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うわ。今ハゲタカのナビゲーション、テレビで予告見て鳥肌立ちましたよ!むちゃくちゃ面白そーーー!公開日に見に行くことを決意。
2009/05/30
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過去の犯罪。保護観察中に交番を襲撃し銃を強奪。共犯と思しき青年をその銃で殺害、逃走を企て、従業員を人質に旅館に立て篭もる。警察、強行突破で凶悪犯罪者早川ビトを逮捕。確実に死刑ですよね。過去に犯した事件でも人を一人殺しています。それを冤罪だと知るのはビトとキンタと昔の仲間、それから町村家の人々と一馬。そして、視聴者のみ。検察も裁判官も、その事情を知りません。今回の罪にいたった経緯も彼らにはわからない。藪の中。死刑以外になりようがない。実際、死刑確定だから5年間も拘置所に留め置かれているわけです。ただ、2015年、一馬が再審請求中であることを考えると、今後ラストの見せ場に再審を持ってくるのは明らかだと思います。再審が行われるということは、判決を覆す可能性があるだけの新たな証拠がみつかるということです。いったいどこに、死刑判決を覆せる証拠が眠っているのでしょう。おそらくは、その断片、すでにドラマの中にちりばめられているはず。それを探そうとして、頭の中でぐるぐる考えてこんな時間になってしまいました。スマイルが始まってから、こんな風に眠れないまま朝を迎えることがよくあります。疑問点もたくさんあって。林は、ビトの手錠を外し、銃を渡し、そのうえで花をつかってビトを挑発しています。ビトに銃を渡した上で、です。死ぬ気だった?それともビトは絶対に自分を撃たないと過信していた?そして、彼はビトの銃を自分の胸に向けさせてますよね。わざわざ。さらに。小栗君の死に方ですが。わざとらしくなかったですか?すごく大仰な感じを受けました。林君、本当に亡くなったのでしょうか。亡くなったのでしょうね。でなければビトが死刑にならない。でも、あのビトの一撃が致命傷だったのかな。林は母親と思しき「かみおか」さんに電話をかけていました。離婚したのでしょうか。母親からも父親からも見捨てられた姿がそこにありました。でも、それを示す為だけに「かみおか」さんは登場したのでしょうか。もっというなら竜雷太さんです。林の罪をビトになすりつけた元凶です。彼も(配役が配役だけに)あの回想場面だけで出番が終わるわけはなさそうです。再審の場面で彼が重要な役割を果たすのではないでしょうか。もう、頭の中はビトの死刑をいかに覆すかそれだけでいっぱいです。人を簡単に信じてはダメ。人を信じることは尊いことだ。どちらも真実。アウトになるかセーフになるか。結局すべては結果論。ビトはすべて裏目に出てるから、馬鹿だの頭が足りないだのそしられますが、うまくいってれば人を信じることができる深い優しい心を持った人だと思われるのでしょう。人を見た目やそれまでの生い立ち、過去から判断して、疑わしい人は徹底的に疑え。何を言っても信じるな。立ち直りたいなんて世迷いごとを鵜呑みにするなんて言語道断。それが賢い人ってことになるのなら、正直世の中寂しすぎるなと自分なんかは思います。林がもし心に良心を抱えていて、もし本当に更生したいと思っている青年だったなら、自分を信じてくれるビトが心の支えになったでしょう。本当に更生しようとする原動力にもなったでしょう。ビトにとって町村社長がそうだったように。でも林はそんな人間ではなかった。ビトにして見れば、自分と重なる林を信じないってことはできなかったのかも。それでも、流されることなく「縁を切りたい」ってきっぱりと言えたのに。あくまで低姿勢で本当に心を入れ替えたかのような林に、情をほだされてしまったが運のつき。本当に運の尽き、です。ビトには全く運がない。あ、花ちゃんという可愛い恋人ができて、心底自分を好きになってくれたのはラッキーでしたね。そこで運を使い切ったか?来週は見るのが辛い回になりそうです。さすがに擁護派で楽しんで見ている自分ですら、視聴率は来週はどん底に下がるだろうなと予想します。1話以上に辛そうですからね。自分は見ますが。ビトは死ぬ気だったのかも。だから最後に花と花の行きたがっていた場所に行こうとしたのでは。なんて、またもや妄想しておりました。逃げおおせるとは思えない。そして、捕まったら最後だって彼には分ってる。今回は紛れもない彼自身の罪ですし。でも、結果的に自首しようとするようですね。予告を見ると。自首する前に強行突入してきた警官に逮捕されるようですが。とりあえず、2015年。ビトの罪が覆される展開になることを信じて、見続けています。これだけ不幸と不運のてんこ盛りにしてれば、必ずハッピーエンドにしてくれるでしょう。じゃないと、ありえません。それにしても、前半のデートは可愛かったですね。その件につきましては後日改めて(笑)書きたいです。時間が取れれば。里菜ちゃんはビトを好きになると思う。女心がわかってない。富士山が見えるところに行きたい。花ちゃんは、ビトに自分のことを思い出してもらいたいのかな。花ちゃんから言われて思い出すのではなく、ビト自身に思い出してほしいのかもしれないなと思いました。辛い時に優しくしてくれたかっこいいお兄さん。そりゃ恋にも落ちますよ。自分だったら一発です。なにせ、外見が松本じ(以下略)
2009/05/29
