2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全12件 (12件中 1-12件目)
1
ブルース・インターネット・マガジンのBLUES BLAST最新号がアップ。先日行ったスプリングフィールドでのライブ・レビューが掲載されているよ。下から撮った写真はなかなか渋い(と自分では思う)。差別問題発言で注目のジェレマイア・ライト牧師が、さらなる過激発言。しかも、バラック・オバマ氏が大統領選に歩を進めるための、大きな山場とされる来週のインディアナ、ノースキャロライナ選挙を控えてのこの時期に。師弟関係もこれで終わりだろう。どういった経緯があるにせよ、信頼していた牧師さんに行く手を妨害されるオバマ氏の心痛は、察して余りある。明日から、オランダへ。今、チューリップはトレンドなので、しっかり見て来るね。2 日はオスペルのMOULIN BLUES FESTIVAL、3 日はグロニンゲンのRHYTHM & BLUES NIGHTに出演。オランダやドイツなど近郊都市にお住まいのみなさんは、ぜひお越しを!もちろんその様子は、この日記にもアップするね。See y'all
2008.04.30
アメリカ史上、最も有名な大統領の一人、エイブラハム・リンカーンが長年住んだ町、イリノイ州スプリングフィールドに行って来た。ちなみにスプリングフィールドは、イリノイ州の州都。350万人のシカゴを差し置いてたった12万人のスプリングフィールドが州都というのは、経済と政治を分けるアメリカの一面をよく表している。ちなみに、ニューヨーク、ロサンゼルスも州都ではないんだよね。友達のマイク・レイピアーが新しいブルースバンド、Tombstone Bullet (日本語にすると墓石で作った鉄砲玉ということか?あんまり破壊力なさそうだけど)を結成、そのお披露目ライブにゲストとして呼ばれてプレーしてきた。小生を毎年台湾に呼んでくれるマイクの兄貴のダグラスは台湾から、ギタリストのルーカはイタリアから駆けつけ、インターナショナルな夜に。ライブの後は、お決まりのジャムに突入だ。シカゴとセントルイスの中間に位置するせいか、力のあるミュージシャンが多い。中でも、写真中央の女性シンガー、ルース・リマスターの歌にはまいったなあ。ジャジーなフィーリングなんだけど、パンチがあって、ブルースを歌ってもバッチリ。とにかく歌唱力がすごい。スローブルースで1曲ジャムらせてもらった。2006年に、マイクが主催してギタークリニックをやったことがあった。(2006年9月20日の日記に書いてるよ)このクリニックに参加してくれた当時15歳のジェイクが、ジャムに姿を見せ、2曲プレー。堂々としたジャムぷりに驚きつつも、嬉しかったなあ。この2年間ですっかりうまくなって、小生のクリニックが少しは役にたったのだなあ、と実感できたんだ。こうして次世代にもブルースが受け継がれて行くのを見るのは嬉しいね。地元のローダウン・ブルース・バンドのギタリスト、トム・ルイスが、自分でモディファイしたフェンダーのヴァイヴロラックス・アンプを使わせてくれた。ナチュラルに歪む音色が気持ちいい。何回も手を入れた、子供のようにかわいがっているアンプだそうだ。最近は、手製のエフェクターをいただいたりもしているが、それもオリジナリティがあってクオリティも高いんだよね。電気系に詳しい人がうらやましいね。小生なんか、ハンダを使うのがやっとだもんなあ。
2008.04.28
