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住宅に関しては「おたく」かもしれない…いろんな面で。もっとも、この業界で一生懸命にやっている方々は多少なりともその類だと…(笑)一般的な住宅の性能に関して疑問を持ち、深く考えるようになったのは10年ほど前かな…それまでは「デザイン」のことばかり考えていた。と言っても、「売建住宅」だったので、派手でゴチャゴチャした外観に、制限だらけのプラン…思い返せば恥ずかしいほど…「某パワービルダー」に在籍していた頃から視野が広まった。「自然素材」「輸入建材」「高気密・高断熱」「耐震性能」「民家や輸入住宅のディテール」なんてのを、手当たり次第に摸索し、追求してきた。その中で「断熱」ってのも様々な方法を試してきた。一般的なグラスウール、ロックウールはもとより「インシュレーションボード」「石油系繊維断熱材」「発砲系断熱材」「ウール」「セルロースファイバー」などなど…で、たどり着いたのが「現場発泡工法」だった。ウレタンの原液を現場で吹き付ける方法です。気密と断熱が同時に、そして高精度で施工できる。コストや環境負荷の問題は残るが、省エネルギーの観点からは優等生。その工法を信じて疑いもしなかったのだが、昨年に新展開が…アメリカ製の「リフレティックス」なる素材を使った「遮熱理論」に関してのセミナーを興味本位で受けてみた。「エライサン」の話では、今後の「常識」にもなり得る!なんて…資料を徹底的に読み潰し、講師を質問攻めに。とうとう「この先は企業秘密です!」なんて言い出した。FCっぽいやり方も気に入らない。ウサンクサイ…ひょんなきっかけから会場で知り合った”T氏”。彼曰く「同じような商品を扱っている人物を知っている」とのこと。うん、逢いに行きましょう。。。「アストロフォイル」は「リフレ…」同様にアメリカ製。基本的には「宇宙服」と同じ理論なのです。代表者の”H氏”は…すごいパワーの持ち主!ボクより一つ年上なのだが、アメリカや中国を飛び回り、独自のルートで事業を展開しているそうだ。都合、10時間以上を費やして取引が決定。奈良県の代理店として取り扱いを始めた。この工法は実例が少なく、現場でも試行錯誤らしい。検討要件は莫大…
2006.01.31
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昨日の話なのですが…日数稼ぎ?ははっ。。。大和郡山市で着工中の「九条の町屋」…個性的な現代民家です。昼過ぎにクライアントの”T夫妻”と橿原で待ち合わせ。「手水鉢」が二つ必要なのですが、出来れば「野暮ったい」のが欲しい。で、陶芸家の”遊亀”氏に相談したら「自分で作ればぁ?」なんて。。。クライアントは大喜び!予算を押さえたうえで「手作り」の手水鉢なんてイイよねぇ。。。手捻りで大物を作るのは困難。でも、電動ロクロでは面白くない。今回は「紐作り」です。切り出した粘土を紐状にし、蚊帳布を敷いたボールに貼りこむ。積みあがればひたすらに叩く…無心に叩き続ける。粘土同士を密着させ、空気を抜き、厚みを一定にする作業。御主人には「洗面用」をお願いした。焼き上がりが40cmを超える大物だから、けっこう「力技」なのです。奥様は廊下に設置する手洗いを。”遊亀”先生は、余計な指導をしないのです。まずは「自由」に。それでも要所を的確に押さええてくれるのです。絵柄を刻んだ「叩き板」でテクスチャーを付けた。内則は、あえて指型を残した仕上げ。釉薬が溶け落ちる過程が出来を左右する。運次第?それでイイのですよ。。。素焼きをせずに、灯油釜での「一発焼」です。大型の手水鉢に、ご主人が「ベンガラ」で刷毛を引く。焼きあがれば落ち着いた風合いの模様となります。削りと釉薬は先生にお任せ。焼き上がりは来月の末頃。今から楽しみです。。。
2006.01.30
