殿上人日記

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2014年06月06日
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カテゴリ: 京都の旅



さて、このお寺はどこでしょう? え? わからない
ですか。ヒント、京都市の天然記念物の樹齢四百年の
大銀杏があります




じゃ、ヒント2 実姉の嫁ぎ先の宗派です。これで
わかったあなたはスゴイ! パチパチパチ~♪




ではヒント3。歴史ファンのあなたならピンとくるハズ
新選組が屯所にして事があり、刀傷が残っていると伝え
られる太鼓楼も




鎌倉時代に親鸞聖人によって開かれ、室町時代の蓮如上人に
よって、民衆の間に広く深く浸透して発展した浄土真宗の
本願寺派の本山、「龍谷山本願寺」へと伺った




真宗大谷派の本山である真宗本廟(東本願寺)と区別をする為
通称の「西本願寺」と呼ばれ、地元の方からはお西さんの愛称
でも親しまれている。これからの文章は西本願寺で統一します




朝刊にでかでかと新聞広告が載って、西本願寺の門主交代の
儀式「法統継承式」が行われ、大谷光淳氏36歳が親鸞の子孫に
よる世襲で、25代目の門主に就かれた事が書かれていた




ウィキペディアより
>もともと公家の日野有範の子息である親鸞と、日野広綱
>(覚恵の父)の血統を引く東西両大谷家当主は、代々有力
>公家の猶子になる慣習があり、また、代々公家と通婚を
>続けており母系によっても公家化が進んでいった




京都に出かける日にちをネット検索をしたら、西本願寺で
春の法要が行われ、普段は予約の必要な国宝の書院内部と
飛雲閣の参観が誰でも自由に拝観が出来るのだ




拝観予約が面倒でまだ拝観した事がなかったので、この機会に
これは行かねばなるまい。残念ながら共に撮影禁止だったが
どちらも素晴らしい文化財であった。しかも無料で拝見が出来
目の保養




金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つである飛雲閣は、秀吉が
建てた聚楽第の一部で、三層からなる楼閣建築である




更に秀吉の伏見城の遺構であるのが唐門で、これはいつでも見る
事も撮影もOK。桃山時代の豪華な装飾彫刻を施した檜皮葺き
唐破風の四脚門だ




彫刻の見事さから見ているうちに日の暮れるのを忘れる事から
日暮らし門とも呼ばれている。このように寺院でありながらも
桃山文化を代表するような建造物や庭園が数多く残されており
ユネスコの文化遺産に「古都京都の文化財」の一部として登録
されている




明治45(1912)年に信徒の生命保険株式会社の社屋として
建築された洋館が本願寺伝道院となり、京都市の有形文化財に
指定も




その設計者は京都では平安神宮や祇園閣、豊国廟の設計をした
伊東忠太であるそうで、東京では築地本願寺。妖怪好きで有名
らしくて摩訶不思議な動物の彫刻が付けられていた。なんだか
パリのノートルダム大聖堂を思い出す




西本願寺に行かれる事があれば、このコミカルな妖怪たちにも
会いに出かけて下さい。あと今回は行かなかったけど近くに
龍谷大学(西本願寺系)の大宮キャンパスがあり、明治12年に
建てられた学舎など国の重要文化財になってますので、ご覧に
なると良いですよ




さてここからは前日の祇園散歩の続き。やはり京都へ来たならば
東山界隈も足を伸ばしたい。八坂神社から東山もちょこっと散歩
したんだけど




同じような事を考える人は多いようで、4月半ばの週末の京都
東山・・・・・東京原宿並み~~~風情もへったくれもない




この素敵なお着物の奥様方は、舞妓の都をどりか南座の海老様の
観劇のついでにだろうか




着物の若い娘さんがやたらに目立つのは、観光客がレンタル着物
での変身によるもののようだ。やっぱ着物姿の女子は良いもんだ
男女着物カップルの姿も多かった




中には舞妓に変身した娘たちも。この子たちもかわいい事は
かわいいけれど・・・海外からのお客さんから本物の舞妓と
誤解されてしまうのは困るような気もする。着物とかもやっぱ
安っぽいし・・・




(参考写真。昨春の都をどりお茶席で本物の舞妓さんと芸妓さん)




舞妓さん好きな方へのお土産に、舞妓傘




幕末の志士好きであれば、こんな傘はどうだろう




こんな人ごみじゃどうしようもないと、一歩外れた
石塀小路に逃げ込む




石塀小路は大正時代に寺院庭園の一部が取り崩され
通り抜けの道が作られ、昭和になって京都から市電が
廃止されるようになると市電に使われていた石畳を
ここに敷いてできたものだ




法観寺の八坂の塔は永享12(1440)年の再建で、東寺
興福寺の五重塔に次ぐ高さの49メートル




八坂庚申堂(大黒山延命院金剛寺)の「くくり猿」




てな訳で、姉とは初夏にまた出かけようとホテルを予約済み




南座観劇、仁和寺と御室桜、京都御所と蹴鞠、西本願寺特別公開と
盛り沢山の春の京都1泊2日の旅だった




                写真は2014年4月13&14日に京都で撮影





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最終更新日  2014年06月06日 10時46分34秒
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