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2009.08.17
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終戦記念日に必ず放送される「火垂るの墓」を見ました。
今回で3回~4回目ぐらいかな。
神戸市の御影が舞台になっていて,場所が実家から近いこともあって他人事のようにも思えずに見てしまいます。

最初は反戦映画かと思ってましたが,そういう意図で作られたものではないらしいです。

むしろ,どうしても抗えない時代の流れに身を置くしかないなかで,尊い兄弟愛を描いています。

身寄りのない兄弟は親戚の家に預けられていたものの,疎ましく思われた末に清太自らが家を出る決心をします。
そう決心がついたのも,親が残してくれた7,000円もの預金が使えたからだと思いました。
そのお金があるだけまだ恵まれていた。
でも,お金があるだけでは不十分で,周りとの人間関係がなければ生き抜くことはできなかった。


妹の節子の気持ちを尊重して,2人で防空壕で暮らすことを決めたわけですが,これは清太が周りとの関係よりも,節子への愛情を優先したということなんでしょう。

結果がどうであれ,そのときの2人の判断,特に清太の判断は妹への愛情からなされた。

この映画で伝えたかったのは,戦争の悲惨さもあるけれど,より本質的にはそういう極限の状況に置かれたときでも,消えることのない兄弟愛があったということ,裏返せば,平時から兄弟愛を大事にしましょうというメッセージかもしれません。





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最終更新日  2009.08.17 00:27:06
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