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木工家”Y.B.M”君が橿原市で作品展を開催中。仕事の合間に立ち寄ってみた。作品展に関しては…写真も撮ってない(汗)まぁ、気が向いたらアップします(笑)隣の本屋には、彼が最近手に入れた車が。「40型・ランドクルーザー」です!男らしく無骨な作り、強烈な自然換気、スピード感を高める幌の音、内臓に刺激を与えるサスペンション、60kmで会話が困難になるエンジン音、思わずニヤケてしまう注目度…こんなの乗る人、アホですなぁ~(爆)インパネは鉄板剥き出し。基本が「軍用車」だからねぇ。スイッチなんかも、壊れようが無いほどシンプル。山中で壊れても、その場で直せるって感じ。余計な物は何も無い。必要最低限の機能のみを凝縮した「道具」なのです。こんなの乗るヤツって…ゴツい体に無精髭、レイバンにバンダナ、皮ジャンはA2かB3、粗暴で喧嘩っ早い不良オヤジ…なんてイメージ?それがねぇ。。。「ヤサオトコ」なのです。実は強烈な個性と自我を持った「男臭い」ヤツなのですが、見かけが柔らかい…不思議なヤツなのです。。。嬉しくて仕方が無い表情。。。コイツを転がすこと自体が楽しいんだよナ。作品展を抜け出して30分のドライブ。R24を下り、岡寺方面から藤原宮跡へ。写真の左側は「甘樫の丘」です。オッサン二人が似合っちゃうオープンカーって、なかなか無いのです。あぁ、ホロは閉めたままですが…彼にとっては最高の素敵なパートナー。「旅」の臭いがプンプンします。むさ苦しい野郎の二人連れが似合います。ロングピースに「着きの悪いバンジョー」が雰囲気を盛り立てます…ジャンベを二本とバーボン積んで海岸まで走りたいね。。。
2006.01.29
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花屋ではない。造園屋でもない。「植物屋」なのです。。。橿原市葛本町の【風草木】はチョット変わったお店です。アンティークに汚れた雰囲気(実は2年も経ってない)の店構え。オーナーが「ジャンクプランツ」と呼ぶ草木は個性的なものばかり。あちこちに朽ち果てたような古雑貨(ゴミではない!)が置いてある。不思議な空間なのですが、これがとても落ち着くのです。。。オーナーの「M君」とは、数年前に「某NPO」を介して知り合ったのです。店も変わってるが…当然に「原因」は彼にある!長身、スリムで、まぁカッコいい。日焼けした優しそうな笑顔に眼鏡がチョコン。落ち着いた話し振りで…そりゃぁ「モテる」でしょう。。。が…現場仕事でもないのに、作業着に地下足袋を履いてコンビニに颯爽と…(笑)飾らないって言うか、それが彼のスタイル。生き様?ポリシー?コンセプト?たぶん本人は深く考えてないのでしょうネ…店舗改装工事の一部は【CRAFT】で請け負いました。基本的には「セルフビルド」なので「素人」では難易な部分をお手伝い。ファサードの上部は桧の板を横張にしてステイン仕上、入り口付近と室内壁はコテ塗り仕上。綺麗な状態では面白くないので、刷毛にペンキを含ませてスプラッシュ!で、もう一度コテで撫で付けて「汚し」ました。スキップフロアの事務室&接客室は木の床をステインで、壁は「汚れた感じのペンキ塗り」です。ちなみに玄関ドアはボクが手作りいたしました。「ボロい感じのドア」なんて、建具屋さんは作ってくれないから…これを機会に「溶接」も始めました。。。入り口付近の低いウッドデッキや窓の装飾もオーナーの手作り。彼自身も「デザイナー」なのです。「廃材を使ったアート」のコンテストでの優勝経験もあるのです!だから店舗のディスプレーも「アート」してます。橿原方面にお越しの際はお立ち寄りください!不思議な気持ちになれますヨ。。。【風草木】のホームページ→こちらなにやら怪しい雰囲気ですが…(笑)古いドアなんかもディスプレーにしちゃうのです!
