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検索かけたりwikiなんかを見たりしていても、花男1が始まる前の下馬評は最悪だった事が伺えます。結構辛辣な酷いこと言われてたんですね。特に松潤の道明寺は非難轟々だったとか。判る気もします。ジャニーズアイドルだしね。(という偏見を持っていた一人です、私も)花男1をリアルタイムで見ていなかった私(原作も読んだことはありませんでした)でも、TBSが当初「のだめ」を企画していたのに、原作者二宮先生の不興を買ってお流れになったという噂は知っていました。「のだめ」は原作大好きだったので、その噂を聞いたときは思いっきり頷いたものです。千秋様をジャニーズタレントが演じる?OPにジャニーズアイドルの歌を使う?ありえないし!クラシックが主役といってもいい、クラシックのマンガという認識でしたから、そこをないがしろにする作りには絶対してほしくなかった。その点では、フジの月9「のだめ」は最高に素敵でした。まさかその後釜に急遽決まったのが「花男」だったとは。突貫工事で始められたそのドラマ…物凄かったらしい非難の渦を他所に、ドラマが始まってからは一気に称賛意見が噴出したとか。特に松潤道明寺。井上真央つくしとともに、パーマネントキャストと称されているwikiの記事が大好きです。まさにそんな風に受け止められていったんだろうなあと思います。原作さえ知らなかった私をこの世界に引きずり込んだのは、まさに彼の道明寺司でしたから。それで…DVD最終巻の特典映像見返して、クランクアップの役者さんたちのコメント聞きながら、松潤君のところで彼がなんとなく目を潤ませている感じがして「ああ」って思ったのでした。たぶん・・・・すごいブーイングから始まったって、役者さんたちもスタッフさんたちも知ってたんだろうなあって。松潤君も、集中砲火を浴びてたみたいなところはあったんじゃないかなあ…と、これは私の憶測に過ぎないのだけど。でもだから、そのブーイングを跳ね返して見事な成功に導くことのできたこのドラマ、この役が終わったとき、格別な思いに駆られたんではなかろうかと。そう思ったら、またまた一段と愛しくなってしまいました。松潤君も、このドラマも。
2007/01/30
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「花より男子2 第4話」23.1%ですって。すごいですね。関東圏では「華麗なる一族」に肉薄しています。関西圏は把握しておらず。「華麗なる一族」は途中ちょろっと見ました。用事があったので全部は見られませんでした。ちょうど、阪神銀行の支店長会議があっている場面でした。池田支店の支店長に無謀な目標額を設定させる無言の圧力。そのために支店長は過労死してしまう。子飼いの忠実な部下一人を犠牲にしても業績を上げる。握った拳と、「銀行に過酷な戦争を強いているのは大蔵省の金融再編政策だろう」という怒りを露にする万表大介の背中。芸だなあ、と感嘆しつつ見惚れてしまいました。あとは、意外にも稲森いずみの芙佐子と鉄平の場面が好きでした。芙佐子さんがいい人なのでなんか和みます。-----------------------------------------4月クールの新作ドラマがぼちぼち発表されています。日テレ水10、マンガ原作の「バンビーノ」ですって。主演松潤ですって!しかも2クール連ドラらしいです。(どこかで見たのですが、ネタ元がどこか忘れちゃってわかりません。公式もopenして情報も流れてるのですが、どこにもクールについては書かれていないので、私の勘違いくさいです。ごめんなさい)嬉しくてたまりません。花男が終わっても、テレビで松潤に会えるなんて・・・!どんなビジュアルになるのでしょう。役柄によって雰囲気を全く変える松潤君ですから、また違う一面が見られそうで嬉しいです。
2007/01/29
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「2004 嵐!いざッ、Now Tour!!」買って帰って一気見。こういうコンサートなんて行った事がなくて、興味もさらさらなかったので、見てみてびっくり。こんなに楽しいものだったんだ。DVD見てさえこれだけ楽しかったんだから、実際臨場してればもっと胸が沸き立つだろうな。嵐のメンバー全員すごく一生懸命ですごく楽しそうですごく可愛かった。なんという運動量。お客さんに楽しんでもらう!って気合が画面から飛び出してきそうに感じた。とにもかくにも、感嘆。そして今日初めて「ウタワラ」を見た。なんと最終回だった。気付くの遅すぎた。「ごくせん」DVD5本(SP含む)と「君はペット」DVDも購入。次は「ピカ☆ンチ」か?ちなみにパソコンデスクの真後ろの棚には、家人が懇意にしている本屋さんからもらってきてくれた「僕は妹に恋をする」の吊広告が下がっている。そして暇があれば「花男2」第4話のラスト十分をリピートしている。脳みそのねじが音を立てながら弾け飛んでる。どうかしてる、と遠くで自分を見てる自分が盛んに警告してるんだけど、本能に逆らうことはできないのである。舞台も見たかったな。コンサートも一度でいいから行ってみたいな。とかもう・・・・つくしにとめどなくのめりこんでしまう道明寺の心境そのままってか。
2007/01/28
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つかさ倒れるの報を聞いて、病院に駆けつける道明寺。しかしそこで見たのは、牧野の家族に歓迎される類。 ここでの道明寺視点のカメラワークが好きでした。状況を視野に入れつつ、牧野に固定。 牧野が心配でたまらない、牧野から目が離せないのがよく分かる。入っていけない空気に、きびすを返す道明寺。一方類は牧野の両親を帰し、ひとりで看病することに。 この場面の表情では、つくしのことを妹のように慈しんでいるとしか見えません。 手を握り締めるところもそう。類は牧野への自分の気持ちを、一つ一つ確かめようとして いるのかもしれない。目が覚めた牧野と類の会話。「(ピンチのときの花沢類なのは)牧野の事が好きなのかも」と告げられてその上突然のキス。動揺するつくし。 「友達同士でこんなことしちゃだめだよ」と原作台詞活用。憧れだった王子様から好意を 示されて平気でいられるわけがないので、この程度の動揺は当然だと思う。それでも、 「友達」って距離を置こうとしているところが好ましかった。この後の優紀との会話で、「妙に嬉しそう」と指摘され、「もしかして道明寺さん?」と言われたときの牧野の反応から、彼女がまだ道明寺に想いを残していることはよく分かる。病室に見舞った西門美作両名の場面は割愛。西門と優紀の会話。友達の心中を慮る優紀はいい子だと思う。(原作よりドラマの優紀が好き派です。)西門の「恋は理屈じゃない」。自分の想いのことも含めての言葉だろう。更エピソードの伏線と思われる。挿入される滋と道明寺の場面。 滋が道明寺を起こしに来る場面はパス。道明寺の悶え声は余計だと思った。演出遊びすぎ。 F4ラウンジでの道明寺のうろたえっぷりハイテンションも同じく。 よく頑張った!と松潤君に拍手喝さいを送りたい。少なくともファンの目から見たら、充分 笑いを取る、流れの中にぎりぎり納まる演技をしたと思えたから。デート中の滋と道明寺。道明寺の無視っぷりが見事。心ここに在らず、牧野の元にあることが視聴者にこれでもかってくらい示される。