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2009.04.30
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カテゴリ: クスリ・自己啓発


人生の重荷をプラスにする人、マイナスにする人


劣等感と寂しさ

誰かから何か仕事を頼まれるとうれしいのはなぜだろう。
それは自己無価値観があるから,仕事を頼まれるとうれしいのである。
自分には価値がないと感じているから,人から声をかけられたことがうれしいのである。
ことにえらい人から声をかけられるとうれしい。
声をかけられるとうれしいのは,寂しさもあるが劣等感もある。
そこで引き受けなくてもいい仕事を引き受けてしまう。
そこから無理をする毎日が始まる。

このあなたの劣等感と寂しさが,ずるい人のツケ目なのである。
あなたが何もする必要のない仕事を引き受けるのは,劣等感と寂しさからである。

辛い思いをする。
無理に無理を重ねて体を壊す。

頼んだ人はあなたのことを尊敬しているわけでもないし,あなたが彼にとって大事な人でもない。
誰にも押し付けられないような仕事を,うまくあなたに押し付けているだけである。
だからあなたが体を壊したって無関心である。
もう引き受けてのない仕事を引き受けてくれる人がいなくなったというだけである。
確かに困るかもしれないが,その人はすぐにほかの人を探す。
それなのにあなたは声をかけられたことがうれしくて仕事を引き受け,無理をして体を壊す。

燃え尽きた人の人間関係はゆがんでいる。
おかしな人ばかりが周囲に集まっているかもしれない。
しかしやはり燃え尽きた人は自分が悪いのである。

しかし彼は誰にでも仕事を頼むわけではない。
ちょうど詐欺師が,誰でもだまそうとするわけではないのと同じである。
騙しやすい人をだますのが詐欺師である。

あなたが燃え尽きるほど仕事を頼んだ人は,詐欺師と同じだったのである。
そして何度も言うように,その詐欺師を呼び寄せたのはあなた自身の劣等感であり,孤独感である。


なにがうれしいのかということが変わらない限り,また同じ過ちを繰り返す。

人に何かを頼まれてうれしいという気持ちがなくなった時に,ずるい人の餌に引っかからなくなったということである。
そうなってはじめて,この仕事は引き受けた方が自分にとっていいのか悪いのかが判断できる。
相手に対する思いやりから仕事を引き受けられる。
相手に対する思いやりや,仕事そのものに対する興味から仕事を引き受けた場合には,燃え尽きることはない。
仕事そのことから喜びを引き出せる。
仕事をすることそのことに満足がある。

しかし頼まれたことがうれしくて引き受けた仕事の場合には,仕事をすることそのことに満足がない。
満足がなければ仕事は辛いだけである。
本来する必要のない仕事をしながらも,満足がない。




自分の背負っている重荷が辛くなるのは,それがそもそも背負うべき重荷ではないからかもしれません。
自分が背負うべきと感じた重荷であればそれは自分の中でうまく消化できそうです。
ただ仕事への理想と現実の辛さにあまりのギャップがある時もあるかもしれません。

昨日,教師の過剰な勤務実態が紹介されていました。
採点や授業の準備(教材づくり)はもちろん,各種会議,日報や父母へのお知らせ作成など休む暇がないとのことでした。
1日11時間労働で,うち休みが取れるのは8分とか。
トイレに行く時間もないようです。
昼の給食の時間は一緒に給食をとりながら採点をしないと追いつかないようです。
そこに輪をかけて,ゆとり教育からの揺り戻しで授業時間の増加です。

さらに最近ではモンスターペアレント対策,学級崩壊など,従来は築かれていた親と先生の上下関係が完全に逆転してしまったようです。
先生の負担は増えるばかりでうつ病にかかる人が増えています。
これでは生徒と触れ合う機会がつくることができないと思います。

そういうときには,現実に抱える重荷が仕事を通じて自分がしたいことに照らし合わせて背負うべきものかどうかを考え直す必要がありそうです。
自分が教わった先生にあこがれて自分も晴れて先生になったはずなのに,現実の辛さは想像を超えています。






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最終更新日  2009.04.30 10:42:06
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そこに山があるから  
流花 さん
登るんだ・・・って言う登山家のコトバ・・・

自分自身のために、自分自身の達成感を得るために・・・そこに他人のことはないんですよね。

わたし、そういう生き方をしていきたい。

昨日わたしもテレビで教師の実態を観ました。同じ番組かな?

何のための教育だろう・・・何のための学校なんだろう・・・って『?????』マークがいっぱいになってしまった。
(2009.04.30 20:41:53)

学校って  
>流花さん

勉強を教える場だけではないはずなのに・・・先生のゆとりがないのに心を豊かにする教育ができるわけないですよね。。

自分もすべて失っても心だけは失いたくないなと思います。
つまりは「忙」って状態を作らないように。。

自分もそこに山があるから登るという生き方ができれば幸せだな~と思います(^▽^*)

(2009.04.30 21:33:06)

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