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ちょうど週末オフになったこともあって、気分一新、この楽天ブログはお休みして、amebaのブログを使ってみることにしたよ。http://ameblo.jp/shunkikuta/にて引き続き、ご笑覧どうか、よろしくです!
2008.05.17

明日から、コネチカットとマサチューセッツのイーストコーストにツアーに出るはずだったのが・・・急遽キャンセルになってしまった。アチャ~。ココと共にヘッドライナーで出演する予定だったボビー・ブルー・ブランドが、病気のためにライブをキャンセル、ボビーの快復具合に合わせて、時期を改めてやることが決定した。ボビーは、シンガ-としての存在もデカいが体もデカい!とは言えもう80に手が届く年齢になってきているからなあ、大事に至らず早い再会を祈りたい。しかしこのツアー延期は、小生にとっては恵みの雨だったかも。左肩が悲鳴を上げていたことに加えて、精神的にもベストな状態ではなかった。ずっと続くツアーやギグに、自分の中にあるものをひたすら吐き出し続けるだけで、なかなかチャージができなかったんだ。心の潤いがなくなって、水がなくなる寸前の川みたいな状態。この週末はギターから離れて、ミニキャンプならぬミニリハビリをしよう。以前、この日記でも紹介した事があったと思うけど、小生のバークリー音大の友達で20年以上の付き合いになる上田浩司(Kanda Hiroshi)さんが、クラシックの名曲を収めた”The Classic Collection”, ジャズからポップスまで幅広くカバーした”Groovin' Solo”の2枚のCDを出した。上田ちゃんは、バークリー他2つのアメリカ国内の大学でドクターまで取得した、日本ではまだ珍しい音楽博士だ。クラシック・ギターでクラシックだけでなくジャズもプレーするんだけど、暖かいナイロン弦の音色がほんときれいなのだ。誰もが知る有名曲から、隠れた名曲まで選曲がまたニクい。特に今日みたいな時は、ラヴェルの”亡き王女のためのパヴァーヌ”の見事に美しい旋律が心に中にジワっと沁み込んでくる。ジャックを片手に、この週末聞き込んでみよう。
2008.05.16

木曜の夜、メンフィスで行われたブルース・ミュージック・アワーズで、ココが女性アーチスト部門を受賞。さらに新作『Old School』がソング・オブ・ザ・イヤーとトラディショナル・ブルース・アルバム・オブ・ザ・イヤーも受賞!同賞は、ブルース界のグラミー賞と言われていて、毎年メンフィスで授賞式が行われるんだね。『Old School』に参加させてもらった小生としても、最高に嬉しい受賞だった。おめでとう、ココ!!翌日、ココと娘のクッキー夫妻はメンフィスから直接サンノゼへ飛び、ブルースマシーンはシカゴからサンノゼ入り。ホテルで彼らと合流。授賞式の様子を話すココは表情も輝いて、本当に嬉しそうだったね。土曜にサンノゼ州立大学で行われたメトロ・ファウンテン・ブルース・ フェスティバルに出演。スライドギタリスト、サニー・ランドレスの後に、ココとブルース・マシーンの出番に。45分くらいステージをやった後で、演奏をいったん中止。フェスティバルの主催者がステージに上がり、ココの長年の功績を讃えて特別表彰が行われた。前夜のブルース・アワード受賞に続いての表彰に感無量のココは、目に涙を浮かべていた。言葉が詰まって多くを語らない彼女に代わって、クッキーがスピーチを。3年半前の大病の時には医者から、ママはもう動く事も、物を見る事もできないだろうと言われた。それでも神様のご加護と、強いママの意思でこうしてステージで歌えるように回復することができた。半年のブランクの間も誰一人欠ける事無くママに付いて来てくれたブルース・マシーンに感謝したい、など身近で接して来たクッキーならではの心中を披露。感動的なシーンに小生も胸が熱くなり、ココという時代に選ばれた人と一緒に、ブルースの歴史に参加する事ができたことを感謝したい気持ちでいっぱいになった。終演後、楽屋で食事をしているうちに、いつのまにかロバート・クレイの演奏が始まった(写真)。外に出てしばらくプレーに聞き入る。カリフォルニアの安らかな風と乾いた空気がヤシの木を通り抜けて身にまとわりついてきた。いよいよフェスティバル・シーズンの始まりだ。
2008.05.12
一昨日の夜からネットがつながらなくなり、今朝朝イチでAT&Tのオペレーターと電話でアレコレ。オペレーターは英語のアクセントでインド系とすぐにわかる。アメリカの巨大企業は、人件費削減もあって、カスタマーサービスをインドに置いているところが多いんだ。ちょっとした商品相談なんかでも、インドと国際電話しているのが普通になっているね。(もちろん通話料金は無料)ミャンマーで起こったサイクロンの被害者が10万人にのぼるという報道に愕然。ネットで映像を見たけれど、自然の爪痕に恐怖感を感じずにはいられないね。ニューオーリンズのカトリーナ、インドネシア沖の津波など、ここ数年今までにはなかった大規模の自然災害が続いている。アル・ゴア氏の「不都合な真実」にも出ていたけれど、地球の温暖化がこうした災害に大きく関わっているのだろう。先日も、絶対に地震が起きないと言われていたシカゴでも、揺れがあった。ちょうどギグから帰って、ベッドに横になりながら幽体離脱の本を読んでいた最中で、最初は幽体離脱の時に起こる体の震動か、と思い「オオ、スゲエ」。そしたら地震だった(笑い)。シカゴで18年目にして初めての体験で、さらにビックリ。とにかく自然がいろんな形で警告を発しているのだろう。自分の乗っている船に自ら穴を開けるようなことは辞めないと、と強く思うよね。UnicefやFeed The Childrenで、サイクロンの被災者に義援金を寄付する事ができるよ、参考までに。
2008.05.09