(牧野が好きな道明寺が好きなので、見ていて快感だったが)さぞかし滋は切なかろう。それでも諦めずにアプローチするところが健気なのだろうけれど。でも彼女のは自分の好意の押し売りだ。その感は後々もっと強くなる。両親突然の失踪。って、漁村に出稼ぎに行っているようだけど、未成年の子供たちをほったらかしていくなんてありえない。おまけにリストラ?前回の「横領」はどうなった?一人で脚本を書いているのだったら、その利を生かして細かい部分のつじつまを合わせて欲しいなあ。 ※会社によっては「横領」を表沙汰にすることを嫌い、懲戒解雇で処分してしまうことがあるそうだ。その際、表向きは「リストラ」にしておくこともあるんだって。牧野引越し。訪ねてくる滋。「手伝うよ」といいつつ、牧野と道明寺の関係と動向を探ろうとしてる。その後彼女は道明寺の部屋に「掃除する」と押しかける。 つくしと道明寺は以前つきあっていたらしい。二人の間には親密な関係が築かれていた ようだ。つくしは言葉では道明寺とはもうなんでもないと言っている。道明寺の口から もつくしのことは語られないが、道明寺が他の誰かをものすごく想い続けているのは明 らか。状況から察するにどうやらその相手は「つくし」だろう。 と、滋は思っているんじゃないかな。 だから「つくし」にまとわりつく。何とか「つくし」になろうとする。 掃除のエピソードはまさにそれだと思った。 新居を掃除していた「つくし」を見て、同じように家庭的なところを見せれば…。 じゃないかな。 そこが鼻についてしまった。好きな人に好きになってもらいたいのは分かるけど、でも 今の滋は道明寺の気持ちを斟酌することなく、私を見てオーラだけがぎらぎらしている。 道明寺を安らがせてあげようとか、道明寺の気持ちを分かってあげようとか、彼が落ち 着くまで見守ってあげようとか、そういうニュアンスがあればいいのに。さて、今回の私的目玉場面。進が揚げを食べてしまったときのつくしの「あ、あげ・・・」って情けない声と、ラストのアパート。 アパートは良かった・・・! 花男1の雰囲気がよみがえった。やっぱり道明寺には牧野なんだ。牧野といるときだけ、 彼の纏う空気が全然違う。という風に演じていると思う。 おばかで、でも優しさがにじみ出る。熱烈に押し付けるだけじゃなく、相手を大事にしよう という気持ちが溢れてる。(主観にまみれた当社比) 進を追い出した後の二人の距離。 遠まわしに自分の想いを口にする道明寺。 牧野の合いの手は誰よりも絶妙のタイミングだし、 それに「あたしと二人きりになりたかったんでしょ?」と可愛らしくキュートにのたまって しまう井上真央ちゃんがいい。「いっぱいいっぱい」 原作とは違う使われ方だけれど、でもドラマの使い方も好きだった。 今、精一杯自分の気持ちを抑えているんだから。本当は好きなのに必死に堪えているんだ から。だから今二人きりの状況で、優しい言葉をかけられたら、閉じ込めた気持ちが溢れ 出してしまう。という意味のいっぱいいっぱいかな?と思った。 牧野だって道明寺を嫌いになって別れたわけではないのだ。 彼には婚約者がいる。厳然とした事実。だから諦めなくちゃいけないと決心しただけ。 という追い詰められた相思相愛は見ててキュンキュンしてしまう。恋愛ドラマの醍醐味です。そこに登場滋ちゃんと、携帯越しに二人の会話を聞かされる類。ベタな展開。次回予告。 「司とは上手く行っているの」に大きく頷く滋。 道明寺が譲歩するのか、それとも滋が原作における「亜門」の役割を果たすようになるのか。そこが興味津々。 西門のつくしでこつんも好きだった。 そして真っ赤なコートの松潤道明寺君にときめきました。次回彼はなかなかカッコ良さげです。
2007/01/27
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どろどろです。滋は道明寺とつくしの関係を知っても諦める気配はなく、類もつくしに本気の模様。そんな中、救いは道明寺のまっすぐな牧野への思いと、つくしの道明寺への消し去れない気持ち。西門は道明寺の心理をよく分かってる。美作はいらん気を使いすぎ。たぶんあきらくんは道明寺が結婚を決めたことで、ほんとに牧野との仲は終わったって考えているのかな。或いは優紀の言うように、これ以上道明寺がつくしを振り回すのは良くないと考えているのか。でも病室で類とつくし二人きりを演出してあげるのは余計なお世話です。滋もたいがいしつこいよ。原作と比較してもせん無いことだけど、原作で滋が人気のキャラクターだったのは、その潔さゆえだったのでは?道明寺の気持ちを知って、つくしの気持ちも知って、それで身を引く。道明寺に想いを残しつつも、その後は二人の仲を応援し続ける。その姿が読者の心を掴んだんだろうと思うんだ。それを、二人の決定的な場面を見てさえ、諦めるどころか想いをぶつけ続けようとするキャラクターにしてしまうのは如何なものだろう。今回初めて滋をかなりうざったいと思った。その点だらだら未練を残し続ける道明寺も同じだけれど、作中でのポジショニングが違う。どう転んでも「花より男子」は道明寺と牧野の恋物語であることに変わりない。道明寺がしつこく粘り強く牧野を思い続けるのがこの物語の醍醐味である。主題である。脇のキャラクターが未練がましくまとわりつくのとは意味が違うと思うのだ。加藤夏希さんの演じる滋が嫌味なく可愛かっただけに、できれば引き際を美しく演出していただきたいと思う。どろどろ昼ドラみたいな展開を続けていては、花男原作ファンは離れていくんじゃないかな。コミカルな「ドラマ」のファンは、あの戯言満載のチープな脚本にそろそろ愛想を尽かすのではないだろうか。道明寺がF4ラウンジで動揺する場面は、松潤君の演技に救われていた気がしないでもない。とすれば、松潤ファンではない視聴者が見れば、陳腐で耐え難い場面だったのではないだろうか。と、危惧してしまう。道明寺グループの凋落にしてもそうだ。株価下落の理由が不用意な発言であるというのはありうることだと思うけれど、あまりにもいい加減な説明台詞で流してしまっているから、肝心なところでのリアリティが欠如している。少女漫画が原作だからといって、ドラマがオールファンタジーOKなわけではないのだ…。でもまあ私は原作も好きなので、とにかくいい加減ドロドロ展開を切り上げて、道明寺とつくし二人で社会と楓の荒波に立ち向かっていく姿を見せていただければ、どんなファンタジーでもついていけます。&松潤ファンなので、寒いギャグにもついていきます。
2007/01/26
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八千草薫がかわいい。でも何よりぶっとんだのが八千草薫と森光子の場面。BGMが盛り上げる盛り上げる。二人の微妙な心理描写が素晴らしかった。最初牽制しあいつつ、徐々に心を開いていく様子が、見事に表現されていたと思う。さすが大ベテラン二人。ことに森光子の変化は見事だった。短時間に、しかも視聴者を納得させるだけの説得力をもって心情の変化を演じきってた。今回は雪乃ちゃんが出てなくて残念だったけど、一平と時夫の二人の掛け合いも息が合ってきた。面白い。りんごのくだりなんて、思わず声を立てて笑ってた。岸本さんと八千草さんの対立もなかなか緊迫感あっていい感じ。家を飛び出る八千草さんが、やっぱり可愛い。それから、どうやら売れっ子小説家の奥田さんが(役名覚えてないです)父親らしいかも?と隣の客の話に聞き耳立てる二宮君もすごく可愛かった。なかなか面白くて好きです、このドラマ。