時間をみつけては写真を引っ張りだして、myspaceにアップロードしている。今のところ60枚くらいにはなったようだ。ページの真ん中あたりのスライドショーで全写真が見れるので、時間がある人は覗いてみてね。存在を忘れていたものもけっこうあって、自分ながら懐かしい写真も多い。昨日は、Nクリニックで健康診断を。周りからもチェックしたほうがいい、と勧められていたのもあって。尿検査、血液検査、視力、触診なんかもあって、さらに身長、体重測定も。身長は173センチで変わらず(当たり前か)、体重71.9キロ、体脂肪率20.7%には少なからずショックを受けたねえ。とりあえず”正常域”ではあったけど、”やや肥満気味”との境界線に限りなく近い!自分的には、68キロくらいがベストだと思っているので、今日から4キロの減量だ。体調悪いなんて言ってる場合じゃねえぞと、ジムに行く。先週からの不調で1週間ぶりのジムは、キツいっす。ボクシング・エクササイズで10日間で10ポンド減量保証します!なんてウェブに釘付けになっている自分が、けっこう情けない。
2008.04.25
キツイ週末だった。心臓のバイパス手術を受けるリンゼイ・アレキザンダーの代わりに急遽キングストン・マインズに金曜と土曜に入り、土曜は夜中の(というよりは日曜の朝)4時半までギグをやって、帰って3時間だけ仮眠。8時半には起きてゲイリーのモライア教会へ向かった。午前中の礼拝でプレーしたら、帰ってゆっくり寝ようと思っていたところ、礼拝中にジョンソン牧師が夕方の礼拝にも参加してくれないかと言って来た。ゲイリー市内のニュー・フレンドシップ教会のH牧師の就任50周年の記念礼拝があって、ジョンソン牧師がサーモン(説教)をするので、モライア教会の全メンバーが出席することになっているとのことだった。ジョンソン牧師直々の頼みとあっては、断れないもんね。昼食後少しだけ車の中で仮眠をとって、ニュー・フレンドシップ教会に向かった。H牧師の50周年記念礼拝は大いに盛り上がって、結局終わって家に帰ったのが夜の10時近くだった。眠気覚ましに仕方なく飲んだレッド・ブルと、腰の張りをとるために飲んだアドヴィルの副作用か、昨日の月曜は体がダルく、両腕には発疹が出てしまった。完全なアレルギー症状だ。でも夜は再びキングストンでのギグがあるから、とにかく昼間は休むことにする。結局ギグに出かける時間になってもダルさは続き、それでもなんとか車に乗り込んで出発した。体の不調は、心の不調にもつながるわけで、プレーに向けて全く気持ちが入らない。とにかくドヨンと下の方に沈んでいる感じだ。ハイウェイを降りて交差点で止まると、そこに一人のホームレスがお金を恵んでくれないか、とサインを送ってきた。「何か暖かいものでも食べなよ」緊急用にダッシュボードに忍ばせてあった5ドル紙幣を彼に手渡すと、その5ドルを見たホームレスの顔は、またたくまに笑顔で輝いた。「サンキュー、サー」「サンキュー、サー」と何度も繰り返していた。そんな彼の満面の笑顔を見ているうちに、気分もずいぶんスッキリしてきた。しばらくすると体も軽くなったようにも感じる。小生はその5ドルがなくても生きて行けるが、ホームレスの彼はその5ドルで今晩生き延びられるかもしれないんだ。たった5ドルでも大きな5ドルを彼にあげて本当によかったと思うと、さらに心が晴れてきた。結局5ドル以上の物を、彼からもらったような気になって「サンキュー、サー」と心の中でつぶやいた。
2008.04.22
ゴスペルの動画に続いて、ソウルフードの動画もアップしてみたよ。場所は、ゲイリー市の某ソウルフード・レストラン。教会で演奏した後に寄って、遅めの昼食を。ソウルフードを目で楽しんでね。ソウルフードの紹介ソウルフードの画像ソウルフードを食べるシュン
2008.04.20
昨日アップしたモライア教会の動画が、プライベートモードになっているのに気づかずに、アップしてしまったみたい。見れなかった人はごめんね。もう解除したので、見れるハズだよ。どうか、楽しんでね!
