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”Rising Shun Japan Tour”の初日まで、あと2週間となったね。今回は、12バンド+数名のゲストシンガーとの共演ということで、やる曲も全部で60曲くらいになる。時間をみつけてせっせと練習に励んでいるよ。共演バンドのみなさんが選んでくれたのは、ほとんどがブルースのスタンダード曲だから特に問題はないんだけど、自分のオリジナルのアレンジを思い出すのに時間がかかったりする。けっこう情けないね。ギグのある日は昼間にじっくり弾き込めないので、オフ日にガンガン自分をプッシュしている。日本行きまで残されたオフ日が4日。急ピッチで作業を進めているところだ。2/17(日曜)に、札幌のTEMPSで行うライブの特設ブログをギタリストのマサ長棟君が作ってくれた。みなさんチェックアウトよろしくです!
2008.01.31
今日は、我が故郷宇都宮での2/22(金曜)のBeat Clubでのライブで共演するShun Kikuta TrioさらにWARAKU x T.C.Grooveを紹介しよう。Beat Clubは、ここ数年小生もホームクラブとして定期出演している、宇都宮の人気ライブハウス。"Rising Shun"の発売レーベルYotsuba Recordsも、Beat Clubグループの一つなんだ。とにかくスタジオ環境が素晴らしく、レコーディング作業がほんとやり易い。宇都宮以外からもライブやレコーディングに訪れるバンドが多いのも納得だ。Shun Kikuta Trioは、ベースに片野篤君、ドラムに金指典夫さんという栃木屈指のリズムセクションに、新人の菊田何とかというのがギターと歌で加わる。昨年11月のライブでは、リハなしで、打ち合わせは口だけという、無責任なバンドリーダーにも文句を一つも言わず、強力なグルーブを醸し出してくれた。リズム隊が良いと、ギターが下手でもよく聞こえるのでとても助かります、ハイ。WARAKU x T.C.Grooveは、民謡日本一に何度も輝いた古田佳子さんとアレンジャー、ギタリストの佐藤敏幸さんを中心に、日本民謡をバンドアレンジでやっている、実にクリエイティブで面白いバンドだ。篠笛の狩野嘉宏さんが実に渋い味を出していて、これに柏木大裕(b)君と大森拓也(per)君の若いリズム隊が加わる。古田さんと佐藤さんは、毎週土曜朝8時30分からCRT栃木放送で番組も持っているよ。栃木県内の人は、ぜひ聞いてみよう。トリオでは、ガッツリとブルースにファンクに精を出し、WARAKU x T.C.Grooveとは民謡にどこまで小生のギターが溶け込めるのか、クリエイティブなチャンレンジが待っている。栃木の人は、絶対に見に来とくれよ。
2008.01.30

ボブ・マーリーの国、スカやレゲエの故郷ジャマイカに行って来たよ。 金曜朝のシカゴの気温は、氷点下20度。4時間後にはジャマイカのモンティゴ・ベイに降り立ち、気温は30度だ!世界はやっぱり広いっすよ。カリブ海のエメラルド色の水がほんときれいだ。さっそく、プールサイドのシートの横になって、ラム&コークを飲んじゃう。シカゴがあまりに寒いんで、夏服のイメージがまったく持てず、ショートパンツを持ってこなかったのを後悔する。 ジャマイカのビールといえば、レッド・ストライプ。クセのない飲みやすいテイスト。宿泊したリッツ・カールトン・ホテルのレストランで、ジャマイカの名物料理ジャーク・チキンとジャーク・シュリンプ、プランテーン(料理用バナナ)を食べる。スパイスを効かせてかなり辛く味付けしてあるね。 我々が出演したAir Jamaica Jazz&Blues Festivalは、3日間で延べ8万人を収容した、ビッグ・イベントだったね。ダイアナ・ロス、ジル・スコット、アニタ・ベイカー、ヒュー・マサケラ、ビリー・オーシャン、メアリー・メアリーら、メジャー・アーティストも多数出演。我々は、ダイアナ・ロスの前にステージに立った。ほんとすごい人だ。ステージの上にもマリワナの匂いが漂ってくる。これもお国柄だね(笑い)。レゲエ以外の音楽がジャマイカで受け入れられているのが意外な気も。考えてみれば、ここはカリブ圏でも珍しい英語国だもんね。同じ英語のアメリカやイギリスの音楽に親しんだって少しもおかしくはないよな。上の右の写真は、空港までのバスの中から撮ったもの。トタンを屋根や壁にした貧しい家があちこちに見える。リッツ・カールトン・ホテルの行き届いたサービスの素晴らしさを体験した後だけに、ギャップの大きさに驚いてしまう。治安に問題があると聞かされていたから、街の方に出れなかったのが残念ではあったね。
