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ちょっとあいてしまいましたがベルギー編の最後はブリュージュのレストラン、ドゥ・フィシェリーDe Visscherieの話です。今回のベルギーではちょっと贅沢して高級店で一度は食事をとろうと思っていました。ベルギーはフランスより平均的に料理の質が高く、ベルギーで食べたほうが僕の口にあう確率が高いので高級店はベルギーで体験したいと思っていました。最初はミシュラン三ツ星とも考えたのですが、食べ終わるまでに三時間くらいかかったりスーツ着用の必要があったりということで今回は諦めました。それで他も調べて、ブルージュが良さそうな店が多く三つくらいの候補を決めて、その第一希望がここでした。高級店に行きたいとはいえ、夜だとかなりの出費になるのでランチに行くことにしていました。旅行者は昼も夜も関係ないので、安く体験できる昼のほうがよいの決まっています。そして夜はコストパフォーマンスのよい店で高めのメニューを頼んだりいっぱい飲んだり贅沢をする、というのが僕の旅のルーティーンです。さて、このお店は12時開店で、朝いちでブリュッセルから来たので散歩して時間をつぶし、正午を少し越してからお店に向かいました。お客もスタッフも誰もいなかったのですおそるおそる店の奥の人に声をかけました。こういう店は入ったことがなくて勝手がわからないので緊張しました。といっても昼ですから気軽なかんじでよいのでしょうが。ベルギーに限ったことではないですが、高級店はこういうスタイリッシュな店が多いですね。いつも古めかしい温かい雰囲気の店ばっかりに入っているので新鮮でした。昼はアラカルトの他に35ユーロのランチコースがあって、それのほうが単品で頼むより色々食べれるし割安なのでそれにしました。プラス20ユーロでワイン、水、食後の飲み物が含まれるそうでそれにしました。ワインは白ワインを料理にあわせたもの二種類で500ミリくらいは飲んだのですが(店員が注いでくれます)、結果的にこれでなくて単品で好きなものを頼んだほうが良かったのではとも思いました。お得なかんじはしませんでした。ワインは満足でしたが。一種類目のワインはチリの2007年のソーヴィニヨンブランでした。まさかヨーロッパでチリのワインを飲むなんて思っていませんでした。自分でリストから選ぶことはけしてないでしょう。今回のヨーロッパでの一発目のワインがこれだったというのも笑えます。でも今までに飲んだチリのワインの印象をくつがえすすばらしいワインでした。クリアーという言葉がぴったりのワインで、海鮮主体の前菜にはぴったりなものでした。昼にもちょうどよいかんじですし。さすがヨーロッパの人がわざわざ選ぶだけのあるワインだなと思いました。こういうくせのないワインだからこそ新大陸のほうから選ぶのかなとも思いました。メインの時に提供された二種類目はボジョレーの2009年のシャルドネでした。不もなくすごくおいしいというわけでもありませんでしたが、日本のレストランで飲むグラスワインよりは間違いなくおいしいです。写真は料理ごとに全部撮ったのですが料理をすべて解説するのは自分の性にあわないので省くのもあります。興味を持った人は自分で食べに行けばよいので。てベルギーですが・。前菜の前に日本でいうつきだしみたいなのがでてきました。こっちのほうではよく食べられているニシンの酢づけなどでした。前菜です。結果的にこれが一番おいしくて感動しました。右がホタテ、真ん中はロブスターのグリル、、左はたしか白身魚のリゾットです。右のふたつが本当におしかったのです。上のソースはイカ墨なのですがこれもまたすばらしい。生の海鮮は日本でもたくさんおいしいものを食べられるし、僕も築地の寿司屋で最高のものをいくつも食べているのですが、調理したものでここまでおいしい海鮮を食べたのは初めてでした。海鮮は日本が一番だという僕の認識を良い意味で覆してくれました。たしか平目と言ってた気がします。だいぶ忘れているのでもしかしたら鰈かも。前菜でハードルがあがってはしまいましたがおいしかったです。ソースも含め計算された味わいといったかんじで、ワインとのマリアージュがなくてもこれだけで完結できるというか満足できてしまう、という西欧料理では初めての体験をしました。ソースはブロンドビールを使っているとのことでまろやかでおいしかったです。何のビール使っているの?と訊いたら言葉では説明できない、と瓶を持ってきてくれました。ワロン地方の田舎の小さな無名の醸造所のビールだそうです。このビールがソースにあうから使っているのだと思いますが、こういうこだわりにまたぐっときます。デザートは小さいケーキとチョコと果物なのですが、果物は良いものなのだろうけど、ほとんど甘くなくて全くおいしいと思いませんでした。香港の人に聞いたのですが、日本の国の果物は優れていて他の国ではあまり甘いものをみかけないそうです。甘い果物の需要がないのかもしれませんが。飲み物はティーと言ったら、日本茶もあるけど、と言われました。さすがこういう店はそういうものもあるのねと感心しました。後から考えたらたいした質のものはでないだろうとは思いましたが。紅茶の器は中国か日本っぽい鉄みたいなもので面白かったです。他の食器も個性的でこういうとことでお客を楽しませるのも一流とよばれる店には必要なことなんだなとあらためて思いました。総合的にかなり気に入りました。また行きたいお店になりました。気になったのは、客はずっと僕ひとりだけだったのですが途中から入った二組が共に日本人だったことです。せっかくの雰囲気なのになんかなーってかんじでした。観光局もこの店を紹介していたりだからでしょうがあまり観光用っぽい店にはなってほしくないなーなんて思いました。一度しか行ってないからいつもはどうなのかはわからないし外のテーブルには欧米の国の観光客も食べていましたが。あらためて、ドイツではワインを目的に、ベルギーではおいしいごはんを食べに行こう、と思ったひとときでした。
2010.12.30