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幼児性という点では最も突出しているのが林だと思う。残忍性は無垢と表裏一体。子供は残酷だ。無知で無垢なゆえに残酷だ。林のつく嘘も、一件うまく見えてとても幼稚だ。説明のうまくできないところにビトがいるって、なんじゃそりゃ、って話で。しかもこないだ花の目の前でビトにあれだけ酷い言葉を投げつけてるのに、いけしゃあしゃあとビトから連絡が来たと抜かす。(たぶん、林の中ではあの言葉も振る舞いも、実に日常的で普通のことなんだろう。だからビトが自分を拒むなんて考えられないんだろうと思う。)しかしそれに引っかかりかける花も花。花ちゃんはビトのことになると盲目になるし、突っ走るからなあ。で、花から疑念の目を向けられるとしれっと言い逃れをする。嘘をつくのに何のためらいもない。純粋で無垢で幼児性が抜け切れてないのはビトと同じだ。ビトが町村フーズで少しずつ社会性を身につけ、まっとうな人間関係をつなげるようになってきているのと対照的に、林は力が強く自分自身に自信があるがゆえに、幼児のまま。孤独なままだ。だから彼は、ビトにあそこまで執着するのかもしれない。同じ匂いを嗅ぎつけてるんだろうか。そして、ビトなら自分に縛り付けておけると思っているんだろうか。ビトはどうなんだろう。怯えて硬直しているようにしか見えないけど、彼が林を断ち切れないのは恐れだけが理由なんだろうか。林はビトにとって庇護者だったんだろう。それは林の台詞からもうかがい知れる。「また守ってやるよ」社会からはじき出された者同士。強いものの懐に潜り込み、諂って庇護してもらうことで生き延びていたビト。ビトの性格からしたら、そうやって実質守ってもらっていた事実は重いのじゃないかと思う。だから林の犯した罪を被ったんじゃないかとも思えなくはない。そして、だから無碍に関係を断ち切れないでいるのではないか。ってな。スマイルは、いろいろと考えて深読みする楽しさも捨てられない。でもそれがドラマの鑑賞を邪魔することも多々あるので、とりあえず見るときは、純粋さを持って突っ込まずに素直に楽しむように心がけている。そうすると、面白いのよ、このドラマ。見る人の見方によって印象が180度変わるような、万華鏡ドラマです。★★★他のドラマについての雑感★★★【白い春】面白い。ながら見してるけど、二人の父親の対峙がコミカルでありつつじんとくる。ペーソスあふるる良ドラマというのは、こういうドラマのことを言うんだろう。【ザ・クイズショウ】5話は見てない。6話はミスブレが終わってから後半のみ視聴。なかなか手に汗握る展開で面白くなってた。翔君のたたみかけるような説教もさすが翔君。本気でしかられてる気分。だが、言わせてもらえば、翔君に怒られるなら分かる。セリフにも説得力がある。しかし。神山、お前に偉そうに能書き垂れられたくはねーんだわ。と、毒づきたくなった。なんとなれば、神山が一個の人間として社会生活をきちんと営んでいる人間ではないからだ。ちゃんと生きてる人間じゃないと、あの発言がどんなに正当なものであっても上滑りの空論でしかない。神山にはまだ「生活」がない。その生活から生み出される苦労や困難を彼は経験していないというか、認識していない状態のはず。あの監禁室での姿を見るとね。神山になってるときだけ意識は過去に戻ってるの?かもしれないけど。(でも毎回「なーんてね」なんて、人を愚弄しまくる神山から言われてもねえ。ノッコの回はさすがにひどいこいつ、と思っちゃった。)ほりけんの方がずっと辛酸を舐めて生きてきてるよ。やってることはあきれるし犯罪行為だから許されることではないけど。でも、そんな風にやさぐれてしまう心理は、人なら誰しも理解できるんじゃないかなあ。実際にやさぐれるかどうかは別として。私は、理解できるんだよなあ。ああなってしまう弱い人間って。で、正論振りかざして弱い人間を糾弾する正義の味方ヅラした人が大嫌いなわけだ。もちろん犯罪に手を染めるのは言語道断なので、行為は絶対に許されないし、責められてしかるべきだけど。でもそれと弱い人間の弱さを責め立てるのは全く違うと思う。そして、弱さって誰にでもあるものだと思うんだよね。自覚してるか自覚してないかの違いで。自覚できてない人は他者に冷たい。平気で人を責め立てる人は往々にしてそういう人のような気がする。…クイズショウにむきになるなんて。でも、面白かったです。緊迫していて。個人的には横君より翔君の演技が好きです。神山には文句をつけましたが、翔君のあのお説教は迫力があってすごい!と思いました。【Mr.Brain】面白かった!お金がかかった壮大なチープと言えばそうなんですが、テンポよく話が進むし、何よりやっぱりひきつける力がキムタクだと思う。役者が違う。別に好きでも嫌いでもないし、演技もいつも発声やセリフ回しが同じだなあと思うんだけど、ハマってるんですよね。綾瀬さんのモノローグおもしろすぎ。コメディエンヌの才能この方もありますよね。松島菜々子さんを彷彿させます。個人的には。そして、香川さん!この方もやっぱり達者ですよね。次回も見るか、というと微妙です。それほどの次回への引きはない。でもこの時間帯、ちょうど自宅にいて暇なことが多いので、ついTVをつけて見てしまうというパターンになりそう。時間つぶしには実にいい、面白いドラマですから。見始めたら絶対楽しめる気がする。科警研のセットはいかがなものでしょう。とは思いました。この枠のセットはいつも特撮のなんとか研究所とかなんとか本部みたいですね。それが狙いなんだろうと思いますけど。大人も子供も楽しめるドラマってことで。それは、狙い通りに行ってる気がしました。
2009/05/24
