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なにか不合理なことに対して人は笑う気がする。論理の破綻をきたしているもの、原因→結果の関係がおかしいもの、場違いな言動、、などなど。「おかしい」から笑う。ジョークやコントなどはそのような不合理さを演出して「笑い」を作り出している。前の日記で、人間は全てを予測し制御し、支配化に置きたがっていると書いた。もし、そのような世界が実現されたら、あまり面白みの無い世界になってしまうかもしれない。しかし、そのような心配は当分しなくても済みそうだが。予想外の出来事にとまどい、ふりまわされ、笑ってなきゃやってられない日々が当分続きそうだ。
2008年12月28日
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ぼくの仕事はCAEエンジニアである。現在の仕事は、自動車の騒音、振動をFEMモデルで解析し、いいか、悪いかを予測することである。この設計仕様で車を作れば問題ないですよ、あるいは、うるさい車になっていしまいますよ、ということを設計に伝え、モノができる前に問題をなくしておくのが仕事である。CAEエンジニアはこのように、この設計データでモノをつくると性能上、問題があるのかないのかを予測し、問題がある場合は要因分析し、対策を提案するのが仕事である。昨今、あらゆるシミュレーションが行われている。二酸化炭素濃度の今後、人口の今後、森林(砂漠)面積の今後などなど。人間はとにかく、今後どうなるのか、を知りたがる。それを知ることが出来れば、対策を打つことができる。さらに分析を進められれば、制御することが出来る。何も知らずに不意打ちをされることほど痛いことは無い。少しでも事前に知ることが出来れば、ダメージを少なくすることが出来る。人間はこの世界の森羅万象をすべて予測し、制御することを渇望している。
2008年12月26日
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一般的にパチプロやデイトレーダーのような仕事に価値を認める人が少ないのはなぜだろうか?プロスポーツ選手や囲碁・将棋のプロ棋士とのちがいはなんだろうか?それはプロスポーツ選手やプロ棋士が、スポンサーや観客に対して一流の技という価値を提供して責任を果たしているのに対し、パチプロやデイトレーダーは自分以外の人間に対して責任が発生しないからだと思う。すべて仕事は誰かがその仕事に価値を認め、仕事をしてもらう側と仕事を提供する側の間に契約があり、それぞれに契約を履行する責任が発生する。したがってパチプロやデイトレーダーでも、例えば観客がついて誰かを楽しませたりすれば価値を提供することになるかもしれない。このように考えると、仕事をする=働くということはだれかに価値を提供することであり、「ありがとう」といってもらえることなんだと思う。
2008年12月24日
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タイムマシンは実現可能なのか?特殊相対性理論、一般相対性理論、ワームホールなどについて紹介しながら、この命題に物理的なアプローチで考察している。最後にタイムパラドックスについて書かれている。これまで断片的な知識しかなかったアインシュタインの電車の思考実験について考えがつながり、非常に面白かった。
2008年12月23日
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「学習するとは想起することである」という記述がある。ソクラテスによれば、ぼくたちの魂は、生前、「美」や「善」ということについて知っていた。魂が肉体に閉じ込められて、この世に生まれるときにすべてを忘れてしまった。この世で学習するということは、生前知っていたことを思い出すことに他ならない。幾何学で、紙に書かれた不完全な三角形から完全な三角形を想像することが出来るのも、イデアを知っているからである。 ぼくは基本的にはこの考え方に同意できる。数学を理解する、言葉を理解する、他人とコミュニケーションをとり、共通認識を共有できる、これらはイデアなしにはありえない。この世界に生きる意味のひとつは、己にとって必要なイデアをもう一度、学び直すことである。
2008年12月18日
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パイドン 妹の結婚式で実家に帰ったときに父親からもらいました。ソクラテスが毒杯を仰ぐ前に、主にシミアスとケベスとの「魂の不死」についての論争について書かれています。ソクラテスは「肉体は魂の牢獄」であるとし、「死は魂が肉体から開放されることであり、真の哲学者であるならばなぜ死を恐れることがあろう」といっています。かなり理解に苦しむところもあり、一度読んだだけではわからないところもあったので読み返しているところです。
2008年12月15日
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昨日、職場で「勝てるメリハリ仕事術」という講演を聞く機会がありました。講演者の主張のひとつに<人材は育成できない、人は自分で育つものだ。基本的に相手をプロフェッショナルとみなし、仕事は大きな単位で任せるのがいい(悪くいえば丸投げ)>というのがありました。そうはいっても新人のうちは身近な先輩に教えてもらわなければ何も出来ないですし、仕事を進めるにしても、随時、依頼者に確認をしなければ進められないと思いました。やはりある程度は人材育成のカリキュラムを持った企業でないと、社員が根付かないですし、そうなると技術やノウハウの蓄積ができないと思います。人材育成を怠り、即戦力ばかり求めると、確かに一時的に教育のための経費削減にはなるかもしれませんが、人の入れ替わりが多くなり、いちいち社員受け入れのためのコストがかかり、かえってコスト高になる気がします。「いかに高い確率で有用な人材を育成できるか」は企業にとって最重要な命題であると思いました。
2008年12月10日
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12/5,6,7と2泊3日で会社の人たち、妻と済州島旅行に行きました。済州島に着くなり、雪で寒くて大変でした。龍頭岩、三姓穴、観徳亭、自然史博物館、万丈窟、城山日出峰、漢拏山麓、済州市市場などなどをみてきました。城山日出峰の眺めはなかなかいいものでした。
2008年12月09日
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先日、妹の結婚式でした。とてもきれいで幸せそうでした。普段、なかなか会えない両親やおばさんに会えて楽しいひと時を過ごせました。ずっと幸せに過ごして欲しいです。
2008年12月02日
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