青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2019.05.21
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カテゴリ: 介護・介護グッズ
母が脳梗塞で急に要介護5になり、
リハビリ病院からの退院が近くなった時、
病院のソーシャルワーカーが
ここにこういうものがありますので、と
渡してくれた数冊のカタログ。

車椅子を始め今まで使ったことのない
様々な介護用品の写真を前に
戸惑いました。

車椅子一つにしても、それぞれのカタログに


しかも、カタログによって
扱っている商品が微妙に違い、
さらに価格も微妙に違います。

1冊のカタログの中から
適当に選んでしまったら
母にベストの物を使ってもらえません。

それでは困るので
できるだけ母のニーズにあったものをと
慣れないカタログを何十回も見比べ、
細かい説明をネット等で一つ一つ調べ、
やっとレンタル候補を絞りました。


カタログなどで注文なれしていたから
出来た事ですが
高齢の方などにはできない事だと思いました。

本来はソーシャルワーカーや
ケアマネージャーが、良いアドバイスを

全くしない人達もいるんだと思いました。

それで、カタログを渡す事しかできない
ソーシャルワーカーやケアマネは
頼りにはできないと思い
自分でいろいろ検索し
ベストだと思われるものを探したので
母は最初、3つのレンタル業者さんから
介護保険を利用して
介護用具を借りることになりました。

介護保険を利用すると
ケアマネさんが数か月に一度三者会談の場を設け
介護する方向性や方針を関係者一同で
定期的に再確認します。

三者会談には利用している介護サービスの
担当者も参加するので、
デイサービスの方や介護用具業者さんも
いらっしゃいます。

その時にお会いした業者さんの一人が
Oさんという女性でした。

レンタル介護業界は一般的に
男性の営業さんが多いようで、
女性の営業さんはその方だけで
しかも30代位の若い方だったのですが、
明るくにこにこはきはきして印象が良い方でした。

でもそれだけではなくて、
私が話す、母の状況や、母への介護用具の要望を
とても熱心に聞いてくれました。

そして、私がその場で、これこれの状況なので
改善するための提案があれば言ってほしいと言うと、
他の業者さんは黙っていたのに、その方は
さっと、介護用品の提案をしてくださったのです。

その商品は、カタログにはまだ出ていない新商品で
沢山の会社のカタログを見比べ、
ネット検索していた私も見ていないものでした。

早速母に使ってもらう事になり
その手配も非常に早く、
とても快適に依頼できました。

その他にも、その方だけではなく
他の業者さんも熱心にしてくださっていましたが
母が借りていた介護用具の調整なども
デイサービスに数か月おきに行って
行ってくれたので助かりました。

母が急に入院になり亡くなったので
レンタル品は急遽ケアマネが
返却手続きをとってくださって
私が法事で忙しくしている間に
業者さんが回収に来たので
Oさんとはその後電話で
書類の手続きや未払い分の清算などしただけで
それっきりになってしまいました。

先日、最近知り合った年配の方が
ご主人が以前通っていたデーサービスが
1日旅行を企画されていたので、
息子さんと参加されたら
独身で内気で普段あまり出歩かない息子さんも
大喜びだったから
また参加したいけれど、今のデーサービスでは
やっていないとお話されていて
Oさんの会社が、同様の旅行を企画していた事を
思い出しました。

Oさんはレンタル介護用品の営業職で
旅行企画は違う部署がやっていると思うので
Oさんは直接関係ありませんが、
会社内で、Oさんがお客さんを紹介した方が
いいかもしれないと思い
一応聞いてみようと思いました。

こういうのって、その人や会社で違うので
人によっては面倒な話になるし
人によっては社内で顔が広がることになるので
一応先に聞いてみようと思ったのです。

それでOさんと2年ぶりに話しました。

Oさんは喜んで紹介をしてくれて
早速その日のうちに相手先に
旅行企画の方から連絡が入ったそうですが
電話のついでに母の事を覚えていたら
どんな様子だったのか教えてほしいと
聞いてみました。

すると、Oさんは母の事をよく覚えていて
くださっていました。

車椅子の調整で、5回ほど母のデイサービスに
通ったそうです。

普段母はテレビの近くの、部屋の端に座っていて
じっとテレビを見ていたそうです。

ぼや~っとしているのではなくて
しっかり見ていたそうです。

「車椅子の調子を見に来ました。」と言うと
にこにこして、頭をさげ、
「ありがとう。」と言ってくれるので
仕事としてではなく
会いに行くのが楽しみだったし
母が座っていた場所まで鮮明に覚えているとの
ことでした。

車椅子の調整が長引くと、
脳梗塞の右麻痺だったので
体の傾きが激しくなったそうですが
普段はしっかりしていて
体は弱っていても、こんなに早く亡くなるとは
とても思えなかったとの事でした。

そういう話を聞くと、
母はしっかりして、他の方にも好かれて
幸せだったんだなとわかって
少しなぐさめられるような気がします。

Oさんと話をした数時間後、
夕飯を作りながら、母の状態を反復し、
とても良い人だったのに
もっと長く生きられたはずなのにと
今までに何度も考えた事を
また考えていました。

すると、
もっと長生きしてほしかったのに
急に亡くなることになるなんてという考えに
かぶさるようにして
「それでいいんだよ」と
母が明るく言う声が心の中でしました。

母とは心の中で会話しますが
私が語りかけた事に対し
母がこういうだろうなという事を
想像して返事しています。

でも今回は、私がまだ考えながら
心の中で言っている時に
かぶさるように答えてくれたので
実際は私が自分で考えているのでしょうが、
まるで母が
本当に言ってくれたように思えました。

でも、私はその答えは納得できませんけどね。
母が言いそうな答えではあります。

こういう事は、1年半前にも
別の事であって、不思議な話に書いています。

やっぱり母はいてくれるんでしょうか。
「いるよ」って明るく言う母の笑顔が浮かびます。

そうやって自分を納得させていくしか
ないですよね。

まだずっと悲しいし
常に母の事を考えているけど
泣いていない日も多いこの頃です。



脇がしっかりサポートされていると
体が傾きにくくなります。
安いクッションだと
しっかりホールドできないし、
良いものは高価なので、
購入前のお試しとしてもレンタルはお薦めです。

画像をクリックしてすると詳細が見られます。





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Last updated  2023.12.13 02:13:55
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