2007/01/25
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「僕は妹に恋をする」を観て来ました。なんというか…一言で言うなら泡沫夢幻。「いるかは脳の半分で寝ることができる。半分は起きている」という言葉そのままに、半覚醒状態で夢うつつに流れて行った感じの映画でした。以下、ねたばれ、というほどのものでもありませんが、少々ばれてるかもしれないので、ご注意お願いいたします。原作を全く知らないので背景が全然わかりませんでした。だから、なぜ頼が郁にそんなに惹かれているのかが皆目分からず、そのため頼が自分の感情をさらけ出す最初の場面がすごく唐突に思えました。以降最後のおんぶの場面まで感情移入がほとんどできませんでした。にも拘らず、画面に釘付けになってて、途中で眠気にも襲われなかったのは特筆すべきことかも。双子の恋愛。最初、二人ともうたかたの海に浸っていた時は、二人ともとても美しく画面に映し出されます。でも、先に頼が覚醒する。このままではいけない、と、未来を見通すようになってから頼は少しも美しくありません。(立ち姿は綺麗なんですけど。松潤君ですから!)対する榮倉奈々ちゃんは最後まで幻想的に美しく撮られていました。多分それは演出なんだろうな、そして松潤君もそのつもりで演じているんじゃないかな、と思いました。リアルを背負ったら、もう夢みたいに綺麗ではいられない。頼は目覚め、郁は最後まで半分夢の中に居続けてる。松潤君は高校生を演じるのは…やや無理があるかも。それでも頼の苦悩を演じるには、リアル高校生では無理だっただろうなと思います。最後のおんぶの場面はまさに「頼」そのものでした。そこまでどこか入り込めなかった映画に、そこからぎゅうっと引き込まれました。そしてラストのロングショット。あくまで儚く、切なく、こよなく美しい青春の一ページが、静かに幕を閉じる。その瞬間を切り取ったみたいな映画を象徴する終幕だったと思います。映画として出来はどうかと問われたら、答えに窮するような作品でした。物凄く良かったとは言えないけれど、嫌いじゃありませんでした。甘酸っぱく、心に残ってる感じ。それはやっぱり、松潤君の賜物かもしれません。関係ないですが、この映画にも松潤君のご飯の場面が出てきます。彼は食べ方がとても綺麗。ちゃんと口閉じて噛むし音を立てないし、お箸の持ち方も綺麗だし。そういうところも大好きだなあと思いながら、大画面に見とれていました。
2007/01/24
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やっちゃいました。一晩で全5巻一気視聴。「花男1st」、「ごくせん1st」、に引き続き松潤ドラマ第三弾「君はペット」原作は知りませんが、タイトルの奇天烈さと、人間の男の子をペットにする、なんていうありえない設定から敬遠していた作品です。脚本は大森美香さん。この方の「カバチタレ!」「ロングラブレター~漂流教室」大好きでした。同じ脚本家のドラマということだし松潤出るし。とりあえず見てみるか、なノリ。一気に駆け抜けてしまいました。脚本も演出も、すごくいい回が何回か。すみれとモモのモノローグが重なりつついったりきたりするのがすごくいい。最初トーンもテンションも高くて耳障りだった松潤の台詞が、回を追うごとに聞き取りやすくなってゆくのが興味深かったです。同時に容貌も、何が変わったわけでもないのに、最初ちょっと…馴染めななかった個性的な容貌がだんだん美しく見え始める。これって松潤マジックですか?道明寺の時も、沢田慎の時も、まったく同じ経緯を辿り、3話くらいからいずれのキャラクターも物凄く魅力的に映るようになりました。小雪さんの演技もいい。脚本と演出、編集のタイミングバランスのよさもあると思いますが、この方も松嶋菜々子さんや仲間由紀恵さん同様、コメディエンヌの才能豊かなんですね。松潤とのかけあいもすごくテンポがよくて、引き込まれました。人間の少年をペットにする、という奇抜な設定への嫌悪感も、この二人の演技が消し去ってくれました。すみれはすごく自分勝手な女性だったけど、「全てをさらけ出したありのままの自分を受け止めてくれる」都合のいい存在を望む気持ちはわかるし、それを実際に手にしてしまったら、かけがえのないものになってしまうだろうことも理解できました。モモもそう。同じものを求めて、自然に同じものを相手に与えていたこの二人の関係は、私は見ていて心地よかったです。でもある意味理想的だけど、正直言って「イビツな関係」なので、眉を顰める人も放映時にはたくさんいたのではないでしょうか。途中からどう見てもスミレの心はモモに吸い寄せられてて、蓮見先輩が哀れでしょうがなかった。完全当て馬ポジション。すごくいい人だったんだけど。(当て馬ポジのキャラクターっていつもそうですよね…。「花男2」における滋しかり)カウンセラー長塚さんの「ペット」概論を脳内で人間に変換適用してしまう脚本に、ついていけない部分もありましたが、ともかく「松潤」の魅力がやはり爆発している作品でした。小雪さんとのキスシーン・・・どの場面も大好きです。松潤のキス…いいなあvもしかしたら、真性松潤ファンになってしまったかもしれない。恐ろしい・・・
2007/01/21
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長文になりそうなので、こちらには「道明寺」「牧野」「滋」について思うことを。いつものように独断と偏見に満ち満ちた、手前勝手なこじつけ人物像です。「道明寺」○道明寺グループの経営不振。立て直すためには大河原財閥との業務提携が不可欠。母楓は婚姻関係を結ぶことで対等の協力関係にしたい腹のよう。提携によるメリットは彼我でかなりの差があるんだろうと推測される。八方塞の状態を司も理解している。そして彼の今の知識と能力ではグループを立て直すことなど不可能。鶴見はどうやらグループの社員。その生活、人生までもが瓦解していく様を目の当たりにして、自分の選択が同様(それ以上の悲惨な)結果を招くことを、彼は痛感している。よって、大河原滋との婚姻を拒否できない。○状況を頭では理解している。でも感情はついていかない。「好き」に理屈や理由はないものだ。だから説明できない本能の部分で「牧野しか駄目」だと感じているっぽい。もともと野生児で理屈こねるタイプではない。そして誰に対しても、自分に対しても、嘘をつくのが苦手。人生初の、「白黒つけられない」局面に立たされて、半ば途方にくれている状態。理性が選択せざるを得ない部分は行動で示される。そして、堪えきれない感情の迸りを、松潤君は表情で雄弁に語る。○「牧野」に対して、冷たく突き放そうとするが、実際に関係が断たれてしまうのは怖いようだ。言葉で拒否を明確に示す事ができない。NYで、そして誕生パーティ会場で自分の取った行動が牧野を傷つけるものであったことを自覚している節あり。もはや「牧野に辛い想いをさせない」「牧野は俺が守る」と明言できない。明言できなければ牧野をつなぎとめておく権利はない。という葛藤が見て取れる――気がする。それが彼らしくない曖昧な言動になって現れているのではないか。「牧野」が自分を選んでくれなければ自分から彼女を奪い去ることはできない。だから彼女の言葉待ちになる。しかし与えられた言葉は「バイバイ」。