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昨夜は、自宅の隣のタリンチャン地区に洪水避難勧告が出されました。いよいよ次はこっちかと流石にいい気持ちはしませんでしたが、まだ自宅は大丈夫です。ただ洪水は少しずつ迫ってきていますので、危険が去ったわけではありません。まだしばらくは様子見が必要そうです。ところで、今日は危険な6日間の最終日ですが、チャオプラヤ河の水位も予想されたほど上がらなかったようで、大規模な浸水によるバンコク全域大洪水の恐れはとりあえず回避されました。北からじわじわと近づいてくる大洪水が、市中心部に到達する可能性は今のところまずないと思われるので、シーロム、スクンビット地区大部分(ソイ50以外)は安心して良さそうです。竹亭シーロム店のランチタイムは、給料日後ということもあり盛況でした。道ゆく会社員やOLたちの顔にも笑顔が戻ってきたようです。市場に出店する店はいつもより少ないですが、シーロムは少しずつ活気を取り戻しそうです。ところで、日本でも報道されている洪水対策本部が撤退したドンムアン空港で大量の救援物資が放置され水に浸かっていた事件について、タイ人はどのように思っているのかとある日本人に聞かれました。こう言っては何ですが、このような事はタイではあり得ることで「ああ、やっぱり」と思っても驚く人は少ないのではと思います。またBangkok post紙には、一部の国会議員が救援物質を勝手に持ち出して、ちゃっかり自分からの援助だということにして被災者に配っているとの記事もありました。これも、タイではありがちな事で「ああ、やっぱり」という反応が多そうです。(笑)話は変わりますが、冠水したピンクラオのアパートに住んでいた当店のスタッフは、腰までの高さの洪水のため軍のボートに乗って友人宅に避難したそうです。河の水なら流れているからそれほど汚くはないのですが、溜まって流れのない水は汚水や油が混じり腐り始めて異臭を発しているそうです。バンコク中心部こそ難を逃れる見込みですが、その他の被災地域の住民は大変な時がまだ当分続きます。数週間後に洪水が引いても、衛生悪化による様々な伝染病の流行も心配されています。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックされたら、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.31
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今日もお陰様で無事です。自宅も店も被災していません。さて、大潮の影響でチャオプラヤ河の水位が一番高くなって堤防を越えると予想されていた昨日の夕方6時頃。川沿いのプラスメン公園まで河の様子を見に行きました。危ないようなら、すぐに近くのカオサン店に駆けこんで万が一の浸水に備えて対応策を実行に移さなければなりません。近くのプラアーティッド通りの店主たちも、店先で心配そうに河の様子をうかがっています。私のように公園に様子を見に行くらしいタイ人たちも、同じ方向に向かってぞろぞろ歩いています。しかし、公園はいつもと変わらぬ静かなたたずまいでした。水なんか出ていません。今朝テレビのニュースで、この辺りが朝の満潮で冠水して、20センチの高さの水が道を川のように流れている光景を見たばかりですが、今はアスファルトの舗装も乾いています。天然のプールと化した河では、大勢の子ども達が歓声を上げて水遊びに興じていました。子供は、どんな時でも遊びを見つけて全身で楽しんでしまう天才ですね。足湯じゃないよ!冠水した公園のベンチに腰かけて、足を河の水に漬けてくつろいでいるのです。予想に反してのんびりした光景に、拍子抜けというか政府の予想がまた外れてほっとしました。これでとりあえず、堤防が大決壊する当面の危機はしのいだわけですが、安心するのはまだ早い。北からの大洪水が、ゆっくりと確実に南方に押し寄せつつあります。それを受けて、ラクシー、ラプラオ、チャトゥチャック、バンケン各区の運河沿いの住民にも避難勧告が出されました。私の住むトンブリ地区バンコクノーイ区の隣のタリンチャン区の一部は、特別洪水警戒地域に新たに指定されました。トンブリ地区は、流入する水の70%しか排水能力がないそうで、土曜日に3日以内に全域が冠水の恐れありと警告が出されています。2日目の夜7時現在、まだ大丈夫ですが、家の裏の運河はさらに増水中。ところで、冠水したドンムアン空港に設置されていた政府の洪水対策本部は、発電室が浸水したため停電と断水に襲われついにチャトゥチャック区にあるエネルギー省ビルに移動しました。ところが、このビルも洪水が向かってくる方向にあるため、数日後にはどうせまた避難する羽目になるさと悪口も聞こえてきます。インラック首相は、あと数日持ちこたえれば状況はよくなり始めると言ったそうですが、北からの大洪水が止まる様子もないのにどうしてそんなことが言えるんだ、首相の言うことは全て反対の結果になるから何も言わずに黙っていてほしいとの投稿をFACE BOOKで見ました。 ちなみに、現在バンコク22地区の84カ所の避難所で、約10800名の都民が身を寄せているそうです。バンコク中心部、スワンナプーム空港は今日も平常通りです。スクンビットソイ50では、また堤防が壊れて水が出ているようです。その他各地で、満潮時の浸水が報告されていますが、新たな大きな被害はないようです。洪水パニックによる買占めで姿を消していたペットボトルの水も、ぼちぼち入荷し始めています。洪水の脅威が去るまでには、まだしばらく時間がかかりそうですが、毎日を落ち着いてしっかりと過ごしていきたいです。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックされたら、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.30
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今日もお陰様で平和な朝を迎えることができました。チャオプラヤ河の堤防は、何とかもってくれたようです。河に面したカオサン近くのプラアーテッィト通り、サムセン、王宮周辺、バンラック近辺など一部の地域で水が出たようですが、これらの場所は普段から大雨が降っただけで冠水しやすい場所です。バンコク中心部には、まだ目立った被害はないようです。スワンナプーム空港も、今のところしっかり守られていて平常通り運行しています。しかし今日の夕方6時には、チャオプラヤ河の水位が2.6メートルに達するとのこと。大きな被害が出ないといいですが。私は毎週土曜日は朝8時からムエタイのトレーニングに行くのですが、ジムで会ったオーク選手(19歳)は(河沿いの)ワット・アルンの近くに住んでいるそうですが、河の水はまだ土嚢の壁を越えていないそうです。しかし、洪水はゆっくりとですが確実に南下してきています。ラープラオ区、チャトゥチャック区、ラムイントラ地区でも、洪水が始まっているようです。ところで、今朝の新聞に気になるニュースがひとつ。河の西側トンブリ地区全域が、3日以内に50センチから1メートル冠水するだろうとバンコク都が警告しています。はい。私の自宅はトンブリ地区です。脅かしてくれます。(笑)今日はまだ平和ですが、北からの大量の水の流入に堤防が耐えられなくなり決壊したり、運河があふれ出すだろうと言うことです。タリンチャン水上マーケットから。大都会バンコクも楽しいですが、こういう風景もタイらしくて大好きです。水かさは増えています。家の近所の運河。ここもはっきり増水しています。政府や都の予測は、今のところ外れまくっているので、この不吉な予告も外れるよう願いたいものです。また政府は昨夜、北からの水をより早く逃がすためパトゥンタニの第9運河に並ぶ道路を壊して新たな水路を開きました。この工事によりその下流が新たに冠水しますが、インラック首相は政府が全ての賠償責任を負うと明言して地域住民の了解を得たそうです。政府も都も、全力でバンコクを大洪水から守るべく努力しています。我々には見守ることと、最悪に備えること、そして僥倖を祈ることしかできませんが、どんな時も頭をたれることなく顔晴りたいです。洪水仕様のタクシー発見。マフラーにビニールホースをつなげて口を高く上に向けています。マフラーから水が入るとエンジンがいかれて水の中で立ち往生する羽目になりますが、これなら大丈夫。アイディア賞です。 この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックされたら、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.29
