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7月26日はリコール投票日でした。
春先から街頭でたまに罷免運動を見かけていましたが、ここまで大々的に選挙で罷免に同意か不同意かを問う規模のものだとは思いませんでした。
きっかけは、花蓮の立法議員である傅坤奇の大陸訪問+野党の国民党と民衆党の多数によって可決された国会改革法案が台湾の国家安全保障を脅かしていると非難されたことですいわゆる2024年5月の青い鳥運動、国会のある建物の前の通りが青島路で、青島と区別をつけるために青い鳥と命名。
国民党議員の多くが「親中国」と非難され、「反共産主義と台湾防衛」を訴えるリコール運動に直面します。
結果として、国民党議員24名と人民党市長1名のリコール案件が7月26日に投票されました。リコールが可決されれば、空席となった議席は改選され、台湾議会の与野党構図に変化が生じる可能性がありました。
リコール可決の条件は、賛成票数が反対票数を上回り、かつ賛成票数が有権者総数の4分の1以上(25%以上)で、最近基準が緩和されて罷免されやすい条件になったようです。
自分には住民票を移しておらず、滞在歴も少ないので投票権はなし。
最寄りの小学校が投票所になっていました。
結果は、24人の議員と新竹市の高虹安市長に対するリコール動議はすべて否決。
5人の立法議員(汪宏偉、李延秀、徐喬新、葉元志、傅坤奇)のリコールに賛成する票数が基準を超えたが、反対票数が賛成票数を上回りました。
結構微妙な差の候補もいましたが、とりあえず現状維持の方向です。
この後も地域を変えてリコール選挙が控えているようなので引き続き行方を見守りたいです。