2008.01.29
昨夜は、バディ・ガイの店、バディ・ガイズ・レジェンズにてギグだった。"Heart and Soul"など、アルバムも一緒に出している女性シンガー、ネリー”タイガー”トラヴィスとのギグで、バディ本人の前座として出演。バディが1月に集中的に”レジェンズ”に出演するのは、もうここ10年以上恒例にしていることで、今年は19日間に渡ってブッキングされている。夕べは木曜だというのに、歩く隙間もないほどの混み様だ。19日間毎晩こんなに入るんだから、バディの人気はほんとすごいね。それにしても、昨年は絶対に店を移転するということを本人にも、マネージャーにも聞いたのに、移転の気配すらなし。どうなってんのかね。ネリーは風邪で歌うのも辛そうだった。とにかく今年の冬は寒いし雪も多く厳しい。今の時点で気温が摂氏にするとマイナス20度、これに風が加わるから、体感温度はさらに下がり、マイナス30度くらいだろうね。殺人的な寒さだ。こんな時は、南国に気持ちが飛ぶ。ジャマイカにでも行きたいなあ。ビーチに寝そべってピーター・トッシュでも聞きながら、もちろん手にはラム&コークのグラスが・・・・・。
2008.01.25
今日は、2/18(月曜)の仙台Heaven、2/19(火曜)の福島なまず亭、そして両都市で共演してくれるBLUES CRUISERを紹介しよう。「Heavenは内装がきれいだし、音がいいですよ」と、同店に出演した事のあるギタリスト仲間が言っていた。仙台の繁華街、国分町にあるこのお店は、仙台を代表するライブハウスだ。ブルースバンドがよく出演して、しかもブルース・セッションを行っているというのも嬉しいね。なまず亭のオーナーのジョニーさんは、10数年前に東京阿佐ヶ谷で『ギャングスター』というブルース・クラブをやっていたことがあり、小生も何度か遊びに行った事があるんだ。福島に移って開いたのが『なまず亭』なんだね。もちろんジョニーさんのコネクションで全国からブルースバンドがプレーしに来る。10数年ぶりのジョニーさんとの再会がすごい楽しみだね。そして、『Heaven』と『なまず亭』の両方で共演してくれるのが、BLUES CRUISER。ハーモニカのMICKYさんを中心とした、東北を代表するブルースバンドだ。メンバーは、Shibu-Ken(ベース)、Mr.HAYASAKA(ギター)、ISAMU(ドラム)。BLUES CRUISERは、『なまず亭』のハウス・バンドとして定期的に出演もしている。小生とMICKYさんに共通するのがジュニア・ウェルズの大ファンだということ。この両日は、ジュニアが生前得意としていたナンバーがどんどん出てくる?かもだね。さらに『なまず亭』では、女性シンガーの華さんがゲスト出演してくれる。ココ・テイラー大好きという華さんは、ココがライブでもレパートリーにしている数曲を歌う予定。シカゴ・ブルース全開の東北の夜になりそうだね。
2008.01.24
先週金曜からネットがつながったりつながらなかったりで、プロバイダーのATT&Yahooと長時間電話でセッティングを調整するも、最後には全くつながらなくなった。そこで、新しいモデムをオーダー、今日やっと届いてネット復活だ。まったく、ネットのない生活がこれほど不自由なものかと、なくなってみて初めて実感するよね。特に小生の場合、テレビを見ないしケーブルも入れてないから、ネットがないと世の中の情報が翌朝新聞が届くまで入って来ない。これぞネット難民だ(笑い)。メイルの返事も遅れていてごめんね。でも、これで日本ツアーに向けて再びベクトルを上げてどんどん情報をアップしていきます!西宮在住のブラザー968さんが、”Rising Shun Japan Tour 08"のかっこいいページを作ってくれたね。サンキュー。では、Stay Tuned!!