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昨夜も、有難いことに無事に過ごすことができました。しかし、今日から水位が堤防の高さを超える最も危険な4日間が始まっています。今朝の満潮時のチャオプラヤ河は、今までの最高水位2.47メートルを記録したそうです。(堤防の高さは2.5メートル)川べりのバンラック地区に浸水があったようですが、午後3時ごろ行って見たらきれいに乾いていました。夕方の満潮時には2.5メートルを越えると予想されています。川沿いの13区は特に厳重な警戒と、いざという時の避難の準備が必要です。また、スクンビット48,50では、プラカノン運河の堤防が約10メートルにわたって決壊したため洪水になりましたが、夕方には復旧工事が終わり溢れた水をポンプで運河に送り返しているそうです。バンコク全体で、14の道路(北部7ヶ所、西部7ヶ所)が洪水のため通行不能。一方、深刻な洪水を招いているバーンプラット地区の決壊した堤防3ヶ所が、3日ぶりに修復に成功したという情報もあります。それから、東部ラトクラバン地区近辺の幹線道路5ヶ所を掘って、北部からの大量の水をサムットプラカン県を通して海に導くという最後の手段のような案も出ていますが、反対意見も多くまだ実行に移されていません。実際緊迫した状況なんですが、幸いまだ被災していない地域の人は「来る来る(洪水が)と言っていたのにまだ来ない。もう待ちくたびれて頭が痛くなった。来るならさっさと来い」なんて、呑気なことを言っている人もいます。(笑)天災ですから、我々個人には止めることもどうすることもできないという諦観もあるのでしょう。シリアスになってもどうしようもないから笑いで紛らわすというは、タイ人の知恵でありタフさでもあるのかもしれませんね。タクシン橋の下から眺めたチャオプラヤ河。相変わらずいい景色です。水は溢れそうですが。流れと水量を心配そうに見守る人々。タクシン駅の下の運河で、子ども達は水遊び。度胸試しらしく、年少らしい子はびびっていました。今日、シーロム通りソイ・ラライサップでライフジャケットを売っていました。大人用は390バーツ。キティちゃんの子供用は190バーツ。ほとんど売れていない様子でした。シーロム通りで水泳をするのは想定外だし、考えたくもない。夜9時現在、雨が降っています。土砂降りでないのが救いだけど嫌な感じ。こうしている今も、洪水被害をなるべく食い止めるために、薄氷を踏むようなギリギリの戦いが続いています。ちなみに、明日の夕方6時には、チャオプラヤ河の最高水位が2.6メートルに達するそうです。どうか明日も、今朝のように爽やかに目覚めることができますように。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックされたら、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.28
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お陰様で、今朝も無事に朝を迎えることができました。家の前の道路も乾いています。(写真はBangkok post紙より)しかし、洪水の被害は拡がっています。ドンムアン、サイマイ地区の被害はますます酷くなっているようで、サイマイ地区に住んでいる知り合いの家は、2階にまで水が届いたそうです。ピンクラオ、シリラード病院前のアルンアマリン通りも増水中で、腰の高さまで水が出ているようです。ピンクラオ橋は昨夜から封鎖されています。官公庁は今日から6連休ですが、銀行、株式市場は平常通りなので、多くの会社が業務を続けてビジネス街のシーロムはまだ活気がありました。でも、みんな緊張と不安を押し隠している感は否めません。明日、明後日とチャオプラヤ河の水位は大潮のため上がります。バンコクポスト紙の報道によると、タイ海軍の水路測量局のニルット副将軍が、予測では土曜日の午後6時に最高水位2.65メートルに達すると述べているそうです。どうやら、明日からの3日間が大きな山場になるようです。チャオプラヤ河の水が2.5メートルの堤防を越えるのは確実ですが、洪水の規模と範囲がどのくらいになるのかは、その時になってみないとわかりません。インラック首相は昨日、メインの3つの堤防さえ持ちこたえれば、洪水の被害は限定的になるとしその可能性は50%だとも述べています。一方、タイ軍はさらに50000人の兵士と1000台の車両、1000席の舟艇を投入して、首都防衛と都民の救援保護にあたるそうです。また政府は都民に対し、できるだけバンコクを離れて地方へ避難するようにも呼びかけています。先ほどパタヤに滞在中の友人に尋ねたら、ホテルはどこも満室だそうです。政府が警告してきたようにバンコク中が洪水に襲われるのか、それとも都の懸命な防御策で被害を免れる地域も出るのか。その答えはもうすぐ出ます。その時は、刻々と近づいています。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックされたら、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.27
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昨夜は “ひやひや”ものでした。私の自宅は、チョオプラヤ河に面したバンコクノーイ区のチャランサニットウォン通り35にあるのですが、この通りの河に近い部分からどんどん洪水が始まりました。あちこちで腰の高さくらいの水が出て、通行止め。結局、自宅から1キロ半くらいのところまで、水がやってきました。今、自分の車は洪水避けのために、シーロムのオフィスビルの駐車場に置きっぱなしにしています。だから移動は全てタクシーです。ところが、同じように車を避難させているいる人が多いからタクシーの利用者が激増しているのに、タクシーの数が減っているのです。家が被災して田舎へ行ってしまった運転手も多いし、洪水避けのためにタクシーそのものを高台に避難させている運転手さんや会社が多くて、以前のよう簡単にタクシーをつかまえることができません。そのうえ、チャランサニットウォンは出水しているから、せっかくタクシーを呼び止めても乗車拒否されてしまうことが多いのです。昨夜は3台目でようやく乗せてくれました。そんな訳で、最悪の場合、洪水の中を歩いて帰れるように長靴を買いました。今日の昼間、シーロムの歩道で即売中。洪水が迫ったバンコクでは必需品だから、早い者勝ち、売り切れごめんの大盛況。奪いあうように試着して、争うように買っています。私の買った人気の膝下50センチタイプの長靴。350バーツもしました。かなりプレミアを加算しているようですが、今日ばかりは値切る人は誰もいません。さて、洪水情報です。昨日閉鎖されたドンムアン空港ですが、浸水はさらに進行して今や滑走路の90%が水没したそうです。水の高さは60センチ。スワンナプーム空港は平常通りオープンしています。またスクムパン知事は、今夜北からの大量の水の到着とチャオプラヤ河の満潮が重なることから、バンコク全50区の住民に対して洪水に備えるよう勧告しています。川沿いの堤防が破れたら、そこから洪水が始まります。トンブリ地区の川沿い数ヶ所で、住民によって堤防が破壊されているとの情報も流れているようです。しかし、デマも多いので注意も必要です。昨夜は水道が水質悪化のため2日間止まるという情報や、ピンクラオ橋が閉鎖されたという情報が流れましたが、すべてデマでした。大潮も、もうすぐ始まります。政府は最悪の場合、バンコク全域が冠水する恐れもあるとしています。気の抜けない日々がまだ続きますが、明日も今日は無事だったと感謝できますように。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックされたら、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.26
