殿上人日記

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2007年09月14日
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テーマ: 京都。(6101)
カテゴリ: 京都の旅

東山1

   あまりにも立派な楠の大樹が、門前に
   立ち並ぶ青蓮院は、法親王(天皇の
   皇子や皇族の男子で、出家後に親王
   宣下を受けた者)が、門主を務め
   宮門跡寺院として格式を誇ってきた


東山2

   江戸時代の御所炎上の際、後桜町上皇の
   仮御所となった為、青蓮院旧仮御所として
   国の史跡にも指定をされ、その地名から
   「粟田御所」とも呼ばれ、雅さも感じる


東山10

   慈円院主のもと、わずか9歳の親鸞聖人が
   得度をされたそうで、楠は親鸞聖人の
   お手植えによるものと伝えられている


東山3

   小御所の近くにある「一文字手水鉢」は
   豊臣秀吉の奉納であるとか


東山4

   廊下に巨大なお数珠がかけてあり
   それをくぐると、厄払いになる

   さらには、座敷&坐像なので、写真は
   控えたのだが、おみくじの創始者である
   元三大師のおみくじもひけちゃいます♪


   話は変わって・・・・

永観堂1

   11月上旬は、京都御所の一般公開や
   秋の未公開寺院の特別公開が目的で
   毎年のように、京都に出かけるので
   紅葉もまだまだ始まりで、ほのかに
   早いものは、色づき始めている程度だ


永観堂3

   続けての京都訪問もままならず、紅葉の
   一番美しい頃の見物はしたことがない
   たぶん、この黄緑色の紅葉が真っ赤に
   染まったら、さぞかし美しいであろうと
   禅林寺の木々を眺めた

   永観律師がおいでになった事に由来して
   またの名を永観堂とも呼び、古くより
   「秋はもみじの永観堂」と称された


永観堂5

   小ぶりな木造阿弥陀如来立像は、頭部を
   左に向けた特異なお姿をされており
   「みかえり阿弥陀」の通称もある

   これは、永観律師が念仏を唱えながら
   阿弥陀如来立像の周囲を行道していると
   たところ、阿弥陀如来が須弥壇から下り
   一緒に行道を始めたので、それを驚き
   永観が歩みを止めると、阿弥陀如来は
   振り返って「永観遅し」といった時の
   お姿がもどらなくなったとか・・・


永観堂4

   普通は、松は二葉か五葉なのだが、まれに
   三葉の松があり、仏具の三鈷に似ている
   ところから「三鈷の松」と呼ばれており
   その葉は、ラッキー☆アイテムのようだ


永観堂2

           平成19年9月9&10日に京都市内で撮影


         追 記
          「庭のどこが虎の子渡しでしょうか?」と
          前の南禅寺の日記の説明不足で、複数の方から
          ご質問がありました。築地塀の前に並ぶ石が
          川を渡る親子の虎を表しているそうです





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最終更新日  2007年09月15日 08時38分09秒
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