2006.01.27
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明日に納品の「壁掛けマガジンラック」が完成。。。昨日に枠組みは作ったのだが、夜に打ち合わせが有ったのでタイムアウト…今日は午前中は私用で自宅にいた。で、午後から工房で黙々と。合計8時間ほどかかってしまったが、満足な出来栄えなのでOK。。。側板、底板、棚板は吉野桧の一等材。ボードの部分はボルドーパインの羽目板。小さな部材は杉にホワイトウッド、米松と…木材サンプルみたいだね…(笑) コストを押さえるために建築廃材だけで作るとこうなってしまうのです。写真では解りにくいが、実は「節だらけ」なのです。仕上もサラッとサンダーを当てただけでピカピカにはしていない。そのほうが「手作りっぽい」からね。A4サイズの雑誌が重ねずに6冊並びます。お子様の絵本のためのものですが、それだけでイイ感じのディスプレーになります。雑誌も積み上げれば見苦しいが、上手に収納すればカッコいいもんね。さて、見た目には普通のラックなのですが、実は小細工が。下部のフランス落としを外すと。。。中に小物が隠せます!スペアキーなども掛けれるように桟木を仕込んで有ります。ご主人の要望だったのですが、この細工に苦労したのです。所詮は「廃材」なので、曲がってたり反ってたり…図面も引いてないのです。デザインや収まりは作りながら考えてる有様…行き当たりばったり…(笑)ちょっとしたアイデアで楽しいファニチャーになる。自己満足では有るだろうが、人を驚かすのも楽しいのですよねぇ。。。
2006.01.26
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仕事の合間に作っていた「パドルホルダー」を仕上げた。3セット、6個。同じ物をいくつも作るのは苦手なのですが…荒っぽい仕上げだから多少の寸法誤差はOK?一面だけ木肌を残し、他の面はグラインダーで「なぐり風」に。オイルステインで少しだけ色を付け、バーナーで軽く焙る。クラックに染み込んだステインが「トラ目」みたいで面白くなった。アジア風の雰囲気は出せたかな。。。明日には「壁掛けマガジンラック」と「リビングドアの飾り木」を完成させなければならないのです!でも、今日は午後から来客が多くて…思うように作業がはかどらなかった。19時からは打ち合わせで大阪へ。終わったのは23時半…しゃべり過ぎで疲れたし、工房は寒いし…明日の日中はシャッターを閉めて作業に没頭しよう…こうして並べると…生き物みたいで妙だよなぁ…
2006.01.25
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事務所の片隅に吊るされたアコースティックギター。そう丁寧に扱ってはいないが、一番大切なギター。。。「アリス」が流行ってた。そう、「ちんぺい」の髪の毛も充分に有り、「ベーヤン」は演歌を唄ってなかった頃です(笑) ボクは冴えない中学生だった。友人の兄貴が弾く姿を見て「カッコいい!」と思い、押入れの隅からオヤジのクラッシックギターを引っ張り出して練習してた。でも…あまりカッコ良くない…年玉をかき集め、小遣いを前借して天王寺の楽器屋に走った。手に入れたのが写真の「Morris-TF60」です。TOPはスプルースの単板、バックはスリーピース。インレイが派手な「Martin-D45」のコピーモデル。その頃から「目立ちたがり」だったのですねぇ。。。(笑)ピックガードは10年ほど前に「ハミングバード」タイプに交換。ブリッジは極限まで落としてある。ハードな弾き方をしなくなったのと、指の痛さに耐えかねて…だからライトゲージです。ダラダラとアルペジオで流すには充分だから。アコギは長い間これ1本だった。現在はフォークギターだけでも7本(ジャンク・B級も含む)も持ってるが…(汗笑) 15歳で買ったから…この子は25歳だね。イイ感じに枯れた音を出す。っても…腕は全く進歩しないのでねぇ…(笑)当時で「\60000」だったのだが、現在は中古品にプレミアムがついてるようです。上質の木材が少なくなったことが原因かな?同程度の新品なら10万円ぐらい出さないと手に入らないようです。まぁ、極限の高級品には興味もないんだけどね。キャンプなんかもガンガン持って行って砂浜でかき鳴らしたりした。アチコチが傷だらけ。ピカピカに磨くわけでもない。でも、溢れるほどの想い出が詰まったギターなのです。。。 ギターハンガーは自作なのですヨ。。。