気持ちは彼女にあっても、もう道明寺は強引に彼女を引っ張り出すことはできない。だから「にがしぶ」の選択。滋と結婚する道を選ぼうとする。ただし、そう自分の中で結論付けた瞬間暴風雨みたいに荒れ狂って、外人さんたちに八つ当たりしていた。感情に嘘はつけないくせに、柄にもなく頭で考えて自分の気持ちを押さえつけようとするからそうなる。演出的には、牧野を諦めたとたん元の横暴な道明寺に戻っている様子を伺わせていた。「牧野」視点で今までの流れをおさらい?○一年間遠恋状態。後半音信普通になる。それも一方通行。こちらがいくらメッセージを送っても、何も返ってこない。思い余ってNYに飛ぶが、冷たくあしらわれて終わり。傷心を抱えて日本に帰ってきたら、楓の策略にはまりパーティ席上で恥をかかされる。加えてその場にいた道明寺は助けるどころか見てみぬふり。視線まで逸らす始末。挙句の果てに道明寺は、あろうことか滋の手を引き会場を飛び出す。NYで婚約したから連絡が来なくなった。自分に諦めさせるために誕生パーティに呼んだ。と、ストレートに解釈できる状況だと思われる。○その状態に決着をつけるべく、道明寺に電話。待ち合わせするも、その目の前で道明寺は婚約者とキス。しかも往来の真ん中で臆面もなく(と見えただろう)道明寺が誘いを受けたのは、自分にあきらめさせるためだったと解釈してもおかしくない。もっとも道明寺の性格を考えるなら、そんな回りくどい方法を取ることはありえないのだけど、恋は盲目だし、つくしはどうも自分の魅力を過小評価しがちなので、道明寺に関してだけは悲観的になる。他は現実的なのに。○滋は心を全開でつくしに踏み込んでくる。はっきりいって、初対面の相手から「友達」「親友」呼ばわりされても困惑する。でも、あんなに好意満面で向かってくる相手に対して、「よく知らないし、友達だとは思えない」なんて…つくしは言わないだろうと思う。○それでも何度か、その戸惑いを彼女にちゃんと語ろうとしている演出はあり。滋の強引さにチャンスを逃しっぱなしだけど。○一方的に「親友」と思い込んで自分を慕ってくる相手を無碍にできないでズルズル引きずっているうちに、「道明寺から付き合おうって言われた」と告白される。原作の牧野が「以前好きだって言われた事があるんだ」と滋に告げていたけれど、それに該当する台詞を語らせるべきだったのでは。原作のそれは、恋愛ドラマの流れを損なわず、ぎりぎりのラインで「つくし」らしさを描出する優れた演出だったと思う。○道明寺は自分を諦めた。婚約者の滋を選んだ。と牧野は思っている。道明寺に思いは強く残っているが、それを心の奥に押し込めて、滋を祝福する。これは「つくし」らしいと思う。いい。もう諦めよう。忘れよう。そして、道明寺と、この人懐っこい天真爛漫で純粋無垢な滋の恋を応援しよう。という心情の推移を、井上真央ちゃんは見事に演じていた。最後に「滋」○一方的につくしを親友認定。今まで友達がいなかったらしい。空気が読めない。相手の表情が読めない。つくしはかなり戸惑った表情を晒しているのに、彼女はそれに気がつこうとしない。つくしの優しさにつけこんでいるところもある――ように感じる。でもそれは、初めて自分を受け入れてくれそうな相手にめぐり合ったからかも。邪気がないし、無垢で人懐っこい。善意の塊。だから憎めない。でも個人的には少々鬱陶しい感じ。○道明寺を気に入った。多分道明寺家が大河原家にご令嬢との婚約を願ったと思われる。だから彼女としては「恋愛してやってもいい」になるのだろう。○突き飛ばされても罵詈雑言浴びせられても道明寺が好き。追いかける。この辺りは道明寺とよく似ているかもしれない。滋は道明寺の表情も読めない。読もうとしていない。自分の気持ちだけに素直で一直線。でも悪意や裏表がないので憎めない。
2007/01/20
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いつものように、一回め視聴の即感想。リピートじっくり感想はまた後日。滋を追い返して、ずっと牧野を待ち続ける道明寺。つくしは花沢類とお茶。司がずっと待ってるかもしれないよ、そういうところあるから。と類。このお方は道明寺のことも牧野のこともよく分かっていらっしゃる。傍目八目というのもあるのでしょうが。西門に会いたい一心で美作家を訪れる優紀、ついていくつくし。そこで偶然道明寺と出会い…険悪というより、どうもすれ違う二人。その原因はお互いの臆病さ、かな。つくしは多分、道明寺の口から決定的な別れの言葉が発せられることが怖くてしょうがないみたい。だから、道明寺が真剣な口調で「牧野…」と切り出すと、決まって先手を打って話題を変える。今日はそれが最悪の「さよなら」通告になっちゃった。道明寺もつくしがそれほど自分のことを想ってくれてるとは思ってない節があるので(ここら辺はお互いとっても鈍感。でもマジ恋したら、相手の気持ちは分からなくなるものなのかもしれない。と、遠い過去を振り返って思う)、多分つくしの切ない心は分かってない。どこまで押していいのか、本心を語っていいのか用心深くなりすぎ。とはいえ、この場面では道明寺がちょっと可哀相だった。本心を語ろうとして語らせてもらえないまま一方的に別れの言葉を投げつけられるんだもんなあ。彼は牧野に冷たい言葉は投げつけても、絶対自分から「別れる」「切れる」は口にできないんだもん。想いが強すぎて。つくしの気持ちもよくわかるんだけど。傷心の道明寺。彼は徹底的にわかりやすい素直な男。つくしに別れを告げられたと思い、それでも忘れられない、あきらめきれない。でも彼に更に追い討ちをかける「鶴見」事件。どうやら彼の不用意な一言で鶴見の運命を狂わせたらしい。それで彼は、自分の立場がいかに周囲に影響を及ぼす強いものであるかを自覚したようだ。その弱点をこれでもかってくらい攻めてくる楓。うむ、さすが鬼母。つくしのクッキーをいとおしげに撫でる道明寺。いとおしげに齧る道明寺。でも、会食(あれが結納なのか?)の日、彼は一年間大事に大事にしまい続けたその箱を、ゴミ箱に投げ捨てる。辛い!恋愛ドラマの王道をひた走るすれ違い。ここに至る状況設定はチープだけど、このチープさが花男よ!という場面でしたね。そして、西田!いいタイミングで牧野倒れるの報をお坊ちゃまに。さすが正義の味方だよ。滋に「司からつきあってくれって言われた」と告白されて、受け止めたときの牧野の表情。そして、状況がどんなに二人を引き離そうとしても、相手から別れを告げられても、それでも牧野を諦めきれない、牧野を好きで好きでしょうがない道明寺の姿。二人の絡みは少なくても、二人の心が壁の両側で必死に相手を探しているのがこちらに伝わってくるような、まあなんとピュアな恋愛ものだろう。と、やっぱり大好きな花男なのでした。3話にして既にもりあがっております。・・・冷静に見て感想書こうと心がけているつもりだけど、フィルターかかりまくりです。
2007/01/19
