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2019.06.23
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第9話「後宮の新年」

乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)への寵愛を隠さなくなった。
飛ぶ鳥を落とす勢いとなった延禧宮(エンキキュウ)には下賜品だけでなく、内務府から毛皮や侍女の衣まで支給される。
侍女・阿箬(アジャク)は得意満面だったが、如懿は寵愛などいつ失うか分からないもの、威張っては駄目だと諭した。
すると皇帝から緑梅が届く。
如懿は弘暦が自分の好きな花を覚えていてくれたことに感激したが、口外しないよう命じた。
「咸福(カンフク)宮の″方″が気を悪くするわ」

後宮を管理する皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は″内起居注″を確認していた。

すると侍女・素練(ソレン)は養心殿の副総管太監・王欽(オウキン)が使えそうだと進言する。
しかし琅嬅は風見鶏の王欽を信じられず、ずる賢い人間を抱き込むのは難しいと言った。

ずる賢い人間は確かに一筋縄ではいかない。
皇帝が心配して見舞った玫答応(マイトウオウ)・白蕊姫(ハクズイキ)もその1人だ。
実は顔の傷で嫻妃をハメようとした白蕊姫には栄華を与えた″本当の″主人がいた。
やはり主人の言った通り平手打ち程度ではダメ、皇帝を怒らせるには顔の傷を派手にしなくては…。
苦肉の策は功を奏したらしい。
「どうせ私は恥知らず、徹底的にかき回してやるわ」

慈寧(ジネイ)宮に皇后から新しい衣が届いた。
皇太后・鈕祜禄(ニオフル)氏は皇后が宮中のもめ事で皇帝を怒らせたため、孝養を尽くして皇帝の機嫌を取りたいのだと分かっている。
侍女・福珈(フクカ)は玫答応が皇太后の指示通り、あの毒を顔に塗ったと報告した。

しかし皇太后は自分の助言で皇帝がだいぶ嫻妃を冷遇したことから、あまり厳しく咎める必要もなかった。

新年を迎えた。
惢心(ズイシン)は慈寧宮へ出かける主人の身なりを整えていたが、遅れて阿箬がやって来る。
如懿は着飾って現れた阿箬を見ると、惢心になぜ新しい衣を着ないのか聞いた。
すると惢心は言いにくそうに全て阿箬に渡したと答える。


阿箬が殿内を出ると、惢心は告げ口したような形になったことを悔やんだ。
しかし如懿は惢心が愚痴を言わなくとも嫌な思いをしていると分かってくれている。
早速、回廊では阿箬が宮女たちのかんざしに文句をつけて威張り散らしていた。
「ああいう気性よ…」「そうですね」

新年の挨拶のため慈寧宮に皇帝と皇后を始め妃嬪たち一同が会した。
皇太后はたいそう喜び、久しぶりに会う孫たちを近くに呼ぶ。
まだ幼い第3皇子は純嬪(ジュンヒン)・蘇緑筠(ソリョクイン)の庶子・永璋(エイショウ)、第2皇子は嫡子・永璉(エイレン) 、亡き哲妃(テツヒ)の忘れ形見で大皇子の永璜(エイコウ)、そして皇帝のひとり娘で嫡子の固倫和敬(コリンワケイ)公主・璟瑟(ケイシツ)。
しかし内気な璟瑟は皇后にべったりで、どうしても祖母に近付こうとしなかった。
すると皇太后は永璜だけが痩せていることに気づき、養育係の李(リ)女官に手厚く世話をするよう命じる。
こうして新年の祝賀は散会したが、純嬪は複雑な面持ちだった。
皇太后は事あるごとに長子、嫡子、そして即位後初の皇子が大事だと念を押す。
これではまるで3番目に生まれた永璋は大事ではないように聞こえた。

妃嬪たちを解散させた皇太后は皇帝と皇后だけに話があると引き止めた。
皇太后は早速、最近の咸福宮や養心殿でのもめ事を引き合いに出し、皇后が少し焦りすぎではないかと指摘する。
皇帝の皇子はまだ数名しかおらず後継を増やすべき時、なのに妃たちに質素な装いをさせては皇帝も興ざめだろう。
皇太后は倹約奨励も良いが、後宮と皇帝の体面も考えるよう諭した。
そんな中、意中の侍女・蓮心(レンシン)を盗み見る王欽、しかし蓮心は無視している…。
また皇太后は人員の削除もよいが擷芳殿(ケツホウデン)では駄目だと釘を刺した。
大切な長子である永璜に何かあれば哲妃の霊に顔向けができない。
すると潮時とばかりに弘暦はようやく口を挟んだ。
確かに皇后が少し事を急ぎ過ぎたが、今後は皇后もやり方を改めるはずだという。

琅嬅は足早に慈寧宮を出て行く皇帝を呼び止め、話したいことがあると訴えた。
しかし弘暦は母の相手で疲れたと機嫌が悪い。
すると思い出したように璟瑟を甘やかさないよう注意した。
皇太后に懐かなかったことから、内気でも礼儀は覚えなければならないという。
結局、皇帝は輿に乗って帰ってしまい、琅嬅は皇太后に言われた通り永璋と永璜の教育係を増やすよう命じた。

惢心は談笑中の如懿と珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)に菓子を差し入れた。
厨房で作った赤子用だが、生臭物が続いたので口直しだという。
海蘭は気が利く惢心に感心すると、如懿も気遣いが細やかだと褒めた。
そこで赤子用なら永璋にも分けてあげて欲しいと頼む。
しかしちょうどその会話を菓子の差し入れに来た阿箬が聞いていた。
気の強い阿箬は憤慨し、声をかけずに引き返してしまう。