2008.01.23
では、帰国ツアー”Rising Shun” Japan Tour ‘08の2日目、札幌 “MOTOWN CLUB TEMPS”と、共演バンドのマサ長棟BluesBandとゲストシンガーのPATTIさんを紹介しよう。MOTOWN CLUB TEMPSは、北海道唯一の60’70年代のR&B、SOUL のライブが楽しめるライブ・バー。普段は8:30pmから3amまでハウスバンドが入っているようで、R&B、SOULファンには実に嬉しい店だね。マサ長棟BluesBandは、ギタリスト/シンガーの長棟雅之君を中心としたバンド。メンフィス、ニューオリンズでのセッション活動の後、 2000年再渡米 3ヶ月間シカゴにて小生や、JWウィリアムス、カルロス・ジョンソン他数々のブルースマンとのセッションを重ねブルース修行を行い帰国。「THEサービス」を中心に数々のセッションに参加中。 牡蠣と象とチンパンジーを愛する32歳(本人による)。 メンバーは、館村純一(ベース)、種村晃(ドラム)、小野哲生(キーボード)(敬称略)という 北海道を代表する百戦錬磨のプレーヤー達で、数々の有名アーチストのステージやTVなどで活躍中だ。そして、ゲスト・シンガーのPATTIさんは、札幌をベースにする、結成して四半世紀を迎えるベテラン・バンド、Twincam'sのリード・ヴォーカリスト。ゴスペル・グループでも活躍していて、北海道を代表する女性シンガーだ。シカゴで会って以来のマサのギターや、PATTIさんのソウルフルな歌とジャムることをとても楽しみにしているよ。
2008.01.18
来月から始まる日本ツアーもあと1ヶ月。そこで、今日から全12都市で出演するライブハウスや共演してくれるバンド、ミュージシャンのみなさんを紹介していこうと思う。第一回目は、2/16(土曜)東京のJIROKICHIと、共演するShun Kikuta Band, Jamsbee そして Voices。JIROKICHIは、日本のブルースファンで知らない人はいないというくらいの、全国を代表するブルース・クラブだね。小生にとっては2005年以来の出演。壁に書いてある多くのブルース・ミュージシャン達のサインがこの店の歴史を物語っている。Shun Kikuta Bandは、昨年“Rising Shun"のレコーディングに参加してくれたMAKこと上原誠(Vo)とギターの廉慎介(G)、宇都宮を代表するシズムセクションの片野篤(B)金指典夫(Ds)に谷浩明(Key)というメンバーで、昨年7月のアルバム・プロモーション・ライブから活動を開始。小生が今、最も日本で信頼するメンバー達だ。ライブを重ねるごとに、バンドの個性がどんどん浮き上がっているのを感じるね。そして、2005年からライブやレコーディングなど、活動を一緒にさせてもらっているJamsbeeが、"Rising Shun"にも収められている彼らのオリジナル”Double Faced"で参加してくれる。前出の廉慎介(G)、上原誠(Vo)に、ベースの”セイちゃん”こと池崎誠之助(B)の3人がJamsbee。そして、"Rising Shun"の2曲でバック・ヴォーカルで参加してくれたVoicesも、宇都宮から駆けつけてくれることになったよ。Rumiさん、Izumiさん、Masashi君の3人だ。このライブは、“Rising Shun"から11曲を披露する予定で、小生とバンドの今の音を十分に楽しんで欲しいね。東京近郊のみなさん、2/16(土曜)のJIROKICHIに集合!