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参った。一番盛り上がったであろうワゴン車の中から会葬する場面を見逃してしまった。それで感想書くのはどうかとも思ったけど、見たところまででも割りに面白かったので書いてみる。えーと、二宮フィルターがかかっていることは否めないので、大きなことは言えません。でも一平ちゃん、いいよ。二宮君さすがだと思う。地味ーなおじちゃん青年を上手く演じてる。お嬢さんと並んで歩きながら、「ぷりんぷりん」揺れる「おっぱい」に目が釘付けって、おまえいくつだ?って台詞なんだけど、この苦労人一平ちゃんにはとてもよく合ってる気がした。時夫も面白い。つかみ所のないあんなキャラクター、今まで見た事がない。高島礼子の雪乃ちゃんに至っては、なんだあのエロ可愛さは!という息子との絡み。息子の肩に頭を凭せ掛けて手をとり、「あんたのお父さんもきれいな手をしてた」といとおしそうに眺める。当然いやらしさは全然なく、でも微妙な距離の親子関係。頭の中で「東京タワー」と無意識に対比してた。かたや息子のためなら苦労も厭わずなりふり構わず尽くす伝統の日本の母。かたや息子にも絶対に父親の名を漏らさず、でも共に支えあいながら生きる母と子。どっちもありで、どっちも見てて鼻を啜りたくなる。淡々としているくせに展開は早い。「坂下」の後ろ盾大物政治家のおじいちゃん、はやばやと逝去。雪乃ちゃんの言う「危急存亡の秋」きたれり、なんだけど、その急転直下の出来事を後ろに抱えつつ、登場人物たちは自分たちの「おじいちゃん」を遠くからでも見送ろうとする。ワゴン車でずっと夢子さんや律子さんやお嬢さんを待ってる一平、その間が妙に生々しかった。そうそう、八千草薫。可愛いかった。さすがだ…おばあちゃんなのにちゃんと艶がある。こうしてそれぞれのキャラクターがしっかりしているのも魅力のひとつかもしれない。そこに来週は森光子と奥田瑛二が参戦。ますます目が離せない。かえすがえすも、途中で腹が痛くなった事が悔やまれるよ・・・最後の場面、音楽しか聞こえなかったけど、いかにもよさそうだったもんなあ。その場面なくして2話は語れないんだろうなあ、きっと。
2007/01/18
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BGMも、その使い方も、カメラワークもいい。演出も悪くないと思う。なのに・・・もこちゃん・・・(注:速水もこみち君のことです)。息子のために必死で働いて、お金をためているおかんの姿にうるっと来て、すぐその後にもこみち君見てすーっと冷める。その繰り返し。二話の冒頭、大学の場面はそんなに浮いてないように感じたんだけど。おかんの事故の知らせを聞いたところとか、風疹で寝込んだところとか、おかんが東京に来てくれたときとか、感情移入まったくできなかった。ただ、朴訥な笑顔はすごくよかった。それでも倍賞さんが画面に出てきて、おかんが一生懸命働いてたり、嬉しそうに息子のためにお金ためてたり、足が治りきってないのに東京に飛んできて、風疹の息子の看病してあげたりそんな場面を見ると涙が滲んでしまう。最後の冷蔵庫なんかもう号泣ものよ。だって他の全ては多分水準以上だと思うから、これで感動できない方がおかしいよ。おかしいのよ・・・。ああでも、九州は筑豊出身者から言わせてもらうと、方言がでたらめなのには目をつぶる。だけど1990年代、筑豊在住って言っても福岡には簡単に出られるし、筑豊そのものもそんなにものすごい田舎ではありませんでしたよ。おかんに「看板の大きさ」って語らせることには無理があるんでは…。時代設定変えたのなら、そういう細かな部分にも気を配って欲しかったなあ。
2007/01/15
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感じたことをまず箇条書き。○セットがすごい!屋内外すごすぎる。○キャストがすごい。なんという贅沢な配役。○音楽壮大。大好きだが一族の人間関係描写のバックに流すのはうるさくて邪魔。逆に経済の流れや事業に関する規模の大きな場面で流すには最適。時折身震いするほどはまってた。○鈴木京香すげええええ。大好き。なんという悪女っぷり。スケール大きい。北条正子演じられる役者候補に一人計上。個人的に一番興味深いのは、統合の荒波の中、阪神銀行がいかに生き残っていくのか、大博打にどうやって打って出るのか勝てるのか、と鉄平の高炉建設が完遂できるのか、そして建設した後の動向はどうなっていくのか。そこに個人的な感情がどう絡んでいくのか。というところ。政界財界の大物たちの丁々発止のやり取り腹の探りあいが見たい!原作を読んでないので、まったく未知の状態で視聴しているため、かなり興味津々。人間ドラマの部分にはあまり興味がないかも。そう言いつつ、大介と鉄平の場面は吸い込まれて見ていた。北大路さん、さすがだなあ。役者がいいので、それだけでも引き込まれる。万俵家一族の場面では、鈴木さん北大路さん山本さんの演技が好きだった。吹石さんも動いた方が品があって好きかも。(この「品」に関しては、庶民の自分の好き嫌い感覚に準拠しているので、なんら正当性がありませぬ。勝手に感じているだけです)動く紙芝居――と最初は思ってたけれど、見ているうちに感じなくなった。初回顔見世なのは仕方ないし。全体の印象としては大河ドラマ現代版?って感じかな。私は、楽しめそうだと思いました。追記:「ごくせん」で可愛いと思った成宮くんが出ているので、それにも期待。今回はワンシーンのみでしたけど、工場長の息子で相武紗季ちゃんの恋人役ということなので、今後を楽しみにしています。
2007/01/14
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「ごくせん」全5巻を一気見。「花男」と同じくらいありえないファンタジー。でも、「花男」に「恋愛リアリティ」があるように、この作品には「虚構を通して語る真理」があると思った。現実はこんなに単純でも都合よくもない。でもそういうのをばっさり切り落としてシンプルに分かりやすくすることで、「熱くて真っ直ぐであったかいな青春」をくっきりと浮かび上がらせた。とにかく、見ていて爽快な気持ちいいドラマだった。仲間ヤンクミは、あの立ち回りで強いという点に非常にむず痒さを感じたけど、それもまあ全体のファンタジー色の中ではスルーできる程度のものだったし、何より彼女のまっすぐさが可愛かった。みんないい人たち。特に3Dの生徒たちがホントに可愛かった。物語の中盤から誰も彼もが「自分のため」じゃなく「他人のため」に何か出来ないかと考えて行動しようとする。これが、「小気味良さ」の要因だと思う。見ててとっても気持ちよかった。すっごい爽やかだった。それにしても、松潤扮する沢田慎がかっこよすぎるんですが!とってもおいしい役。そして松潤がはまってる。原作知らないけれど、この人はどうしてこう「奥行き」を感じさせる目・表情をするんだろう。もう、途中から「松潤かっこいい~!」ってひーひー転げまわって見てた。大江戸一家もすごく好き。おじいちゃんの宇津井健。渋いなあ、上手いなあ。このおじいちゃんがぐっとドラマを引き締めてた。教頭役の生瀬さんも上手。あの教頭を嫌味なく嫌味に演じるってほんとすごい。中盤あたりからちらほらいい人の面も出てきて、彼もまたおいしい役所だった。常日頃最低!と思っている人物が、たまにいいことすると「おお」と思うもの。熊も可愛かった。うっちー小栗君、全然目がいっちゃってないので怖さは演じ切れなかったけど(声荒げても目が据わってないんだもの)、でもかあちゃんを大事に思っている心優しさはしっかりと伝わってくる。これだけの話題作、当初話題になりすぎてて「ありえないし。ファンタジーなドラマなんて見たくない」と切り捨ててた私は馬鹿だった。同じ理由で「花男1st」も切り捨ててたんだもの。こういうドラマの面白さに気がつかせてくれてありがとう、「花男」!そして松潤!