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今日も青空ののぞく気持ちのいい一日でした。バンコクが、大洪水の危険にさらされているなんて忘れてしまいそうな爽やかな天気です。しかし、現実は何も変わっていません。昨夜は、チャオプラヤ河沿いの堤防が決壊してチャランサニットウォン74と80で70センチ冠水したそうです。ピンクラオ通りも道が河になりました。私の自宅はチャランサニットウォン35ですから、だいぶ近づいてきています。今日はドンムアン空港が、安全確保のため夜7時で閉鎖になります。滑走路に冠水したというニュースも入っていますが、空港当局は否定しています。そして明日から危険な6日間が始まります。まず明日、アユタヤから40億立方メートルの水がバンコクに到着しはじめるそうです。しかし、ポーンテープ副都知事は、バンコクには一日4百億立方メールの水しか処理する能力がないと述べています。ということは、明日から都内を流れる運河の水かさがさらに増し、堤防の破れたところから洪水が始まります。さらに、明後日から大潮が始まりチャオプラヤ河の水位を上昇させます。スクムバンド都知事は、チャオプラヤ河の予想最高水位は2.6メートルに達するとしていますが、堤防の高さは2.5メートルしかありません。今も土嚢を積み重ねる作業が急ピッチで行われているでしょうが、川沿いの住民に避難勧告が出ています。一方、今日政府は27、28、31日を臨時休日とすることを決めました。明後日から土日を挟んで5連休となります。これによって被災する可能性のある人は自宅待機して浸水に備えることが出来るし、そうでない人は地方へ避難することもできます。バンコクの大洪水は、この6日間で最大の山場を迎えます。多くの日本人が居住するスクンビットやシーロム、サイアムその他の市中心部は洪水に襲われるのだろうか。シーロムとカオサンの竹亭と自宅は被災するだろうか。もし水が出た場合、その高さはどの位になるのか。もうすぐ答えが出ます。出勤途上。ピンクラオ周辺で少しですが冠水していました。シーロムは静かです。午後4時半、道はガラガラ。シーロム店の予約もゼロです。 大戸屋さんは、今日から全店臨時休業です。ちょっと気晴らし。ルアムルディーのTartineというカフェで「Lime Tart」(100バーツ、約250円)を食べました。雪山のようなメレンゲの下には、黄身色のライムカスタード。全体にすっきりとライムの酸味が効いていて、爽やかな味わいのスイーツでした。さあ、明日はどうなるか。何が起ころうと、もう心の準備は出来ています。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックされたら、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.25
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洪水は刻々とバンコクを浸食しつつあります。ドンムアン空港も浸水しました。ランジットのタマサート大学に設けられていた避難センターも、洪水のためラチャマンガラスタジアムに移動を強いられています。昨夜12時頃、バンコク都知事はサイマイ、ドンムゥアン、ラクシー、バンケン、バンスー、チャトゥチャックの6地区の住民に24時間以内に80センチの洪水発生の恐れありとして避難準備勧告を発令しました。今日夕方5時現在、まだ大規模な洪水発生の情報がないところを見ると、都、住民の必死の防戦が功を奏しているようですが、いつまでしのげるか。チャトゥチャック・サンデーマーケットが水没してしまったら、馴染みの深い場所だけになんだか悲しいですね。ところで、堤防を破壊して被害を拡げるのは洪水だけではありません。堤防によって自分の地域が洪水になっていると怒った住民が、堤防を壊して自分の地域から水を逃がして被害地域を広げる事態が各地で発生しているようです。昨夜未明にも、バンコク職員が堤防補強工事をしているところに、大勢の住民が押しかけて職員を脅して工事を妨害、身の危険を感じた職員が撤退した後、堤防は破壊されて洪水が広がりました。(写真はBangkok post紙より)銃声が聞こえたという報道もあります。また、赤服デモ隊指導者のひとりカルーン国会議員が、赤服デモ隊の部下に命じて堤防破壊を行わせたいう話も聞いています。周りのタイ人数人にこの件について考えを聞いてみると、自分のところが洪水で他の地域に被害がないのは腹が立つから、堤防を壊して水を流すんだ。これがタイ人の性格だと口をそろえて答えました。(笑)ところで今日は、私も洪水に備えて自宅の家財を動かせる物は2階へ上げました。すっかり広々としたリビング。娘は「わぁー!広いからボールでいっぱい遊べるね!」と喜んでいました。子供のこういう発想、大好きです。でも、娘は今日の夕方のバスでプラチュアップの妻の実家に避難させます。万が一洪水にやられたら、下水やゴミの混じった水が押し寄せてくるわけですから、衛生状態が心配です。マクロで買い物。洪水に備える買出し客で大混雑です。洪水でポンプがやられて水道が使えなくなると大変なので、水を貯めておく大きなコンテナー、懐中電灯、以前によっしー3625さんのブログで紹介されていたトイレが使えない時のためのおしめなども買いました。当分は気の抜けない日が続きます。一日一日、今日も無事でありますようにと祈る毎日です。3この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.24
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長かった雨季もようやく明けつつあるのか、穏やかな天気の続くバンコクです。しかし、洪水に包囲された感のあるバンコクの住民は、次はどこに水が出るのか息をひそめて警戒警報に注目しています。今日はまだ市内に大きな洪水被害は出ていませんが、チャオプラヤ河の増水が著しく、川沿いの27地区に洪水警報が出ています。昨日はドゥシット地区とバンコクノーイ地区で土嚢の堤防が破られ一帯がたちまち1メートルの洪水に襲われたそうですが、現在は堤防が修復され安定しているようです。チャオプラヤ河を運行するエキスプレスボートは、今日から11月7日まで運航中止になりました。 船着場の様子です。先週の日曜と比べると、水がかなり増えています。ボート乗り場のゲートは、娘の背たけより低くなりました。川べりの遊歩道は完全に水没。子供が水没した公園で泳いで遊んでいます。自宅の近所の家です。数日前は前輪だけ上げていましたが、今は後輪も持ち上げられています。同じく近所の家。洪水防止壁を急造中。今、この壁を造るのが大流行中で、コンクリートブロックが品薄だそうです。カオサンのゲストハウスの入り口。まるで砦みたいです。おまけの一枚。FACE BOOKで見つけました。やりますね。タイ人。考えたものです。でも、バランスを崩して車を落とさないよう気をつけてください。(笑)洪水との戦い。長丁場になります。気を抜けません。どうか、今夜も明日も大きな被害がありませんように。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.23