2006.01.24
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知人の木工作家”Y.B.M”氏を訪ねた。彼が「ヨンマル」を譲ってもらった「H氏」の「離れ改築工事」の打ち合わせ。桜井市の町外れ、山裾のノンビリしたロケーション。小川に面した心地良い風が流れる素敵な場所です。初期提案ではパインの羽目板を多用した「カントリー風」で考えていたのだが、クライアントの「イメージ」は…彼が「参考書」として提示したのは「ネズミさんの絵本」でした。。。(笑)ってコトは…もっと「ラフ&ワイルド」に?何を使おうか?イメージは「杉」じゃないし…土壁?いやいや、子供部屋だからなぁ。泥臭いのは好みじゃないだろうし。二段ベッド?どっちが上かで喧嘩しそう…8畳の空間を最大限に利用するには「縦」に使いたいが、屋根の勾配が緩くて…天井は解体し、吹き抜けにはするのだが、それでも最大高は3.5m程度か…コストも徹底的に抑えなければならない。どうすれば…うん、丸太だね。「柱」に製材する前の丸太を部分的に面付けして使おうか。これなら「柱材」と同価格で手に入る。「H=1900」に天端を揃え、24mmのラーチを打ち付けた小さなロフトをベッドに設えよう。勉強机代わりのカウンターは「栃」か「楢」がイイかな?安価な材料を使っても、決して「チープ」にならぬように。「茶室」にも通じる「侘び・寂び」の真意?そう、お金をかけずとも、素敵な空間は実現できるのです!…だから「儲からない」のですよね。。。(悲泣)
2006.01.23
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昼から工房へ。オーダー品(カヌーのパドルホルダー)を作らなければならないのだが…二ヵ月も放置状態なのです… 小さな部材だが、それなりの強度は必要。アジア風の雰囲気で仕上たいし…そんな訳で素材はミャンマーチークの古材の端くれに決定。まずは「墨付け」です。切り出した部材に寸法を刻む。っても…途中で変更ばかりなのでね。基本的なディテールを切り出した。が…荒っぽく仕上げたいのに「グラインダー」が無い!あぁ、”NAOTO”の車か…二度手間になるので本日は中止。サッサと家に帰りましょう。。。っても、家族は実家に遊びに行って帰ってない。外食っても、今日は気分じゃない。冷蔵庫にはたいした物は無かったな…で、スーパーで食材の物色。。。今夜は「焼肉丼」となりました。うん、我ながら美味。。。オマケで「ホルモンのスタミナ煮込み」なども…これじゃぁ痩せないね…(笑)
2006.01.22
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仕事柄、家族と一緒に食事をする事は少ない。昼食はほとんど、夕食も半分以上は外食。あぁ、事務所で「カップラーメン」ってのも多いナ。不規則な食生活が「体重増加」の要因?いや、いい訳ですが…(笑)以前から気になっていたお店。三条通のハワイ料理店「HANA・DINING」へ立ち寄りました。ハワイへは一度だけ行ったことがある。グアムは2回。しかし、旅行では「チャモロ料理」は食べる機会が少ないのです。「ロコモコ」とは…日系人が生み出したハワイの丼?まぁ、そんな物。ご飯にハンバーグ、目玉焼き、サラダを乗せてグレービーソースってのをかけた物です。って…ボクが学生時代から普通に作ってた料理だぞ!皿洗いが面倒なので、大きな皿に全てを乗せてしまうのです。スプーンだけで食べれるので方付けが楽なのです。両親が共働きであるが故に生み出した「省エネ料理」なのだが…お店では、いろんなバリエーションが有った。唐揚げ、フライ、スパム…それが「ハーフ&ハーフ」で食べれて、ローカルビール、アペリティフ、スープ、デザートに「コナ・コーヒー」まで付いて「\1480」なのです!うん、満足。。。家に帰ってダラダラ過ごしてた。明日は昼から出社の予定なのでね。深夜に小腹が空いたので「ミニ・モツ鍋」を作った。出汁が面倒なので「ウェイパー」を使って中華風に。サラッと完食してコタツで爆睡。。。。