2008.01.16
2~3月にかけて行われる”Rising Shun” Japan Tour ‘08まで、ちょうど1ヶ月になったので、最終的なツアー日程と、クリニックの詳細を一挙にアップしよう。多くのみなさんのご来場を、心よりお待ちしています!See Y'all in JAPAN!!菊田俊介”Rising Shun” Japan Tour ‘082/16(Sat) 東京 “JIROKICHI” 18:30 open 19:30 start 前売り¥3200 当日¥3500共演バンド:Shun Kikuta Band w/Jamsbee and Voices2/17(Sun) 札幌 “MOTOWN CLUB TEMPS”open 18:00 start 19:00 前売り¥3000 当日¥3500共演バンド:マサ長棟ブルースバンド&PATTI2/18(Mon)仙台 “HEAVEN” open 19:00 starts 20:00 ¥2500共演バンド:BLUES CRUISER2/19(Tue)福島 “なまず亭” open 19:00 starts 20:00 ¥2500共演バンド:BLUES CRUISER&華2/22(Fri)宇都宮 “Beat Club” open 19:00 start 20:00 前売り¥2500 当日¥3000共演バンド:Shun Kikuta Trio w/WARAKU x T.C.Groove2/24(Sun)名古屋 “Slow Blues” open 19:00 start 20:00 前売り¥2000 当日¥2500共演バンド:チャビー小林バンド& Rosebud RIE2/26(Tue)神戸 “WYNTERLAND” open18:30 start 19:30 前売り¥3000 当日¥3500共演バンド:Apes&Nacomi対バンド:momo and RODEO2/27(Wed)大阪 “Knave” open18:30 start 19:30 前売り¥3000 当日¥3500共演バンド:Bluez-it対バンド:TATOO2/28(Thu)京都 “MOJO WEST” open18:30 start19:30 前売り¥3000 当日¥3500共演バンド:Nacomi and friends featuring 塩次伸二2/29(Fri)福岡 “Gate’s 7” 前売り¥3000 当日¥3500共演バンド:博多BLUES FELLOWS3/1(Sat)佐賀 “B-Shuffle” open:18:00 start:19:00 前売り¥2000 当日¥2500共演バンド:博多BLUES FELLOWS3/2(Sun)鹿児島 ”天文館 コロネット” open 18:30 start 19:00 ¥2500共演バンド:サクラジマブルースバンド___菊田俊介によるブルース・クリニックのお知らせ___ _『菊田俊介ブルース・クリニック』 日時: 2月23日(土曜) 時間:19:00会場 19:30スタート 21:00終了 場所:J'z Studio 愛知県日進市藤枝町小山711-1 チケット: 前売り\2000- / 当日\2500-(20名様限定!) _予約&お問い合わせは Rosy Musicまで下記までどうぞ。 info@rosymusic.com _『菊田俊介ブルース・ギター・クリニック』 日時:2月25日(月曜) 時間:18:00開場、18:30スタート 場所:京都市中京区三条通新京極角 株式会社ジュージヤ(JEUJIA)三条本店ポピュラー楽器フロア チケット:\2000お問い合わせ:075-254-3700までどうぞ。
2008.01.15
京都の楽器店JEUJIA三条本店でのクリニックが決定したよ。日時:2/25(月曜)時間:18:00開場、18:30スタート入場料:2000円住所:京都市中京区三条通新京極角お問い合わせ:075-254-3700JEUJIA三条本店は、京滋地区では良く知られた老舗楽器店。京都近郊の人たちはぜひお越しやす(って舞子さんじゃねえっつうの)。ソロやリズムといったギター・プレーの説明はもとより、小生のシグネチャー・モデルについても、じっくり解説したいと思っているよ。どうか、お楽しみに!