2007/01/14
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詳しめ感想は、心に残ったもしくは引っかかった場面のみをチョイス。まず最初のパーティの場面。つくしの演奏、なかなかすさまじくて好きでしたよ。滋の破天荒さは、「できる」「もっている」「ある」ことをベースに、ある意味自信に裏打ちされたものだって気がします。対してつくしの根性は、たとえ持ってなくても何もなくても、一見今の自分では「できない」と思えても、それにくじけずがむしゃらに立ち向かっていくもので、似てるけど質が違う感じ。このピアノだって、断然つくしのほうが絶望的恥ずかしい立場に立たされてる。そこで開き直って演奏してるんだもん。さりげなく挟まれる「あーあ、きれちゃってるよ」という西門さんの台詞が視聴者へのいいフォローになってる気がしました。演奏(?)終了後、道明寺を睨み付けて「お幸せに!」ってあてつけがましく吐き捨てて去ってゆくつくし。この怒り心頭の目がいい。悲しげな目じゃなく、「くそこいつ!」って感じでこれぞつくし!と思いました。で、その「おしあわせに」を聞いたとたん、ショックを受けた表情になる道明寺。おいおい、おまえ、自分がどんなに冷たくしても、牧野は絶対自分を信じて愛し続けてくれるって思ってたのか?なりアクションでした。あの、<え?もしかしてこのまま牧野は俺の前から(完全に)去っていってしまうのか?>な感じの表情が非常に良かったです。<させるか!>てな感じで目を吊り上げてすぐに後を追うのも、直前の表情があるからこそ納得できるし。それにしても、自分から離そうとしているけど、やっぱりつくしを失うのが何より一番怖いんだろうなあ、道明寺。「それ・・・プレゼントか・」って聞くときの道明寺も可愛かった。妙に嬉しそうでしたね。つくしの手作りのもの、って、道明寺にとっては愛情の象徴みたいな感じなのかな。(深読みその3)原作でも弁当は牧野のしか食べなかったけど、自分が心を許して全幅の信頼を置いている相手からの愛情は、彼にとってはかけがえないんでしょうねえ。ずーっと飢えて育ってきてるっぽいので。そこが道明寺にはつくししかいない、と思う所以です。つくしと滋は似てるけど、ちょっと違うのは「母性」だと思うのです。道明寺を理解してあげられるのは同じ立場の滋で、それは仕方ない。原作でもドラマでも、道明寺がつくしに対して「お前のことなんか分かるわけがねえ」みたいなことを言っていますが、立場の相違に由来する懸隔は、想像で補っても共感には至らないのは当然で。一話からそれは二人ともよく分かってて、それでも惹かれあった。それがこのドラマの醍醐味だと思うのです。理解してくれる滋はいい奴だから多分いい友達にはなれる。でも道明寺の心を潤し癒してくれるのは、「牧野つくし」なんだろうと。はい、深読み(こじつけ)4です。さて滋関連の場面はとばします。合間に挟まれる道明寺の場面ですが、滋を強烈に意識している描写は、作り手の意図が分かっていても辛いです。ので、これもパス。美作西門ペアが滋に振り回されるエピも原作どおりでしたね。その場面での、西門の何気ないひとこと「お前にのぼせあがってるときだけだよ。司が人間らしくなるのは」これは個人的に今回最も重要な台詞だと思い込んでおります!つくしを好きで、つくしが自分を好きでいてくれて初めて、道明寺は優しさを見せるんですもんね。と、なにげにきゅんとくる台詞を吐く西門さんと、優しい常識人美作さんは、リターンズで更に素適度を増しました。次に最も盛り上がった電話の場面。松潤道明寺の声の優しさに、KOされました。秒殺です。つくしの台詞は反則的に可愛いと思いましたが…それは欲目でしょうか。そしてラストお約束のキスシーン目撃。道明寺がつくしと電話した後かかってきた(おそらく滋から)コールに出るとき、はっとして、何か決めたような表情をしていました。当然その電話で滋をつくしとの待ち合わせの場所に呼んだんでしょう。つくしの誤解を解くために。つくしと距離は置きたいけど、完全に切れるのは耐えられない道明寺くんですから。誤解が誤解を呼び、すれ違うばかりの二人が、強烈にじれったいです。でも1話より確実にテンポも面白さも上げてきてる気がします。この調子で頑張って欲しいです。そして来週こそは、この滋エピソードに決着をつけて欲しい!(多分つくと予想。「他の女と運命を共にしたい」発言は、滋に言う…のだと思う)今日の一枚。誕生パーティ壇上のショック道明寺。(実際はこんなぽーずは取っていません)
2007/01/13
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まだ一回しか見ていないので、細かい感想は後日に回して、とりあえず印象を語りたい。つくし・・・せつなっ!道明寺も突き抜けられないままウダウダしている。らしくない。原作至上主義の視聴者にとっては違和感あるだろうなあと思う。道明寺の魅力は「牧野一筋、決して揺らがない男心」が核心なので、そこをぶれさせると作品として別物になってしまうような気がする。でも自分は大人になってきてる道明寺も好き。お馬鹿な道明寺も好きだけど、そこをかませるのはかなり難しい。上手くつながらないぎこちなさは若干感じた。適度なリアリティはドラマに厚みを加えてくれる。上手く馴染ませるのは骨だろうけど、演出さんも脚本さんもがんばってください。期待してます。だけど道明寺が牧野一筋で、最後は二人でHAPPYEND、というラインは崩さないで頂きたい(涙目)道明寺が牧野のことを好きでしょうがないのはとてもよく伝わってきた。ただ滋の話題に対しても滋本人に対しても過剰反応する演出のせいで、まるでこれから道明寺が滋に恋をしてしまいそうな気になってくる。それが演出の意図だろうから、術中にまんまとはまっているわけですね。「松潤」「井上真央」としての見方がいつの間にかできなくなってて、気がつくと道明寺とつくしとして見ていた。そしてつくしに感情移入していた。これも企みに上手く乗せられてるってことだろうなあ。そうやって牧野に感情移入していると、これ以上ないくらい切なくなって胸が痛い。類がいてくれて本当に救われてる。役どころのつくしも、つくし視点で見ている視聴者(の一人の私)も。全体として、面白かった。やっぱり1時間枠がいい。あっという間に時間が過ぎて、え?もう終わり?って感じだった。今週の my favorite scene は、つくしの電話に出た道明寺の「どうした?」ボイス。次週は以前の道明寺に戻るかな。期待期待。
2007/01/12
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「拝啓、父上様」を見ました。「北の国から」苦手です。きちんと通して見る事ができたためしがありません。「前略、おふくろ様」見た事がありません。実は内容すらよく知りません。それが良かったのかな?それとも二宮君のせいかな。わりに面白く見る事ができました。軽妙さも爽快感もあるとは言えませんが、退屈かなあ、と思い始めた頃に挟まれるモノローグがいい。「前略、おふくろ様」のモノローグを踏襲してるらしいのです。文体そのものは嫌いです。「~で。」「~であり。」「~なわけで。」このぷつん、ぷつんと切れるリズムが全く性に合わない。気持ち悪くなりそう。なのに、二宮君フィルターがかかっているせいですか、「拝啓…父上様。俺は…あなたの顔を知りません」とか、黒木メイサとのことを妄想するくだりとか、好きでした。特に前者は、ドスンと胸に響きました。横山君も一生懸命がんばって演じていたと思います。二宮君そつない演技。ジャニーズってなかなかやるんですね。でもまだまだ伸びしろがありそう。引きはそれほど強いとは言えないけれど、なかなか良質のドラマっぽい匂いを感じました。顔見世興行段階なので、これからが勝負、ですね。来週も見てしまいそうです。
2007/01/11
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多分中学生らしい子達の会話が耳に入ってきました。女の子1「ねえ、まつじゅんってまつじゅん?それともまつじゅん?」女の子2「まつじゅんなんじゃない?」女の子1「でもうちのお母さん、まつじゅんって言い張るんだよね」男の子「花より男子の話?」女の子ズ「うん、そう」男の子「あれ見てんの?」女の子ズ「見てるよー」男の子「うちなんか、家族全員で見てるんだよね」(言葉遣いに多少のハクションフィクションが入ってます。)・・・・!さすが少女漫画の金字塔。てぃーんのハートをがっちりきゃっちしているようです。松潤のアクセントで悩むあたりが地方色豊かだ。・・・で・・・正しいのはどっちなんでしょう。私にもわかりません。レンタルshopにふらりと入って借りたラインナップ。「ごくせん(1st)」1~5巻。嵐CDアルバムスキマスイッチアルバム「12人の優しい日本人」(←これ大好きでよく見るんです)・・・。「目覚ましTV」に二宮君が出た!と聞こえてきたとたんダッシュで居間に行ってTVの前に正座。・・・・。ジャニーズ全く興味なかった人間をここまで漬からせるとは。松潤マジック。いやいや、松潤道明寺マジック!