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営業してましたね。・・・食品衛生責任者、町村宗助さんじゃなかったんすか。もう一回申請し直したんだろうか。資格必要みたいだけど。養成講習会修了者も範囲内みたいだから、みどりさんも講習受けてたとか?あるいはみどりさん栄養士か調理師免許か持ってて、みどりさんが責任者とか。みどりさん料理上手だしね)とまあ、これは瑣末な突っ込みですね。枝葉末節にこだわりすぎて本末転倒に陥りたくはないので、細かな疑問点は自分で調べて確認して、自分なりの納得の道を見つけてます。くどいですが瑣末な部分でドラマ本筋には差しさわりがない部分なので。そして今のところ、「脳内補完」が機能しないほど崩壊しているディテールはない…と思います。ドラマを見ている最中はドラマの展開を追うのが精いっぱいで、ほんとにジェットコースター状態なので、毎度リピートが欠かせません。そしてリピートすると泣いてしまうのも変わらず。今回、松潤の演技、初見ではそれほど目立たなかったんですが、リピートすると相変わらずよくできた演技であることが分かります。激昂する場面も完全ビト。声を荒げていてもどすが効いているわけでもなく、すがりつくようないたいけな響きを伴っていて、切ないです。が、髪が顔にかかりすぎててせっかくの表情がわからんやないかい!対する山根さんの表情がたまらなかった。葬式の場面は山根さんと小池さんに泣かされました。町村社長の自殺があったから、人々が後悔や自責の念に苛まれ、真実を語り始めた。それが突破口となって、帝国食品の偽装が暴かれた。ですから、ドラマの流れの中で、社長の自殺は必要な展開だったわけです。それゆえに、人間らしい弱さと人間らしい心が描かれたのではありますが。ビトの気持ちを思うと、社長には生きていてほしかったです。佐原さんにすがりついて土下座する場面、会社の目の前なのが気になりましたが(笑)でも、ビトの必死の形相に胸が詰まりました。対する佐原さんの表情も。もう辞職する覚悟ですよね、内部告発。自分の生活が崩壊するかもしれない。少なくとも一変してしまうだろうことは想像に難くない。でも、それ以上に、己の会社の不正が許せなくて、人間としての良心に苛まれていたのだろうな。同時に、そんな人だからこそ、自分が逡巡しているうちに人が自殺してしまったことを重く受け止めたんだろうなと思いました。ビトはそれを受け止めてる。その思いがわかるから、「ありがとうございました」って、深々と頭を下げたんでしょうね。それを十分にしのばせるビトの表情でした。その部分も見ごたえ十分でした。ビトちゃんと花ちゃん。なんだよ屋上の場面それで終わりかよ。と思った不埒な視聴者をお許しください。ちゃんとリピートして、ビトの心を思ってじーんとしたよ。でも宅間さん、これは若干不要な説明セリフだったよ。馬鹿じゃない視聴者は、1~5話までで、そこで説明されていることはきちんと理解できてるから、ちゃんとビトの思いは分かる。想像力さえあればビトの辛さを感じ取ることができてる。今更言葉で説明してもらう必要がなかった。分かってない人がいるって思ったのかなあ。わたくし的この場面の見どころは、花ちゃんがビトの手を両手で握り締めて胸に抱きしめるところでした。そこから先があるかと期待してました!せめてハグ!とか思ってました。ビト花とブルキンタビトが唯一の癒しなので。ビトブルキンタの三人組は相変わらずかわいいですねー!もう、この3人の場面大好き。ビトと花ちゃんの場面も可愛すぎます。ビトの上着の裾握り締めててけてけ歩く場面とかもう。来週どうなるかわかりませんが、デートはあるみたいなので、そこを楽しみに!というか、先が気になる度は今期一番です。次週は松潤の演技もすごそう。目が離せない感じですよ。
2009/05/24
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歯根のさらに下に細菌が入り込んで炎症を起こしたとかで、顎リンパ腺が腫れあがり、商売道具の喋りが満足にできないここ数日。それどころか顎を開けると激痛が走るので食事ができない。固形物が食べられない。とうとう、歯医者さんに行きました。口腔外科かなと思ったけど、とりあえず歯医者さんでなんとか処置してもらえるみたい。ところで、歯医者さんがわたくしは大の苦手です。診察台に上がる時は決まって死ぬ覚悟で臨みます。で、今回もぎゅっと目をつぶり恐怖に身をすくませながら、ふと、松潤の顔を思い浮かべ。ここに松潤がいてくれても、あんまり励まされないかも、なんて思って。で、ですね。ビトがいてくれたら、きっと気持ちが落ち着く。と思ったんですよね。ビトってそういう人――と、自分は受け止めてるんだなあとしみじみ思ったりしました。その次道明寺を思い浮かべて絶対ないなと。弱ってるときにそばにいてほしいタイプじゃないですね。ビトは絶対に人を拒まない。排斥しない、拒否しない。人の弱さを責めない欠点を意識させない、弱ってる心に絶対に追い打ちをかけない。むしろ、必ず寄り添ってくれる感じ。そばにいてくれたらこれほど心地いい人はいない。しかも、ビジュアル松本潤ですもん。最高ですね。
2009/05/21
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ネタばれ上等で、5話の結末は知っていました。が、まさかそんなことはないだろう、ミスリードを狙ってるんじゃない?と、思っていました。自殺は、最もとってはならない手段。なのだけれども。ドラマを見て考えてしまったのは、きっと町村社長は、自分を襲う困難から逃げるために死を選んだのではなく、妻と世話をしている子供たちを守るために選んだんだろうなと思うから。謂れない誹謗中傷記事ですべての人が手のひらを反す。自分が築き上げていたと思っていた信頼関係が、音をたてて崩れ落ちていく。人間関係を最も重視して、そこに自分の価値観の基盤を置いていた人です。誰よりも人を大切にしていた人です。その人が人間に裏切られたとき、どれほど堪えたか、想像に難くありません。それでも生きてもう一回再起することもできたはず。けど、自己破産することで自分自身のプライドのよりどころである信用を失うことは、追い詰められた彼にはもはや耐えられなかったのかもしれない、とも思いました。なにより、返済を強要する銀行側に家も工場も差し押さえられてしまったら、家族や預かった青年たちの居場所さえ奪ってしまうことになる。自殺でも免責期間が過ぎていれば保険金は下りるはず。その保険金を当てにした自殺なのだろうと私は解釈しました。工場はもう操業できないでしょうが(これで次回操業してたら開いた口が塞がらないのですが、予告でビトが町村フーズの制服をはおっていたのが若干気になる。)、でも土地と家屋が守れればね。居場所さえ確保できれば、青年たちだって働くだろうし。