2008.01.14
昨年4月からやっている女性シンガー、チック・ロジャースのレコーディングが昨日でやっと音録りが終わり、あとはミックスとマスタリングを残すだけとなった。昨日は、小生一人がスタジオに行ってココの”I'm a woman"他オリジナルを2曲でギターのオーバーダブ。アコギも弾いてみた。結局全12曲中10曲に参加したことになり、ソロも4、5曲では弾いているね。他にチコ・バンクス、クリス・ジョンソン、ハリウッド・スコットらシカゴを代表するギタリストも参加していて、小生とチコの2ギターが一番多かったかな。4曲くらいは、小生が全部ギターパートを弾いている。このチックのアルバムは、ココ・テイラーが立ち上げた新レーベルからの発売になる予定で、たぶん発売は2月後半くらいだろうと思う。ココ自身が「あんなに歌える子はいない」とその実力を認めるチックは、これまでソロアルバムが出なかったのが不思議なくらいの”シカゴの隠れた秘宝”だね。一昨年にカトリーナ被災したシンガーのアーマ・トーマスとマーヴァ・ライトの二人に捧げるベネフィット・ライブでチックがゴスペル曲の”The battle is not yours, it's the lord's"を歌うと、アーマとマーヴァは涙をポロポロ流しながら聞き入っていた。まさにあの夜で一番光っていたのがチックだった。曲目などの詳細は、発売が迫った頃にお伝えするとして、とにかく全シンガーには楽しみにしていてもらいたいアルバムだね。
2008.01.13
2~3月にかけての帰国ライブツアーの中で、2/23に名古屋郊外の日進市にてブルース・クリニックを開催する事が決まったよ。このクリニックが”ギター”ではなく”ブルース”になっているのは、ギタリストだけでなく、ブルースを演奏する全プレイヤーに向けたものにしようと思っているからなんだ。基本的なブルースの構成や歴史から、プレーする上での心がけ、ソロやリズムの作り方や選び方、アンサンブルの極意といった、ブルースをプレーする上での大切なポイントを説明しようと思っている。名古屋を中心に、全国的にも人気上昇中のシンガーであり、ヴォイストレーニングの先生でもあるRosebud RIEさんとのデュエットも予定している。写真は、昨年7月にココとのステージを終えた後、夜中にスタジオに入ってRIE先生のレッスンを受けている様子。「ハイ、お腹をふくらませてくださいね」という先生のアドバイスが蘇る。クリニックと言っても、堅苦しいものではなく、実演もたくさん交えてとにかく参加者全員が楽しめるものにしたいと思っているんだ。多くのみなさんの参加をお待ちしているよ!日時: 2月23日〈土) 開場:19:00 開始:19:30 終了:21:00 場所: J'z Studio 日進市藤枝町小山711-1 チケット: 前売り\2000- / 当日\2500-(20名様限定!) 予約&お問い合わせはRosy Music info@rosymusic.com 主催: (株)ロージィミュージック 協力:〈株)JESインターナショナル J'z Studio
2008.01.09
結局、JWがいまだに入院してて、先週の週末に続いて月曜のギグも休みになった。復帰を急ぎすぎたのか、水曜くらいまで検査をやるそうだね。おかげで、今日は午前中にジムやその他の事を全部済ませて、午後からひたすらギターを弾きまくることができた。小生の場合は、スケールや運指やリックを何度も繰り返しやるという、いわゆる”練習”というのは全くしない。ある曲を想定して、自分一人でテンポやグルーヴ感、コード進行を感じながら(想像しながら)ステージ上でプレーする感覚でどんどん弾いていくんだ。もちろん音の強弱もつけ、抑揚もつけ、時には歌も歌い、リズムを弾き、ソロを弾き、その場を即席のステージにしてしまう。実演とイメージトレーニングが一緒になったような感じかな。夢中になって弾いていると、フと今まで出て来なかったメロディーが浮かんできたり、偶然弾いていたりするんだね。そういう時に、止まってその部分だけを何度も思い出しながら繰り返して指に馴染ませたり、メロディとして完成するよう他の音を加えたりということをやる。あるメロディをどのポジションでプレーするかはとても重要だけど、それをスケール練習としてバラしてやってはいけないね。なぜなら、曲を弾いてもスケール練習みたいなソロになっちゃうからね。かっこいい、これいいな、と思うフレーズやメロディだけをつっかえながらも弾くように徹底したほうがずっといい。効果的なのは、何でもいいから音楽をかけながらジャムること。まずはキー探しから始まって、メジャーかマイナーなのか、コード進行、グルーブ、他の楽器とぶつからずにリズムやソロやオブリを入れるにはどうするか、など音楽的に多くの事を1曲で学んでいるわけだ。それの究極が、ジャム・セッションに参加する事だよね。もし小生が、他のギタリストと違うところがあるとすれば、それは実戦を徹底的にやってきたということだろうね。
