殿上人日記

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2018年10月19日
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カテゴリ: 中津川より


さてさて東京から戻った次の日でも
ある日曜日には​、地元中津川にある
恵那山という日本酒で有名なはざま
酒造に娘と出かけた




なんでも蔵開きをするそうで、新聞にも
広告が入っていたのだが、ネットで検索
すると、「蔵開き」とは新酒が出来る
時期の他に、その年の新酒を作り始める
時期にも行うようである。そのタイプ?




当日、一人500円の参加料を支払うと
試飲をする為のおちょこの他に、かわいい
おちょこ入れをおまけに貰った。今まで
このような催しを行っていなかった、この
蔵が「蔵開き」を始めたのはちょっとした
理由もあるようだ




事前にネットで参加申し込みをした人には
当日、会場で利用が出来るというコイン
(200円相当)も貰えた




このコインは会場で5枚1000円で
購入もできるので、貰った2枚の他に
5枚分を購入した。もし今回、使えず
残しても、今後のイベント等で利用も
出来るみたいだ




開場の朝10時には、旦那が車で送って
くれて、仕事があるから昼12時半か
夕刻4時過ぎにしか迎えに行けないと
いうので、食事をしたり、買い物でも
してたら夕刻になるだろうと、夕刻の
迎えも旦那に頼む




はざま酒造は、中山道中津川宿の西の端
駅から徒歩15分位で行くことができる
すぐ近くには栗きんとんの川上屋の本店
なども




ではではおちょこを手に試飲コーナーに
出かけてみますか。「無料で5種類の酒」が
飲める他にも、先程のコイン1枚で木枡に
注がれた「有料の大吟醸など3種類のお酒」も
飲む事が出来る




半分くらいとか、なみなみに・・・など
つぐ量を言って、何倍だろうが気が済む
まで飲める趣向だ。おっととと・・・




地元の飲食店と相談して、1コイン
(200円)で日本酒にあうおつまみ
なども幾つも販売をしていた




更に日本酒の蔵開きだけども、なぜか
居酒屋さんなどに、新鮮な生ビールを
提供する速達生も置いてあるし。なんで
蔵開きでビール?と思ったら、この蔵は
最近になって、この速達生で業績を伸ばす
愛知の食品卸しメーカー「マルト水谷」が
経営をしているからのようだ




団体さんなども来場時に既におり、午前
10時台には会場内はこんな感じだけど




中庭にもテーブルと座席が用意されていて
のんびり時間を気にせず、飲む事が出来る




な訳で1杯目。娘がいそいそとコインを
手におつまみを買ってきたが、キノコ
苦手なんだよね




で、私も後からおつまみを追加。有料の
日本酒は飲まないから、コインが二人で
7つあるから、おつまみも7つ買えると
思ったら




後半になって、娘が大きなプラスチックの
コップになみなみと注がれた生ビールを
買ってきた。これは少し飲んだ後。これで
200円は確かに安い。普段はいくら位で
提供されているんだろ。東海三県などで工場
直送で生ビールを提供する「マルト水谷」は
「日本マーケティング大賞奨励賞」も受賞




さてジョイセブンの酒蔵ツアーでも紹介を
しているはざま酒造の創業家は、もともと
京極家に仕えた武士の家系で、室町時代に
美濃の国に移り住んだそうだ




1601年より酒造りを始め、四百年以上に
わたり醸造業を営み、江戸期には尾張
徳川家の御用商人となって、美濃屈指の
豪商としてその名を馳せたそうだ。しかし
昨今の日本酒離れもあって、酒造りも
やめていた時期すらも




最近になって、酒蔵は前述の名古屋の食品
卸しの「マルト水谷」が、経営を引き継ぎ
山口県で「東洋美人」を造る澄川氏に師事
した、岩ヶ谷さんを杜氏に迎えて、設備も
一新。純米酒しか造らない酒蔵となった




そんな訳で新たに迎えられた杜氏さんが
酒蔵を案内してくれた。なるほどね~
だから蔵開きなども始めた訳だ。名古屋の
イケイケの会社がバックなんだもん。今年
初チャレンジのインターナショナル・ワイン・
チャレンジ「SAKE部門」の純米吟醸酒の部、
純米酒の部で、SILVERメダルを受賞したり




今年の岐阜県新酒鑑評会でも 純米吟醸酒の
部で「恵那山純米吟醸山田錦」が最高賞の
岐阜県知事賞を、純米酒の部で連合会長賞を
受賞したそうだ。食品卸し会社の酒蔵だし
名古屋あたりの居酒屋、飲食店に置かれる
事も増えていくような気も・・・




こういった酒造りの現場を見てから、飲む
酒はまた格別だ。見学後もまた飲む。例の
女城主のように混みあった会場でおつまみ
無く立ち飲みと比べて、椅子にテーブルで
おつまみも購入。暑くもなく寒くもなく




12時半過ぎまで飲んでいた。あっ、ずっと
飲み続けてたわけでもなく、ほどほどに
ほろ酔い気分で本屋で近くの立ち読みし
駅前で午後遅くのランチ。ぶらぶらして
いたら、もう午後4時だった




       平成30年10月14日に中津川市で撮影

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最終更新日  2018年10月20日 11時24分30秒
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