2007/01/11
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♪もう~い~くつね~る~と~、花男子~てな水曜日です。日記つける暇もないくらいの仕事てんこもり状態ですが、そんな中でもきっちり毎日「花より男子2」第一話の自分的ダイジェストをリピートしています。とはいっても道明寺が出てくるところと牧野の涙涙告白場面だけなので、正味十分足らずです。つくしの涙の場面、さすがにもうもらい泣きすることはなくなりましたが、でもやっぱり好きなのはなぜか。なんだかあの場面を見ると、一年間つくしがどれだけ精一杯我慢していたか、が透けて見えるからです。道明寺に会いたい。声が聞きたい。少しでいいから話がしたい。好きなヒトがいたら誰だってそう思いますよね。ましてや遠くにいておいそれと会えない相手なら。それが突如音信不通。会いたい気持ちは爆発寸前。それで渡りに舟で勢い込んでNY行ったら、あの冷たい仕打ち。つくしの目線になったら、もう絶望的な気分になっちゃいそうです。でも自分を抑えて、涙を抑えて日本に帰ってきた。だからこその涙。出口を無くして拍車をかけた気持ちの渦が「椿お姉さん」という自分をいたわり受け入れてくれる、理解してくれる出口を得て、迸り出てしまったんだろうな、って感じました。・・・その健気さにノックアウトされるわけです。つくし目線といいながら実は視点は椿さんにシンクロしているのかもしれません。井上つくし可愛すぎる。大好きです。さて一方の道明寺。私がずーっと気になっているのはクッキーの箱を見つめる彼の、辛いくせにすがるような眼差し。それと、携帯のストラップなんです。鶴見さんの一件が何であるのかまだ皆目わかりませんが、でもそれが遠因でつくしを遠ざけているであろうことは容易に想像がつきます。牧野を巻き込みたくない、不幸にしたくない、だからこそ冷たく突き放した。くせに、クッキーの箱が捨てられない。牧野に「嫌い」だと言えない。そしてすがるように箱を見つめる。つくしへの強く深い愛情が相反する感情になってぶつかってるように見えて、すごく好き。じれったいけど。で、ストラップ。最初偶然再会した場面では、道明寺の携帯にストラップはついてませんでした。でも、野球場の場面でつくしと対峙した後、(宇多田ひかるの)挿入歌をバックに交差点を歩く道明寺の携帯には、牧野に渡した俺様携帯とおそろいのクロスストラップが復活していました。これって、それまでは<会わないこと、遠く離れていること>で見ないフリのできていた牧野への想いが、再会したことでもう圧し込めることができなくなった――という道明寺の気持ちの表れなんじゃないかと、勝手に解釈している今日この頃です。
2007/01/10
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もこみちくん・・・学芸会だ…と思ってしまった。ビジュアルかっこいいのになあ。(ビジュアル的にはこの人道明寺にぴったりだと思います)表情も台詞回しも単調。倍賞美津子が上手いだけになあ。残念。音楽演出はさすがフジだと思いました。
2007/01/08
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観に行ってきました。「戦争」ものは心してみなければならないので迷ったのですが、時間的にそれしかなかった…。二宮君も出ていることだし、彼の演技を楽しませてもらおうと思って踏み切りました。渡辺謙も大好きだし。結論から言うと、見て損はありませんでした。涙腺が緩い私は途中から涙流しっぱなし。一緒に行ったヒトが「どこで泣けるんだ?どこに泣けるところがあったか分からん」とのたまっていましたが、私は市井の一民が己の意志に関係なく戦争に巻き込まれていくのを見るともう駄目なんですよ。だから太平洋戦争(大東亜戦争)ものは苦手なんです。おのおのの登場人物もきちんと描かれていたと思いますが、何より絶望的な、戦略も戦術もくそもない戦いこそが主役だったような気がします。(栗林中将は非常に頭脳的かつ合理的戦術に則って戦うのだけれど、圧倒的な差にそれがまったく機能しなくなる・・・感じ?)ともかく…戦場の場面は圧巻でした。圧倒的な物量の差、兵力の差を目の当たりにして、それでも「一日でも」戦略的要衝を守ろうとした日本軍兵士たちの姿に、涙がとまりませんでした。戦争ものでよく描かれることですが、こうした極限の状況になると、人間ってどこかが狂ってしまうのですよね。それもきっちりと押さえられてました。一口に軍人さんとは言っても、いろいろなヒトがいるわけで…その人物像の相違も良く描かれていたと思います。いい上官がみんなアメリカと仲良しなのには若干参りましたけど。二宮君、よく役を演じきったなと思いました。日本での場面に若干幼さが混じるものの、おどおどしすぎもせずさりとて大日本帝国軍兵士らしくもない「パン屋」という微妙な塩梅。どこかしら諦観しているようで、流されているようで、でも足掻いているのが伝わってきました。渡辺謙さんの存在感が抜群でした。安定感あります。この手の役はお手の物、という感じです。中村獅堂もさすがだった。がちがちの大日本帝国軍人。信念に凝り固まった演技上手い。(でも上官にたてつくのってあり?)馬が可愛かった。気になったのはセットと和装。中国か、ここは!という突っ込みを入れそうになりました。よく調べられてはいるけど、でもどこか違う、って感じ。二宮君演じる西郷が助かったことだけが、私にとっては唯一救いでした。あれで死んでたらものすごく後味の悪い映画だって感じてた。ご都合主義でも似非でも一片の「救い」は大事な要素なんですね。
2007/01/08
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チユーボーですよ!に小栗旬君がゲスト出演。爆笑しまくりで30分があっという間でした。途中ちょっとだけ花男のこぼれ話もあったし。エアバイオリンもボクシングも麻耶ちゃんのいい間違えも、とにかくすっごい面白かったです。小栗君って面白い。堺雅章のフリ突っ込みが上手いせいもあるんだけど、小栗君のリアクションすごい面白かったです。F4で飲みに…。揃い踏みしたら絶対目立ちますよね。夢のような光景だ…
2007/01/06
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満を持して「王様のブランチ」を観たのに!この地の果てでは花男F4&真央ちゃんの場面がまるまるカットされてた!!ありえないし。これだから田舎はやなんだ。ばかやろーという憤懣やるかたなく、花男2第一話をもう一回見てみた。CMおよび英徳場面は早送り。昨日の記事はもはや感想というよりフラストレーション押さえ込み衝動に近かったので、もう一回冷静に見直してみようと思ったのだけれど、やばいです。見直すほど司が切ないです。つくしが切ないです。煽り文句通りの仕上がり…喜ぶべきか悲しむべきか。そしてそれは花より男子のテイストとは微妙に違うような気もするのね。原作が少女漫画。しかも「ありえない」荒唐無稽な設定の下、恋愛の心情的部分のみリアル…っていうのがこの作品だと思っていたので、そこに道明寺の背負った(鶴見さんに象徴される)現実の「重さ」が圧し掛かってくると、びみょーな感じがするのです。(また鶴見さんが演技上手い上に地に足のついたリアルな雰囲気醸すから)その少しだけ大人びた陰のある松潤道明寺もまたひじょーに魅力的なわけですが。でもお馬鹿な道明寺語炸裂の牧野一筋司がもっと好きなので、ここは早くお定まりの軽い雰囲気に戻って欲しいところです。いずれにしても、松潤と真央ちゃんの場面はどこも胸が痛みました。松潤道明寺が出てくるとどうしてあんなに画面が引き締まるんでしょう。(それは私が彼のファンだからだ)街角で偶然再会したところも、野球場でも、松潤君の表情演技は見事でした。それをきちんと画面で見せるところが上手いです。彼の顔演技は一見の価値がありますね。他のドラマでもこうなのかな。やっぱり「ごくせん」「君はペット」とか見るべきかな。とにかく冷たさに何か理由があるっていうのがはっきりと分かるので、道明寺が単純な悪役にはなってないです。小栗花沢類のジュースぶくぶく、水鉄砲ぴゅーっ、可愛かった~。不思議王子様キャラ。OPでも花沢類と道明寺は白黒で対比されてると思うのだけれど、そのキャラクターイメージそのままに、二人は少女の夢見る究極の王子様像って感じなんでしょうねえ。レビューになってねえ!またもやただの松潤道明寺君デレデレ日記になっちゃいました・・・で、脈絡なく松潤道明寺にトライしてみた。(トライ!)
