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2024.08.15
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テーマ: ホラー映画(81)
カテゴリ: ホラー





今回は、Xエックスの続編の映画を紹介していきます。
続編ですが、殺人鬼の老婆パールの若い頃を描いた映画になります。
ちょっと事件が起きるまでは、鬱屈としており、長いかもしれません。
そのまま主演が一緒の人というのは珍しいかもしれません。


ネタバレ注意。
フワッと紹介です。


Pearlパール



主演は引き続きミア・ゴスです。



ドイツ移民である厳格な母親と身体麻痺で動けない父親と共に農場で暮らす主人公。
父親や家畜の世話を命じられる事に嫌気がさしていました。
家畜の前でダンスを披露したり、動物を殺して池にいるワニに与えたりして鬱憤を晴らしていました。

主人公は若くして結婚しておりましたが、夫であるハワードは戦争に行ってしまっておりました。

父親の薬を購入しに街へと向かう主人公。
アメリカではスペイン風邪が大流行していました。
唯一の楽しみは映画館で映画をみる事でした。
この日も映画を楽しみました。
パールの夢はダンサーになる事でした。
帰り際に映写技師に声をかけられて、次の映画をタダで見ないかと誘われます。
主人公は父親の世話があると言って断ります。


主人公は映写技師から貰った好きな映画のフィルムの一部が風に飛ばされてしまい、探しに行くとカカシが立っていました。
欲求不満だからか、カカシと擬似的な行為をしたり、カカシの顔が映写技師に見えたりする主人公。

主人公が家に帰ると、お金が足りない事を責められてしまいます。

夫ハワードの母親と妹のミッツィが主人公の所へやって来ます。
母親は主人公達に施しを与えるために、豚の丸焼きを持ってきました。

ミッツィは主人公に教会がクリスマスに全米を慰問の為に周る、ダンスグループの為のオーディションがあるとコッソリと教えてくれます。
主人公も一緒に受けに行く事を約束します。

主人公は夜に家を抜け出して映写技師を訪ねます。
ダンスのオーディションに行く話をする主人公。
前に見た映画が観たいと言うも、映写技師は誰も見たことがないものを見せてあげるとフランスで買った映画を再生します。
ポルノ映画を流す映写技師。
今は違法だが、将来こぞって大金を出して見に来ると語ります。
両親が死んだら好きなことをすると話す主人公に、若いうちに好きなことをしないとチャンスがなくなると言う映写技師。
一緒にヨーロッパに行こうと誘う映写技師。
もう帰らなきゃいけないと主人公は家に戻ります。
家に帰ると母親がベットで声を殺して泣いていました。

翌日、主人公は父親の車イスを押してワニがいる池の桟橋までやってきます。
主人公がワニを呼ぶとゆっくりと近付いてきました。
主人公は父親にここから出て行くと話しながら池に向かってゆっくりと車イスを押しました。
母親がやって来て主人公に何をしているのかと聞きます。
父親と話しているだけと答える主人公。
母親は父親を連れて戻ります。

主人公はワニの卵を見つけて持ち帰るも、怒りに任せて握りつぶしてしまいます。

主人公が隠していた映画のパンフレットを母親に見つけられてしまいます。
スペイン風邪が移らないように隔離だと言われると、明日のダンスのオーディションの話をする主人公。
許さないと言う母親に、挑戦してダメなら諦めると言う主人公。
主人公の本性を知っている、いつか人を傷つける、良心にかけて農場から出さないと言う母親。
二人は怒りのままに揉み合いになり、母親の服に暖炉の火が燃え移ります。
主人公が急いで火を消しますが、重度の火傷を負ってしまいました。
母親を地下へと運び入れ、父親を置いたままで、映写技師の下へと向かう主人公。

映写技師と一夜を過ごす主人公。
映写技師が家まで車で送ってくれます。
父親を紹介してベットで積極的に迫り農場から出たいと話していると、物音がする為それに反応する映写技師。
音する方へと向かっていると、食事が残されたままの食卓が目に入る映写技師。
主人公は地下に悪さをした犬を閉じ込めたと言います。
主人公は納屋にいる動物達を紹介します。
犬の名前を聞く映写技師に犬はいないと答える主人公。
さっき地下に犬を閉じ込めたと言っていたと言う映写技師に、返答に窮する主人公。

