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2011.07.28
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価格:735円(税込、送料別)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
貧困層は最貧困層へ、中流の人々も尋常ならざるペースで貧困層へと転落していく。急激に進む社会の二極化の足元で何が起きているのか。追いやられる人々の肉声を通して、その現状を報告する。弱者を食いものにし一部の富者が潤ってゆくという世界構造の中で、それでもあきらめず、この流れに抵抗しようとする人々の「新しい戦略」とは何か。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
堤未果(ツツミミカ)
東京生まれ。ニューヨーク州立大学国際関係論学科学士号取得。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連婦人開発基金(UNIFEM)、アムネスティ・インターナショナル・NY支局員を経て、米国野村證券に勤務中、9・11同時多発テロに遭遇、以後ジャーナリストとして活躍。現在はNY-東京間を行き来しながら執筆、講演活動を行っている。2006年『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命-なぜあの国にまだ希望があるのか』(海鳴社)で黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




新自由主義のもと民営化を進めるとこうも格差が拡大するのかというのが率直な感想。

医療についても,教育についても,戦争についても。
戦争については「戦争ビジネス」という語があるくらいです。
アメリカは徴兵制を敷かなくても兵士が集まる仕組みになっています。
政府がただ格差を拡大する政策をとりさえすれば,兵士は集まるのです。

アメリカン・ドリームというのは過去のものという感じがします。
機会の平等が成功者と失敗者を分け,その子ども世代には教育,医療,住宅,雇用などあらゆる機会の不平等を生みます。

医療についても,保険会社が医療サービスの質を決める権限を有したために保険料が急増したうえ,貧困者やリスクの高い患者を排除する逆選択が行われています。


アメリカ自体がデフォルトの可能性をはらんでいるのに,財政支出をする余裕などなさそうな気がします。

財政難であっても効率化していいところとそうでないところは分野によってあるはずです。
「住民の生活の論理」を踏まえない市場原理は短期的に効率的に見えるし,グローバル競争に強いかもしれない。
けれど,格差を拡大し,ひいては国を滅ぼすことにもつながるのではなかろうか。





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最終更新日  2011.07.28 14:12:54
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