殿上人日記

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2016年09月08日
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カテゴリ: カテゴリ未分類


さて、今回の新築日記は昨年12月からお正月あたりに
大工さんが施工をされていた「断熱材」の話をしようと
思う。1階の床は早い段階で構造板が貼られていたので
建前の直後の11月初旬に床下断熱材が施工されていた





床下の断熱材は、旭化成の「ネオマフォームジュピー」

という高性能断熱ボードで、
切断とか加工も簡単に出来て
薄くて扱いやすいと大工さんにも好評なんだとか。工務店の
社長さんが「白アリにも強いって話ですよ~」とか言ってたし


2015年12月4日付
「巨大猪に遭遇。床断熱はジュピーな我が家のバリアフリー事情」




このジュピーだが、結露などにも強いようで2階ベランダの
下部にも落下しないようにはめ込められていた




そのジュピーの下には、更に壁中にも使われている
グラスウールの「マグオランジュ」が施工されており
防水シートも張られていた




「徒然草」には、家の作りやうは、夏をむねとすべしとあり
柱だけで障子などで、アッパッパーだった日本の家屋が
しっかりと壁で囲み、更に断熱材を使うようになったのは
高度成長期のオイルショックと、地球温暖化による気候の
変動、エアコンなど家電が普及し「省エネ」が求められた
為であるそうだ




1980年には「省エネ法」が出来て、建築業界でも
省エネが促進されていったのだが、やり始めた頃は
施工方法も模索の状態で、内部結露を起こしてしまう
など試行錯誤で、家の気密を高めるなど悪戦苦闘を
続けながら、それらの問題点を克服をしてきての今の
「次世代省エネルギー基準」(1999年施工)なんだとか




現在は平成21年の改正版だそうで、地域によって要求
する数値が違うそうで、最高基準の1地域は北海道であり
最低は沖縄の6地域.日本の大半は4地域に含まれて
おり、岐阜県も4地域だけど、山間部で寒いし1つ上の
長野県の3地域くらいの仕様の方が良いような気もする




そんな断熱材だが、地域や気候によっても使用するものも
違ってもくるし、2×4なのか、コンクリートなのか、在来工法
なのかで断熱方法もかわってもくる。うちのような在来工法の
場合は内断熱で柱の間に、断熱材を詰め込むタイプが良く
以前から使われているグラスウールの他に、最近は
発泡
プラスチックを吹き付ける工法も増えてきた




ハウジングメーカーや工務店によって、また建物の種類で
どの工法が使われるか違ってくるので、自分のところのが
良いといい、他の断熱方法をけなしたりする場合すらあるが
要は、その工法が建物に見合っており、しっかりした施工を
ちゃんとしているのかというのが、現状において大切なのだと
思う




私は最初は発泡系がいいかなぁ~とか思っていたが、他の
業者で発泡プラスチックの施工を見て、なんか雑に思えたし
同様に、他のグラスウール系の業者では断熱材がだら~と
たるんでいたりで、これで本当に良いの?と雑な仕事ぶりに
がっかりしていたのだが、うちを建てた工務店の現場を見て
ぴしっとたるみなく壁を埋め尽くした、断熱材の丁寧な仕事
ぶりに、ここで家を建てて貰おうと思いもした




それもそのハズ、工務店の社長さんが建築の第三者機関で
良い成績を取るのを目的にしており、グラスウールの施工で
所属の大工さんが全国トップクラスの成績を収めたそうで、その
工務店で仕事をしているだけに、その方ではないが丁寧な
仕事ぶりをされている訳だ




更に天井なども落下しないよう、たるまないようにきちんと
とめてあり、電気業者などが断熱材を持ち上げたままで
隙間を作らないように気を配っているそうである。こちらの
方はロックウールという種類の断熱材で、2階床下に施工
されており、2階の足音とかの防音性がグラスウールよりも
多少は良いそうである




こっちは2階の天井のグラスウールで、
マグ・イゾベール社の
次世代省エネルギー基準対応のグラスウール断熱材である
「マグオランジュ」で、高性能のグラスウールは繊維の直径が
4~5ミクロンと通常のグラスウールよりも細い為、より多くの
空気室を作り出す事で、より高い断熱性能を発揮するそうだ
室内干し用に天井を強化してくれていた




表面(右下)が防水気密フィルムで、
暖かい湿った室内の
空気が壁体内に侵入することによる内部結露の発生を
抑える効果があるそうだ。上部の黄色のが裏面で、和室の
屋根裏にあたり。断熱材の向こうは2階の娘の部屋がある




こちらの断熱材の方はユニットバス脇の階段の様子。やっぱ
このように、建物を建てる途中が自分の目で確かめれるのは
とっても嬉しい事だ。中には建築中は施主でも中に入れな
かったり。こうやって写真を撮る事もできない場合もあるそうで
それじゃ、どんな風に建てられたかもわからないし




                  平成27年冬に撮影

夕焼け写真はかなり前のものです。ノートパソコンの調子が
悪く古いのを持ち出して使っているので保存された写真も
古いので


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最終更新日  2016年09月08日 22時59分22秒
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