なんとかやっていってくれるだろうと、思ったのかなあ、なんて。これはもう、無理やりのこじつけ解釈です。銀行の貸し剥がしで自殺を余儀なくされる零細企業の社長さん、という図式は、社会にありふれた光景らしい。ひどい話です。でも現実です。その「リアル」を写し取るために町村宗助が殺された気がするのです。なぜそこに「ドラマ」の武器、ご都合主義を使わない。ドラマだからこそ、そういう現実があっても、それに負けずに歯をくいしばって耐えて、最後に笑顔を手にする展開にだってできたはず。むしろ私はそういう姿を見たかった。そして宗助さんには、そんな姿を青年たちに見せてあげて欲しかった。今、ずーっと、宗助さんが最後にビトの誕生会を開いた理由と、ビトに夢をかなえるための本を贈った理由を考え続けています。リピートしてるとね、そこで泣けるんですよ。ビトの夢を語る町村さんに。嬉しそうなビトの笑顔に。そして、最期。店を見渡す町村社長の表情。前田吟さんは、宗助さんのどんな想いをその表情に載せたのだろう。名演、と言ってもいい無言の演技に釘づけになりながら、ずっと意味を探り続けています。それにしてもね。宅間さん、前田吟さんの公式に寄せたメッセージを反芻するべきですよ。私は拝読して非常に納得しました。と、5話も相変わらずリピートしまくりで、日に一回はビトの姿、ビトの笑顔、ビトの声を聞かないと座り心地が悪いというか、落ち着いて生活できないカラダになってしまってます(笑)気がつけば花ちゃん以上にビトシック。でも、ビトと花ちゃんの二人の関係も大注目。近づいてきましたね。6話ではさらに近くなる様子。公式あらすじの、「二人は互いの存在を意識し、二人で支えあって生きていくことを決意する」というフレーズに顔がにやけっぱなしです。7話では映画と夜景を二人で見ちゃうデートがあるとか。そして意外にも、林とビトとの場面も大好き!林のビトへの執着の仕方が、不気味だけどなんか好きです。いやー、林って、ビトが大好きなのね、ビトを常に自分の所有物として身近に置いておきたいのね。ビトの怯えっぷりがまた可愛くて。が、6話からは窮鼠猫を噛んじゃうようなので、その展開にも注目です。てか花ちゃんが林をぶってましたけど。予告の「ダメだ、いっちゃダメだ、花ちゃん!」のビトの叫び。あらら、これまた松本さん成長してるわと感じました。セリフ回しがビトは違うんですよ。今までにない松本演技です。ほんとに。感じ方が通でしょ?(笑)もう立派な松本おたくのワタクシ。
2009/05/18
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テレビ画面で見る限り、そして雑誌などのインタビューを通してみる限り、松本潤は愛されて育った人だと思う。常に礼儀正しい。箸の持ち方、食べ方もきれいである。人前で身内を呼ぶ時にきちんと「父」「母」呼称を用いることができる。場を共有する人に気配りを欠かさない。自分に自信も持っていると思えるし、しかし謙虚にシビアに自己を測っている。現状に満足することなく向上心を持って努力し続けることができるのは、たぶん自己が確立しているからだ。遠いところから眺めていると、この人は状況に流されないように見える。自分なりの考えをもつ。そしてそれは、じっくり熟考してたどり着いた自分なりの信念なのだ。たぶん。でも、一方で他者を排斥しない。自分と相容れない対極の意見であっても、とりあえず自分の中に入れて咀嚼して、必要なものは取り入れる。自分を否定する意見や存在ですら、尊重しようとする姿勢はよく見られる。やっぱり、愛されて育った人なんだろうなと思う。基盤がしっかりしているのだ。だから、同業者からも評判がいいとよく評されるのだろう。さて、ここまでは前置き。なぜそんな松本潤に関する自己分析を語ったかというと、そんな松本潤が「早川ビト」を演ずるすごさを感じるからだ。早川ビトは、親に見捨てられたといってもいい子供だ。作中で語られる彼の生い立ちは、ネグレクトを受けたに近い。最終的に、ふた親から捨てられたのだ。彼は、「愛されることのなかったこども」である。親から愛情を注がれなかった子ども、疎まれて育った子供は、自分に自信を持つことができない。自分の存在に価値を見出すことができない。往々にして。周囲の顔色を伺い、あるものは他者にこびへつらって迎合して、ある者は他者を自分の世界からシャットアウトして自分を守り、なんとか生き延びようとする。外界からの刺激に鈍感になる。それは敏感だからこそだ。感受性が全開だと、自分の精神がずたずたになる。だから、あえて気がつかないふりをするのだ。自分の価値を見つけ出せない自尊感情の低い人間は、卑屈になりがちだ。だから見てて鬱陶しい。だからよけい疎まれたりする。負の連鎖。優しければ優しいほど、心は傷つく。臆病になる。ビトはそんな青年に思える。ビトというキャラクターに、自分は恐ろしいほど感情移入することができる。自分と重なるからである。幸いにも自分は親から愛されなかった意識はない。でも、物心ついてからずっと、自分にかかわる大人から憎まれ疎まれ排斥された経験があるのだ。それはかなり辛い経験で、以降ずいぶん長いこと、私は大人に不信感しかもたなかったし、外界を遠い存在として切り離して生きていた。学校の友達からは「いつも笑ってるね」「優しいね」とよく言われていた。人と距離を置いているから、悪感情など生まれてきようがない。どんなことでも受け流せる。それは外から見たら受容と変わらない。そうやって自分の心を守って生きてきたのである。自分の存在価値など無いと思っていた。誰からも自分なんか必要とされない。愛されるわけがない。今でも好意を示されるとどう返したらいいか分からなくて戸惑う。むしろ捨て置かれる方が気が楽だ。でも、本当は、好意を示してもらえるのがとてもうれしい。ずたずたに傷ついた心を抱えていると、人の優しさが本当に沁みる。健康な心の人にとっては1にすぎない優しさが、100にも1000にも感じられるくらいだ。そうやって自分は周囲の大人に心を少しずつ修復してもらって、そして自分を見つけ出すことができるようになった。