殿上人日記

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2020年09月10日
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カテゴリ: 飛騨の旅



あれば栗きんとんの日でもある重陽の節句に
栗きんとんを駅前でタダで貰っていたとか
ここで紹介をするところだが、新型コロナの
感染防止で中止となった




10月末の菓子まつりも中止だし、地元の
秋祭りもなくなった。こうやって感染防止に
気を配っている中で、がはは~と高笑いで
マスクなしの青年数人が、国道沿いの地元
コンビニへ。車のナンバーは都市部である
〇〇〇だった




田舎への楽しい旅行で、気持ちが緩んだの
かな。天竜峡の道でも都会からやってきた
バイク若者集団がマスクなしで、ワイワイ
やってたのを見たばかり。と言う訳で7月に
娘と出かけた、岐阜県民が県内での宿泊で
6割引きというので出かけた高山の話です




自宅からは、車で2時間で出かけられるので
普段は、日帰りドライブでよく出かけており
朝10時過ぎには高山に到着するので、これ
までも、陣屋前の朝市はよく出かけている




日曜の朝なのにお客が少ない・・・。朝市の
お母さんたちも手持無沙汰だ。ここでいつも
何かしら買うことが多くて、今回も美味しい
ものを買ったので、次回、紹介をします




こちらは宮川朝市。↓後から紹介をするプチ
散歩をしてからに出かけたので、午前10時
過ぎとなり、結構、人も増えてきたようだ
ここ宮川朝市は、能登の輪島、千葉の勝浦
佐賀の呼子朝市と並び日本三大朝市の一つだ




三大なのに四つ。そのあたりは大人の事情で
あろうか。三大に拘りたいのに、どうしても
外せないという4つの朝市は、それだけ地域に
根差してきたという歴史があり、能登などは
千年の歴史を誇るとか。高山の現在の朝市は
戦後に始まったが、江戸期から高山別院照蓮寺
付近で、朝市が行われたと記録があるそうだ




今は時期により数十店舗が並んでいるよう
だが、最盛期には300店舗もあったとか

ウィキペディアによれば
>飛騨紅かぶ(かぶら漬、千枚漬けなど)
>うめ漬け、味よし漬、ごぼう味噌漬
>酒どろぼう、まんまどろぼう、飯もらい
>楽京あます漬、大根あます漬




>りんご(飛騨りんご、陽光りんご、シナノ
>スイートなど)、メロン(飛騨メロンなど)
>桃(飛騨桃など)、プラム、さくらんぼ
>ぶどう、柿、駄菓子、みだらしだんご
>朴葉(ほうば)味噌、季節の野菜、山菜




>卵、きのこ、豆類、米、もち米、雑穀
>生花、造花、けやき工芸品、きり工芸品
>さるぼぼ、一位一刀彫、飴細工、わら工芸品

朝市の行われる道の反対側には店舗が並び
こんなモーニングのお店もあった




何やら宮川にかかる新しい橋。朝市の
行われるエリアと、本町商店街を結ぶ
行神橋の名前は、近くの高山祭の屋台
から名づけられたそうだ




橋自体は鉄筋ですが、木をふんだんに
使っており、夜はライトアップされる
そうで、新たな高山の名所になりそう
この後に、渡り初めの行事が行われる
そうで、まだ渡る事はできなかった




お隣の鍛冶橋には、高山祭の恵比須
台に飾られている彫刻の手長と足長を
由来とした銅像があった。前に懸賞で
当たって無料で泊まった高山グリーン
ホテルの大浴場にも、この像があって
びびった




高山市の川上岳を源流とした宮川ですが
下流の高原川と合流をするあたりからは
神通川と名を変えて富山湾へと注ぐ




さてさて、ここからは高山プチ散歩の
ご紹介します。ここも無料で内部見学が
出来るので、暇さえがあれば寄ってます
江戸時代の高山陣屋を紹介しましたが




こちらは高山市政記念館。建物は明治28年に
建てられ、高山町役場(昭和11年11月から
市役所)として使用され、その後は公民館に
なっていたそうで「旧高山町役場 附棟札及び
新築関係書類」として、高山市の指定文化財
となってます




明治の当時の高山町長が、その当時の名工、
坂下甚吉に命じて、工費4319円1銭6厘で
造らせたものだそうで、飛騨の家屋の特徴と
西欧の様式も取り入れ、和洋折衷な画期的な
ものであったそうだ