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不安な一夜が開け、今朝のバンコクは青空の広がる気持ちのよい朝でした。昨日の首相の洪水注意勧告では、今日にもバンコク中が洪水になるかのようでしたが、市中心部はまだ大丈夫です。乾いています。自宅の近所の運河です。水量は先週の土曜より少し増えていますが、まだ切迫した感じはありません。報道によると、洪水はドンムアン空港の先のラクシー、ランジット地区で悪化しつつあり、現在、ドンムアン空港に向けて南下中のようです。しかし、まだコントロールできる状態で市中心部に洪水が流れ込むという事態にはなっていません。ところがインラック首相が、記事を読む自分の目を疑うような発表をしました。それは、バンコクの洪水は4週間から6週間続くだろうというものです。しかも、プロドプラソップ大臣によると、バンコク全域で洪水の高さは50センチから1メートルに及ぶだろうということです。インラック首相は、北から流れ込む莫大な量の水をもはや押しとどめることは出来ないと認め、家の中の貴重品や家財を最低でも1メートル以上の高さに上げるよう勧告しています。インラック首相の発表は、バンコクが水没した郊外の町のようになるのは避けられないような言い方で、私も強いショックを受けています。首相の言う通りならば、タイの首都は麻痺するということです。そうならないようにするのが、政府の仕事ではないのか。首相の言葉を信じるべきなのかどうか、私にも判断がつきません。今回の洪水対策で首相の言うことは、ほとんどが逆の結果になっています。絶対に死守するとしたナワナコン工業団地も水没しました。だから今回は、洪水に勝つ術はもはやないと早々と両手を挙げてしまったのか。納得がいきません。少なくとも、バンコクの被害を最小限に収めるために全力を尽くしているので、全都民に協力してほしいくらいのことは言ってほしかったです。もっとも、首相の発言はその時によってころころ変わるので、明日になればまた違うことを言っているかもしれません。とりあえず、私は家財を出来る範囲で2階に上げておきます。お店のほうも、対策を取ります。ところで良かったことがひとつ。今夜のシーロム店の団体客30名の予約がキャンセルになりませんでした。昨夜は20名の予約が洪水騒ぎでキャンセルになっているので、ほっとしました。これからシーロム店に行ってきます。先のことは何が起こるかわからないから、頑張れる時に頑張っておきます。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.22
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バンコクに襲いかかる洪水ですが、大方の予想を超えて事態は悪化しているようです。(店、自宅は大丈夫です)今朝10時、インラック首相がバンコク全域を対象に、家財を高い場所にあらかじめ移動するようにと勧告を出しました。これは予防処置で、パニックになる必要はないそうです。でも、今までは北部東部の7地区が洪水警戒地域でしたが(現にドンムアン、ラクシー地区には膝下の高さの水が出ているそうですが)、それが一気に全域に広がったわけで、それを必要とする背景はなんだろうと疑問に思っていました。午後一時。インラック首相は防災・災害救助法を発令しました。これは首相を災害対策の総指揮官として、全国の災害に対処する公務員、軍に対する全ての権限を集中するものだそうです。首相の命令に従わない者は罪に問われます。首相は早速、国防省と陸軍に王宮、シリラード病院(国王が入院中)、政府官庁、洪水防止のための堤防、水道浄化場などのインフラ設備、スワンナプーム空港、ドンムアン空港などの重要施設を警備するよう指示を出しました。また、これは以前から報道されていることですが、洪水被害に怒った住民が、堤防を壊して自分の地域に溜まった水を他の地域へ流してしまうことが各地で起きているようです。警備の兵士は派遣されているそうですが、暴動に発展するのを恐れて破壊行為を強制的に止めることができません。しかし、この法によって警備が厳重になるでしょう。また、この法によって洪水対策に関わる各機関組織の連携が密になり、より効果的な対策が迅速に実行できるようになって欲しいです。(遅きに失した感はありますが)。各地で、堤防や水門が増大する水に耐え切れず決壊寸前になっていると報道されているだけに、被害の拡大防止が期待されます。都庁は、現在の全ての水門を開いて水を海へ向かって流しています。中心部を守るために、出きるだけ東部、西部を流すようにしているとのことですが、水の量が莫大過ぎてコントロールしきれないようです。また、今夜夜半に再び大量の水が流れ込んでくるそうですし、堤防決壊の恐れもあります。今夜も予断を許さない夜になりそうです。市民は浮き足立ち気味で、スーパー、コンビニは食料、飲料の買いだめ客で大賑わいです。でも、多くの工場が被災しているため、飲料水や食料品の一部が入荷しません。改築工事中の近所の家ですが、車庫の前にコンクリートの防水壁を作っています。洪水が来る前に乾けばいいけど。シーロムソイ4(ゲイストリート)の角にある文房具屋さん。がっちり守り過ぎと思いましたが、これ位積んであれば安心ですね。明日の今頃はどうなっているのか。心配が杞憂で終わるといいのですが。(きっと、そうなります)この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.21
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バンコクの洪水問題、いよいよ切羽詰ってきました。北部からの大量の水がバンコク東のランジットに、今夜半から到着しはじめるそうです。流れ込んでくる膨大な量の水を、ずっとせき止めておくことは出来ません。せき止めれば、溜まっている水の高さはどんどん高くなります。それが堤防を突き破ったら、一気に大きな被害をもたらします。都庁はすでにバンコク東部、北部の全ての水門から溜まった水を少しずつ4つの運河から流しはじめています。しかし、北からの水量が増えるに従い、一部の運河は支えきれなくなり溢れて洪水をもたらすでしょう。洪水が予想されているのは、昨日から警戒警報が出されている東部、北部の7地区。バンコクポスト紙によると、水の高さは1―1.2メートルと予想されています。市中心部を守るために(やむなく)犠牲にされるとのことです。洪水が予想されるのは明日21日です。市中心部は大丈夫とのことですが、さらに堤防の決壊等があるかもしれませんし。。。明日になればわかります。ところで、私の自宅は被害のひどいバンブアトーンやタリンチャン水上マーケット、その他の小運河から近いので注意地域に指定されています。今は大丈夫ですが、堤防が決壊したらやはり洪水になる可能性があります。そこでほんの気休めですが、妻がインターネットで調べて近所の便利屋さんに簡単な防水壁をつけてもらいました。出入り口のドアとリビングのサッシの前に、ボードと発泡スチロールの板で40センチほどの壁を取り付け、隙間はシリコーンでふさいであります。洪水経験者のネットへの書き込みによると、少々土嚢を積むよりこちらのほうが効果があるそうです。でも、いかにも薄くて頼りなげ。少しくらいの出水なら大丈夫だろうけど、水位が膝下を越えたらアウトです。まあ、その時はその時。なるようになるでしょう。それより、洪水が来る前に酔っ払って蹴飛ばして壊さないよう気をつけなければ。(汗)近所の家です。これなら車が水に浸かっても、エンジン部は助かるかもしれません。運命の日は明日。願わくば、「大丈夫でした」という嬉しい報告の日記が書けますように。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.20