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きのう26日は後楽園ホールのアイスリボンの女子プロレスを観に行ってきました。実は23日の蕨のアイスリボンに行くまでは今回行こうか迷っていました。カードがそんなにそそらなかったので。でも23日は最高の内容と結果で後楽園に繋がったし、それにもよってカードは最終的にはとっても魅力的なものになったのでとてもわくわくしながら会場に足を運びました。今回の一番のテーマはしもうま和美の引退でしたが、僕にとってはつっかのアイスリボンのタイトル三冠を賭けたシングルマッチ、志田光の田村欣子との師弟対決でもあるNEOのタイトルマッチ、今話題になっているSMASHのTAJIRIとジェシカラブをみられる、というとっても期待感のあるカードでした。第一試合は高1、中1対中1、小5というとってもフレッシュなタッグマッチでした。知らない人にとっては色物な試合だと思われるかもしれませんが、アイスリボンを知っている人にとってはこの大会唯一のアイスリボン純潔マッチこそが一番アイスリボンらしいすばらしい内容になることをわかっています。そして結果、いかにもアイスリボンらしい楽しく、元気な内容ですばらしかったです。欲をいうともうちょっと長く観ていたかったのですが。まわりはほとんどアイスリボンを観た事がなさそうな人ばっかりだったのですが、しっかり練習しているからこその技術の高さに多くの人が何度も唸っていたのがとっても嬉しかったです。休憩中にパンフレットを売り歩いていたつくしちゃんにそのことを伝えるととってもうれしそうでした。ちょっと前に小中学生にプロレスをやらせることが是か否かというのが大きな話題となりましたが、この試合を観ればアイスリボンにならまかせても大丈夫、と多くの人に認めてもらえるのではと思うような試合でした。その後第二から第四試合までは僕のテンションはどんどん下がっていきました。どれも面白かったり見応えのある部分もあったのですが。マイナスなことはあまり書きたくないのでそんなには書きません。3wayの試合はアイスリボンを観た事がない人にも届く楽しい試合でした。一番都宮ちいが光っていた気がします。黒いナックルパンチぐっときました。噂にきいていた黒い紙テープも初めてみれてよかったです。松本都はコミカルな部分ではだいぶ持ち味がでていましたが、その先の彼女の本当のすごい魅力までは魅せられていなかった気がします。真琴対タジリ。TAJIRIさんは以前民放でWWEをやっていたころに大活躍していて僕もむこうでがんばっている彼が大好きでした。でも日本に帰ってきてからは特に興味がなかったです。そして今回観て興味を持ったかというとそういうわけでもないですが。でもむこうでは必要な魅せるプロレス、という意味での存在感はさすがだなーと感じました。グレートムタをみているようではありましたが・。反撃をさせないような攻撃ばかりをわざと選んで長い間痛めつけているという印象をわざと与えたりと、上から目線で試合をコントロールしようとしているかんじの彼の戦い方、スタイルは僕は好きにはなれません。真琴さんはそんなにファンではありませんが彼女がWWEに上がれたらそれはすごいことです。彼女の進む道は応援しています。そして今回一番楽しみにしていた藤本つかさ対コマンドボリショイ。今回勝てばわずか一ヶ月で3つのベルトを手にしてアイスリボン初の三冠という夢の道を突き進んでいてどういう結果になるのかとてもわくわくしていました。内容としてはボリショイさんのうまさと足を痛めたこともあってかいつもの三次元のすごい動きはあまりなくて初めて観た人までを魅了するようなインパクトがなかったのは悔しいですが、研究していたという丸め込みの切り返しで見事ベルトをアイスリボンに取り戻すことができました。うれしいけど正直びっくりという気持ちもありました。でもやっぱりうれしいです。最後のカーテンコールで一人一人がさくらさんに呼ばれてリングに上がるのですが、つっかは呼ばれないなーと思っていたら、最後に、三冠王者、と言って最後に呼ばれる演出がにくかったです。リングにあがったつっかの顔をみて泣きそうになりました。本当におめてとう。でもこれからが正念場だったり。今後も彼女を応援していきます。来年はアイスリボンの年にするという彼女の言葉は心強いしうれしかったです。これを勝ったら言おうと最初から思っていたというのもすてきです。彼女のアイスリボン愛、プロレス愛、根性、すべてを含めて大好きです。次は志田さんの試合。23日のタッグタイトルマッチは最高の結果と内容で本当にすばらしかったのでその勢いでの今日の試合はとても楽しみでした。たぶん今日の試合の中で一番観客を熱くさせたのはこの試合でしょう。アイスリボンを知らない人にも伝わったと思います。田村さんを相手にここまでがんばるとは僕も思っていませんでした。本当に良い内容でした。田村さんは地味な頭から叩きつける技とかも本当に痛そうでした。さくらさんとかがツイッターなどで言っていた、田村さんだけはガチ、という見方でみていたらそれがよくわかりました。そんな攻撃にも耐えていた志田さんすごいです。今後の活躍が楽しみです。スリーカウントという膝蹴り、終盤での魂のこもった一発はみていてとても熱くなれる見応えのある技です。つっかの結果と志田さんの内容、とても満足したタイトルマッチ二試合でした。メインの引退試合の6人タッグマッチ。僕は強い思いいれはなく見はじめていましたが、熱くなれるすばらしい試合でした。全員が見せ場もありましたし。みんなが思っているだろうけれどやはり今絶好調の和美さんの引退は惜しいです。もっと観たいと思わせてくれました。23日の和美帯広タッグももっとみたいと思いましたし。そしてこの試合で一番光っていたのは帯広さやかでしょう。身の丈にあわないメイン抜擢で活躍できないのではと思っていましたが、スリーカウントをとるし内容でも一番魅了させたのが彼女です。彼女独特のオビるという奇妙な挙動不振な動きと熱さがとても光っていました。今後彼女が進んでいく道がとても楽しみです。ということで本当にすばらしい大会でした。この団体の提唱する「プロレスでハッピー」を表現できた大会でした。この大会でまた多くの人がアイスリボンに興味をもってくれたと思います。そして僕のようなそこそこみているファンはもっとはまっていくことになったと思います。今回は引退やアイスリボンを離れる人が多く出場していてそのことが大会の大きなテーマだったのですが、つっかはパンフレットに、アイスリボンはこれからも続くのだから未来に向けた内容でなければならない、というような事を書いていましたが、そのことが実現した大会でもあったと思います。第一試合の4人やつっか、志田、帯広などが輝いていたのでこの先も期待させてくれて、そして夢のある女子プロレスをみせてくれそうな予感のできる内容でした。来年からはスターダムができて大変になると思うけど、この大会をみたらアイスリボンは大丈夫だ、と僕は確信できました。そしてこのすばらしい団体は少数の大好きなファンだけではなくもっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちは強くなったのでした。