人の優しさは、人の心を癒す力を持つのだ。話がずれてしまったけれど。だから私はビトにとても共鳴する部分を持っていて。なんとなくわかる、って感じがするのだ。でも、松本潤はその対極にいるような気がする。愛された強い心を持った人間に、ビトのような傷つき打ちのめされた心を理解するのは難しいと思う。それは、このドラマを見た人々の感想を目にしてもよく思うことである。ビトが鬱陶しい。弱弱しくてイライラする。もっと自分を強く持てばいいのに。その通りだ。でも、そこには相手を理解しよう、わかろうとする心の動きはない。分からないのだろうと思う。自分の置かれている状況や、自分自身の成長過程とあまりにも違うから。自分が心の強い健康な人間だと思っている人の中には、あっさりとこういうタイプの人間を切り捨てて「弱い。ダメな人間」と断罪する人が多いんだなと、少々驚いた。松本潤は、たぶん心の強い人だ。健全な心を持っている人だ。なのに、彼はこのビトを、完全な形で私の目の前に提示してくれている。ビト、という「弱弱しくも鬱陶しい」、「傷つき打ちひしがれた」、「こよなく優しい心の青年」を、見事にそこに存在させている。共感能力の高さ。洞察力の鋭さ。そして、人を理解しようとする、そのキャラクターに歩み寄ろうとする心。それが、ビトを通して見えるような気がするのだ。だからビトを見ているとそれだけで涙が出てきそうになる。全く違う人格に寄り添い、とことんまで近づいていく松潤。ビトを理解するには優しさが必要だと思う。その優しさが透けて見えるのかもしれない。ビトには。言葉足らずでなかなか思っていることを表現できないけれど。結論は好きだぜ松潤。すごいぜ松潤。以上。なんとなくそんなことを考えた夜でした。ちゃんちゃん。
2009/05/12
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この人は賢い人だなあ。ジュンスタを聴いているとたまに本当に感心する。まだまだ年若いのに、しっかりしている。そして、自分と方向性が同じだ!って思うことが度々ある。心が共振するんだよなあ。この人の語る言葉、考え、持ってる哲学、そして何よりベクトルに。ああもう、本当に大好きだ!と叫びたくなった。やっぱり外見も好きだけどそれ以上に松本潤の内面が大好きだ。ちなみに、考えに考えて、言葉をよりわけながら、訥々と語る語り口も大好きです。
2009/05/09
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自縄自縛下手に深読みとかがんばるもんだから、頭の中で自分が造り上げた勝手な檻が邪魔して、ちゃんと楽しめてない。それがよくわかった第4話。なんでビトにちゃんと謝らせないの!なんて見当はずれのもやもやを消せずに見てしまった。なんてもったいないことを。宅間さんの脚本は自分の想像の斜め45度を行くのだ。おはぎはビト個人を告訴するため、話を混線させるための伏線?それともこれからまたそれが何かにかかわっていくのか?まだかかわっていくんじゃない路線を捨てきれない、反省が生かされてない自分。ビトは変わってきた。「僕が彼女を守らなきゃ」予告のとびきりの美しくも無垢な清澄な笑顔をなぜ使わなかったか。本編で使われたビトの目の優しさ弱さの奥にある「強さ」を見て納得。弱弱しいのに、決意の強さが奥からまっすぐに迫ってくる瞳。考えたらすごいことですよね。松潤、上手すぎ。町村フーズを襲う事件、林の登場。ビトの告訴と、もうしっちゃかめっちゃか状態ですが、現実ってそんなもんでもあります。一時にいろんなことが起こるっていうね。そんな中、登場人物の互いの絆が深まってきているのが唯一の慰めです。一馬弁護士が北川弁護士に発した痛烈なあてこすりも最高でした。あれは小気味よかった。それを受けた甲本さんの芝居も最高。で、なによりビト花!縮まってきましたよー、距離。かわいすぎるー。中学生日記かよ!と、見ながら妹と二人で突っ込んでました。さ。これからもっと恋人らしくなっていってね。そこもこのドラマのすごい見所の一つだったりします。
2009/05/09
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2015年の場面で、ビトは東京拘置所に収監されています。1話の彼の台詞から、「刑が確定して5年」経過してることがわかります。これは、彼が死刑囚であることを意味します。また同話の刑務官柏木の台詞「何か新しい証拠が見つかった?判決を覆せるような」、および、面会に来た一馬が記入する申請書から、再審請求中であることがわかります。「俺はまだ諦めてないんだ。必ず覆して見せる」2015年のこの場面が終着点でありえないのは素人でもわかるところ。必ずこの後がラストに描かれる筈です。ということは、再審請求が通って、再審が始まるのではないか、と推測できます。そこでの一馬による最終弁論が、このドラマのクライマックスになるのではないかと。そして、ならば。この事柄と密接に関係することでもありますが、3話にしてようやく2015年の場で名前が出てきた「花」。彼女はどうなっているか。「あの頃のビトは、花ちゃんのことでどきどきだったもんな」「一馬さんさ。彼女は僕に出会わなければ、幸せになれたんだよね」「…そんなこたねえよ」「ビトはさあ、花ちゃんのこと、出会ったときからぞっこんだったの?」交わされる会話から推測できるのは、確実に花ちゃんが生きていて、そしてビトを待っているであろうということです。まず第一に、花が死んでいるとしたら、こんな風に無造作に会話に出すのは不自然です。しかも、話題逸らしに一馬が振った話題ですから。風化していい思い出になっているともとれますが、それならば「幸せになれたんだよね」というセリフが不自然に思えます。花は不幸になったわけではなく、僕に出会わなければ、「もっと」幸せになれたってことなのではないかと。こんな風に、死刑囚で、救われる見込みのない僕なんかをずっと待ってる。