2008.01.08
年明けから昨日あたりまで、連日マイナス10~20度の寒波に襲われている()。今の季節は、飲み物なんかは外に置いておくと勝手に冷えてくれるんだけど、さすがにビールも凍った。生徒の原田さんが持って来てくれたペリエ・ジュエのシャンペンはキンキンに冷えていて、凍ったら大変とすぐに中に入れたね。1月の第一週は、リヴァイヴァル(復興集会)が行われる。ゲイリー市の教会が毎晩1カ所に集まって礼拝を行う、年で一番大きな行事なんだ。昨日は、我がモライア教会がホストになり、ゲイリー中の牧師さんや信者が集まって、すごい混雑だった。ボス的な存在のクラークロード教会のエヴァンス牧師は、最初に会った時から、東洋人と知りながら小生を『ホワイト・ボーイ』と呼んでからかうのを楽しんでいた。この日も司会役だった同牧師は小生を見るなり、「そこのホワイト・ボーイをいつか引き抜いてやろうと思っているんだが、ジョンソン牧師はウンと言わないんだよ」と言うと、モライア教会のジョンソン牧師が立ち上がってダメだ、と大げさに手を振る。これに教会内は大爆笑だ。こんな風にユーモアたっぷりに会が進んでいく。もちろん牧師さんの説教が始まると、雰囲気はガラっと変わって、シリアスに白熱していく(写真)。イリノイ州選出の上院議員、バラック・オバマ氏がアイオワ州で行われた民主、共和両党の党員集会で勝利。黒人初の大統領に一歩近づいた。お膝元のシカゴで大人気のオバマ氏は、オプラ・ウィンフリーのバックアップも得て、飛ぶ鳥を落とす勢いだよね。歴史的な当選を果たすのか。面白くなって来た。先々週にライブ復活を果たしたJWウィリアムスだけど、急にライブを始めたせいなのか、息切れがすると言う事で、再入院。検査の結果を待っている状態だ。今週のギグはキャンセルになり、来週は様子を見ることになった。ジェイ、早く元気になってくれよ。
2008.01.06
(元旦から大雪。近所の子供達がきて雪かきをやってくれた)皆さん、明けましておめでとう!今年も引き続きよろしくお願いします!!日本よりも半日遅れて新年を迎えたシカゴ。大晦日の昨日は、市内のブルースクラブ”Blue Chicago”にて年越しギグだった。昼間から降り始めた雪は、夜通し降り続け、元旦のお昼近い今でも細かい雪が舞っている。あまり記憶にないほど、雪の多い冬だね。アメリカでは、new year resolutionといって新年の誓いをたてるのが元旦の恒例なんだ。小生の今年のテーマは、”継続”。1)継続の一番目は、Keep on playing the blues。これは毎年変わらないね。2)昨年出たアルバム”Rising Shun"のプロモーションと、日本ツアーを精力的にやろう。3)シカゴでは、昨年に続きココとJWのバンドを中心にした演奏活動。さらに、自分のバンドでのギグもブッキングしていく。4)昨年始めたジム通いを続ける。長時間の演奏にビクともしない上半身(特に左腕)と、ハードなツアーやレコーディングにも負けない体力をつけるのだ。5)朝晩の瞑想を続ける。数年前に始めたんだけど、やったりやらなかったりという感じだったのを、昨年から意識して毎日やるようにした。特に、朝目覚めて行動を始める前に瞑想をするのは、1日が爽快に始められるね。6)ブルース日記、さくらFMの録音(時々抜かしてMassieと山内さんにはご迷惑をおかけしています)、栃木放送の録音をしっかりやるぞ。今年の主な活動予定は、★2~3月にかけての"Rising Shun Japan Tour 08"★シンガー、チック・ロジャースとのレコーディングの完成(詳細は、近々アップするね)★6月第一週に行われるシカゴ・ブルース・フェスティバルに、6/6(金曜)ココのバンド、さらに6/5(木曜)はパトリシア・スコットのバンドで出演が予定されている。昨年に続き「近畿日本ツーリスト」のブルース・フェスティバル・ツアーも予定されている(こちらも詳細は近いうちにアップするね)★秋には、宇都宮でブルース・フェスティバルが企画されていて、それが実現すれば一時帰国。★11月には、毎年恒例になっている台湾Blues Bash5への出演と、台湾ツアーを。今年は台南や台中にも足を伸ばしたいと思う★10、11月あたりで再び帰国ツアーもやれればと思っているそんな感じの2008年の元旦。どうか、みなさんも最高の1年を!!
2008.01.01
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