2010.12.27
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ブルージュBruggeはベルギーの中で一番の観光名所として有名で、街並みが世界遺産の運河がたくさんある街です。このブログでもこの街のことは過去に何度か書いていて今回で訪れるのは4回目か5回目です。ヨーロッパの中で何度訪れても飽きない街並みというのは僕のなかでは数少ないです。その中でも何度でも行きたいと思うのはこのブリュージュだけです。でも広場とかペギン会修道院のあたりの観光スポットとされている人が多いところはもうそんなにはそそられなくて、ブリュージュには人が全然歩いていないけどきれいな風景、という場所がいくつもあってそういうところを歩くのが大好きなのです。ここは中心に近いので比較的人が多いところです。広場にある建物もみえています。こういう場所がふらっと歩いているとそこらじゅうにあるのです。運河のないところでもきれいだと思う風景はいっぱいあります。上の二枚の写真のようなところは本当に人が少ないです。現地の人やカップルがたまに通るくらいです。上の写真の運河はたしか船の観光ルートになっていると思うので休日やオンシーズンなどはちょこちょこ船が通っています。何回も来ていても、この街は小さいので地図を見ないで歩くことが多いのですが、そうすると自分の動くパターンが決まっているらしく、何度もこの街に来ていてもいまだに初めて訪れる場所があって新鮮で面白いです。いまだに感動するのですから。今回ブリュージュに来たのは、街並みをまた観たいという他に理由があってそのことも一世に書くつもりだったのですが、今は諦めて次回にわけて書くことにしました。この前の日にはリールLierに訪れました。ここはまだ訪れたことがなかったのですが、小さいブルージュといわれている同様に運河のある街並みできれいだということなので、ブリュージュ好き、運河好きとして行ってみることにしたのです。でもブルージュほどの感動はなかったです。きれいではあるのだけど何かぐっと来ないのです。でも生活感のある街で面白かったです。住むのにはブルージュよりはすごしやすいかなとは思いました。写真だと美しいのですけどね。リールはワールドカップで活躍したゴールキーパーの川島が移籍したサッカーチームの本拠地です。ここに来てからそのことに気がついたのでした。気がついても気がつかなくても何も変わらないのですが・。
2010.12.26
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グランプラスのベルギービールウィークエンドのイベント以外で飲んだベルギービールのことを少し書きます。今回飲んだものではないビールについてもけっこう書いています。今回はそんなに量は多く飲んでないです。でもレアというだけで選んだイベントでのビールよりはおいしいと思うものが多かったです。まずは毎回ベルギーに来たら必ず一度は訪れるアントワープのクリミナトゥールです。ここには意図的に古い生ビールも提供していて今回は2008年製造のボンブーの樽生が飲めました。これに限らず古めのビールはまろやかになって現行のものよりおいしいというものが多いです。といっても古くても飲めるのはアルコール度数が高くて傷まない、そして酵母によって熟成する可能性のあるビールに限ります。今までここで飲んで一番感動したのは2年前製造のグーテンカロルスクリスマスの樽生でした。もう一杯は瓶ビールを飲みました。ここは古いビールをストックしていてそれを分厚いメニューリストから選ぶことができます。ビール名の横にワインのように製造年が書いてあります。でも世界的なベルギービールの人気と共にこの店にも世界各地から人が訪れていて(聖地巡礼ってかんじですね)、僕も飲みたいなあと思うような飲みごろな熟成期間を経ているビールは軒並み売り切れています。なのでここ何年かはブラウン系は諦めレッドビールやランビックからお宝を引き当てようとがんばっています。今回は2002年のBiosを飲みました。感覚的に一瞬ですごいくおいしい、というかんじではないけれど、うんうまい、と思いました。主にここでですがレッドビールの5年以上熟成したものを何種類か飲んでいますが、こういうのを飲むと若いのが物足りなくなってきます。劇的な変化をしてなくても確実に深みとまろやかさが違います。レッドビールは寝かせたもの、というのは僕の中で定着しました。その中でも一番感動したのはクリミナトゥールで飲んだローデンバッハグランクリュの5年ものでこれには感動しました。ふつうのでも熟成するとおいしくなりますが、しっかり造っているレッドビールほど(値段でもわかります)劇的に変化しておいしくなるような気がします。日本の雑誌が見えています。この表紙がこの店の内装の一部なのです。そのときの話なども聞いたりしました。大がかりな人数で来た割りには中身は大きく掲載されてない、って嘆いていたりもしました。今回はベルギーではビールだけじゃなくておいしい物も食べようとちょっと高そうなレストランもいくつか挑戦しました。その中のひとつはブリュッセルにあるベルガクイーンでした。そういうところではワインを飲もうと思っていたのですがここではグラスではそそるワインはなかったので、ローデンバッハの生を飲むことにしました。食事は魚介中心で生の魚介の盛り合わせをカウンターで作ったりもしているのですが、すごく良いという印象ではなかったのでまた来ることはないかもです。でもベルギーぽくないモダンな内装がすごいので一度はきてみる価値はあると思います。おしゃれなお店です。ローデンバッハの樽生はサブロンのほうの現地の人がたむろするふつうのビアカフェで発見して、それ以来毎回そこに飲みにいくほど好きです(そこのまったりとした雰囲気も好きなのですが)。これはあまり出回ってないのでベルガクィーンで飲みました。前日にベルギービールウィークエンドでローデンバッハグランクリュを飲んだのでそれとの比較という意味合いもこめて選びました。あいかわらずおしかったです。酸味がけっこうあるのですがやわらかい甘みとフレッシュさがあるのでとてもバランスがよくすいすい飲めます。とここまで書いて下書きにしておいたのですが、ふたつの予定の時間の合間にリンデマンスの樽生を飲みにふらっとデリリウムに行ったのですが、そこで二年ぶりくらいな人に会いました。日本でのベルギービールマニアのトップクラスの人なのですが、濃いマニアックな話をいろいろしました。