上映の時間だから帰ると言う映写技師に何かを見たから冷たくなったんだろと詰め寄る主人公。
君が怖いからだと正直に言って車に乗り込む映写技師。
主人公はピッチフォークで映写技師を刺殺します(池へと落としてワニが処理)。

瀕死の母親を階段から転がり落とし、父親を殺して、キレイな赤い服を着てオーディションへと向かう主人公。

オーディションが始まるまでミッツィと話す主人公。
ミッツィは受かるのは私か貴女ねと言い、主人公は私が受かると自信満々に答えます。
緊張しているミッツィは主人公と順番を変わってほしいと頼み、主人公が先にオーディションを受けます。

必死に踊り切るも、審査員から不合格を突きつけられる主人公。
審査員の一人から、君の様なダンサーは大勢もいるし、自分達が求めている人材ではない、例えば若いブロンド娘などの未知の才能を求めていると言われてしまいます。
泣き喚き不合格を受け入れられない主人公。
説得されて外に出されます。
泣きながら座っていると、オーディションの終わったミッツィが家まで送り届けると言われて一緒に帰ります。

心配して励ましてくれるミッツィに、自分は人と違って何かがかけていると告白します。
ハワードにも言ったことがないと言われて、自分で練習してみてと話を聞くミッツィ。

主人公はどうしても農場から出たくて、働きに来ていた裕福な家の息子だろうハワードを誘って結婚するも、家と縁を切り婿入りしてしまい、妊娠なんかしたくなかった死んで安心した、更に自分を置いて戦争に出かけてしまった事を恨んでいると話します。
身の毛もよだつ恐ろしい事もした、後悔しているけど快感だった、小さな動物を殺すのは簡単だった、母親と映写技師は苦しみを教えるという意味があったが、父親には可哀想な事をしたと話す主人公。
理想の家に出来たらハワードの妻になれるけど、一人じゃ無理だ、そばにいて欲しいと言う主人公。
無言で全てを聞いていたミッツィ。
ミッツィが帰ろうとすると、合格したのは貴女でしょと問う主人公。
最初は否定していましたが、主人公に押し負けて頷くミッツィ。
主人公は、おめでとうと祝福の言葉をかけます。
いつかショーを観に来てねと主人公に声をかけもう帰ると言うと、誰にも言わないでね二人だけの秘密だと言う主人公。
家の外に出たミッツィを斧を持って追いかける主人公。
逃げる途中で転んでしまい、主人公に何度も斧を振り下ろされてしまいます。
助けてと喚くミッツィを殺す主人公。

ミッツィの体は解体してワニのいる池に放り込み、死んだ両親を食卓につかせてウジの湧いた豚の丸焼きをテーブルに並べて食事前のお祈りをする主人公。

戦争から帰ってくるハワード。
義理の両親の死体と、カビだらけの食事が並んだリビングを見て驚きます。
主人公がハワードに向かって、泣き笑いの表情を浮かべてエンドです。


あらすじに、無垢な主人公が抑圧から開放されて、無邪気さと残酷さを併せ持つシリアルキラーにとか書いてましたが、割とわがまますぎないかなーと共感があまり出来ませんでしたね。
母親がちょっと厳しいけど真っ当な事を言ってると思うんですけどねー。
主人公はとりあえずとんでもない殺人鬼です。
これがXに続くんですが、そんだけ殺人犯してたらその前にバレるだろとか思いながら観ていました。
死んだ人達をもっと探してあげて。
昔の話なので、死体がなければ(ワニのお腹の中)バレないもんですかね。
夢見る少女な感じが可愛かったですねー。
殺人が起こるまでが長いんですけどねー。
その後は怒涛の展開です。




では、また次回。









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最終更新日  2024.08.15 23:08:27
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