ツアー3日目は、オランダ北部の中心都市フローニンゲン(Groningen)へ。宮林さんが言っていた”苦労人間”はここのことだった。”リズム&ブルース・フェスティバル”は、市内の音楽大学の構内で行われ、大きなコンサートホールを中心に、ロビーや廊下にもステージが作られて計5カ所でライブが同時進行するという、にぎやかなイベントだったね。デボラ・コールマンやエリック・ビブ、アルヴィン・ヤングブラッド・ハートなど、アメリカのシーンでもお馴染みのミュージシャン達も出演していた。我々はコンサート・ホールで、60分のショウを。前日は旅の疲れが出ていたココも、この夜は調子を取り戻して、タイトなステージになった。お客さんの盛り上がりも上々で、満足してもらえたようだ。ホテルに帰って、ロビーでメンバーと打ち上げを。ハイネケン・ビールの生をオーダー(写真左)。おっ、味が微妙に違うよ。甘みが少しあって、新鮮なコクというか香りがある。何でも、産地で味わうのが一番ということか。アムステルダムに向けての出発が朝の6時前ということで、寝ずにこのまま起きている事にする。バーが閉まって、部屋に戻り、CNNでも見ようとチャンネル・サーフィング。この時間にやっている20局ほどのチャンネルの半分くらいがポルノ番組なのにビックリ!しかもモザイクなし。これって、一般放送なんじゃないの?CNNで、大統領の予備選の報道を見ながら、時々チャンネルを変えると、パツキンが登場。数分見て、またCNNに戻して政治報道をチェック。トピックが変わると、またチャンネルを変える。おお、今度は黒い肌のお姉ちゃんが登場だよ~。で、数分してまたCNNで世界情勢なんかを見る。またトピックが変わるとチャンネル・サーフ。うひゃあ、こんどはアジア人だ~。オバマが気になりつつも、他も気になって結局、2時間くらいチャンネル・サーフィングをしまくってしまった。バスに乗る頃にはドッと疲れが出ましたです、ハイ。まったく、俺は何をやってんのかね。オランダの解放度の高さはすごいな。さすが自由の国だ。ということで、右の写真は、アムステルダム空港で自分で撮った1枚。バックのチューリップがうまく画面に入らなかったけど、なんとなく雰囲気だけでも味わってね。
2008.05.07

オランダツアーから無事シカゴに帰って来たよ。さっそく、オランダの様子をアップしよう。スイスエアー便でチュリッヒを経由、アムステルダムに飛ぶ。アムステルダムからは、ツアーバスに乗り約2時間のドライブを経てSEVENUM(セヴナムと読むのだろうか?)に到着。写真左は、バスの車中。左からクッキー、メルヴィン、ココ。ベンツ製のツアーバスは、天井が高く乗り心地も良かったね。その名も”チューリップ・イン”というホテルにチェックイン。オランダには数多くあるホテルチェーンだ。シカゴで小生の生徒だった宮林さんとご家族が、ホテルまで会いに来てくれた。宮林さんがドイツのデュッセルドルフに駐在で移転したのが1ヶ月ほど前の事。こんなに早く会えるとは思わず、嬉しい再会を果たす。「オランダは、面白い地名が多いんですよ。日本語で”苦労人間”や”スケベ人間”に聞こえる地名もあります」と、宮林さん。ディナーは、シュニッツェル(写真右)を食べる。ドイツやオーストリアの料理らしいが、オランダでも広く食べられているようだ。子牛の唐揚げで、トンカツに感じが近いけど、もっとあっさりした食感。ポテトがさくさくして美味しい。上にかかっているのは、マッシュルームソース。夜中の2時に目が覚める。明け方までギターを弾いて、7時に1階レストランへ。すると、同じく時差ぼけで眠れなかったココが、入り口で開店を待っていた。「今何時なの?誰もいないのね」とココ。まだ7時だからね(笑い)。ココと二人で、スクランブル・エッグ、ソーセージ、チーズにヨーグルトなどを食べる。夜は隣街のオスペルでフェスティバルに出演だ。何も無い原っぱの真ん中に巨大テントが作られて、そこに3000人が集まった。80年代から行われている、人気のフェスティバルらしい。こういうところにも熱いブルースファンはいるんだね。ブルースパワーを再認識。ホテルに帰って、メンバーと赤ワインで軽く打ち上げを。世界的に飲まれているハイネケン・ビールの母国だというのに、オランダ南部ではあまり飲まれていないらしい。ちょっと驚きだ。
2008.05.05
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