その中では僕も知らない日本に輸入されている樽生がいくつかあるのを知りました。上に書いたローデンバッハやグーテンカロルスのクリスマスも輸入されているそうです。本当にベルギーに行かなくてもおいしいビールに出会える時代になりました。この人からベルギーの辺鄙な場所でのクリスマスビールのイベントの存在を知ったのですが、これと同じような日本ではあまり知られていないベルギーでのイベントの存在を知りました。期間があったらぜひ行ってみたいと思っています。ブリュッセルでリピートしているレストランがあって今回もいつものものを食べに行きました。Villeteという店で偶然入ってたまたま頼んだメニューで感動して以来今回で4回目です。これがその豚肉のチーズのせオルヴァルソースがけです。この魅力にはまっています。初めの時ほど感動しなくはなったのですが久しぶりにブリュッセルにくると食べなくなるのです。一定の満足感が得られるのがわかっているし、ブリュッセルの中では手ごろな価格なのが(この国のレストランは他の国よりレストランでの平均価格は高いです)訪れる理由でもあります。けっこうな老舗みたいでいつも人がいっぱい地元の人にも人気なレストランです。おそらく日本のガイドブックでは紹介されてないでしょう。ビールは定番ものばかりなのですが、いつも一種類は面白いものがあります。今回はリストの中で唯一レアなのをみつけたのですが、それがないと言われ特別な物を飲みたいのかい?と銘柄も僕に確認せずに持ってきたのがこれです。Judasは瓶は日本にも輸入されていると思います。デュベルと同じゴールデンストロングエールと分類されているビールで度数高めの豊潤なビールです。すごく大きグラスで、これは少し飲んだ状態ではありますがグラスの半分も最初からビールは入っていないというベルギービールにしては珍しいグラスです。金魚鉢のような大きいブルゴーニュグラスに入っているワインのようです。フルーティで甘みもあるけどすっきりしていて僕の好きな味でした。写真のフリッツ(フライドポテト)はメインを注文するとパンと一緒に勝手に運ばれてきます。どの店もというわけではないけれど老舗の古典的でしっかりとした店にはだいたいついてくると思います。もうひとつ、場所はベルギーでなくオランダのデルフトで飲んだビールを紹介します。デルフトは僕がヨーロッパで住みたい街ナンバーワンでとても落ち着くところなのでオランダに行くときはだいたい訪れています。その時に必ず行くルーカスパブリックというビアカフェがあってここはオランダだけでなくベルギーのビールも充実していて、オランダ、ベルギーあわせて10種類くらいの樽生を常時そろえています。2杯の生ビールを飲んだのですがベルギーのはZotのブロンドです。深みはないのですが複雑みがあって、天然酵母での発酵のような味わいも感じておいしいビールでした。食事とともに楽しみたいビールです。どうやらこれも一度に日本にお目見えしたらしいです。もう一杯はオランダのビールなのですがマーストリヒトのAaltというものでレッドビールみたいな味でびっくりしたのですがおいしかったです。ベルギーにはありそうでないかんじで個性的なビールでした。ゾットの生ビールです。奥の黒板にその日の生ビールがか書いてありますがこの大きさでは見えないですよね。とまとまりのないかんじになりましたが色々な情報が詰め込まれていると思います。こういうのを見てベルギー方面にも行きたいと思う人が増えてくれるとうれしいです。書いたように日本でもかなりの種類のビールを飲むことができるので、単純に日本では飲めないビールを飲むという目的は、極めたいマニアの人か輸入されているビールを把握している人しか意味がなくなってきているので、古いビールを飲む(といっても特定の場所にしかそういうのは置いていませんが)、雰囲気を楽しむといったことも含めてベルギーでのビールを楽しむのがよいと思います。次回は世界遺産の街ブリュージュについて書く予定です。
2010.12.25
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毎年9月の最初の週末三日間にベルギーの首都ブリュッセルの世界遺産にもなっている有名な広場グランプラスでベルギービールウィークイベントというイベントが開催されています。これに一度は行ってみたかったので旅程はこのイベントにあわせたのです。開催されている三日間はベルギーにいたのでした。大きな広場の真ん中に無数のブースが作られていてそのひとつひとつが醸造所のブースで人気があったり有名な醸造所はほとんどが参加しています。それぞれが生ビール用のサーバーを持っていて瓶に加えて数種類の樽生を各ブースで飲むことができます。ということでレアな生ビールも飲めるということが僕が参加するにあたっての目的だったりします。前の記事で書いたように今は日本でもかなりの種類のベルギービールが飲めますから。まずはこの外のコイン売り場でお金をコインに変えます。そのコインがないとこの中には入れずビールを飲むことができません。たしか1枚が1ユーロだったと(もしかしたら1.5ユーロ)。ビールによってコインの枚数は決まっていてだいたいが三枚でした。高いビールには4枚のものもあります。すべてのビールが醸造所のグラスで提供されます。なので量が多くて大変なのです(ほとんどが250ml以上)。大瓶のビールはグラス一杯分の提供です。金、土はすごく混んでいてコインを買うために行列で30分以上かかりました。中も大混雑。とても盛り上がっています。こんな人たちもいていかにもお祭りってかんじでした。日曜はうってかわってかなり人が少なくてびっくりしました。はじめからわかっていれば日曜に時間を作ってゆっくり飲んでいたのですが。前の記事にも書いたリンデマンスのブースです。ここではファロの生を飲みました。評論家的にはいまいちかもしれませんが、理屈なしでおいしいなーと思いました。ちょっと甘いですけど。日本でもおなじみデュポン社のブース。ブラッセルズは輸入していない蜂蜜入りのミエールが僕は結構好きなのですが、これの生をを飲みました。ミエールをください、とこの兄さんに言ったら、Biere de Miel(フランス語)とちゃんと言えと三回商品名を言わされました(笑)。そしてブースの写真を撮ろうとしたらこういうことになりました・。こういうコミニユケーションがお祭りらしくてよいです。他にはブーンのグーズ、ローデンバッハのグランクリュ、アップルボックなど瓶で好きなビールで生ビールを飲んだことがなかったものの生ビールを選びました。