惢心は早速、菓子を届けることにした。
すると御花園を抜けていく途中で築山から急に飛び出してきた永璜を抱き留める。
永璜は惢心のおか持ちに気づき、何かと聞いた。
惢心は延禧宮からのお菓子を第3皇子に届けると教えると、永璜はお菓子がもらえる永璋がうらやましいという。
「私には誰もくれないんだ」
「??? 召し上がりますか?お分けします」
「ねーねー永璋へのお菓子だろう?あとで嫻妃に叱られるぞ」
「嫻妃娘娘は大阿哥も大切にお思いですよ?」
永璜は安心して菓子をもらった。
しかし運悪くその様子を慧(ケイ)貴妃の侍女・茉心(バツシン)と星旋(セイセン)に見られてしまう。

惢心は急いで食べては体に毒だと言った。
しかし永璜は養育係の乳母たちがすぐ膳を下げてしまうので空腹だという。
驚いた惢心は自分が菓子をあげたことを秘密にしてほしいと頼むと、永璜も自分が食べたことは内緒だと言った。
「叱られてしまう」
「皇子を叱る?」
すると乳母が大皇子を探す声が聞こえたため、2人は慌てて別れた。

延禧宮に戻った惢心は、如懿と海蘭に大皇子のことを報告した。
大皇子はお付きも連れずたったひとりで、顔も泥だらけで衣の襟も汚れていたという。
しかし聞いたところによると大皇子の乳母の数は嫡子の第2皇子よりも多いらしい。
それだけ手が掛かるのか、あるいは養育係の怠慢か…。
如懿は詳しく調べなければ分からないとしながらも、菓子を食べると叱られるなら虐待の可能性があると疑った。
ただし誤解を招かぬよう、口外無用と命じる。
まだ8歳の永璜、生母は難産で子と共に他界しており、世話をする者がいないのだろう。
如懿はなんとも切なくなったが、海蘭はそれより早く自分の子をと急かした。
確かに如懿も子が欲しいと願っているが、それがなかなか授からない…。

子が授からないと悩んでいるのは慧貴妃・高晞月(コウキゲツ)も同じだった。
すると茉心が大皇子を引き取って育ててはどうかと勧める。
母親の身分は子の地位で変わるもの、皇后も皇太后の長孫である永璜には気を使っていた。
高晞月は実子でなければ意味がないと一蹴したが、茉心から皇太后も皇帝の養母だと言われてその気になって来る。
しきたりでは生母を亡くした皇子は高位の妃嬪が育てることになっていた。
哲妃と言えば皇后と同姓、しかし永璜を引き取らなかったのは長子を産んだ哲妃を皇后が嫌っていたからだろう。
茉心は嫻妃の侍女が大皇子と接触していたと教え、嫻妃に先を越されてしまうとあおった。

素練は長子である永璜が永璉の脅威になることを恐れ、李女官に見張らせていた。
李女官の話では最近、永璜が皇帝の前で永璉を差し置く態度を見せるという。
その日も皇后が永璉を連れて養心殿を訪ねたところ、確かに永璜が皇帝から書を習っていた。

素練は皇后に乳母の話として、永璜が皇帝の前で懸命に長子として振る舞うのは生母のためらしいと吹き込む。
皇后は負けん気が強いと驚いたが、ともかく乳母にしっかり教育するよう命じてくれと頼んだ。

その夜、高晞月は皇帝の輿が通るのを待ち伏せし、無理やり引き止めることに成功した。
中庭で待っていた如懿は皇帝が咸福宮に渡ったと報告を受けて落胆したが、おくびにも出さない。
しかし阿箬は主人の寝支度を手伝いながら、うっかり暴言を吐いた。
「陛下に疎まれたのに浅はかですわ、官僚の娘とは思えません」
「(ジロリ)あなたの父親・桂鐸(ケイタク)も地方の官僚ね、誇らしいでしょうが言葉は慎重に」
いつまでも口が減らない阿箬に如懿は珍しく憤慨し、惢心と代わるよう命じた。

惢心は阿箬も言葉が過ぎたが、主人を思えばこそだとかばった。
それにしても皇帝が奪われたというのに冷静な如懿、惢心は思わず寵愛ほど不確かなものはないとこぼす。
しかし如懿は後宮の寵愛が不確かでも、皇帝との絆を信じていると言った。
皇帝から安心をもらい、自分は皇帝を理解して憂いを払ってあげたいという。
すると如懿は驚くべき計画を教えた。
実は皇帝の生母は熱河行宮(ネッカアングウ)の女官・李金桂(リキンケイ)で、口には出さずとも皇帝が気にかけている様子だという。
生母はいまだ何の身分も与えられておらず、如懿は何とか力になって弘暦の1番の悩みを取り除きたかった。

翌朝、高晞月は朝議に向かう皇帝を引き止め、自分の子でなくても子供がいれば賑やかになると切り出した。
弘暦は永璜を引き取りたくて自分を足止めしたのかと呆れたが、高晞月は今夜はどうぞ嫻妃のところへとふてくされる。
今日は如懿の誕辰…。
すると弘暦は養母の件は考えておくと言って出かけていった。

つづく

( ๑≧ꇴ≦)あいじゃー!





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最終更新日  2019.06.23 21:21:25
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