湧きませんね。上を目指すということはとても大切なことですが、自分なりに努力をして成長すれば十分じゃないかと思うのです。ボクらも9月にはオアフのフラオニエに出ますが、精一杯やった結果がどうなるかはひとつの目標としてあるけれども、そこまでの過程をどうやっていくかとか、これによってフラに対する気持ちがもっと高いレベルになるかということに重要性をおいています、ボクはね。型から入る日本人と、ハートから入るハワイアンとの違いでしょうか?うちのクムフラは、ありがたいことにハラウを大きくすることを目標にはしていなくて、ちゃんと学びたい人にしっかりと伝えていきたいという意志を明確にしています。とても嬉しいことです。きっとこれからは「単にうまく踊れるダンサー」ではなく、「しっかりとフラを理解し、謙虚になり、良い人間性をもったダンサー」を育てていくことでしょう。平和にフラを踊れる環境があり、楽しい仲間がいて、時に切磋琢磨しながら人生を楽しめる今に感謝しつつ、素晴らしい人間達が集まる輪を共に作っていきたいなと思います。
July 9, 2005
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アンビリーバボーを福岡空港で見てたら、うかつにも泣いてしまいました。書き始めていた日記も全部消して書き直しです。アメリカの話です。若いカップルが恋愛し妊娠。でも男性がベトナム戦争に招集されていて生きて帰ってくるかもわからない状況のため結婚も出産も無理な状況でした。しかし、女性は産むことを選択し未婚の母を決意。いくら自由の国アメリカでも、やはり未婚の母は異端視されていたそうで、子供はやむなく他の親へと養子に出したのです。ベトナムから帰還した彼と彼女は結婚し、新しく娘ができ3人は普通の生活を送るのですが、その後離婚をしてしまいます。娘はいつもひとりなので「弟が欲しい」と母にねだるのですが、ある時父から兄の存在を聞かされたのです。「どうしても会いたい」その想いで妹はまだ見ぬ兄を全米で捜し求めるのですが、関係機関は絶対に居場所を教えてはくれません。(トラブル回避のため)実は両親離婚の原因も、妻が息子探しに固執したために起きた亀裂からなのです。それほど困難な兄探しが、ふと東海岸から西海岸へと引越しをしたことで急展開を迎え、なんと友人に紹介してもらった男性が兄だったのです!実は彼もその時にふと西海岸へ行きたくなって引っ越したとの事。34年間どうにもならなかったことが、ちょっとしたきっかけで実現したわけで、単に偶然だ奇跡だと言うのは簡単ですがボクの考えはちょっと違います。昔から「出会いに偶然はない」という理念を持っているジョニーとしては、やはり仕組まれた運命だったと思いたいのです。同時期に2人が同じところへ引越しをし、共通の友人を持つ。数学者が計算をしたら天文学的な確率なはずで、34年間も会えなかったのに突然うまくいくなんてありえないのです。これはひとえに、両親でさえあきらめていた再会を、妹が切に願い、あらゆる手を尽くして努力した結果に神様が応えてくれたのでしょう。ボクらにもたくさんの願いや夢や想いがあります。その中には軽い想いや切なる想い、実現の易しそうなものから難しそうなものまで様々です。ただ、ひとつだけ言えるのは、「想い続けて行動すれば、必ず道は開ける!」ということ。単に想うだけではダメで、行動しなければいけませんが、とにかく強く想い続けることできっと良いアイデアが生まれ、行動し、そして実現するのだと思います。彼女の困難さに比べれば、ボクが今やろうとしていることなんて、とても簡単なことに思えます。今家族はとても良い一体感を持って前を向いています。このまま想い続け、チャレンジすることできっと夢をつかむことができるでしょう。なぜか最近、妙な自信というか確信が芽生えてきました。過去の自分史において、こういうときは成功しています。なんかワクワクするなぁ!
July 7, 2005
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久しぶりの更新です。めちゃ忙しい中、クライアントの要請を振り切りお休みをいただいたのです。どこで何をしていたかは詳しく書けません(ーー;)さて昨日は日帰り福岡出張でした。相変わらず面接三昧ですが、この時期になると「就活どうにもならない族」が増えてきますね。大きく分けて、能力があって機会や縁に恵まれなかった「見込みある族」と、他人事ながら将来を心配してしまう「どうにもならない族」が、気に入った内定取れずに就活を続けています。昨日会ったのは「どうにもならない族」の学生でした。彼らに共通する特徴としては、1)よく道に迷う。場所がわからず遅刻する。2)芯の通った考え方を持っていない。3)コミュニケーションが上手く取れない(聞けない、話せない)4)目を見て話ができない。おどおどしている。5)質問の質が低い6)親への依存度が高いちなみに昨日の学生はすべて該当してました(~_~;)ジョニー「なぜ大学院(院生だったのです)へ進学したのですか?」学生 「親の勧めもありまして・・・・。」ジョニー「将来の夢とかビジョンはありますか?」学生 「まだそこまでは考えておりません」????ジョニー「なぜこの職種を選んだのですか?」学生 「・・・・・・・。」ジョニー「何か質問はありますか?」学生 「さっきおっしゃった『マネジメント』って何ですか?」飛行機に乗って来た甲斐のない、やる気も根性も気合も明るさもビジョンも感じない学生との2時間半はとても苦痛です。なんでこんな子になるんだろう?家庭の様子を聞いているとどうも親もいけない気がします。アルバイトしたことない、彼女もいない、友達も少なそう、親からの多大なるバックアップに甘えて、大学院のほかにも専門学校まで通っています。「そこまで勉強を極めたんだね!」と聞いたら、「いえ、成績は自慢できません・・・。」 ため息出ちゃいます。別なサイトから質問してきた学生なんて、「もっと勉強したいことがありますが、親が定年退職であまり負担かけたくありません。どうしたら良いでしょうか?」なんて泣かせる話もあるのに、親のスネをかじるだけかじった上に結果も出せないやつもいる。愛情を注ぐことは大切ですが、甘やかすことではありません。時に厳しく突き放し、大人としての成長を促すことが大事だと思うのです。彼が立派に社会人として自立していくイメージがこれっぽちも湧かなかった。とても心配です。他人事ながらね。ああいう子を親が甘やかし続けるとニートとかになるんだろうな。ニートの半数近くはその状況に危機感ないらしいし。パソコンいじってると仕事してるような気分になるのかもしれないしね。我が家は兄弟も多いので、1人でのんびりもできないし、こもることもできません。そうやっていろんな能力を身に着けていくのだと思います。昨日の学生も一人っ子でしたが、兄弟の少ない家庭が多い今では、意識して他の子供達や大人との交流を持つようにしていかないとまずい気がします。親が厳しすぎてその反動でおかしくなる子もいれば、親の偏った愛情が裏目に出る場合もある。子供への愛情のかけ方や表現の仕方を真剣に考えないと、彼らの明るい将来にまで影響するということを、親は肝に銘じる必要がありますね。
July 5, 2005
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