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今朝は久しぶりに雲ひとつない快晴でしたが、午後になって雲が増えて夕方4時現在、時おり雷鳴が轟きはじめました。また一降りあるかもしれません。さて、バンコクの現状ですが、洪水がひたひたと押し寄せてきている感じがあります。家財を高い所に避難させるよう勧告を出された地域は、今日になって北部東部の7地区に増えました。本当に洪水があるかどうかは、堤防がもつかどうかにかかっています。さすがに緊張感も高まりつつあり、スタッフもお客さんも洪水の話題で持ちきりです。私が市場で食事をしていると、右隣のタイ人グループも後ろのタイ人グループも洪水の話題で情報交換に余念がありません。シーロム店の隣のローン会社ですが、今日の午後、社員総出で店舗の前に土嚢を積み始めました。備えあれば憂いなし。 うちはまだ何もしていませんけど。FACE BOOKにも洪水関係情報や写真が多くアップされています。タイ国王のお言葉。「もし、バンコクが洪水を避けられないのなら、チトラダ宮殿の敷地に水を流しなさい。ここは水を防ぐ必要はありません」この言葉を読んだタイ人スタッフは、目を潤ませていました。インラック首相が、ブランド物のブーツをはいて洪水被災地を視察していると揶揄する風刺画。私見ですが、総選挙に大敗した民主党は、この未曾有の大洪水時に政権担当でなくてよかったと内心ほっとしているかもしれません。(笑)誰が首相でも、これだけの規模の大洪水を防ぐことはできないでしょう。被害を限定させるもう少し上手いやり方はあったかもしれませんが。首相というのは因果な商売です。誰がやっても、最後は必ず石を投げられます。ほんの数ヶ月前まで、インラック首相は「地上に降りた天使」ともてはやされていました。今は“ぼろくそ”にけなされています。ちなみに、日本のお客様より問い合わせのメールを何件か頂いていますが、バンコク中心部は平静です。ここは最優先で守られています。安心して御来タイください。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.19
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今日のバンコク、曇り時々晴れ。まだ一度も雨は降っていません。長かった雨季もようやく終盤を迎えています。さて、一度は洪水安全宣言の出されたバンコクですが、昨夜9時半、スクムバンド都知事がバンコク北部のドンムアン地区、サイマイ地区が48時間以内に洪水になる危険があると発表しました。都知事は、まだ48時間は状況判断する時間があるので、パニックになることなく、しかし万が一に備えて家財を高い場所に移動するなど用意を怠らないようにと述べています。でも、該当地区の方達は、きっと慌てふためいて難を避ける用意をしていることと思います。アユタヤがやられ、政府が絶対に守ると宣言したナワナコン工業団地も陥落し、今や本丸バンコクの外堀まで危険にさらされています。ただし繰り返して強調しますが、バンコク市内中心部は平静で差し迫った洪水の危険はありません。ところで、今回の洪水被害によって外食チェーンも大きな影響を受けています。まずタイ人に大人気の日系らーめん「8番らーめん」ですが、ナバナコン工業団地のセントラルキッチンが冠水したためタイ南部の6店を除く80店が営業中止に追い込まれました。営業中の6店も、金曜日には食材のストックが無くなる見通しだそうです。MK スキ、KFC、ピザハットなども、食材の一部が入手できなくなりメニューを減らすことで対応。また、肉や野菜等の食材の値上げも、家庭と外食産業を直撃中。うちも大変です。いや、洪水で被災された方達はもっと悲惨な思いをしているのだから、我々が泣き言を言ってはいけません。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.18
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今日もバンコクは曇り空。雨が降ったり止んだりしています。バンコク中心部こそ大きな洪水被害を免れていますが、周辺部では深刻な洪水被害がさらに拡大中です。バンコクの北、パトゥンタニに位置するタイ最古かつ最大のナワナコン工業団地では、かねてより軍も協力して24時間体制で浸水を防ぐ作業が行われていましたが、今日のお昼頃、とうとう堤防の一部が決壊して水が敷地内に流れ込みはじめ、工業団地の従業員と近隣の住民に避難勧告が出されました。(写真はBangkok post紙)ナワナコン工業団地には、109社の日系企業を含む190社の工場が入居していて27万人の従業員が働いているそうです。現在、洪水被害を最小に食い止めるべく懸命の復旧作業が行われているとのことですが、シーロム店の常連さんの某日系会社の工場もすでに浸水したようです。これで洪水の被害に遭った工業団地は、アユタヤの5ヶ所とナワナコンの全部で6ヶ所になりました。どれほどの経済的ダメージがあるのかは私には想像もつきませんが、せっかく良くなりかけた景気が後退するのは避けられないでしょう。また、一部のブログで書かれていましたが、工場の有毒な化学薬品や産業廃棄物も水に浸かっているわけで、汚染された水に触れた人たちの健康被害や環境汚染の問題も出てくるだろうということです。これは、シーロム通りのバンコク銀行本店の周りに土嚢で築かれた高さ1.8メートルの堤防です。この場所は、豪雨時にも滅多に冠水しないのですが、大きな銀行だから万が一のことを考慮したのでしょうか。周辺の住民は、あのバンコク銀行でさえ堤防を作ったということは、本当にこの辺りも危ないのかもしれないと浮き足立っています。(苦笑)心配された大潮は一応今日が最終日ですが、次の大潮が29-31日にあります。タイの大洪水はまだまだ長引きそうです。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.17
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昨夜、夜8時頃からカオサンは激しい雷雨となりました。2時間ほどの大雨で、カオサン店の前も洪水で道が川になりました。でもこれは、最近の大洪水とは関係なく大雨が降るといつもこうなるのです。 雨がやんで一時間ちょっとで水は引きました。今日も、断続的に強い雨が降っています。一方、都庁の発表によると、バンコクは大洪水の危機を回避しそうです。アユタヤの5つの工業団地が水没して、バンコク東部、北部の郊外は水が出ているそうですが、チャオプラヤ河は持ちこたえています。プラアーテッィドの船着場。浮き桟橋が増水で浮かび上がり、身を屈めないと連絡橋へ通り抜けられません。照明灯もジャンプすれば届きそうな高さにまで下りてきています。浸水した堤防の内側に竿をたらして釣りをしている人たち。サンティパーク公園。低いところはすっかり河と同化しました。水に浸かった大木の下のベンチで寛ぐ男の子3人。なんだか美しい光景でした。嬉しいニュースをひとつ。アユタヤで陣痛を起こした妊婦さんを軍がボートで医療施設に急送中、間に合わなくてボートの上で男の子を出産してしまったそうです。母子共に元気だそうです。ボートの上で産まれた子。親はどんな名前をつけるのでしょうか。ニュースをテレビで見たスタッフが教えてくれました。それから、アメリカ海兵隊が26機のヘリコプターを被災地救援のために派遣するそうです。被災者救援だけでなく、コンクリート塊や重資材を運搬して堤防を強化したり、赤外線センサーで孤立している住民の捜索も出来るそうです。東北大震災の時の「トモダチ作戦」を思い出しました。大潮はもう一日ありますが、バンコクは何とか大洪水を回避しそうです。本当にこのまま無事に乗り切れますように。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.16
