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2008.07.30
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2007年11月09日発売赤ひげ〈普及版〉



黒澤明監督の作品です。
ある病院の院長さんから見てみなさいと言われたので見てみました。
白黒の映画です。

オランダ医学を学んだ保本は,地方の診療所で献身的な医療行為を続ける赤ひげに会います。
保本は誰でも治療できる患者を診ることに抵抗を感じています。
一方,「貧困と無知への戦い」が赤ひげの主張です。

保本は赤ひげのお手伝いをします。
しかし,臨終をまともに看取ることができなかったり,手術に立ち会って気を失ったりしてしまいます。

また,罪を犯した女であっても,やむを得ない事情だと判断して放免にしてやります。

保本が赤ひげの態度に尊敬の念を抱き始めたころ,売春宿に潜んでいた女の子のケアを任されます。
保本にとって初めて担当する患者です。
女の子は最初のうちは怯えて口を開きません。
しかし,同じ部屋で毎日過ごすうち,口をきくようになります。
逆に保本が寝込んでしまうと,女の子が看病してくれるようになります。




この映画を見て医師を志した人が多かったようです。
診察をするというよりは,その街の生活を見守るといった感じです。
特に,患者が心の病を抱えている場合,患者個人の症状だけを診ていても治りません。
その患者がどうしてそのような状態に至ったのか,患者とかかわりのある人から事情を聞きながら原因を探っていきます。


それにしても,赤ひげを演じる三船敏郎の存在感はすごいです。
圧倒されてしまいます。
三船敏郎はそれほど背丈はなかったといいます。
しかし,ひげを蓄えていて,どっしりと構えているだけで畏敬の念を抱いてしまいます。
強面で近づきにくい印象を持つし,実際に力も強いです。

街を巡回するだけで,人々が赤ひげを囲んで慕っていることから,赤ひげは人々の生活の一部になっています。





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最終更新日  2008.07.30 10:59:27
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Re:赤ひげ(07/30)  
流花 さん
黒澤作品の中で未だに観ていない1本です。

観てみたいな・・・

ところで、黒澤作品の中で一番すきなのは『生きる』です。

むむむさんは観たかな?
(2008.07.30 20:31:09)

まだ  
見てないんです。

今度借りてきて見たみたいと思います!
(2008.07.30 21:14:51)

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