どれもおいしかったけれど感動するほどではありませんでした。瓶のほうが好きでした。あまり出回っていないのはそういう理由もあるのかなんても思いました。こういうレアなのをばっかり飲んでいたのでこのイベントではすごくおいしいビールは飲めませんでした。ちゃんどグラス並々に注がれるので度数が高いものを頼むと一杯で酔っ払う可能性もあります。なのでそういうのは一杯くらいしか飲めないのでフルーツビールとか度数の低いものを中心に飲みました。それでも限界があるので三回に分けて9杯しか飲めませんでした。前飲んで好きだったブッシュのNitsとかも飲みたかったのですがたしかアルコール度数が13パーセントくらいなので諦めました。大人数でいけば回し飲みでたくさんの種類が飲めますが少人数だとそんなに飲めません。でも雰囲気は最高なのでベルギービール好きにとっては幸せな空間なので機会があったら一度は訪れてみるとよいと思います。実際たくさんの日本人を見かけました。ベルギービールが日本でもだいぶ定着した証拠でしょう。もうこのイベントに行くくらいでは自慢できないくらいのレベルになってますね。本当に極めたい人は辺鄙なビアカフェや僕が昔2年前に行ったようなクリスマスビールのイベントなどに参加しましょう。次回からは数回このイベント以外でのベルギーでのビールや食事を中心に書いていきます。
2010.12.22
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9月にはベルギーにも行ってきてグランプラスでのベルギーウイークエンドにも行ってきたのですが、そのレポートの前置きとして少し書きます。帰ってきてから知ったのですが、9月の本場のベルギービールウィークエンドの後ぐらいの時期に日本の六本木でも同じ名前でイベントをやってたみたいですね。ベルギーと同じようなシステムで生ビールを中心にけっこうな種類を飲めたみたいです。こういうイベントが増えてることからも日本でのベルギービールの人気は定着しているようです。インポーターが輸入しているビールもちょこちょこ増えています。僕は二年ぐらい前に新輸入のビールを追求するのをやめたのですが、その理由は主要もしくは有名なビールはほとんど輸入されていて新しいビールでおいしいものは皆無に等しくなっていたからです。でも久しぶりに色々調べてみたらちょこちょこ興味深いものも増えていました。たまたま六本木のベルオーヴに入ったのですが、新しいビールがいくつか入っていました。クリスマスビールやレッドビールなどで完全な新輸入なものがいくつかと、以前他のインポーターが輸入していた醸造所のもの(特に廣島)がけっこうあって驚きました。僕はミッケライのクリスマスビール(名前は覚えてないです)をベルオーヴで飲みましたがなかなかよかったです。クリスマス、ウィンタービールでブロンド系は少ないのですが数少ないその系統はだいたい好きでその中でもこれは僕の中でかなり上位にきました。メールノエルも好きですがそれよりも複雑さを感じました。ベルオーヴ、デリリウム系列は秋ごろにリンデマンスの樽生も何種類か輸入したみたいなのですが全く知りませんでした。僕はここのカシスが好きなのでぜひ生を飲んでみたいと思っています。フルーツ系だけでなくその原型であるすっぱいビール、ランビックも樽生で飲めるので、あの甘いビールがこのすっぱいビールからできているという比較をぜひしてほしいです。ファロ(砂糖をつけたもの)はグランプラスのベルギービールウィークエンドで飲んだのですがまさかこれが日本に輸入されるなんて夢にも思いませんでした。ベルギービールの通販サイトで一番有名で主力であるベルギービールジャパンも自社輸入をしていてけこう良いビールも入ってます。都内に数店舗ビアカフェのあるブラッセルズもちょこちょこ新しいビールを入れてます。でもすごく飲んでみたいと思うのは少ないのですが、サンフイヤンのセゾンがかなりおいしいらしく樽生を飲んでみたいと思っています。瓶は750mlの大瓶しかないのが悲しいです。この他にもスポットで樽生を輸入していてかなりの種類の生ビールを日本で飲むことができます。僕がベルギービール目的でベルギーに最初に行った2005年には今ほど生ビールは入っていなくて、その当時飲めて貴重だなーと思っていた10種類くらいのビールはその後最低でも一度は日本に輸入されているのです。瓶は前から主要なもののほとんどが輸入されているので生ビールのためにベルギーのビアカフェに行っていたようなものなのですが、現在なら日本(といっても東京など主要都市のみですが)でもかなりの種類を飲めて多種多様なベルギービールの世界を楽しむことができます。一杯が1000円前後なのでちょっと高いですがベルギーを行くことを考えれば安いですよね。今のベルギービール好きは本当に恵まれてます。ドイツワインも日本にたくさん輸入されているとはいえかなり片寄っていますから。だから日本で買って飲みたいワインが少ないからわざわざドイツでワインを買って高い送料かけて送っているのです。ということで日本でもベルギービールはかなり楽しめるのでたくさんの種類を飲んでみてほしいです。きっと好みのタイプがみつかるはずです。すっきりとした白ビール、ギネスより味がしっかりしている黒ビール、アルコール度数10パーセント以上のビール、チェリーやフランボワーズなどのフルーツを使った低アルコールの甘いカクテルみたいなビール、すっぱいランビックやレッドビールなど多種多様なので。もう今書いても手遅れかもしれませんがクリスマスビールもあります。通としては熟成して味が落ち着いてまろやかになった一年前のもののほうがおすすめだったりします。ほとんどがアルコール度数が高いビールなのでリリース直後だと角がとがりすぎてるのです。ということで次回からはドイツワインの話題は少し中断してベルギー編です。/p>
2010.12.21
