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2024.11.23
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第27話「謀反の証拠」

何者かに連れ去られた駱青蓮(ラクセイレン)。
桓(カン)州への道中で急報を聞いた賀連信(ガレンシン)は直ちに引き返したが、なかなか青蓮の消息はつかめなかった。

その頃、青蓮は見知らぬ男に監禁されていた。
男は自分と一夜を共にすれば命を助けると迫ったが、青蓮は賀連信が許さないと啖呵を切る。
「鉄くずさえ見つけられないでいるのに、お前を探せると思うか?
 そもそも地図があってもこんな荒れ野の小屋を見つけるのは無理だ」
「…地図、鉄くず?ふっ、分かった」

「近づいたら死ぬ!」
驚いた男は慌てて離れたが、嫌でも腹が減って眠くなるだろうと冷笑した。



東籬(トウリ)は責任を感じ、この2日間、飲まず食わずで主を探していた。
すると賀連倚(ガレンイ)がふらふら歩いている東籬を見かけ、咄嗟に抱きかかえて回廊の椅子に座らせる。
「少し休め」
「私が無能なせいで小姐がこんなことに…」
「それは違う」
賀連倚は独りで歩いて戻って来た東籬の手が虫に刺されて傷だらけだと気づき、薬を塗てやった。
その時、東籬は暴漢の手に珍しい形の虫刺されの跡があったことを思い出す。
「ムカデのような赤い筋の後を残す虫は?」
「そうだな、郊外の荒れ野に生息する虫だろう…はっ!」


しかし配下が小屋に駆けつけた時、ちょうど賀連信と賀連倚が乗り込んで来る。
青蓮はすっかり憔悴して眠っていた。
それでも自分の身を守ろうと無意識にかんざしを何度も突き立てたのか、首に無数の小さな刺し傷がある。
賀連信は思わず剣を握りしめたが、生き証人である男2人を成敗することはできなかった。

賀連信たちは桓州に到着、駱青蓮を静養させながら捜査を開始した。

こんな手を使うとはよほど窮しているのか、恐らく桓州と何か関係があるのだろう。
すると床を離れた青蓮が顔を出した。
「修公子の桓州での企みが分かりました、武器庫です」

賀連修が駱青蓮を拉致したのは地図を取り戻すためだった。
青蓮は監禁した男の話から例の地図が桓州における鉄鉱石の分布図だと気づいたという。
「謀反の証拠となります」
一方、青蓮の危機を知った呂北逸(リョホクイツ)も荒れ野へ駆けつけていた。
しかし小屋はもぬけの殻、そこで賀連信たちを追って桓州へ到着する。
すると偶然にも客桟から出て来た東籬を見かけた。

呂北逸は客桟の回廊で話し込んでいる駱青蓮と賀連信を見つけた。
どうやらすでに武器庫の件がばれてしまったらしい。
賀連信は呂北逸の助けがなければ賀連修が武器庫を作れなかったと分かっていた。
「誰に仕えるかは呂北逸が選ぶことだ、それは構わぬ
 だがお前の生死まで気にかけぬようになるとはな」
「この世は義理より利益を求める人が多い…」
呂北逸は一刻も早く手を打たねばならず、そこで帰ってしまう。
しかし青蓮の話には続きがあった。
「でも逸哥哥は違う、修公子に利用されたのでは?」
やがて伝令兵が駆けつけた。
賀連倚が武器庫を発見したという。

賀連倚は武器庫をあっという間に制圧、大量の武器と多額の銀子を発見した。
それ以外にひとつだけ錠のかかった箱があり、賀連信たちを呼んでから一緒に開けることにする。
駱青蓮も同行したが、武器庫を制圧する時間があまりにも短いと怪しんだ。
「修公子にとって命綱である武器庫なのに…」
しかし賀連倚は問題にせず、錠を破壊して箱を開けてしまう。
すると驚いたことに偽の安王印と安王討伐を訴える檄文が出てきた。
「四哥、何と大それたことを…(はっ)違う、世子だ!」
実は檄文の最後にある印章は賀連儲(ガレンチョ)のものだった。

