青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2019.07.29
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15年以上この地域を担当している
顔なじみの宅配配送のMさんと
宅配を受け取りがてらちょっとお話しました。

多分年齢は
私と同年代なのではと思います。

15年前は、宅配のお兄さんという感じで
まだ配達業務に慣れていない感じでした。

不況真っ只中で
あちこちでリストラが行われていた時代で、

宅配会社に中途採用で勤め始めたばかりとの事でした。

ある時しばらくMさんを見かけなくなり
半年以上たってまた配達に来た時には
急激に痩せてしまっていました。

激務のあまり骨折して
しばらく休んでいたとのことでした。

その日はとても暑い日だったので、
思わず、家にあった冷えた缶ジュースを渡すと
とても喜ばれたので、
それから時々、
ジュースや少し珍しい個包装のお菓子等がある時

たまに十秒程度の世間話をするようになりました。

私は仕事の帰りが遅いので
平日の宅配は母に受け取ってもらう事も多かったので
Mさんは母とも顔見知りでしたが、
急に介護おむつや介護食が

母が重い介護状態になっていたのは
わかっていたと思います。

介護おむつとかおしりふきって
すごくかさばって、
大きな箱での配達になるので
すごく目立つんですね。

仕事をしながらの介護だったので
日用品も食品も買物に行く時間がとれず
生鮮食品以外はほとんどすべて宅配で
日曜の日時指定にして
まとめてうけとっていたので
毎週のように台車で配達がありました。

指定日時には必ず受け取っていたのに
母の葬儀で急に長期留守になり連絡がつかず、
配送業者さん達は、どうしたんだろう、と
他社さんでも地域の担当同志
顔見知りなんでしょうね、
心配してくださったようでした。

後日お詫びしながら事情を話すと
すぐに理解してくださったようでした。

母が宅配を受け取っていたのは
亡くなる5年位前までだったので、
母の事など覚えてないのかもしれないと
思っていたのですが、
留守の事情をすぐに理解されたようだったので
「母の事覚えていらっしゃいますか?」と
聞いてみました。

Mさんはすぐに
「覚えていますよ。
よく受け取りしてもらいました。」
と母がいたことを覚えてくれていたので
ちょっと救われた気持ちがしました。

すると、
「実はね、私も母が去年亡くなったんです。
病院でずっと母に付き添っていたんだけど。」
と、つらい気持ちをおっしゃって、
お互い言葉は少ないけれど、
大変でしたね、という気持ちがわかりました。

母が亡くなって、
大量に購入していた
いろいろな生活用品の宅配がなくなり、
Mさんとも月に1回位しか会わなくなりましたが、
近所でたまに宅配中のMさんに会うと
短い挨拶をして通り過ぎます。

相変わらず忙しそうで
日に焼けていつも駆け足です。

そういえば母もいつも駆け足でした。

私も母の介護中はいつも走り回っていました。

今は、用事で外に出たり
たまの仕事で外に出ると翌日はぐったりして
家でどうしたらいいのかわからずに
ぼんやり座っている事も多いです。

Mさんは不況の時代を乗り越えて
宅配の仕事をずっと続けておられます。

私も仕事していかないと。
がんばらないとと思います。






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Last updated  2021.04.08 11:54:33
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