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今僕のブログでは9月にドイツに行ったときのことを中心に書いています。なので日本では買うことができないワインがたくさん登場します。それだとドイツワインを飲んでみたいけどまだあまり知らないという人には何の役にも立たない参考にならない内容なので、たまには買って飲めるワインも紹介してみようと思いました。最近何人かにおすすめを教えてほしいといわれたのも理由でもあります。今回は少し甘めのワインです。どちらかというとワインは苦手という人向けです。そういう人がこういうワインを飲むとこれなら飲める、すごくおいしいと言ってくれます。といっても僕がスーパーでも売っているようなただ甘ったるいだけのワインを紹介するわけはなく、名の知れた実力のある醸造所のワインでなおかつ薀蓄なしで素直に良いと思えるようなワインを紹介していきます。選んだ基準はわかりやすさです。そして今回は比較的安いものを選びました。ひとつ以外は通常価格より割引しているのでとてもお得なワインです。【SW-MR06】ワインガルト醸造所 [2009] ミッテルライン産 リースリング種 クーベーアー 白 中辛口まずはこの前のミッテルラインの記事の時にも紹介したヴァインガルトです。これは甘口ではありません。でも店の文では中辛口になっていますが、これはドイツでの分類ファインヘルプの訳で、通常のワインよりはやわらかくてとても飲みやすいワインです。和食などオールマイティに食事にあわせることができるし、気軽にワインを飲みたいときに最適な一本です。他にも種類があるので興味がある方は辛口のワインも一緒に注文してみるとその違いも興味深いと思います。 ピースポーター・ゴールド・トレプヒェン Q.b.A./ヨハン・ハールトスクリューキャップ上のよりは甘みがありますが、甘いワインを体感したことがない、という人はこのくらいの甘さから入ってみるとよいのでは思います。甘いのが苦手という人でもこれなら飲めると思うので一度飲んでみてほしいです。すいすい飲めるくらいの心地よい甘さです。それはドイツワイン特有の酸もしっかりあるからです。酸というとすっぱいからと毛嫌いする人も多いのですが、酸は飲みやすくするための大切な要素です。酸が少ないと輪郭がぼやけてたくさん飲めないようなワインになることが多いのです。このワインは雑誌などの安うまワイン特集でもとりあげられることがあります。コストパフォーマンスがとてもよいです。といっても大量生産のワインではなく家族経営の醸造所で、斜面の畑から手積みで葡萄を収穫し丹念に心をこめて造られたワインです。というのはこの醸造所に限らず僕が紹介するドイツワインはほとんどそういう家族経営の醸造所なのです。[2008] オーストリヒャー レンヒェン リースリング カビネット 750ml 白 中甘口ドイツワインを知っている人にとってはカビネットときいたらそんなに甘くないと想像すると思いますが、格下げをしているのでしっかりと糖度のある葡萄からできたワインで十分な甘みがあります。といっても重たい甘さでなく軽く飲むことができると思います。僕はこのシュプライツァーのカビネットは2007年のほうが好きなのですが、2008年もドイツワインの入り口としては文句ない質のワインです。シュペートレーゼはもっと甘いのですが、甘いのが飲みたい人にはそっちのほうが気に入るかもしれません。円高還元セール 30%OFF! [2005] リースリング カビネット 750ml 白 甘口 シェーファー・フレーリッヒ上のラインガウのシュプライツァーはきりっとした甘さですが、こちらはまったりとした甘さです。ボリュームもほどほどにあります。ほっとできる甘さで、それがドイツの甘口ワインの魅力でもあります。食後にソファーなどでまったりしながら飲むと幸せな時間を得られます。テレビや映画を観ながらというのにも最適です。これももっと甘いシュペートレーゼも売っていますので同時に買って飲み比べてみると面白いですよ。とりあえず今回はこれだけを紹介します。アウスレーゼやアイスワイン、貴腐ワインといったもっと甘いワインもたくさん存在しますがそれはまたの機会に紹介します。カビネットやシュペートレーゼといっても初心者には何のことだかさっぱりだと思いますが、そういうことはネット上でいくらでも解説が載っていますのでそういうものを参考にしてください。本当にいちから説明してしまうと大変な量になってしまうのでここでは省きます。ひとことで甘いといってもほんのり甘かったりはちみつのように甘かったり、同じ糖度のワインでも産地によって味わいが異なっていたりと、さまざまなバリエーションが存在するのがドイツワインの魅力です。一本だけ飲んでドイツワインを判断することはナンセンスでいろんな種類を飲んでこそ魅力が伝わると思います。ちなみに上の4種類はすべて産地が違います。でも全て品種はリースリングで、それなのに全く異なっているのは興味深いのではないでしょうか。ネットではなく実店舗では、新宿の東口をでてすぐの地下一階にあるルミネの中のオオサカヤという酒屋で、手頃で飲みやすいドイツワインをいくつか置いています。このブログのことを言えばわかってもらえる店員さんが何人かいるので、好みを伝えておすすめのドイツワインを紹介してもらってください。上に書いたヨハンハールトやこの前書いたカールエルベスも置いています。
2010.12.14
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ボッパードを拠点(宿泊地)とした理由がもうひとつあります。それは自転車で隣街のシュパイSpayに行くためです。シュパイにはバッハラッハと同じくらい訪れているのですがそれはこのブログでも何回か書いている醸造所ヴァインガルトWeingartに行くためです。いつもは電車かコブレンツからバスでシュパイで降りて訪れていたのですが、今回は自転車でボッパートから行ってみようと思いました。それには問題点があったのですがそれがクリアできなかったら公共機関で行こうと思っていました。ホテルを予約するときにそのホテルに自転車貸出し可とあったのでそれをたよりにしていました。チェックインの時にきいてみたら若干しぶしぶでしたが借りることができました。最初5ユーロといわれたのですが、チェックアウトの時にあまり使わなかったのを知ると払わなくてよいといわれました。次の問題点が距離だったのですが電車での感覚だと、近くはないけれどまあいけるだろうというかんじで、ホテルの人に訊いたら30分はかからないだろうとのことだったので決行することにしました。もうひとつ、午後たしか4時頃の出発だったので、ゆっくりしすぎると帰りに真っ暗になってしまうという懸念があったので時間を気にしながらシュパイにむけて出発しました。ライン川はラインガウの地域からコブレンツまでは川沿いに両サイドずっと道があります(途中少し内側に入りますが)。街は道が増えますが集落と集落の間の区間は川沿いの道の一本のみです。右がすぐ川でこういう道がずっと続きます。ワイン畑のあるところだとこういう風景になります。基本はずっとこういう丘が続いてるのでこういう風景で太陽に対しての角度や土壌がよいところの斜面がワイン畑になっています。