2006.01.21
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奈良町の「蓬」という食事処へ出向いた。12月のブログにも書いたが、この店の「看板」を作ったのです。 奈良町の民家で パンパンに… 看板が完成!しばらくは慣れてないだろうし、関係者や招待客で忙しいだろうからね。落ち着いた頃に「襲撃」しようと考えてたのです。で、数日前に近況報告があったのを受けて襲撃。昼過ぎに行って見ると…女将が外に?通りがかりの観光客と話をしている。地道な営業活動におもわずニヤリ。。。店構えもさることながら、看板もどうやら好評な様子で安心。。。ランチは一種類だけ。旬の素材を丁寧な下ごしらえで上手に使ってる。今日のメニューは「かす汁・鳥鍋・天婦羅の盛り合わせ・紫芋のおぼろ豆腐・小鉢が数品・こだわりの白米」に「白玉の小豆とクリーム添え・梅昆布茶」まで付いて「\1200」なのです!名の通った店なら「\2000」以上?ウム、嬉しい期待外れ(失礼!)でした。一品ずつをタイミングを見計らいながら出す「もてなし」にこだわる。短期間だが「旅館の女将修行」も経験しているので、そのあたりは流石だね。料理はお母さんが担当なのだが、「お袋の味」を基本に洗練された味付け。天婦羅の火の通り具合が絶妙だったよ!決して豪華な店ではない。内装も内庭もすべて自分たちで作り上げた「手作り」の店。ファニチャーもバラバラで…有る意味「野暮ったい」のですが…それが安心できるのかな?ユックリと食事できました。。。奈良町散策のついでにぜひお立ち寄り下さい!→ 地図
2006.01.19
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年末に突然の来客。まだ若い奥様だった。幾つかの工務店やハウスメーカーを見てきたが、奥様ご自身は「納得がいかない」とのこと。やはり「自然素材」が好きで、ナチュラル感覚の家を望んでいる様子。ところが、ご主人は「普通の家」が良いらしい。普通って…聞けばご実家を「某大手プレハブメーカー・ダ○ワハウス」で建てられたそうで、「ソレで気に入ってるんだからいいんじゃない?」ってことでした。普通…【CRAFT】の家は普通じゃない?プレハブは普通?あぁ、たくさん建ってる家が「普通の家」なのかな… 一般的な家?テクスチャーを平均化したような… 個性の抑制なのかな? 建売住宅は普通?なんだよなぁ…(悩)過去には「パワービルダー」の店長をしていた経験もある。もっと前には「建売」も売ってた。そう、「普通の家」を建ててきた経歴があるのです。で、そういう家は「建売業者&ハウスメーカー」に任せ、クライアントにジャストフィットする家を求めて独立したのです。クライアントが「普通の家」を求めるなら、ソレを建てるのも仕事なのでしょう。プランや詳細を検討するのが面倒ならば、コチラから意向を汲み取ってプレゼンすれば良いのですから。頭の中を「一般向け」に構築し、「万人受け」する家を作れば良いのですから…いや、いいんだろうか?葛藤…「営業活動的」なアクションが好きではないので、今回もクライアントご自身にお任せすることになります。あえて【CRAFT】の家を押し付ける事もしたくないしね。何よりも、ボク自身を理解してくださり、双方の信頼関係を作り上げなければ「家」にはならないと考えていますから。。。≪法隆寺・オフィス&サーフルームの家≫のエントランス
2006.01.18
