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2013.06.25
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カテゴリ: 学校
フードデザート問題の本質は食品への地理的アクセスというより,社会的孤立を詳らかにし支援するネットワークの欠如にあるのではないか。
何らかの理由で声を上げられない人が社会的に排除されていく悪循環があるようにみえる。
コミュニティデザートと言い換えてもいいかもしれない。

そんなわけで2回にわけてフードデザート問題を扱いました。
前半はビデオを見ながらフードデザート問題の実態とその解決策をリアクションペーパーに書いてもらいました。
後半は東日本大震災の被災地である岩手県山田町の事例から,食料供給と住宅の復興プロセスを検討するなかで,フードデザート問題解決のための課題を考えます。

自家用車を保有していない高齢者,アクセスの悪い高台の仮設住宅に移住した避難者を中心としてフードデザート問題が生じている可能性がわかります。
しかし,食品へのアクセシビリティを改善するための取り組みは採算を確保できていません。
またたとえ,栄養のある新鮮な食品が入手可能な状態になったとしても,コミュニティが希薄化して社会的孤立が改善されない限りはその地域は健全とはいえないのではないかと思います。


人とのつながりの中においてこそ,人は人としての生きがいを見出すことができると考えます。
共助というのは簡単ですが,ビジネスとして維持可能な形で再生しうるのか,意外とビジネスとは関係ないところでこういった社会関係は育まれるものかもしれません。





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最終更新日  2013.06.25 22:47:11
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