ここはボッパーダー・ハムBopperder Hammという畑です。奥の斜面にうっすらと白く畑名が書いてあります。ここも全てハムの畑でシュパイから下流、かなり長い距離がそうです。が、地元の醸造所のワインはハムの中でさらに畑が区分されています。僕の知っている限りでは4つあります。すごく特徴的で特殊そうな丘があったりもしたのでどの名前がどこかヴァインガルトの人に訊こうと思っていたのですが、今回対応してくれたのは奥さんでちょっとききづらくて断念しました。たぶん20分強ぐらい走ってそろそろ同じ景色に飽きてきたころにシュパイの村に着きました。この村はごくありふれた住宅の集落でとても静かです。そんな何も無さそうなところなのにワイン好きにとっては重要な場所なのです。ミッテルラインのトップとされているふたつの醸造所がどちらもこの町にあるのです。ひとつが先に書いたヴァインガルト、もうひとつがマティアスミュラーMatthias Müllerです。とても近いところにあって使っている畑も主なのがボッパーダーハムなのですが(マンデルシュタインのみマティアスミュラーのみの所有)、ワインのキャラクターが違うし、マティアスミュラーは数年前にVDPに加盟したけれどヴァインガルとは加盟していないなどかなり違いがあるので比較してみると面白いと思います。マティアスミュラーはバス停の目の前にあるのですが、なんとなく入りにくくて今までたしか4回くらいこの村にきていますが一度も訪れたことがありません。日本にも種類は少ないですが輸入されていて好きなワインが多いので訪れたみたいとは思っていたのですが、ヴァインガルトでたくさん買うからもしくはすでに重いのでワインをあまり買うことができないというのもあったから立ち寄ることができなかったのです。以前は居酒屋を併設していたみたいなのですが、僕が初めて行ったときにはすでにやっていませんでした。そして今回初めて中に入ることにしました。奥さんらしき人が対応してくれました。数本しか買えないことを告げて試飲をさせてもらいました。2009年産の辛口、中辛口、甘口までシュペートレーゼクラスを中心に畑違いでそろぞれ3種類くらいずつ試飲させてもらいました。どれも良いなあと思ったのはハルプトロッケン、ファインヘルプです。シュペートレーゼを3種類畑違いで飲みましたが、どれもタイプは違うけれどすばらしいなあと思ったのです。どれを買おうか迷ったのですがエンゲルシュタインのファインヘルプにしました。これはもう日本で開けて飲んだのですが甘みをけっこう感じてびっくりしました。試飲したときはそこまでの印象はなかったと思うのですが。最後は直感で好みで選んだので甘みのあるほうを選んだのだと思います。以前マルクスモリトールのファインヘルプのシュペートレーゼでも試飲して買ってきて日本で飲んだら甘かったということがありました。甘口のシュペートレーゼかと疑ったほどです。ファインヘルプは味(特に甘み)の感じ方の幅が広すぎて難しいです。これらは好みなので全く問題なかったのですがラベルだけをみて食事にあわせるために購入するのはなかなか大変だと思ったのでした。マティアスミュラーに話を戻しますと、辛口はグローセスゲヴェックスは首をかしげてしまいました。値段を考えなくても考慮してでもです。でもゴーミヨとかではこのワインけっこう点数高いのです。GGに比べてもっと安いエンゲルシュタインのシュペートレーゼトロッケンはけっこう良かったので購入しました。甘口はオーレンベルクのシュペートレーゼがとても良かったです。アウスレーゼくらいの残糖があって濃厚なのでシュペートレーゼらしくはないですが。トロッケン、ファインヘルプ、甘口それぞれのタイプのシュペートレーゼで一番気に入ったところにはエディションMMとつけていて(若干値段が他のより高いです)、甘口はこのオーレンベルクがMMでした。これを買ったつもりだったのですが、なんと日本に帰ってからラベルをみたらこれではなくアウスレーゼが間違って入っていてショックでした。アウスレーゼも試飲したのですがシュペートレーゼのほうが好みだったし他にないタイプだったので。ヨーロッパで買い物をする時は商品をちゃんと確認しよう、という基本を思い出しだしたのでした。どんなによい接客でもそれはしなくはいけなかったのです。さて、総合的に2009年のマティアスミュラーはかなり良かったのですが、日本にポストで送ってくれないということだったので、色々な都合で3本しか買えなかったのは残念でした。そしてそのあとすぐにヴァインガルトに行きました。毎回楽しみにしているのですが今回はちょっと期待はずれでした。一番得意なタイプだと僕は思っていて楽しみにしているハルプトロッケンがほとんど売り切れだったことと(人気の表われですが)、いつも好印象な甘口のシュペートレーゼも今までよりは感動しなかったのです。2009年産のヴァインガルトは厚みがけっこうあって僕の好きなヴァインガルト特有の風味がぼやけてしまっているのであまり好みではなかったのです。先入観なしに飲んだ人には気にいる可能性は高いかもしれない、といことは付け加えておきます。そういうことでシュペートレーゼは一本しか買っていないのですがフュルステンベルクのシュペートレーゼは数年寝かせたら面白くなるなあと思ったので熟成用に買わなかったことを後悔しています。ファインヘルプのQBAが等級以上のクオリティとコストパフォーマンスを含めてかなり良かったのですが、日本にすでに輸入されていました。今は割引しているみたいですのでぜひ購入してほしいです。ヴァインガルトの良さがでているワインなので。【SW-MR06】ワインガルト醸造所 [2009] ミッテルライン産 リースリング種 クーベーアー 白 中辛口お店の人は僕がヴァインガルトが好きなのを知っているので割引しているのをわざわざ知らせてくださいました。さて、そんな二軒で短時間のうちにけっこう飲んだのでそこそこ酔っ払っていたのですが、陽が落ちてきたのでまた自転車でがんばってボッパードへ戻りました。ちょうど夕陽が落ちているところだったのですが、酔いと疲労であまり楽しむ余裕がなかったのは残念でした。そんなでボッパードに戻りましたが、ヘイリーグラーブの居酒屋が駅の近くにあったのを覚えていてそのまま立ち寄りました。シュパイのふたつと畑はほとんど同じですが、それらを飲んだ後に比べてしまうと分が悪かったのは否めません。でその後もう少し食事をしようと思っていたのですが、許容量を超えていてホテルに帰ったらすぐに力尽きてしまいました。でも短い時間ですが自転車旅行はとても有意義でした。後で気がついたのですが、ドイツのローカル電車は自転車を車内に入れて移動することができるのです。それを使えば稼動範囲がかなり増えることに気がつきました。次回ドイツに行った時はこれを使って自転車でどこかに行ってみようかと考えています。