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朝から、久しぶりに晴れ間が広がり穏やかな一日のバンコクです。NATION紙の報道では、バンコクの627コミュニティー、全50地区のうち20地区で洪水浸水が報告されているそうです。もっとも深刻なのはバンコク東部のクロンサムワ地区で、30-70センチの洪水とのこと。バンコク中心部では、プラナコン、サトーン、ドゥシットなどの地区の一部に洪水が起きていますが、大きな被害はないようです。私の家も大丈夫です。チャオプラヤ河の水量は、ラマ1世橋のところで2.29メートルを記録しました。昨年の最高水位2.1メートルを超えていますが、バンコクの堤防は2.5メートルの高さがあるのでまだセーフです。近所の運河です。水量は普段より高いですがまだまだ余裕があります。チャオプラヤ河沿いのレストランでランチを食べました。スタッフに尋ねると、朝の満潮時に少しだけ浸水したそうですが今は大丈夫です。ところで気になる話題がひとつ。今回の洪水では、タイ軍が出動して各作業に活躍しているのですが、軍の首脳がインラック首相に非常事態宣言の発令を要請したいようです。というのは、今回の大洪水では首都バンコクを守るために、アユタヤ、パトゥムタニなどの近隣県に水を流して被害を拡大させたと言われています。パトゥムタニでは、家、田畑を犠牲にされて怒った住民が堤防を壊すという事件も発生しています。水門、堤防の要所要所には警備の兵が配属されているそうですが、非常事態宣言によって軍の権限を強め、より効果的に水害対策(と怒った地元住民のコントロール)を行うという意図があるのではと思いました。バンコクに大きな被害がないのは本当に有難いですが、犠牲になった方達のことを思うと。。。難しい問題です。これはおまけの写真です。(NATION紙)ペットボトルで作ったボート。楽しそう。私も乗りたいです。同じくペットボトルで作った浮きグッズ。これならボートが転覆しても溺れません。悲惨な洪水のなかでも、遊び心を忘れていないタイ人がいるんですね。感心しました。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.15
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いよいよ明日から、3日間の満潮が始まります。洪水救援センターのプラチャ副首相は、大規模な水害は避けれるだろうと述べています。洪水が発生する一部地域でも、水かさは20-30センチとの予想です。バンコク都内は、あちらこちらの店先で土嚢が積まれています。万が一の浸水被害を考えれば、備えあれば憂いなしといったところか。また、私が普段使っているビルの駐車場も、普段はがらがらの上の階まで満車状態。近所の車が、万が一の水没を恐れて高層階に避難中のようです。最近のお天気ですが、毎日ゲリラのように断続的に強い雨が降り不安をかきたてます。昨夜午前1時頃も、近所のイサーン屋台で食事していたら、また激しい雨が降り始めました。テーブルは軒先の下にありますが、雨が吹き込んでくるので傘を差しながらビールを飲みました。これもタイらしいなと、おかしかったです。今日の午後は、洪水被災地で血液が足りないと聞き、タイ赤十字の血液センターに献血に行きました。ところが、タイ人の献血希望者ですごい人出でした。すでに数百人が献血待ちで、ベンチに座っておしゃべりに興じています。係りの人に尋ねたら、2時間待ちとのことで献血はあきらめましたが、その間にも大学生らしい若者がどんどん入ってきます。タイ人って注射嫌いが多いイメージがありましたが、なかなかやるなと感心しました。隣の救援物資集積センターでも、大勢の若者のボランティアが和気あいあいと働いています。どちらもすごい熱気でした。タイの人たちには、日本が大変な時にたくさんの援助と励ましを頂いたので、今回の大洪水は恩返しのチャンスです。私も少しばかりですが、募金をしてきました。明日の昼は私は仕事を休むので、近所の運河の様子など見てこようと思います。悪いことは何事も起こりませんように。ちなみに、今月の29-31日も満潮で洪水被害の恐れがあるそうです。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.14
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北部のダムから放流された水のバンコク到達と、大潮が一致する洪水最大危険日16,17,18日が迫ってきました。郊外を襲っている大洪水は、市中に攻め入るかのようにその輪をじわじわと縮めながらバンコクに迫りつつあり、緊張が高まってきています。上の写真は、ノンタブリ、バンブアトーン地区に積み上げられた土嚢の列。実は、私の自宅から車で20分位の所です。こういう写真を見ると、インスタントラーメンと飲料水の買出しに行きたくなります。(冗談です 笑)タイ人妻は、さっさと仕事を切り上げて家に帰ったようです。そういえば、バンコクは昨日からやけに道が空いていますね。特に昨日は、激しい雨が降っていたから普通は大渋滞になるのになぜかガラガラなんです。想像ですが、洪水の危機にさらされている郊外に住んでいる会社員で、自宅が冠水するのを心配して仕事を休んでいる人が多いのでは。カオサン店のタイ人マネージャーも、郊外の自宅が浸水しそうだと一報を受けて即行で早退しました。バンコク都庁と政府は、ただ今、全力でバンコク防衛作戦を展開中。堤防の補強、土嚢の追加、新たな排水溝を掘ったり流れをよくするための浚渫を行ったりしています。堤防さえ決壊しなければ、たぶん大丈夫です。息をひそめつつ状況を見守ります。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.13
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2ヵ月半に及ぶ洪水の被害が深刻化しています。アユタヤやロブリの工業団地が水没して、幾社もの日系企業が操業停止に追い込まれているのは日本で報道されている通り。洪水による死者は281名に達し、2名が行方不明。バンコクの郊外では、洪水が始まった地域が出始めました。市内のスーパーでは、飲料水、缶詰、インスタントらーめんが飛ぶように売れているそうです。しかし、今朝のNATION紙の報道によると、バンコク都庁は(中心部の)洪水回避に自信を持っているそうです。その理由は、タイ中心部から流れこむ水はすでにそのピークを超えていること。それにも関わらず、チャオプラヤ河の水量は毎秒4000立方メートルで危険レベルに達していないこと。過去に記録された最高水量は1995年時の毎秒5500立方メートルで、当時はまだコンクリート堤防もなかったのに洪水は起こらなかったし、現在は川沿いに77キロに及ぶ2メートル半から3メートルの堤防が完成しています。だから、16日から18日にかけて予想されている満潮にも、十分に対応する余裕があるそうです。そこで今日の午後、BTSでタクシン橋駅へ行き、そこからチャオプラヤ河のタクシン橋桟橋へ降りてみました。確かに水量は多く流れも速いですが、桟橋のコンクリートを超えるにはまだ余裕があります。近くのバンラックの商店街では、土嚢で万が一の出水に備えている店も何軒か見かけました。あらかじめ洪水警報が出されている一部の地域を除いて、堤防決壊などの不測の事態が起こらず、都庁の予想通りバンコクが大規模な洪水に襲われないことを願います。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.12
