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2009.04.18
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カテゴリ: 社会問題
野依科学奨励賞 「発明少年」5年連続受賞


 富山市立芝園中2年の山本良太君(14)(富山市粟島町)が、国立科学博物館(東京)の「野依科学奨励賞」を受賞した。同賞の受賞は5年連続。山本君は小学校6年生の時に国内最年少で特許を取得した「発明少年」として知られる。

  今回のテーマは「鳴き砂の研究」。汚染の少ない海岸にしか残されていない「鳴き砂」が、細かくなったペットボトルなどのごみと混じると、鳴かなくなることを突き止めた。

  同賞は、自然科学分野を研究した小中学生に贈られ、ノーベル化学賞受賞者の野依良治・理化学研究所理事長の協力で2002年7月に創設された。今年は小中学生の部から8作品(応募数61件)、指導者の部から2件(同13件)が選ばれた。

  山本君は「身近にある環境問題を訴えたいという意識もあった。来年は新たなテーマで挑戦したい」と話している。
(2009年3月24日 読売新聞)




小学生の時に傘を置き忘れると注意喚起する発明をした発明少年でよく知られています。


鳴き砂は従来,乾いた砂であることが条件であると考えられていたそうです。
鳥取の鳴き砂は有名です。
しかし,オーストラリアの海水につかった砂も鳴くことを知ったことをきっかけとして,砂が鳴く条件について考え始めたそうです。

鳴かない砂を1年かけて振り続けたそうです。
手で振るのは疲れるので,ペットボトルに入れた水を含んだ砂を自転車のかごに入れ,わざわざ悪路を通って振動を与え続けたそうです。

ときどきペットボトルから砂を取り出して顕微鏡で不純物がなくなっていく様子を観察したそうです。
そして1年たってついに水が入っていても砂が鳴くまでになったそうです。

ここからさらに砂が鳴かないことは,私たちに環境が悪くなって砂が汚されていることを教えていると付け加えています。

地道な努力とそこから環境問題への関心にまでつなげた素晴らしい研究だと思いました。
そして何より楽しみながら研究をしているということです。
そこには純粋な知的好奇心だけがあります。






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最終更新日  2009.04.18 13:46:32
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Re:「発明少年」(04/18)  
manitousanblog  さん
('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)ウンウン

学者ですね~~~!!

研究者や芸術家は、
これが命!!

すばらしい!!

(*^-^*)
(2009.04.18 18:29:41)

最初は  
むむむぽん  さん
>manitousanblogさん

お金がない中でどれほどの研究ができるのかと思って特集をみていたけど,お金がなくても知恵と努力でできることはたくさんあるんだと気付かされましたヽ(*^^*)ノ

(2009.04.18 20:49:10)

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