呂北逸はわざと武器庫を開け渡し、世子に罪をなすりつけた。
世子が罰を受ける時は必ず報告者も罰するのが慣例。
賀連信は追い詰められた賀連修が相討ちを仕掛けたと分かった。
「ふっ、私の負けか…」
その時、睿(エイ)郡王を敬愛する衛兵たちが自害して証拠を見なかったことにすると嘆願した。
賀連信は自分のために生きて欲しいと訴え、何があっても戦うと安心させる。
しかしそれが気休めでしかないことを青蓮も賀連倚も知っていた。

賀連信一行は捜査を終えて曲涼(キョクリョウ)へ戻った。
すでに民の間にも謀反の噂が流れ、恐らく父王の耳にも届いているのだろう。
賀連信は別れ際、まもなく子供が生まれる賀連倚にお守りの長命鎖を渡した。
「三哥は災いを免れまい、お前が父親になる姿は拝めないな」
「ここでお別れです…兄弟の中で大切なのは三哥だけだった」
すると賀連信は蘇南春(ソナンシュン)を賀連倚の屋敷へ向かわせ、外に出さないよう命じた。

駱青蓮は賀連信の身支度を整えると、東籬に箱を持ってくるよう命じた。
しかし東籬は困惑、口ごもってしまう。
そこへ蘇南春が慌てて戻ってきた。
「公子!倚公子は帰宅せずに王府へ行きました!」
東籬はその場にひざまずき、実は安王印と檄文を入れた箱は賀連倚が持っていると明かす。
実は東籬は桓州の客桟で公子たちの荷物をまとめている時、偶然、賀連倚が寝台に隠しておいた安王印を見つけた。
東籬は倚公子が信公子の身代わりになるつもりだと気づいて反対したが、賀連倚は義のために犠牲になる精神を分かって欲しいという。
『友である君なら理解してくれるはずだ』

七弟の真意を知った賀連信はすぐ王府へ向かうことにした。
すると駱青蓮がひざまずき、七弟の策に乗るべきだと進言する。
「さもないと公子が罰を受け、倚公子も欺君の罪になってしまいます
 倚公子の善意が無駄に…」
一方、安王は老七が持ち帰った謀反の証拠に怒り心頭だった。
しかし任務を任せた老三がいないことを訝しむ。
賀連倚は自分が証拠を見つけたが、事が重大なだけに口外できなかったと釈明した。
「三哥は何もご存知ありません」
そこで安王はすぐ睿郡王を呼べと命じた。

安王は賀連信に安王印と檄文を渡し、見覚えがないか確認した。
すると賀連信は見たことがないと答えたが、実は噂には聞いていたという。
「探しましたが見つかりませんでした、まさかここで見ることになるとは…
 世子が謀反を起こすことはあり得ない、恐らく七弟の早合点でしょう」
安王は賀連信が兄をかばっていると気づき、それ以上は追及しなかった。

これまで多くの罪を犯してきた世子・賀連儲。
しかしこれが最後の罪になった。
安王は亡き王妃の忘形見への愛情に変わりはなかったが、世子としての期待を全て消し去ってしまう。
結局、賀連儲は再び世子を廃され、懲理院に永久幽閉を命じられた。
また賀連倚は本人の希望により、辺境の防御を任される。
賀連信は四弟への恨みを募らせ、曲涼のためにも必ず賀連修の悪行を暴いてみせると誓った。



賀連信が屋敷へ戻った。
賀連倚が辺境へ行くと聞いた駱青蓮は任務も赴任への旅も辛いものだと胸を痛めたが、その時、急に東籬がひざまずいて嘆願する。
「公子、小姐…私は倚公子についていきます」

つづく


( ๑≧ꇴ≦)世子wwwwww





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最終更新日  2024.11.23 19:43:54
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