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火を点ける。そのためには「着火具」が必要。いや、原始的な方法も有るが、体力的&時間的にはデメリットが多いからねぇ~(笑)基本的には「ZIPPO」を愛用。中学生の頃から持ってたゾ!やはり確実だし、シンプルなので故障しない。メンテも安易で、ベーシックなものは安価(\1400ぐらい)だからね。無くしちゃってもそう惜しくは無い。安価…以前は「プレミアム物」も持ってましたが、お気に入りを無くしてからは「一番安いヤツ」を買う事にしてます。性能は同じだし、ボクにとってライターは道具ですから。最近は「RONSON」の「バンジョー」ってのを使ってます。世界初のワンアクションオートマチック!ローラーに触れないので、手が濡れていても問題無い。風に弱い、着火性が悪い、持ちにくいなどの問題も有るが、話題にはなりますね。これはディスカウントショップで「\2000」ぐらいだった。もう一つは「IMCO」のトレンチです。歴史は、この三社の中で最も古いのです!これも元は軍用ライターらしく、無骨でシンプル。ただ…使い勝手は良くないなぁ。「長渕剛」が映画で使ってから、再度そのデザインが見直されたようです。価格は…「\800」らしい。。。以上は全てオイルライター。「百円ライター」はそこらに転がってるが…使わなくはないが…好きじゃない。「百円」っても、全て「おまけ」でも貰った物。買った事はない。なぁんか「日本の使い捨て文化の象徴」みたいでねぇ。アジア諸国では、底にバルブを取り付けて「充填式」にして使っているそうです。見習わなくては、と思うのですが…「充填式ガスライター」は…何処かの引き出しに入ってるかも。まず使わない。特別な理由はないが…まぁ、基本的にオイルライターが好きだからね。必要がないから使ってないだけですね。どうも自分の頭の中に図式が出来ている。 「オイルライター」→アメリカ。ワイルドで無骨。アウトドア。 「ガスライター」→イギリス。紳士の道具。プライドをかけた高級品。 「マッチ」→ロシア。雪の中で揺れる炎。風情はある。 「百円ライター」→日本。軽薄短小。バカな現代文化の集大成。もちろん「偏見」なのでしょうがねぇ…
2006.01.17
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実は、自他共に認める「大食い」なのです。。。今日は昼前より前述のクライアントと現場にて打ち合わせ。壁と屋根の収まりや断熱方法、床材、サッシなどの打ち合わせと確認を行った。そうこうしていると13時半。お腹が空いたので、近くの「有名なご飯屋さん」へと向かう。「国境食堂」。。。ココラでは有名なのです。何が?「トンカツ定食・大」と「カツ丼・大」のボリューム!味ももちろん満足なのですが、初めて見られた方の第一声は「うわぁぁっ!」ですからね。。。監督の”NAOTO”は「トンカツ定食・大」を注文。彼は過去に二回チャレンジじて、ことごとく打ち破れているのです…(笑) で、今回は必ずリベンジを果たすとの事。。。クライアントのご主人はボクと同じ「カツ丼・大」をオーダー。長身だが細身のご主人、無理なんじゃぁないかなぁ…待つことしばし。登場したのは。。。写真では解りにくいが、タバコや味噌汁の椀、レンゲの大きさから判断してください。ご飯は約二合、トンカツは400gぐらいかな?総重量は1kg近いのでは…今回は写真を撮り損ねたが、「トンカツ定食・大」も強烈なのです。こちらはサラダが付いてるがご飯は少ないので「初心者向き」です。カツ丼の場合、味に変化がないので飽きてくるのです。”NAOTO”は見事完食!ようやく屈辱を晴らして満足そう。ご主人は…食べちゃった!(驚) 聞けば、過去にはかなりの「大食い人」だったらしい。ボクは今回は苦戦…途中で喉に詰まっちゃってリズムを崩してしまった…でも、しっかり残さず頂きましたヨ。。。で…晩飯が食えない…半日を経ても未だ胃に残ってる感じがする…あぁ~、しばらくはトンカツ、見たくない…
2006.01.16
