殿上人日記

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2005年03月13日
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カテゴリ: 馬籠より


 今までは意識をしなかった地域であっても、先日の事件が
 「中津川で・・・」と報道をされたりで、子供もどこまでが
 中津川であるのか気にするようになった。そこで、学校が休みに
 なったら、中津川市を探訪をする事になり、今日は市街地から
 国道256号を下呂方面に、北上をする事にした

 市街地から木曽川を渡ると、中津川市の苗木地区。苗木城や
 野外教育センターがあり、名古屋の子供たちには知名度がある
 さらに、風光明媚な福岡ローマン渓谷の元・福岡町を通って
 キャンプ場で有名な元・付知町。最後に、元・加子母村となる

 加子母から舞台峠を通れば、もう飛騨。お隣は温泉地で有名な
 下呂市になった。ここまで、中津川の中心地から車で1時間
 下呂温泉は駐車場がなかなか無くて、仕方が無いから、足湯も
 川原の無料温泉も、車の中から見物をするだけになってしまった
 あの有名なアッパッパーな川原の温泉。じっちゃんが入ってた
 勇気があるぅ~~♪

 美濃と飛騨を分ける舞台峠は、鎌倉時代に、源頼朝の命を受けた
 文覚上人(もんがくしょうにん)の創建とされる大威徳寺に
 二代将軍の源頼家が参詣をした際、頼家が諸大名の参詣の退屈を
 慰めようと、この峠に舞台をつくり、都の美しい白拍子たちを
 集めて「能」を催したことからだそうだ

 その文覚上人のお墓が、加子母村にあるだが、不思議な伝説が
 残っている。この方は、出家をするまでは、遠藤盛遠といって
 京都の御所を警備する「北面の武士」でした。彼が十八歳の時に
 従兄弟の渡辺源左衛門亘の妻である、袈裟御前(けさごぜん)に
 横恋慕をして、その夫の亘を亡きものにして、袈裟御前を自分の
 妻にしようとしたが、夫の身代わりとなった袈裟御前を誤って
 殺してしまい、その罪を恥じて、出家をしたのだそうだ


 いつの頃からか、袈裟御前が没した旧暦7月9日の深夜には
 毎年、刀傷のような模様のナメクジが、墓碑に数百匹はい上がる
 ようになったそうで、ナメクジは文覚上人の罪を許して
 慕い寄る袈裟御前の化身との伝説が、生まれたそうだ

 旧暦七月九日にお参りをすると、九万九千日分の御利益が
 あると、毎年、なめくじ祭りが開催をされています

 山深い美濃の山里に、平家物語や、鎌倉武士の伝説が残って
 いるのも、また面白いものですよ


 なめくじ祭りの様子    http://www.kashimo.net/

 文覚上人と袈裟御前の物語 http://www3.ocn.ne.jp/~mh23/heike66.htm

 中津川市のホームページ  http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/index.shtm






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最終更新日  2005年12月14日 09時50分04秒
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