細かな発想・大まかな読書
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コラムダス 新潮文庫 著者/訳者名 泉麻人/著 出版社名 新潮社 (ISBN:4-10-107624-3) 発行年月 1997年09月 価格 580円(税込) <感想> 泉麻人は好きでよく読むほうだ。 ただこれまで会った友人の中に「泉麻人が好き」という人に会ったことはないので、いささか世間の認知度にギモンを持ったりすることが多いのだが、いわゆる「作家」ではないので、あえて「コラムニストの泉麻人が好き」とは普通言わないのかもしれない。 そういうわけで「コラムニスト」というのはどうも「作家」の肩書きに比べるとソンな役回りのことが多いような気がするが、雑誌とか新聞で目にすることが多いのは圧倒的にコラムニストのほうが多いはず。 特に私の場合「トレンド風俗ウォッチャー」みたいな人の文章が好きなので、あえて単行本を買って読むことになる。 というわけで本書「コラムダス」なのだが、泉氏の本の中で「特にこれがオススメ」とかいうわけではなく、たまたま今読んでる最中なので、日記に書いてみた次第だ。 この本には1990年くらいの文章がまとめてあるのだが、この「1990年頃」についてちょっと書いてみたい。 1990年といえば、今年が2006年だから、普通に考えれば16年前のことになる。 ところが私の場合、1990年頃なんてほんの数年前のことのような気がするのだ。 自分が20歳前後の頃のことだったから、妙に当時の「空気のすり込み」が激しく、気分的にはその時代から進んでいないのかもしれない。 正直、とても16年前のことだなんて信じられない。「カウントダウンTV」みたいなテレビ番組で、「1991年のヒット曲ベストテンはこうでした~」なんてモノをみても「懐かしいな~」というよりも「ちょっとウキウキ」してしまう。 よく考えてみれば、どこの世代の人も、青春の熱い時代を過ごした時期を、ずうーっと引きずるものなのかもしれないとも思う。 1960年代後半に20歳くらいだった、いわゆる「団塊の世代」の人なんか、全共闘時代の空気をずーっと引きずってる可能性がある。 「30数年前のことだったなんて、とても信じられない」という風に。 「団塊の世代から人々は大人になることをやめた」と何かの本で読んだが、「歳はとっても心は青春のまま」というのはいいものか悪いものか。 となると団塊ジュニア世代の我々は一生「バブル」ちっくなモノを引きずって生きるのかもしれない。親世代とも話はあわないし、バブルの終わった時代の若者達とも話があわないわけだ。
2006.10.07
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