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ここはカオサン通りのセブンイレブンです。店内で犬がすやすや寝ています。店員さんは気にしていません。次から次へと来店するお客さんも誰も気にしていません。私はたまたま欲しい雑誌があったので、踏まないように気をつけながら棚に手を伸ばしました。コンビニの中で犬が寝ているなんて、日本では絶対に見られない光景でしょう。(笑)というか、野良犬すらいませんね。でもタイでは、ちょくちょく見られる光景です。犬が自然に風景に溶けこんでいます。私はバンコクの某一流ホテルで働いていたことがありますが、一時期そこのメインキッチンには猫が数匹住んでいました。子猫もニャーニャー泣いていました。従業員が餌をやって飼っていたみたいです。動物愛護なんて立派な精神ではなく、ただ「マイペンライ」(気にしていない)というだけだと思います。衛生面では悪いに決っているけど、この位ではいちいち気にしない。良くも悪くも全ての点で、そういう「ぬるさ」がこの国にはあります。日本人だけでなく白人を含む多くの外国人がこの国に魅了されるのは、そういう「ぬるさ」というか社会の寛容さからくる暮らしやすさ、生きやすさもひとつの理由かもしれません。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.11
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タイの大洪水は、日本のメディアでも盛んに取り上げられているようですね。今朝、実家に電話したらお袋も心配していました。昨年は無事だったバンコクも今年は被害を避けられそうもなく、洪水の発生が予想される東部9地区に80ヵ所の避難所が設置され、その収容人数は8,000人から10,000人とのことです。それにしても、こういう時にタフなのがタイ人です。毎年のように発生する洪水に慣れているせいもあるでしょうが、新聞などの報道を見ていると、落ち込んでいるばかりでなく、時に笑顔さえ浮かべている人々もいます。洪水という天災に、どうしようもないことと達観の境地にあるのではと思うことさえあります。今日の日記は、新聞に掲載された写真から、特に興味深いのを何枚か紹介してみます。これは洪水時の風物詩のようなものです。洪水に網を投げて魚を獲る。今夜のおかずにもなるし豊漁だったら市場で売ることもできます。私も10数年前に、バンコクの冠水した道路で魚を獲る人を見たことがあります。平常通り営業中。道が川になっても、商いはやめません。この心意気、商人の鑑です。お客さんも平然と麺をすすっていますね。新手の商売だったりして。(笑) 洪水にも負けない象タクシー。濡れずに家財道具の避難ができます。ボートを漕ぐ美少女。オールが箒なのが魔女みたいですが。(笑)頑張ってね。(一緒に漕ぎたい。。)タイ人のど根性!頑張れタイ人!洪水に負けるな!この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様の一票とコメントを励みが、このブログの原動力です。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.10
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今年の大洪水は、ますます被害を拡げています。冠水で操業停止に追い込まれたホンダを始めとする日系工場も多数。アユタヤの病院では、入院患者の避難が始まっています。バンコクは、上流のダムからの放水の到達と高潮が一致する16,17,18日が洪水危険日とされています。都庁は、堤防の強化など対策に大わらわです。ところで、昨日の夕方、ずっと曇っていた空に久々に青空がのぞきました。ほんの数時間でしたが、清々しい気持ちになります。やっぱり青い空はきれいですね。ところで、菜食フェスティバルも終わりお店に活気が戻って楽しく仕事ができたので、閉店後カオサン通りBuddy Lodgeのアイリッシュバー「 Mulligans」に生ビールを飲みに行きました。土曜の夜で、ハイソ系の若者と白人客で普段より賑わっています。タイで一番好きなチャン生(110バーツ、約278円)とNacho(230バーツ、約582円)で、独り飲み。周囲の喧騒をよそに、読みかけの文庫本も楽しみました。それにしても、カオサンは相変わらずエネルギッシュです。もう午前2時なのに、向かいのビアバーも満席で若者たちがガンガン飲んでいます。歌手が大音量で、ギターを鳴らしながらボブ・マーレーを歌っています。東京のおしゃれなバーも好きだけど、こういうカオスのような雰囲気もいいものです。週末のこの大騒ぎは、明け方近くまで続きます。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様の一票とコメントを励みが、このブログの原動力です。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.09
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猛威を振るい続けるタイの大洪水。全国の28県で依然洪水が発生中で、アユタヤ等の工場地帯も大きな被害を受けています。この52年間で最悪の洪水とのことです。そんな中、各地で被災者に義援金や生活用品を送る活動が行われています。昨日の日記で紹介した歌って踊る警察官による義援金募集活動も大好評で、一時間で3万バーツの募金が集まったそうです。本来は一回限りの予定の路上コンサートでしたが、当分続けることにしたようです。また、シーロム通りパッポン向かいのCPタワー前では、盲人バンドによる義援金募集路上コンサートも行われていました。盲人のミュージシャンはバンコクでは珍しい存在ではなく、普段はあちこちの路上や市場で演奏をしながら物乞いをしたりしているのですが、今回は洪水被災者への義援金募集です。彼らの演奏を聞いたことのある方もいらっしゃると思いますが、目が見えないから余計に感覚が鋭いのか、彼らの演奏はセミプロ並みのテクニック。道往く通行人も、次々と浄財を募金箱に入れていました。こちらもかなりの額になりそうです。タイ語に「ナム・チャイ」という言葉があります。直訳すると「心の水」ですが、思いやりの心、憐れむ心というような意味で、タイ人の優しさを表す言葉です。先だっての東日本大震災の際にも、タイ人はナムチャイを発揮して多額の義援金を国を挙げて集めて東北の被災者の方々に届けてくれたのは記憶に新しいところ。洪水被害はまだまだ拡大しそうですが、被災者救援活動の輪もどんどん広がっていきそうです。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様の一票とコメントを励みが、このブログの原動力です。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.08