建築材は総桧で、宮村餅谷の官材を使用
しているんだとか。ここは議会場だった
ようですが、天井は変形折り上げ格(ごう)
天井の豪華なものです




ガラスも飛騨では初めて導入がされ、硝子
障子(がらすしょうじ)という名称で各所に
使われ、古くの製法での気泡が入る不均一な
ふきガラスを見ることができる




そこからの高山の町並み。明治の高山の人
たちはハイカラなこの建物を、どんな思いで
見ていたのだろうか。近くには江戸の陣屋も
残ってますしね




鉄欄は、東京の鋳物問屋田中精之に特注を
して取り付けた花の連続文様で、文明開化の
象徴であったそうだ。資材は東京から桑名
まで船便で運び、そこからは荷馬車だった




今は資料館となり高山の歴史にとって、
重要な文物が数は多くはないですが展示
してありました。こういったものも見学
できるのは楽しいし、写真を撮っても
絵になります




花餅(餅花)です。ウィキペディアによれば
>日本の一部地域で正月とくに小正月に、
>ヌルデ・エノキ・ヤナギなどの木に小さく
>切った餅や団子をさして飾るもの。




>東日本では「繭玉」(まゆだま)の形に
>する地域が多い。一年の五穀豊穣を祈願する
>予祝の意味をもつとされる。左義長の行事で
>飾ったり、食べたりする地方も多い。岐阜県
>(主に高山市・飛騨市)では「花餅」(はな
>もち)と呼ばれ、正月の装飾用品として定着
>している。




松尾芭蕉の俳句では、
    餅花やかざしに插せる嫁が君

との事。




台風も去った9月上旬、天候不順で午後から
俄かに雨が降り出すことが多い。この日記を
書いていた9月9日午後も3時前から、急に
暗くなりだしたので洗濯物を取り込んだ僅か
数分後にはどしゃぶりになって、ギリセーフ




で、テレビドラマを見ながら日記を書いて
いた(昨日も、今日もアマゾンプライムで
孤独のグルメ視聴中)んだけど、雷とかが
鳴りだしてきて。うちのあたりは夏に雷が
多く、10年に一度ペースで電化品が落雷で
壊れてしまうので




これはテレビを守らなきゃと、コンセントを
抜きまわった。過去に壊れたのは室外アンテナ
冷蔵庫、ビデオデッキ、Wi-Fi中継機、電話機
などで火災保険でカバーできたものもあった




コンセントを抜きまわった直後に、あっ
電気が落ちた。停電となってしまって
やっば、書きかけの日記もWi-Fi本体の
電源落ちたからネットもつながらないし
コピーして、PC本体に記録しとかなきゃ
なんて感じで




なかなか停電もおさまらないので、会社
帰りの娘には、町で時間をつぶしてくる
ようにラインで連絡。1時間ちょっとで
復活したので、娘にも帰宅を指示すると
スーパーの半額見切り品を、買ってきて
くれた。やはり6時をまわると安いなぁ




あっ、買い物の費用はこちらで払ってます
けど、私が昼間に買いに行っても定価ばかり
なので、娘に安く買ってきて貰うのはお得
だが、〇〇を買って応募する懸賞が出来ない
のが難点だ




と言ったわけで、ここからは翌日に気分も
新たに日記を書いてます。高山に話を戻し
ますね。ここは出来たばかりなんだろうか
初めてやってきました




飛騨高山まちの体験交流館といって
伝統文化や、地場産業の振興の為に
作られたそうで、職人さんの実演も
見る事ができる




職人さんに撮影をしてもいいかときたら
出来上がった作品はうつさないで欲しい
との事で、手元だけ作業風景を




かわいらしいカフェもあった




飛騨の匠の街の、高山だけあって
様々なお店が並んでいるが、ここの
ブログ友の方に渋草焼というものが
あると聞いたが、知らなかった~
うちのあたりは、美濃焼があるから




他の産地の焼き物を買う機会とかが
まずないし。それ以前に商品とかを
買うともれなくついてたり、懸賞で
当たった食器ばかりだし。次に高山に
出かけた時は渋草焼も注目してみよう




普段は通らないような道までも、時間
あるので、てくてくと歩いてみると




へ~、こんなんがあったんだという
感じで発見があるが、まだ高山城址
行ったことがない。一度位は行って
みたいけど、坂とかあるので家族に
不評。え~城跡~?と言われて




結局は街歩きになってしまうのが
定番。お寺のある地域をぶらぶら
歩いた事は1度だけあるんだけど
たまには違った高山も見てみたい
ものだ




いつもと違う高山・・・新型コロナの
影響とか、高山に泊まって早い時間で
ある事も。誰もいない伝統的保存地区
三町の日曜の朝。普段なら人でごった
返している通りだ




こちらは普段でも人の少ない、一筋
ズレた通り。こんな感じで街を歩いて
いるうちにお腹もすいてきた。お昼
ご飯は何を食べようか。次回に続く!




          2020年7月5日に飛騨高山で撮影

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最終更新日  2020年09月14日 15時48分25秒
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