本来なら普通にいい人と巡り合って、もっとたくさんの時間を共有して、もっと楽しい時間をもっとたくさん過ごせていたはず。そして、幸せな家庭を築けていたはず。僕に出会わなかったら。そういう意味合いなんじゃないかなあと。その台詞の応酬があった後の、皆の顔特にビトの表情を見て、そう思うのですよ。さてここからは妄想の域です。でも、幸せというのは外的な要因が決めることではないのですよね。外側からどんなに幸せに見えても、不幸に喘ぐ人もいれば、どんなに不幸な状況下に見えても、幸せを感じられる人もいる。5年でも10年でも待ち続けられるほど好きでいられる人に巡り合えるというのは僥倖だと思う。花ちゃんはきっと幸せなんだろうと思います。だから、少しためた「そんなこたねえよ」という一馬の台詞が差し込まれているのではないでしょうか。たぶん最終回は再審がメイン。一馬の最終弁論があって、そして判決は逆転無罪。そして、待ち続けていた花たちとともに、ビトは幸せになる。今までの分も全部取り返せるくらい。という風に妄想しております。結末。だからどんな困難が襲ってきてもへっちゃらだい。ビバ妄想力。お願いしますよ宅間さん。最後ハッピーエンドにしてくれたら、DVD3セットくらい買うからさ。
2009/05/05
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BOSS 1話のみ鑑賞クイズショウ 1,3話鑑賞僕の妹 2、3話鑑賞・・・継続視聴アタシん家の男子 1話のみ鑑賞アイシテル 3話のみ鑑賞・・・継続視聴白い春 1話後半のみ視聴魔女裁判 1話のみ視聴以上ラインナップです。BOSS,クイズショウに関しては、時間があれば見ると思います。なぜかスマイルの次にハマってるのが「僕の妹」長澤さんは苦手なんですが、ドラマが好きです。ラビリンスを彷彿させる劇伴のせいかもしれません。ミステリアスで、でもそこはかとなく人生を感じさせて。3話ラストのオダジョーのモノローグが良かった。そう。暗闇を這いずって地上に出ると、日の当るところを歩く人はみんな幸せそうに見える。でも、それは「見える」だけで、本当はいろんな人生があるんです。そういうふっと心惹かれるフレーズがあって、なかなか面白いです。むしろアイシテルより脚本そのものはこちらの方が好きかも。
2009/05/04
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結局いつもの詳細感想です。食中毒騒ぎが起こった小学校に駆けつけるビトと花。花がレポーターやテレビカメラ、群衆を目にして倒れる。 花の過去に類似する何かがあってトラウマになっているのではないかと思わせる。一馬のTV出演。 この後のしおりの台詞でも分かるのだが、一馬は極度の緊張しい。それを示すものだが、 でもここまで緊張するのには実は意味があるような気がする。 彼がTV出演にこだわる理由と深く結び付いているのではないか。 単に目立ちたいから出たかったのではないと思う。誰かに自分の姿を見せたい? ってことなんじゃないかと思う。 それは、後の「軽い気持ちじゃねえよ」という一馬の呟きからも推測できる。現場のビトたち、テレビ番組の一馬としおり、町村家のカットを短い間隔で切り替える。 テレビコメントでしおりに「極刑」と言わせたのはミスリードを狙ってのものだろう。 こういう余計な味付けがこのドラマをチープにしてしまうんだと思うけどね。やさぐれる一馬と偶然出会うビトさしで酒を酌み交わす。屋台で。コンビニ強盗に出くわす。 一馬の過去を示唆。ビトとのかかわりが深くなっていくことを描く。 この場面で ○ビトが、自分に優しくしてくれた人に対してはまったく無防備で人懐こくなること ○ビトは小学生の頃、フォークダンスで好きな女の子から「なんかキタナイ」と言われて手を振りほどかれ、深く傷ついた経験があること ○一馬もビトと似たような過去をもっているらしいこと ○「お前みたいな外国人がいるから」一馬の真意がわかる。 コンビニ強盗を二人かかりで取り押さえたことは、後日小さな記事になっており、これもまた何かの伏線なのではないかと思われる。 ただ挑戦状をたたきつけた割には、伏線だ!とは指摘できるものの、どんなふうに使うかは全く想像できない。貧困な発想力の自分がうらめしい。コンビニ強盗捕り物帳の後。「こわかった」と漏らすビト。彼の過去を知る一馬が揶揄する。「何言ってんだよ昔はブイブイ言わせてたくせによお」何も言い返すことなく微笑んで視線をずらすビト。 細かいことだがここの松潤の演技がいいんだわ。言葉にしなくても、実は彼がブイブイ言わせてたわけではないことが、演技だけで見てとれる。しかも、切なそうなさびしそうな、ビト特有の「諦観」がそこに漂う。だからそれを見て、一馬は察する。「ビトは、人の罪をかぶったのか」それに対しても、何も答えないビト。でも、演技で肯定してることがわかるし、自分がまったく潔白だと思ってるわけでもないことも分かる。そしてこの一馬の聞き方。「ビトは~」と切り出すのだ。25歳の青年相手の台詞じゃない。ビトは精神的にまだとても幼い部分を持っていて、それを受けての一馬のこのセリフになってる気がする。ビトが持ち合わせている純粋さは、子供のそれなのだ。「そいつは今なにやってんだ」「刑務所に入ってるらしいです」「そいつと今でもつきあいあんのか」「今はもう全くありません」 またもや細かいことだがここの松潤の演技もいい。特に「今はもう全くありません」のとこ。林に対して非常に恐怖心を抱いているのがよくわかる。いやまったくこの人は憑依体質だわ。ていうかカメレオンだ。ビトはビト以外の何者でもなく、他のどの役とも被らない。「林さんとはもう完全に縁を切ってますから」「じゃあもう会うこともないか」という一馬の台詞にはっきりと答えないビト。林とビトとの間には、尋常ならざるつながりがあるのだと思わせる場面である。古瀬北川検事の場面はすべて時代劇の悪代官描写である。絶対悪としての描き方としか今の段階では思えない。