殿上人日記

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2016年11月08日
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カテゴリ: 東京の旅


いゃ、読めば読むほど意味深なタイトルだし。きっと
こうゆうタイトルをツリとか言うのかな。今朝は娘と二人
だけで食事だった。今日は娘は日帰りの出張なので
出先で外食するそうでお弁当もなし。だいたいが娘の
場合は朝は白湯と、梅干しと、少し温めたヨーグルトと
豆乳に栄養素の揃った粉をまぜるだけだから、楽




旦那の方は昨日の夕刻、退社30分前にちょっと
いいかなぁ?とか呼ばれて、残業でも頼まれるかと
思ったら突然の出張。しかも泊りになるのかも?って
事で、急きょ、ホテルを予約して新幹線の切符も買い
朝5時台の電車に乗るので、朝ご飯用のオニギリも
購入。寝ている間に出かけていきました




そして朝になっても帰らぬ息子。そう昨日から半年ぶりに
夜勤が始まったので、定時なら早朝6時台に帰れるけど
この時間(8時半近く)になっても帰らぬようなので、残業
2~3時間。夜勤と残業・・・。またまた年齢の割りに稼ぎが
よくなり、住宅ローンの支払い的には楽だけど




私は午前中の予定がたたない。息子的には夕ご飯の
ボリュームのある食事をこれから用意して、昨夜の残り湯
温めなおし(かなり暖かい♪) それが日によって時間が
まちまち。今日のご帰還はこのままじゃ9時過ぎになるの
かなぁ~。なんて感じでドタバタした朝です




同居でも、まだ姑が舅と自炊してくれるからいいよ。これ
舅&姑の年寄り好みの食事を、舅や姑の時間に合わせて
作ってなんてとても出来ないし。みんな違った時間で、違う
好みの食事をてんでバラバラにしているから。同じ屋根の
下に住んでいても昼夜逆だと、息子の姿を3日ぶりに見た~
なんて旦那がいう事もよくあるし




そんな訳で、今回ご紹介している写真は9月下旬に
出かけた東京国立博物館。略してトーハクでは常設
展示品の殆どが、撮影OK(フラッシュ禁止)なので
「書」をテーマにしていました。国宝クラスの素晴らしい
名書家による貴重なものばかりであろうと思います




大聖武
(おおじょうむ)と呼ばれる一連の書は、奈良時代に
書写された賢愚経の一本で、東大寺の大仏を造った事で
有名な聖武天皇のご宸筆と伝わるもので、東大寺戒壇院に
伝わったものが、室町時代までに流失し、バラバラに切断

されてしまったそうだ




こちらは苔寺や天龍寺の庭を造った事でも有名な
禅僧の夢窓礎石(
道号が夢窓、法諱が疎石)による

生涯にわたり、夢窓国師、正覚国師、心宗国師
普済国師、玄猷国師、仏統国師、大円国師と七度
国師を歴代天皇から賜ったので七朝帝師とも称す




こちらは良寛和尚。江戸時代の曹洞宗の禅僧で
子供と手毬で遊んでいるイメージ。その書も 上手に
書くのではない
独特な書風なんだとか


「この子らと 手鞠付きつつ遊ぶ春 日はくれずともよし」




江戸時代の国学者で万葉集などを研究した
賀茂真淵
弟子の加藤千蔭によると、「外見は普通の人とかなり
異なっており、ややもすると明敏さに欠ける頭の回転の
鈍い人とも見受けられそうだったが、時々彼の言葉には
日本人の真の心が突如としてほとばしりでた。その時
には非の打ちどころのないほど雄弁になった」との事




水戸藩主徳川斉昭公と言えば、
最後の将軍である
徳川慶喜の父親で、徳川幕府の将軍の跡継ぎ問題
幕政などに口を出し井伊直弼の安政の大獄で永年
蟄居となった。公私ともにかなりワイルドな「烈公」で
あるだけに、その文字までワイルド? とか思ったら
単に書風によるもの




再来年の大河ドラマの主人公はベタに明治維新の立役者の
西郷隆盛を描いた西郷どん。その役は鈴木亮平が演じる
そうで野太い声とともにイメージぴったり。映画の俺物語!!の
剛田猛男そのまんまでいいんじゃないかと




となると盟友のイケメンの一蔵さん、こと大久保利通は
主人公役の33歳の鈴木さんと同年代、もしくは少し上の
30代の俳優さんになるのかな。それも楽しみだが・・・
某J系、某E系のタレント兼業の方はご勘弁。舞台系とか
内野聖陽みたいな素材、発掘してほしいものだけど~
玉木宏とかも年齢的に合わなそうだし・・・




西郷どんと一蔵さんと並んで、維新の三傑であるのが
長州の立役者、逃げているイメージしかない桂小五郎
こと木戸孝允。長州の牽引役として活躍をしたそうだが
どうも、西郷や竜馬みたいな派手さには欠けているが
明治維新には欠かせないすごい人であったみたいだ




その長州の志士たちを育てたのが寅。吉田松陰であり
短い期間でありながら、彼の開いた萩郊外の松下村に
あった松下村塾からは、高杉晋作や久坂玄瑞や伊藤
博文、山縣有朋などなど。その偉大な兄と塾生らの活躍
などを大河ドラマで松陰の妹が主人公の視点で描いた
ものがあったけど、男→女→男→女の交互のは無理が
あると思う。せめて次回の井伊直虎みたいに本人が活躍
しそうなもので。妹や妻は・・・・





幕末の三舟とは、勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟という
幕末の江戸幕府で活躍をした幕臣だそうで、大河とかは
西郷どんと江戸城の無血開城に臨んだ勝海舟がよく登場
しているが、最初に西郷が交渉相手に選んだのは泥舟で
あったのだが、彼が忙しい事から義弟の鉄舟が代わりに
交渉役を務めたそうだ




今年の大河ドラマの真田丸。兄が守った真田家の治めた
松代藩から幕末に登場したのが天才学者、佐久間象山だ
先ほどの勝海舟の妹が、象山に嫁いでおり義兄弟でも
あるそうだ。彼は吉田松陰や坂本龍馬らの師でもあり
松陰の密航未遂事件で蟄居。西洋かぶれのイメージから
攘夷論者に暗殺されてしまった





三男。幕府と尊王攘夷の志士らの狭間で、
政争の中を
公家らも表舞台に引っ張りだされて右往左往。薩摩や
会津などの公武合体派による政変で、都から追放を
され、長州へ落ち延びた七卿落ちのメンバーでもある
ご維新後も、天皇の側近として明治政府の中枢で活躍





そんな訳で、歴史好きなので彼らが残した書も子供の
頃から好きだった。実家にも七卿落ちをした誰かの書が
あるそうで、明治になってお金に困った公卿なにがしが
書を金にしていたようである。今度、その額の書も写真で
撮って誰のだか調べてみようかなさて




東京国立博物館に立派な門があるが、これはもともとは
丸の内三丁目にあった大名屋敷にあった黒門で、
正式
には「旧因州池田屋敷表門」という。入母屋造屋根であり
門の左右には向唐破風造の番所を設けており、幕末の
大名屋敷の門としては最も格調が高いものであるそうだ




こちらは内側から。門一つなのにこの風格。
門は土曜、日曜
祝日の10:00〜16:00に開門されるんだとか。東京がかつて
江戸であった事を思い起こさせてもくれた




          平成28年9月下旬に東京国立博物館で撮影


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最終更新日  2016年11月09日 10時56分12秒
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