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【CRAFT】から生み出される家のほとんどに「テーマ」があり、それに呼応した「サブネーム」が付いてます。「タイトル」?「屋号」?たとえば「伊勢街道・蔵の家」とか「丘の上のキューブ」なんていう、良くあるそんなヤツ。で、今回は何を悩んでいるのか…当初からのリクエストは「サンタフェ・スタイル」なのです。まずはその説明を。。。「サンタフェ」はニューメキシコの州都です。標高2000mを超える高地で、現代では200軒以上のギャラリーが建ち並ぶ「芸術の町」。まぁ、観光地なのかな?法律で建物の外観を規制しているので、とても秩序が良く美しい街並です。教会やホテル、美術館などもほとんどが「サンタフェ・スタイル」です。「サンタフェ・スタイル」…正しくは「プエブロ様式」と呼ばれます。根源は「スパニッシュ・コロニアル様式」に端を発しますので、ディテールは「プロバンス」「スパニッシュ」に類似します。「スペイン→メキシコ→アメリカ」と移り住んだ人々が、先住民「ネイティブ・アメリカン」の伝統技法を取り入れて発展したデザイン。だから歴史は100年程度、ですね。デザインの元となった「タオス・プエブロ」は、サンタフェから100kmほど北東に位置する、北米大陸最古の住居と言われています。土と藁を混ぜ合わせた「日干しレンガ」を積み重ねて作る壁(アドビ)、外壁に突き出した丸太の梁(ビガ)が特徴的なデザイン。壁は赤土色で角が全て丸みを帯び、屋根は素焼瓦を落とし込んだ「陸屋根」です。乱暴な言い方をすれば「ネイティブ・アメリカン」と「スパニッシュ」の融合が「サンタフェ・スタイル」でしょうか。ただし、サンタフェにある建物の多くは「本物のアドビ」では無いようです。コンクリート、モルタルなどに着色しているものも多い様子。確かに、日干し煉瓦の高層建築は構造的にも不安ですね…さぁて。雨の少ない「本家」と、多湿で四季のある「日本」では環境があまりにも違います。外部の丸太の耐用年数なども考えなくてはならない。雨を考えれば陸屋根は不安?それじゃぁ「丸太」を抜き、大屋根を付け、壁を白にすれば…あらら、見事に「スパニッシュ」に!そりゃぁ、ソッチが「本家本元」ですからネ。「藁と土の壁」…日本家屋がそうだよね。赤土色の日干し煉瓦…西アフリカもそんなのだったなぁ。床は素焼きのテラコッタだよねぇ。アルミサッシはブルーに塗るべきか… 考えているうちに頭が混乱してます。リアリティーも追求したいが、過剰な固執は無用。そう、何を求めるのかが大切。そこに戻らなくては… 徹底的にこだわるも良し。細部のディテールも取り入れ、生活スタイルすらも「本場」を手本に忠実に。。。そんなのも素敵だと思います。しかし、相応の問題点も覚悟しなくては…雰囲気、イメージなんてのを上手に取り入れ、かつ自らの生活様式を崩す事無く融合を図る。これがベストでしょうか?ココは「ニューメキシコ」ではなくて「日本の片田舎」なのですから。。。という訳で「サブネーム」に困っているのです・・・今回も「高次元での融合」を目指しているのですが、「サンタフェ」と使うのにも抵抗が…で、現時点では「ネオ・プエブロの家」としております。。。誰か名付けてください!
2006.01.15
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「鉛管服」とは…俗に「つなぎ」と呼ばれる作業着です。そう、「整備士さん」が着ている、上下がつながったヤツですね。なぜ「鉛管服」なのか?鉛の管のように上下が一本につながってるから?水道屋さんが着てたから?良くは知らないが、レトロっぽくてイイ感じなのでね。ボクはずっとそう呼んでます。ボクは木工作業をする時「鉛管服」に着替えます。で、なぜなのか。木工作業の場合、「電気カンナ」や「サンダー」「丸ノコ」などの切削工具、研磨工具を多用します。これらは多量の細かな粉塵を出すのです。で、普通の作業着だとパンツの隙間に溜まってきて…夏場などは汗と「おがくず」が粘土のように…(笑)他の理由は…(1)冬場は着ている服の上から重ね着!ジャンバーを羽織らなくても暖かい!(2)夏場は…作業着の下はパンツ一丁!腰を締めないので風が通り涼しい!(3)イメージ的に「工務店のオッサン」ぽくない。そう、カッコいい!(4)昔、整備士してたので着慣れてる。(中三から着てたのだ!)(5)木造現場では誰も着てないので目立つ。。。問題点は唯一…お腹の具合が悪いときには慌てます…(笑)
2006.01.14