2010.12.11
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ミッテルラインMittelrheinはライン川のラインガウの地域より下流に位置していてコブレンツまでの川沿いが主なワイン産地です。ワインは生産量も少ないのでそんなに知名度、人気度は高くなく、それよりはこの渓谷が世界遺産にもなっていることで有名な地域です。このあたりからリューデスハイムの間に観光船に乗るのが観光客の定番で、ロマンティック街道と同じくらい日本人にはメジャーな観光スポットです。僕がこの地域で最初に訪れた街はバッハラッハBachrachで、ここはガイドブックにも載っているので日本人も訪れることが多い街です。街並みがきれいでコンパクトなのでミッテルラインの中では一番見応えがあると思います。日本でも有名な醸造所もあります。この街のユースホステルは古城になっているのでユースを渡り歩く人にはここはおすすめです。ただし山道を登った丘の上にあるのでスーツケースの方は不可能です。そんなバッハラッハには何度も訪れていてユースにも何度も宿泊しているのですが、ミッテルラインのもうひとつの名の知られている街ボッパードBoppardには訪れたことすらなかったので今回はここに宿泊することにしました。バッハラッハと同じような静かでこじんまりとした雰囲気を想像していたのですが、人がけっこういて中心地が街らしく賑わっていてびっくりしました。人口がミッテルラインの他の町、村より多いのに加えドイツ人の年配の観光客もたくさんいました。店は最低限必要な店はすべてあるし広場と川沿いに市場、露店もあって活気に溢れていました。ライン川沿いで長期滞在、もしくは数日滞在での拠点は迷うことなくボッパードにすることをおすすめします。街の中の写真は二枚しか撮っていなくてこっちのほうがまともでした。左奥の建物がこれを観にこの土地にやってきている木組みの建物です。バッハラッハのほうがこういう建物が密集しています。泊まったのはネットで予約した30ユーロ(シングルです)のところですが、ラインガウの地域にはシングルで50ユーロ以下の宿はほとんどないのです。二人部屋でも安い宿はほとんどありません。ラインガウの相場を知っていてボッパードの宿を探していてその安さにびっくりしました。先に書いたように便利なところでもあるしボッパードはライン川周辺の穴場です。この地域はどこも安いといってもボロボロなことはなく一、二泊なら全く問題がないと思います。安いほうが駅から遠いのはどこもそうですし。といっても平均値でラインガウよりボッパードが安いのは確かです。もっと安くすませたいのならユースホステルです。朝食なのに圧倒的に安いです。コブレンツ、バッハラッハ、リューデスハイムにあります。が、どこも丘の上にあるし遠いので徒歩だとけっこう苦労します。でもその苦労した分のすばらしいライン川の景色が眺められることは約束します。宿泊の特権朝焼けもとてもすばらしいです。これは街の下流、少し離れたところからボッパード方面を夕方に撮ったものです。ここにいた理由などその時のことは次回に書きます。
2010.12.07
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何枚か葡萄畑と共に電車も写っている写真があるのでまとめて紹介します。 アールのアールヴェイラーの駅の上から撮っています。左奥にみえる畑が有名なAhrweiler Rosenthalです。 ラインガウのハッテンハイムの駅にて。遠くにみえるのがヨハニベルクの畑とシュロスヨハニスベルクです。この路線からはとてもよくみえます。たぶん今回リューデスハイム方面からから三往復ぐらいしていたので感動しなくなってました。 リューデスハイムのベルクロットランドです。左のほうがたしかローゼンエックです。ビンゲンからリューデスハイムへの渡し舟で撮りました。同じ場所をリューデスハイムの駅から撮ったものです。画面の左に平行に川が流れています。 ミッテルラインのボッパードとシュパイの間、Boppard Hammの畑です。ここはまだいっぱい写真があるのでこの流れで次回に書きます。貨物列車の反対車線にはIC(インターシティトレイン)区間特急、昔の日本でいうL特急が走っています。中はそこまで快適というわけではにないけれどローカル電車よりはといったかんじです。それでも料金は少し割高です。ベルギーやオランダではICでも値段は同じで中はロマンスカーみたいに快適なのでちょっと納得がいきません。こういう写真は丘(葡萄畑)になっている川沿いで土地がないからこそ撮れるというドイツならではのものかなと思いました。
2010.12.04
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まだ二歳の妹の息子がすでに電車が大好きなので、そのお土産のと思ってけっこう写真を撮ったのでせっかくなので載せてみます。 トラーベントラーバッハにて。ドイツのローカル列車はほとんどこのカラーです。この電車見飽きました。小移動が多いのでこればっかり乗ってました。 フランスのアルザスの電車です。あまりに派手でびっくりしました。ストラスブールは駅も近代的だしアルザスは想像と違いました。こういう型の列車はミッテルラインなどドイツでも限定の地域で使われ始めていました。日本にはないタイプなので新鮮でした。おなじみのICEです。ドイツ版新幹線です。フランクフルトには何本もこれが停まっています。主要路線のところは10何両にもなっているので乗降客はすごいことになってました。主要駅は行き止まり式の駅が多いのですが、席を指定いると一番遠いところまで歩く可能性があって大変です。だから僕はよっぽどのことがないかぎり座席指定はしません。 ベルギーのゲントにて。こういう色、形のばっかりが走っているわけではなくたまたまです。レトロ感がよいです。クロアチアのザグレブです。バスターミナルに向かう途中だったのですがこういうところを普通に歩けるのが東欧っぽかったです。マニアにはたまらない場所だと思いました。写真にもなんとなく東欧特有の哀愁が感じられます。次回はWITH葡萄畑編です。
2010.12.03
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