2008.04.18
シカゴにいる時には毎週日曜に演奏している、インディアナ州ゲイリー市にあるマウント・モライア教会での映像を今日はアップしてみた。この前の日曜の映像で、曲は『Lord, hold my hand』。画面の一番右のシスター・キャンベルがリードをとっている。もう70歳に手が届こうという彼女のディープな声を堪能して欲しいね。あいにくオルガンのホール牧師が、この日は他の教会でプリーチ(説教)する仕事が入り、バンドは生ピアノと小生と、ドラムというシンプルな編成。そのぶん音はスカスカだけど、歌とクワイアーを聞いていただくという事で、お許しを。この曲なんかは、ノリもフィーリングもブルースに凄く近いと思う。ブルースとゴスペルが同じルーツからきているのを、実感できる曲なんだ。ちなみに画面の一番左に見え隠れしているのが小生で、時々ソロっぽいフレーズを入れたりもしている。でも、あんまりグイグイ弾かないように抑えてもいる。やっぱ、教会なんでブルースをバリバリ弾くのは、少し遠慮があるのだ(苦笑い)。
2008.04.18
もうずいぶん前からやろう、やろうと思いつつできなかったmyspaceをこの数日で立ち上げた。すでに会員の人は、フレンドリンク歓迎です。まだの人は、覗いてみると面白いのがけっこうあるよ。日本のMIXIのようなソーシャルネットワークでは、有名人が実名で登場する事って、あまりないように思うんだけど、myspaceを見ているとEric Clapton,Sting,Herbie Hancockなんていう大物までどんどん実名で出て来る。セレブ、一般人関係なく、一緒に時代の波に乗っている感じがして、ほんと面白いね。近々小生のページには動画も入れる予定で、少しずつ充実させて行こうと思っている。ということで新人菊田、myspace参入しましたので、先輩のみなさんよろしくお願いしまっす。
2008.04.16
なんで、大きな鏡を置いているところが多いんだろうねっ。膝くらいまで見えるし~。女の人はいいかもだけどお男の人はおしっこする時自分のも、おしっこも全部鏡で見えるんだよ~ちょっとイヤかもね(笑)でもアメリカの人のはおっきいから自分の見て、やったねっていう感じなのかも。で~昨日は、お家でノ~んビリして~また9:00からブルー・シカゴでギグ!2セット目ころはチョーこんでた!お客さんもすっごい盛り上がって演奏しやすい!でしかも今日プレーの調子がいいです!いつもだけど~(笑)まあそれで、帰って少しワイン飲んだら疲れがドっと出た(笑い)。家には、大きな鏡がないから安心しておしっこして寝れます!(本日の日記は、13歳の女の子風に)
2008.04.13

スイスから帰ってその夜から月曜まで4日連チャンのギグ。体力的には問題なかったが、スイスとは7時間の時差があるから、ちょうどギグがる始まる頃に眠くなって困った。アメリカで大人気のエナジードリンク、レッド・ブルの味がどうしても馴染めなくて、コーヒーでなんとか乗り切る。そして昨夜は久しぶりのオフ日。ゆっくり寝る事ができ、今朝はシカゴ時間にやっと体が戻った。さらに、年に一度の確定申告を済ませ、気分もスッキリだ。ということで、これから6月のシカゴ・ブルース・フェスティバルに向けて、ブルースシーンもどんどん盛り上がって行くことになるね。数日前に、シンガーのチック・ロジャースからブルース・フェス3日目の6/7(土曜)に一緒に出演して欲しいと連絡があり、これで小生は、6/5にパトリシア・スコットと、6/6にメインステージでココと、6/7にチック・ロジャースと3日間連続でブルース・フェスに出演することになった。さらに、フェス期間中の夜は、6/4にBlue Chicago、6/5にB.L.U.E.SにてそれぞれJWウィリアムスと出演することも決まっている。スケジュールの詳細は、ライブ・スケジュールにて確認よろしくです。以前もお伝えした近畿日本ツーリストが主催するシカゴ・ブルース・フェスティバル・ツアーの締め切りが6日後の4/15に迫って来たよ。ソウルフードやサウスサイドのブルース・クラブ、さらにブルースに所縁のある場所にもみなさんをお連れする予定。お申込・お問い合わせは、電話番号:06‐4397‐8778KNT!近畿日本ツアーリスト株式会社大阪法人旅行支店多くのみなさんの参加をお待ちしているね!!