北川検事はエリートで順調に出世街道を歩いていたところを一馬に土をつけられた。それも手痛い失態を晒すことになってしまった。だから一馬に対して憎悪に近い復讐心を抱いている。それはわかる。でも、古瀬刑事に関しては、なぜビトにあれほど執着して憎むのか皆目分からない。2話のビトの台詞「あの人のことは思い出したくない」という言葉からも、ビト個人に深くかかわってくる人物なんだろうが。だから、いずれ明らかにされるのではないかと思うのだが。それにしても、何度見ても甲本さんの演技がいい。北川検事の不気味さ厭らしさが見事に表現されている。キャラクター造形ぴかいちって感じがする。というかどうもこの北川検事が私は好きだ。終始一定した抑揚の少ない無機質な口調に無駄にどきどきする(笑)声も好きだし。そしてこの二人の徹底した悪役ぶりはほんとうに素晴らしい。これほど憎たらしい悪役は久しぶりに見たよ。敵たるに相応しい。この敵がはっきりしているからこそ、4話予告の「反撃です」が生きるのだ。さて、最も今回納得のいかなかった里菜ちゃん(ビトが懇意にしていた小学生)を見舞う一連のエピソード。 脚本家の意図を感じるのは、ビトの訪問が3度に渡っていることだ。 まず駆けつける。当然親から拒否される。その時にビトははっきり「給食関係の人」だからという理由で拒まれている。でも、ビトはそれが全く分かっていない。頭の中には里菜ちゃんが心配ということしかない。だから拒否された直後に母親とともに治療室に駆け込み、遠くからではあるが声をかけてしまう。 里菜が自分に気づいてくれたにもかかわらず、母親によって会話が断たれる。だからビトは後日また改めてお見舞いに行こうとするのである。 つましい生活の中で貯めた貯金をおろして、花束を買い、病院に向かうビト。 彼にとって里菜は紛うことなき友達なのだろうなと思わせる。 自分に好意を見せてくれる人に対してはビトは一貫して無防備と言えるほどに懐く。一真に対しても然り、里菜に対しても然り。 里菜のもとを再度訪れるのは友達を心配して見舞う小学生の心理そのものだ。同じ小学生であったなら、彼は単純に、とても情の厚い、優しい子供だ。 だが状況は全く異なるのだが、ビトには全くその意識がない。自分が20代半ばの青年である自覚すらないような気配。 同室のおばあさんに会釈してカーテンを閉めてしまうのも、おそらくはおばあさんに配慮してのことだ。大きな声を出して邪魔になっては悪いと思ったのだろう。だが、普通に考えれば正直はずれな行動である。身うちならまだしも、彼は赤の他人なのだ。それもビトには分かっていない。以下、おはぎも同じである。ビトがおはぎを作って持って行ってしまう行動は、ビトという人物を考えれば至極納得いく展開である。彼の頭の中には「里菜ちゃんと約束した」ということと、「里菜ちゃんを喜ばせてあげたい」ということしかない。1話から里菜はビトの顔を見るたびに「おにいちゃんのおはぎがおいしい」「おはぎたべたい」とおはぎのことばかり言っていたのだ。だから、入院している里菜ちゃんを元気づけて喜ばせるには「おはぎ」しかないと思う思考経緯も理解はできる。ただ、外側から見れば、愚昧極まりない行為である。誰が見ても常識はずれも甚だしい。この意識のギャップがビトの不幸を呼んでいるのだ。育ちからくる無知と、自分に向けられる人の悪意や嫌悪感、否定に対する鈍感さ(感じ取らないのではなく、反応しないという鈍感さ。たぶんこれは無理やり作り上げている、自分の心を守るための防護壁だ。)、状況判断の甘さ。それらが相まってビトの不幸を作り上げている。いわば、自業自得である。だが根っこをたどればそれは、育ててくれる人も愛してくれる人もいなかった、彼の孤独な生い立ちに行きつく。そこが、切ない。さて、このおはぎお見舞いであるが。なぜこの非常識極まりないエピソードを入れ込んだか。絶対伏線に決まってる。このおはぎが、ビトたちを窮地に陥れるか、もしくは無実の立証物となるか。これがどっちかは想像できないんです。すみません、想像力が貧困で。でもどっちかで確実に使われると思うんだな。里菜と母親は5話にも出演者として名が挙がっている。ということは、まだまだこの食中毒事件が終わっていないということだろう。告訴され、裁判があって、証人として里菜と母親が召喚されるのかもしれない。どうか里菜ちゃんがお母さんの誤解をといてくれますように。そして、ビトの味方になってくれますように。と願わずにはいられない。そんな風に少しずつ明かりを灯していく展開になってくれれば、言うこと無いんだけどな。暗すぎて視聴率低迷してるんだから、希望の光を強く強く示す必要はあると思うよ。宅間さん。
2009/05/02
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スマイル。ドラマっていうのはだいたいそういうものなのかもしれないが、これも視聴者を選ぶドラマ。そして自分はキャストのファンなのも相まって、当然「合う」方なのだが。だが!今のままでは納得いかない部分が多数あるのだ。でも、サタケ、もとい宅間さんの脚本は、不要なエピソードがない。原因結果がはっきりしている、論理的な構成であることが多い。エピソード間の整合性を保つために、エピソードの内容がおざなりになりがちである。そして、ちょっとしたセリフにそのつながりが示唆されていたりする。最後まで見てしまわないと、そのエピソードや台詞の真意はなかなか量れない。ということで、勝手な推測を振り回して、宅間さんが何のためにそれぞれのエピソードを設定しているか、その謎に勝手に挑みたいと思います。2話の詳細感想先に書き上げとけばよかった。何度リピートしたか分からないくらいリピったんですが、結局3話前までに仕上げることができませんでした。残念。が、まあ(あてにならない)記憶を頼りに、謎解きの旅に出たいと思います。2話は、ご都合主義捜査はあったものの、エピソードの必要性としては非常に明確でブレのないものだったので割愛。3話から挑みます!