2007/01/06
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相変わらず松潤君の演技はいい。牧野に対する想いは変わっていない事がその表情から読み取れる。でもすれ違っちゃうのよね。恋愛ドラマの常道です。ですが・・・・つらい!この状態のまま滋が二人の間に乱入してくるのはすごく辛いなあ。本日の私的メインは椿お姉さんに牧野が涙ながらに真情を吐露する場面でした。思わず涙してしまいました。恋する乙女は辛いよねえ。最終的にはちゃんと道明寺と牧野に落ち着くと分かっていても、合間に二人の心がちゃんと通い合う場面を入れてくれないと、かなりテンション下がりそうです。つかじれったいです。1の時は二話以上またがって二人がぎくしゃくってあんまりなかった…ですよね。そのノリで、今回もどうにかして欲しいですが…まあ、情報誌バレで3話までは滋を引きずりそうなので、それくらいは我慢なのかな。第一話では、既に安穏とした学生気分に浸って入られない、社会に出てしまった大人としての道明寺の立場はすごく分かりやすく描かれていたと思います。(大学生ではありますけど)あの悪夢も、道明寺財閥による犠牲者、ってことなのでしょうか。意図せずとも他者を追い落とし時には死にまで追い詰める己が財閥の罪悪感に苛まれているってこと?かなあと思いましたが。(勘違いの可能性大ですが)その道明寺から見れば、F3も牧野も、全く別世界の人間ですよね。生き馬の目を抜く競争社会の荒波にまだもまれているわけではないのだから。でも、その彼が後生大事につくしの贈り物のクッキーの箱を持っている、という画面、そして何よりつくしと対面したときの道明寺(松本潤)の表情から、彼の本心はうかがい知れるわけですが。二人ともお互いが大好きなのに、ストレートにそれを伝え合うことができない、通い合わせる事ができない、というのは…非常にじれったいけれど、それこそがラブストーリーだからなあ。滋ちゃんは好きなキャラだし、演じている加藤さんも役にぴったりで、なかなか可愛いんですけど、料理の仕方次第でホントにどきどきしそうです。こんな、二人の気持ちがすれ違ったままで、しかも一年のブランクがあって、そのうえ滋ちゃんという強力なライバルまで出てきたら。つくしに同情しちゃいます。その意味では、F3、なかんずく花沢類が彼女の傍にいてくれるのは心強いなあ。と思わせるところがわりと絶妙な塩梅かも。でもきっと、花沢類がそばにいても牧野が道明寺を好きになったように、滋が目の前に現れても道明寺は牧野が好きですよね。そうじゃないとこの物語は成立しないですもんね。てことで3話まで我慢だ!・・・なのか?
2007/01/05
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「花男2」待ち遠しくてTVつけっぱなしです。「花男」の松本道明寺の良さは、台詞のないときの雄弁な表情にある、とDVD通して観て思いました。口をつぐんでじっと見つめるだけで内面をじつにはっきりと印象的に見せる。だから「道明寺」にお馬鹿な乱暴モノ、演出によるおいしい役柄というだけでない「深み」を与えている気がするのですが…これってにわかファンの思い込みくさいかな。でも愛しさを込めてつくしを見つめる眼差しや切ない表情にどきっとしてしまった女性は多かったみたいですから、あながち先走り妄想ってわけでもないですよね。大河原滋もレギュラーで出てくるし、今日買いに走ったTV情報誌によれば「つくし衝撃」の第二話らしいし、司とつくしの間には障害や試練がこれでもかって用意されているのでしょうが、それでも道明寺松潤君の表情マジックで、つくしへの変わらぬ想いを感じさせてくれるといいな。原作で何が好きって、どんなことがあっても揺らがない道明寺のつくしへの想いが一番好きだから。というかそれって少女漫画の王子様の必須要素なので、おそらくそこを外すことはないですよね。ということで二人の恋愛ドラマをゆったりと、でもドキドキしながら見守りたいです。放映開始まで一時間をきりました♪
2007/01/05
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あまりにも有名な少女漫画が原作。でも原作を読んだ事がなくて、どんな話かも全く知らなかったんですよね。 ところが。 年末、何の気なしにつけていたTVで流れていたドラマ。 ちょうど加賀まり子さんに井上真央ちゃんが噛み付いている場面でした。(8話) 啖呵をきって出て行く少女、そして焦燥に駆られた様子で駆け込んでくる松潤。彼はすぐに後を追いかけ、少女の名を叫ぶ。 そこらあたりで、おやこれはどうやらあの有名な「花より男子」というやつではなかろうかと漠然と気がついたんだけど、どうにも目を離す事が出来ず、とうとうそこから8話ラストまで画面に目が釘付けになってしまいました。 なんと言うか…それまで松本潤って名前しか知らないような存在だったのに、なのに、彼の道明寺はむちゃくちゃ奇天烈なのにかっこよくて、その話終了時には彼に魂吸い取られてました。 決定的だったのはその後朝に始まった再放送。 忘れもしない第3話。 それでまた同じ轍をひた走り、翌日には原作マンガを全巻大人買い。 挙句の果てにDVDBOXも買いに走る始末です。そして3日で全話3回通して繰り返し見続けて…はっと気がつけばどっぷりでした。 ハプニング大賞まで見ちゃった…。 今までの自分だったらそれこそありえねー。 インタビューなんかを見ても、松本潤君が好きになるばかりですよ。 「僕は妹に恋をする」の松潤君も、スチールだけしか見ていないけれど、透き通るような美しさでため息出そうでした。 松本潤君って…素敵ですよね…今更ですけど。ジャニーズって全く興味なかったのに、強烈に惹きつけられる松潤君の魔力ってすごいです。いよいよ明日から「2」が開始。すごく楽しみです!!
2007/01/04
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