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2023.12.26
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​​ ウェイン・ワン「スモーク」元町映画館
​​​​  2023年 12月 になったころ、 元町映画館 から持ち帰ったチラシの束から一枚のチラシを引っ張り出して チッチキ夫人 が叫びました。​​​​
​​ 「わたしは、これ!」 ​​
​​  ​​​​​​というわけで、我が家の 2023年 クリスマス 元町映画館 クリスマス3日間限定上映 「スモーク」 同伴鑑賞 に決定しました(笑)。​​​​​​
​ で、問題は、上のチラシの頬を寄せ合っていらっしゃる お二人 が、男と女なのか、男同士なのかでした。​
​​​ で、見終えて確認しました。 ブルックリンの煙草屋の親父 と、赤の他人の黒人の 盲目の老婆 、というわけで、 男と女 でした。​​​
​​​ モノクロで、セリフなし、ただ、ただ、この 二人 クリスマスの夜 に出会い、こうして抱き合っているシーンが、この映画のすばらしさを、ほどんど歴史的事件のように表現していて、見終えた チッチキ夫人 は映画館を出るなり、もう一度叫びました。​​​ ​​
​​ 「今年のベストワン!サイコー!」 ​​
​​​  ​​​ 2023年のクリスマス の午後を二人で、この映画を見て過ごした老夫婦は、ため息しきりだったのですが、実は、二人ともこの作品を見るのは初めてではなかったにもかかわらず、「 男同士」 だったのか、 「男と女」 だったのか、まったく忘れ果てて盛り上がっていたのですから、まあ、いい加減な話です(笑)。​​​
​​​​​​​ お話に興味がおありの方には ポール・オースター の原作小説 「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」(柴田元幸訳・新潮文庫) をお読みなることをお勧めしますが、題名の 「スモーク」 は、たばこの煙ですね、あの煙には重さがあるかどうかを、ちょっと困った顔で抱き合っている男 オギー・レン(ハーベイ・カイテル) 煙草屋 にたむろしているヒマな男たちが喋くりあうシーンで語られるアホ話に出てくるのですが、 映画の話 「タバコの煙」 だというわけですね。実によくできた題名なのです。​​​​​​​
​​​​ 今回、見ていて、ハッと、心を打たれたのは最初のシーンでした。ニューヨークの地下鉄とかが走っている街の俯瞰シーンで始まるのですが、少し遠景に、あの ツィン・タワー が映るのですね。 ​1995年の映画​ ですから当然ですが、あの タワー・ビル が崩落していくシーンを、ほぼ、実況で目にしたことがあるわけですから、映画が 「スモーク」 と題されている、もう一つの意味をしみじみと受け取ることになったわけです。​​​​
​​​​​​ ちょっと大げさとお考えになるかもしれませんが、主人公の ​煙草屋の親爺​ は、抱き合った、見ず知らずのバーさんの部屋から、盗品に違いないとはいえ、キャノンだかの一眼レフを拝借して、 自分の店の前の風景を4000日にわたって、同じ時間に撮り続けて いて、その コレクションされた写真 、あの日から10年分の一枚一枚が写しとっている、 その時、その時の人や町の姿 が、この映画の底に流れているメイン・テーマだと、ボクは感じたのですが、 二十年以上前 に、この映画を見たときには何も感じなかった、ニューヨークの風景のなかに、まあ、映画の中で作家の ポール・ベンジャミン(ウィリアム・ハート) が体験する不幸な偶然と同じように、 映画そのものが現実化している ことに対する驚きですね。​​​​  まあ、それにしても、納得の作品でしたね。 クリスマス特集 でこの作品を選んだ 元町映画館 拍手! でした。いや、ホント、思い出にのこるクリスマスになりましたよ(笑)。​​​


脚本 ポール・オースター
撮影 アダム・ホレンダー
美術 カリナ・イワノフ
編集 メイジー・ホイ
音楽 レイチェル・ポートマン
キャスト
ハーベイ・カイテル(オーギー・レン煙草屋)
ウィリアム・ハート(ポール・ベンジャミン作家)
ストッカード・チャニング(ルビー・マクナット煙草屋の元妻)
ハロルド・ペリノー(ラシード・コール黒人の少年)
フォレスト・ウィテカー(サイラス・コール少年の父)
アシュレイ・ジャッド(フェリシティ元妻の娘)
1995年・113分・PG12・アメリカ・日本合作
原題「Smoke」
2023・12・25・no160・元町映画館no218
​​​

追記
楽天ID をお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)​​​


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最終更新日  2024.03.09 23:47:27
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