殿上人日記

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2015年11月06日
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カテゴリ: 日々の暮らし



暑くもなく寒くもない穏やかな秋の日の下での解体
地盤調査、基礎工事等々・・・あの真夏の暑さの中で
舅&姑の小屋の改修工事をされた大工さんたち、随分
大変だったのだろうなぁ~




そんな訳で、今回はそんな小屋の改修工事を含めて
基礎工事の続きです。前の日記では大工さんの事など
踏み込みすぎて、生コンを流し込んだところまでしか
紹介しきれませんでしたが、そこからです




今度は家の土台となる立ち上がり部分の型が作られて
いよいよ、そこにコンクリートを流し込むだけになり
部屋の仕切りなど、この段階になると見てもよく判る
ようになっていた。あ~、思ったより狭いなとか・・・
総2階にして、60坪位にすればよかったかな~とか
旦那が言いだすが




10年後、20年後の家族のカタチも想像もつかないし
少し前に二世帯完全同居型の家を建て替えた義叔父さん
宅は70坪程で4500万位でだそうだが、それだけの
金額を使う度胸はなど私にはないし




今日あたり基礎の土台の立ち上がりの部分の施工でも
やっているのかな?っていう10月半ば、私は今日の
ように青空の見れる図書館の窓辺でネットをしてまして




夕刻、図書館から出たら東の空に雷鳴がとどろいていて
まるで夏の日の様な雷雨が、中津川を襲ったようでして
基礎の立ち上がりは大丈夫かなぁ?と心配はしましたが
旦那は、業者さんはプロだから考えているだろうって




次の朝に心配しながら現場へ車を走らせたら、しっかりと
青シートがかけられていて水を何とか防いで、いい具合に
固まったみたいです




といった訳で旦那が撮ってくれた基礎の仕上がった写真に
旦那の影も映ってました(へたくそ・・・ボソッ) 私が見に
出かけた時には、既に土台になる米ヒバが乗っている状態
なので見れませんでしたが、他の人のブログとかも見るけど
やっぱ綺麗に仕上がっているような




そんな新しい家の基礎の向こうに一軒の家、お隣さん?いえ
前から言っている舅&姑の小屋です。小屋という言葉から
いかにも掘立小屋を想像してた皆さん、スイマセン。田舎の
小屋のレベルはこんな感じです。土蔵にしてはお粗末なので
小屋とは言ってましたが




小屋を直して年寄りがそこに住むと言い出しても無理もない
それなりの建物でして。母屋を壊した時にも知らない人は
裏側にこんな家もあったのか~!と、驚かれたようでして
確かに写真で見ても普通の家にも見える位だし




ここから改修前の古い小屋の紹介になります

1階は3室あり塗り壁もされているので、実際に、オンボロ
木造家屋であった母屋よりも暖かくって、構造材も良いものを
使っているらしく、地震が来ても大丈夫らしいです。屋根も
20年位前に母屋と一緒に葺き直しをしましたし




しかし小屋の前部分にあった、作業をするような庇(ひさし)
部分は舅らが自分で拾ってきた木材で適当に作ったらしくて
かなりお粗末で、屋根とか直さなきゃと言ってた按配で




家を建て直す為に、田畑や近所の人たちから離れたくはない
舅&姑が仮住まいをする為に、小屋で住めるようにするので
あれば、その庇の部分は全て囲って全部建て替えてしまった
方が良いって事で、より改修は大掛かりになりました




テレビのビフォーアフターでも古い柱しか残さないくらいなら
いっそ新しい方がいいんじゃないかというようなリフォーム
ぶりですが(税制上の優位点とかあるのだろうか?) なんか
すっきりと取っ払って貰って、二階の開口部ありますが、ここ
物置になってます




トイレもレンタルで臨時トイレを置くよりも、土足でも利用が
出来る農家必然の水洗トイレを作った方が便利だという事で
年寄りが新聞紙をトイレットペーパー代わりに今でも使って
いた年寄り用の外のポッチャントイレ小屋もお役御免




お陰でこんな広い駐車場が出来ました。これは嬉しい誤算
娘が帰ってきても駐車場の心配はいりませんというか、家の
表にも3台位置けるので、車庫含めて8台は車が置けますね
無駄に土地はだけは広い田舎・・・




こちらも舅が手作りしただろう鶏小屋も、無駄に土地がある
からと言って、単にゴミ置き場の温床となっていましたが
仮住まい中の臨時のお風呂を置く場所にするので、一緒に
壊して貰いました




いやぁ~~、スッキリしましたわ。建て替えの何が嬉しい
かといって今までの生活を一変できる(かもしれない)って
事でしょうね




ドアとか引き、窓や、照明などは解体をした母屋のモノも
そのまま使って費用を浮かせています。その改修費用は舅&姑が
自分たちが住むのだからと払ってくれましたが、その後には
家財なども置けそうで、小屋の性能面でレベルもかなりアップ
しました




湿気、カビとかの心配がなければ立派に物置部屋になるの
だけども、布団や衣類までは無理かなぁ~。換気をきちんと
出来たらいいとは思うけど。そんな訳で新しい家にはここが
あるからといわゆる、ロフト、ウォークインクローゼットの
小部屋とかはないです。旦那は欲しがってましたが




物置があるからいらない物でもしまってしまうし、家自体の
問題も大きいとは思うけど床も落ちたし。150万円とかを
かけてまで、いらないものをしまっておく必要性もないとも
思うし、ちゃんとクローゼット、押入れ、パントリーなども
作ってもいますし、物置部屋はこりごりと言うのが本音




この部屋、なんか居心地が良いと義叔父や義叔母らに人気が
あります。薄暗い少し狭いのが隠れ家みたいで落ち着くの
だろうか。長居をしたくなるみたいで、このまんま、ここに
住めよ~とか言われる始末だそうでして




ホーローのキッチンもこのまま残すと、作業台や、野菜とかの
汚れ物などを洗うのに便利そうだし、洗濯機も娘のも来年は
来るので、母屋に2台の他に、ここのも残したら便利そうだし
靴脱がなくてもいい。




確かに小屋を改装して正解だったかも。このお部屋、もとは馬屋
だったんで、それらしい飾りは残されていた

↓左の方が、新築中の家の大工さん




                    平成27年夏から秋にかけて

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最終更新日  2015年11月06日 16時26分06秒
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