2009/05/02
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まだ一回見ただけです。セリフは現在自分の中にイメージとして残ってるものです。ですからもしかしたらまるっきり違ってるかもしれない。まず、最初の感想は「なんじゃこりゃ」でも、なんとなく気がついたこともあります。なんじゃこりゃと思った事柄と、そこから推察した事柄を書き上げます。まず、ビトが里奈ちゃんを心配する気持ちはよくわかる。病院に駆けつけるのもビトの人柄がよく表れてる。でも、大人の男に「友達みたいなものです」って言われたって、小学生の女の子を持つ母親なら誰だって拒否するでしょう。しかも、食中毒の原因になってるかもしれない食品会社の男性です。一度、そうやって親から拒否されて「娘と会わないでください」とはっきり言われてるにもかかわらず、黙って面会に行く行動のおかしさ。非常識もいいところ。あまつさえ、里奈ちゃん本人から「おはぎが食べたい」と言われたからといって、食中毒で入院している女の子に食べ物の差し入れするなんて考えられない。これも非常識。そのうえ、里奈の母親から拒否されたことを、自分の行動のおかしさには結びつけることができず、出自にすべて転嫁している。これはもう、ビトは阿呆か?としか思えません。ここが一番疑問符だらけだったところ。しかし。考えたんですよ。ビトびいきの私ですら、ビトはアホか?と思うようなわざとらしいエピソード。もしかしたら、意図的に「ビトがアホ」なことを詳らかにしようとしたのではないかと。つまり、自分が人から拒否されたり何かされたりするのを、すべて自分の「ハーフ」のせいにしてしまうビトの愚かさを浮き彫りにする目的のエピソードなのではないかと思うのです。ビトがその生い立ちから、人との距離をうまく取れない、非常に歪な部分を抱える人物であることは、これまでの流れでなんとなく分かります。純粋で無垢だけれど無知で無謀。恐らく自分を好きでいてくれる人に対しては、全身全霊で応えようとする人なんでしょう。嬉しくてたまらないのでしょう。だから、里奈ちゃんをどうしてもお見舞いに行きたくて仕方ないし、母親から止められても無事な姿を確認したい、大丈夫って声をかけてあげたい。そう思ったらいてもたってもいられないから、行動する。あと先も考えないし、周囲の状況も全く目に入っていない。まるでローティーンの子供そのものです。おはぎもその流れ。里奈ちゃんが食べたいって言った。そしたら、それに応えてあげたい。きっと里奈ちゃんは喜ぶに違いない。里奈ちゃんが喜ぶ顔を見たい。だから、一心不乱に徹夜しておいしいおはぎを作って届ける。もち米が原因だったとは知らなかったし、卵が原因だったと報道されたことで、自分たちの食材に対する危機感が全くなかったことはわかります。でも、食中毒の患者に食物の差し入れはないですよね。それも、彼には見えない。なぜなら、彼の頭の中には、里奈ちゃんを喜ばせてあげることしかないからです。それが、ビトという青年なんですよね。でも、それは歪な形です。矯正されなければならない部分です。そしてもっと歪なのは、人から拒まれたときに、自分を顧みることなく「ハーフ」にすべてを押しつけてしまうところです。逃げてしまっている所です。だからこそ、そのビトの「負」の部分を明確にするための3話エピソードだったような気がするのです。そこを抉りだしてそこを変革することで、ビトの変容の第一歩が成立するのではないかと。だからこそ、4話予告のビトがあるのではないかと思います。ともあれ、2015年の場面で、花がビトを待っているであろうことははっきりしましたし、次週ビトが吉沢さんから花の失声症の原因を聞いて花を守ろうと決意するのだなということも分かりました。自分的には、4話がこのドラマの転機になるんじゃないかと思います。ビトが変わる。間違いなく変わる。それは、己と向き合い、己の非を認めてコンプレックスを受け止めるところから始まるんでしょう。高く飛ぶために身をかがめる。その身を屈めた回が、第3話だった。来週は、飛翔してくれる。そう信じて期待してます。でも、たぶん宅間さんならそんな感じにもっていくんじゃないかなあ。ちなみに、北川古瀬は悪玉としてしか描くつもりはないみたいですね。どうだろう。ここも裏切ってくれるのでしょうか。
2009/05/01
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