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昨日の午後、シーロム通りをオートバイタクシーで移動していたら、サラデン駅前のセントラルデパート正面から賑やかなイサーン民謡が聞こえてきました。何事かと見ると、なんと警察官が歌って踊っています。周りは見物人で一杯です。私もすぐにバイタクを降りて見に行きました。笑っちゃいました。でもこれ、タイ各地で大被害を出している洪水の被災者への義援金募集キャンペーンでした。タイ警察、(たまには)いい事もするんですね。(大拍手!)ちなみに昨年以上の大洪水に、今日まで244名の犠牲者と3名の行方不明者が出ていますいつもはおっかない警察官が、ニコニコしながらひらひらと踊っています。募金箱に寄付金が入れられる度、満面の笑みを浮かべながらワイをして深くお辞儀をします。渋い喉を聞かせてくれます。よっ大将!ニューハーフのおばばもリズムを取ります。タイ警察もなかなかやります。いつもこんなだったら、さぞや市民に愛されることでしょう。(笑)ちなみに募金箱には、たくさんの浄財で8割方満杯でした。歌って踊るタイ陸軍広報部隊は去年の赤服騒動の時に見ましたが、歌って踊る警察官は在タイ22年の私も初めて見ました。何でもありのタイでも、これはかなりレアな光景です。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様の一票とコメントを励みが、このブログの原動力です。どうぞよろしくお願いします。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。
2011.10.06
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昨夜遅く、バンコクに帰ってきました。タイ航空が着陸したのが夜10時。タクシーで自宅に着いたのが11時半でした。タクシーの窓から眺める10日ぶりの夜のバンコクは、東京から来ると、暗く薄汚くみすぼらしく見えました。キラキラしていた東京がすごいのですが、バンコクとの落差に日本から戻るたび驚きます。もっとも、そんなことには一日たてばたちまち馴染んでしまい、タイ独特の緩やかな時の流れが心地よくなります。ここは、人間がリラックスして自分らしさを取り戻せる国だと思います。自宅に戻ってほっとして、何よりも先にしたことは近所のソムタム屋に行くことでした。タイ料理に飢えていました。それもまず食べたいのはイサーン料理。ソムタムタイ、ナムトックムー、ラープガイ、カオニィヤオ、そしてリオビア。堪能しました。のどにピリピリくる辛さが嬉しいです。値段も安い。東京など物価が高くてバーツに換算して、ぞっとしたことも。実感ですが、以前は日本の物価はタイの3倍と思っていたけど、1万円約4000バーツの今は4倍に感じました。でも、たくさんのお店を見て勉強してきました。いい本も何冊も買ってきました。今日からまた、お店をもっとお客様に喜んでもらえるよう変えるために頑張ります。もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様の応援クリックとコメントにパワーを頂いて、このブログを続けさせて頂いています。最新の人気ブログとの新しい出会いもありますよ。
2011.10.06
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昨夜は、楽天ブログのタイ大好き仲間が集まってオフ会がありました。参加メンバーは、幹事の労をお願いしたTuiさんファミリー(タイ人奥さんと子供3人)、Lamyai daengさん、gogoよっしぃ!さんと私の家族の大人4名子供4名です。会場は「土風炉 品川店」の個室です。大いに飲み、大いに語り楽しい宴となりました。みんなタイが大好きで繋がっているブログ仲間ですから、たちまち意気投合。そしてこれはブログの魅力のひとつなのですが、お互いに日記を読んでいるから相手がどんな人柄で何が好きなのか、どんな出来事があったのか、あらかじめわかっていること。だから、たとえば普通の初対面同士の距離感が1メートルとすると、ブログ仲間は初対面の時から距離感がタイ好きブログ仲間でオフ会いきなり30センチなんです。初対面でも旧友のような親近感があるのが、オフ会の醍醐味です。子ども達も最初こそ恥ずかしがっていましたが、じきに打ちとけて個室を駆け回って大暴れ。Tuiさんの娘さんもめんこい子たちで、私はワニになってチビ共を追いかけまわして楽しみました。酒飲んで子供と遊ぶのは最高です。幹事さんが個室にしてくれていて本当によかった。参加メンバーは、全員いずれはタイに移住希望の方ばかりだから末永いお付き合いになりそうです。皆さん、本当にありがとうございました。また近いうちに、バンコクもしくは東京でこのような会を持てることを楽しみにしています。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひクリックをお願いいたします。皆様の応援クリックとコメントが最高の励みです。クリックすると、他のたくさんの人気ブログとも出会えますよ。
2011.10.03
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日本へ来て6日目。そろそろタイが恋しいです。銀座にて。渋谷にて。右翼なんて20年振りに見ました。恐もてなところは赤服デモ隊と同じです。今日は妻の買い物に付きあって、銀座と渋谷へ行きました。買い物といっても、妻が知り合いから頼まれたブランド物の鞄やシャツを探して松屋と西武をうろうろ。一個17万円もする鞄も買いましたが(強調するけど頼まれ物です)、なんであんな鞄に17万円も払うのか私には理解不能です。(笑)東京の人、昨年よりおしゃれになっていますね。去年は黒とかグレーを着た人ばかりだったけど、今年は色使いがカラフルな服を着た人が増えましたね。みんなきれいな格好して、すかして歩いて、どこのお店の店員さんも可愛くて愛想もいいけど、なんだか疲れを感じました。この街では、みんな必死に肩肘張って背筋を伸ばして生きている。気を抜いたら、すぐに脱落してしまいそうな感じ。タイでは、もっと自然体で生きていられる。 おしゃれな人も、そうでない人も、それぞれ好きな格好で大きな声でしゃべって笑って生きている。お金があんまり無くても、目一杯楽しんで生きる術を天性で身につけている人たち。「マイペンライ」と許しあって生きている。良いところもあるし悪いところもありますが、やっぱりそういう社会のゆるさが好きです。タイにいて見えてくる日本もあるし、日本にいて見えてくるタイもあるのでしょう。そして、日本のビジネススタイルや接客をお陰様で色々勉強させてもらっています。早くタイに帰ってまた仕事を頑張ろうと、腕がむずむずしてきます。この日記を楽しんでいただけたら、ぜひクリックをお願いいたします。皆様の応援クリックとコメントを励みにして、毎日頑張って更新しています。ぜひぜひパワーをください。他のたくさんのタイ情報人気ブログとも出会えますよ。
2011.10.02
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4泊5日の懐かしい山梨の実家滞在はあっという間に終わり今日は東京にいます。お袋も親父も、47にもなった息子とタイ人嫁と孫娘を精一杯気づかい歓待してくれました。有難いことです二人の弟家族とも交流できて嬉しかったです。時は移り変わり、全てが同じというわけにもいきませんが、願わくば来年も元気な両親と会いたいというのが最大の願いです。本当にそうでありますように。娘の望(6歳)と従弟のゆうき君(9歳)のツーショット。この二人はやけに気があうみたいで、毎年二人で子犬が運動会するように大騒ぎしてはしゃいでします。ずっと笑いっぱなしです。言葉も通じないのに、よくあれだけ楽しくやれるものだと大人はあきれるやら感心するやら。ちなみに、望はゆうき君と結婚するそうです。タイには帰らないで、ゆうき君のお家に泊まって一緒に学校に行くそうです。「Paris」のケーキ
2011.10.01
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