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殿上人日記

2010年11月09日

岐阜の見上げた空には、鳥ではなくて・・・

(64)

カテゴリ：美濃の旅

　　子供がまだ小さな頃、１０年以上前に家族で出かけた
　　岐阜県各務原にある航空自衛隊の岐阜基地の航空祭で
　　見物をしたブルーインパルスの飛行を、また見たいと
　　旦那が言い出したので、早速出かけることにした

　　最近はネットで情報も伝わりやすく、年々、観客数が増え
　　朝早くに行かないと、駐車場もままならないと知っては
　　いたが、夜勤帰りの息子に朝ごはんを食べさせてから
　　旦那の運転で、木曽川を眺めながら現地に向かった

うらぶれた駅舎・・・・

　　ＪＲも考えたけど、多治見からの太多線とか乗り換えも多く
　　時間がかかるので車を利用する事とし、ま、前にも普通の
　　お宅の臨時駐車場にとめさせてもらったし、いざとなれば
　　姉のとこ？　それにしても、この駅。うらぶれた雰囲気が～

いよいよ潜入♪

　　なんとか車もとめられて、続々と基地に向かう人の波に
　　乗りながら、てくてくてくてく・・・かなり歩いて歩いて歩いて
　　到着～。門を警備する隊員と並んで記念写真を撮っている
　　お嬢さんたちも

Ｆ－２を見上げる人々

　　既に１０時半の二度めの飛行が始まっており、滑走路など
　　まったく見えない程の人、人、人で。まぁ、空が舞台だし
　　みんなが一斉に空を見上げた先には「Ｆ－２」。ブログの
　　一番最初の写真のと同種の飛行機で、世界最高レベルの
　　対艦攻撃能力と対空能力を兼備した戦闘機であるそうだ

　　全国数ある航空自衛隊の基地祭の中でも、岐阜基地の
　　名物がなんといっても「異機種大編隊飛行」である
　　ここでは「Ｆ－１５、Ｆ－２、Ｆ－４、Ｔ－４、Ｃ－１」が
　　飛んでいたが、様々な種類の軍用機が編隊を組んでの
　　飛行が出来る理由は・・・・

　　航空機や装備品の試験や開発をする「飛行開発実験団」を
　　擁しており、航空自衛隊が運用をする機種の大部分が
　　岐阜基地に配備され、特殊な装置が取付けられていたり
　　試作＆試験機として製造をされた機体も有しているからだ

鳥の編隊ではなく・・・

　　こちらは傘型体系というものだそうで、まるで渡り鳥みたい

マシン

　　１０時３０分からの飛行も終わったので、地上展示も見て
　　まわる事にした。というか私はトイレが混むと聞いていた
　　ので直前のコンビニに寄ったのに、旦那がトイレに行って
　　戻らず待ちぼうけ～　

F-2戦闘攻撃機武装展示

　　２０分以上は戻って来ないし、マニアじゃあるまいし流石に
　　私でも見飽きたし。F-16多用途戦闘機をベースに開発された
　　「Ｆ－２戦闘攻撃機」の武装展示を、穴があくほど眺める

空対空小型標的

　　飛行機以外にも、ターゲットドローン（標的）といったもの
　　なども展示されていた

　　こちらは20mmガトリング砲で、航空機関砲や艦艇・地上部隊用の
　　低高度防空用機関砲として用いられる「バルカン砲」であるが
　　その名は、ローマ神話の火神バルカン（ギリシア神話では鍛冶神
　　ヘーパイストス）からだとか

コックピット

　　こちらは、日本が初めて開発した超音速航空機の「Ｔ－２」の
　　特別仕様の「Ｔ－２ＣＣＶ研究機」で、既に退役をしているが
　　航空機等の装備品を後世に継承するとともに、航空自衛隊の
　　歴史と活動の理解及び認識を深めさせる事を目的に、保存を
　　している「保存指定航空機」のうちの一機だ

3D編隊