2008.04.09
ギタリストによるギタリストのためのサイト、Targieに、2/16に行われた帰国ライブの映像がアップされたよ。The Stumble, Old Soul, Hard Hard Milesの3曲。多くの人に見てもらいたい映像です。どうかお楽しみくだされ。
2008.04.06
昨年11月に続いて、スイスへ。スイス最大の都市チューリッヒは、どんより曇り空で、シカゴと同じように10度前後とまだ寒い。写真のトラムが、ちょうどホテルのすぐ前を走っていて、乗ってみようとホ-ムに入る。説明がドイツ語でまったくわかんねえよ。あたりまえか。どうやら町中はどこも2.75スイスフランで良いらしいことだけわかって、自販機でチケットを購入。トラムに乗ってみた。車内には乗務員もいなくて、みんな勝手に乗り降りしているように見える。キセルし放題ってことか。おおらかな国柄だなあ。古都だけあって、ダウンタウンは古いビルが貫禄十分に並んでいる。時計屋とチョコレート屋がやたら多い。ちょっとステレオタイプすぎねえかなあ。ヨーロッパ全体にカフェとバーが多く、スイスも例外ではないね。カフェは強いエスプレッソ、カプチーノが主流だ。コーヒー好きの小生にはたまらないけれど、すぐに胃を壊すので、要注意なのだ。カフェ文化が発達しているせいか、スタバも2軒くらいしか見なかったね。ギグは、築100年という貫禄あるレスト・シュッツェンハウスにて。ホテルから少し遠いこともあって、サウンドチェックのあともホテルに帰らずに、会場に残って5時間以上時間をつぶす。これがいけなかった。ヨーロッパ人は、ダラダラ飲んで食ってが大得意。ワインがどんどん運ばれて来て、まったりモード全開に。パンを食いながらチビチビ。サラダを食いながらチビチビ。メインコースの子牛のパスタを食べながらさらにチビチビ。デザートのアップルパイを食って、カプチーノを飲んだ後でまたチビチビ。とにかくエンドレスで運ばれて来る。ふと、右を見るとココがアップルパイをこそこそ食べているのが目に留まった。あ~~~~。糖尿病のココに甘い物は禁物なのだ。ココという名前はチョコレート好きから来ているほどの大甘党。普段は、一生懸命我慢しているのに、この夜に限って食べちゃったよ。美味しそうなパイを見たらそりゃあ食べたくはなるのはかわるけどね。しかし、ステージ前に食うかよ・・・・・。ステージに上がったココは、1曲目が終わったあたりから滝の汗。娘のクッキーが心配そうに何度もステージに水を持ってやってくる。後半は椅子に座る時間も長く、明らかに息切れしているぜ。それでも最後のWang Dang Doodleまでちゃんと歌い上げたのは、さすが。しかしメンバーはハラハラし通しだぜ、まったく。翌日のステージ前のディナーでは、さっそくロードマネージャーのメルヴィンが「今日はパイはだめだよ」と釘を刺す。「わかってるわ」ボソっとココ。反省する女王様。甘い物を食って怒られるなんて、子供みたいで可愛い。この夜のココはすごかった。昨日の分まで取り返すように、ものすごく気が入っていて、全曲集中力が切れなかった。体力と精神力と40年の経験が一つに合わさったようなステージング。スタンディング・オベーションでステージを後にした。ホテルに帰って、メンバーと1階のバーで軽く打ち上げをやる。酔うにつれ話がどんどん下に下にどこまでも下がって行く。最後はドラムのブライアンTの独壇場で、腹がねじれるほど笑い転げてしまった。結局、世界中どこに行ってもお下劣で終わる我々ブルースマシーンなのだった。
2008.04.06
全12件 (12件中 1-12件目)
1


