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去年は落ち込んだカンタの心を取り戻すために通級では個別指導でじっくり対応してもらいました。 そのため「自由に」「好きなように」して良いんだよ。というスタンスでのスタートでしたが、カンタの特性上「自由に」「好きなように」では何をして良いのかわからなくなるということもわかって、カンタの好きな実験や料理をやるようにしました。 薬品などを使う実験は学校の性質上、通級の教室ではNGでしたが、砂糖や水を使っての実験や、ホットケーキを作ったりしていました。 子どもに苦手意識を持ち、5人以上の集団を見ると逃げ出してしまうカンタの通級での最終の目標は少人数のお友だちと関われるようになる。です。 個別の扉を開けることは難しかったのですが、三学期の最後には自分の作ったホットケーキを皆に配ろうか?との問いに躊躇することなくうなずいて、通級の他の子に配ることができました。 6年生の今年からは個別でもカンタに確認をしながらオーケーな時は扉を開けて進めています。 今年はまず通級での目標をしっかりと確認しました。そして学校は勉強をするとろとという特性の思い込みの強さで、通級の他の子達は遊んでいるのは良いのかな?という思いもカンタにあったので、遊んでいるように見えてもそうではない。ということもしっかりと説明してもらいました。 その説明があったうえで、具体的にカンタは何をするかの選択肢を提示して、カンタに決めてもらい、今は歴史クイズをやっています。 はい、や、いいえ、などの受け答えはできても、思ったことや考えたことを言葉で口にするのが苦手な時はホワイトボードが大活躍で、ボードに言いたいことや考えたことをすらすらと書いて先生に伝えているようです。 ホワイトボードが思った以上に使えるのは去年の通級で発見したことです。
May 25, 2017
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カンタは6年生になりました。 学校へ登校はできていませんが、できるとも思っていなかったので親の私は特に落ち込んでいたりはしていません。 何よりもとにかく、カンタが不登校になったときの落ち込みがなくなり、元気に毎日過ごせていることで私の落ち込みもないです。 去年は悩んでいましたね~。 落ち込んでいましたね~。 泣いてもいましたね~(笑) カンタが元気でいることと、生きづらい特性のため課題もとても多いこと、はあるので考えることは多いですが、逆に、この子は大丈夫。だって良い子だもん!と思えるようになったことも大きいです。 今期になって、私の心を救ってくださった校長が移動になりいなくなってしまいました。 新しい校長がどんな方か不安だったのですが、とても良い方で安心しました。 担任も変わらずだったのでやり易いです。 通級の担任も替わりましたが、良い感じです。 取り出しはまだ学校側の手配が付かずスタートしていませんが、6月からはスタート出来るとのことと、先生の手が空いている時に数回設けて下さり、通うことができました。 デイにはすっかり慣れて毎日通っています。塾にも休まず週2回のペースで通っています。 私といえば、去年はそれどころではなく自分が何の担当だったかも知らぬままのPTAでしたが、今年はPTAも引き受け参加しています。 初めは何かとキツイ思いもしたりして「あーやっぱり辞退すれば良かったなぁ」と思うこともありましたが、カンタが学校の通級と取り出し授業には待ち望むほどの感じで通っていることと、残り10%くらいは私の意地?(笑)で、PTAを逃げたら自分が後悔してしまう気がして思いきって参しています。逃げるみたいなのは嫌だなぁと思って。あとカンタが地域に参加できないなら私が関わっていかないと、という思いもあります。 以前だったら、関係ないから行かない♪という人間だったような気がするのですが、大人になったなぁと自分でも思います(笑) カンタも「じゃあ、あ母さんPTAに行ってくるからね~」「いってらっしゃいー」という感じで、学校に行けてないけど後ろめたく感じないようで良かったと思います。 でも、もちろん無理して不登校の親がPTAをやる必要もないと思っていますが。 私があえて参加するのは、カンタのためでもあるけれど、自分の為にでもあります。 カンタが元気を取り戻して、さあ、次は…と考えることも多いのですが(中学とか)、普通の学校に戻れるとは思っていない(諦めているとかいうのではなく)ので、様々なパターンを考えて用意して、カンタの気持ちを第1に優先しつつ、トライ&エラーで焦らずに育てていこうというのが不登校になって1年経った今の心境です。 とにかく平和で楽しく過ごせている日常が戻って良かったなと思います。 いろいろあるけど(^_^;)
May 25, 2017
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