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水曜日からの熱は下がらない。結局、金曜日は一日中を布団で過ごした。朝、6時に飛び起きた。今日は「木津町・州見台」で上棟なのです。天気予報は雨だったが…外は小降り。念のためにパソコンで調べれば、午後からは回復しそう?よし、決行!8時前に現場へ到着。監督の”NAOTO”がしっかりと段取りをしてくれていた。ボクも早々作業着(つなぎ、なのですヨ)に着替え、雨具を着込み、腰道具を結わえた。挨拶もそこそこに作業開始。悪天候で効率が悪いのは重々承知。全員が淡々と任務をこなしてゆく。しかし、雨は次第に強さを増し、全員ずぶ濡れ…今回の家は間仕切りがかなり複雑で、梁の落としこみなども多用している。通常よりはかなり手間のかかる構造なのです。昼の段階で、二階床組みが何とか完了。しかし雨は止みそうにない。危険回避のためにも中止するか…「大工衆」曰く「いけるいける!こんなん、雨のうちに入らんでぇ!」と…なんとも心強い言葉だが、くれぐれ気をつけて…んっ?一番危ないのはボク?はぁ、確かにそうですね。。。(笑)昼食後は休みもとらずに作業に没頭。棟木が上がったのは17時を過ぎた頃…りは薄暗くなっている。どうにか間に合ったなぁ。。。簡単な「上棟際」を行う。「田舎」では派手な風習も残っているが、形式ばかりのものよりも「気持ち」が大切だからね。お神酒で乾杯をし、乾き物や巻き寿司を頂く。そう、クライアントが「豚汁」を作ってきてくれました。これが嬉しいのです!風雨にさらされた体を芯から温めてくれたのは、熱い豚汁に込められたクライアントの気持ちですね。。。んで。なぜ「ネオ・プエブロの家」が仮称なのかは後日に。。。
2006.01.14
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実は、昨日から熱があった(後にインフルエンザと判明…)のだが、昼前から奈良市内へ。「南京玉簾」をやっている知人が、公民館での催しのゲストとして呼ばれていた。で、その「お囃子」に。。。(笑)「ジャンベ」はアフリカの「魂の太鼓」です。「玉簾」は鎌倉時代より伝わる日本の伝統文化?合うわけが無い…いやいや、それがイイ感じなのですよ!ジャンベは「低・中・高」の「三つの音」が出ます。だからリズムに奥行きが出しやすいのです。普通の「トトンがトン!」なんてリズムも「グンッ・ト・タッ・ト・パッ!」なんて感じで…よく解らない?でしょうねぇ。。。(笑) 今回は、打ち合わせも無し。口頭で「まぁ、こんな口上で始めるから、後は適当に。途中、ソロを入れて…」だけですわぁ。しかし、そんなのは慣れてるので問題なし。いつも人の演奏中に乱入なんてパターンが多いからねぇ。「普通」なのです、そんなのがネ。。。 今回は「和風」なので「作務衣&わらじ」で参加!実は密かに狙っている「衣装」が有るのです。「タイ北部の少数民族」の服なのですが…これがイイ!オークションで落札しようと思案中。。。
2006.01.12
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「6畳ほどのガーデンハウスを作りたい」との依頼を受けていたので見積もり作業。予算をかなり押さえなくてはならないので三つの方法を提案してた。だから見積もりも三つ…(疲)第一案は「木造軸組み・新築」です。この場合、基礎工事と大工手間がかなり割高になる。内装はPBで仕上ておいて後から自分で、なんてコトだったのだが、かなりチープになりそう…見積り額は200万円を超えた。第二案は「輸入ログキット」。取引のある商社から手に入るのだが、簡易的な基礎は必要だし、マシンカットログではあるが壁板が薄いため断熱性能は良くない。電気工事や水道工事を加えると130万円…(悩)最後の案は「中古プレハブの改築」でした。30万円ほどで売っている中古プレハブ(スーパーハウス)を設置し、内装を変えてしまう。断熱材を施し、「床・壁・天井」はレッドパインの無垢材で仕上げる。これだと総費用は100万円で納まりそう。。。賛否両論は有るだろうが、建物の用途、主旨、予算を照らし合わせればこんな「変化球」も必要になる。全てを一から構築するのも設計ならば、安易かつ安価に入手できるものを上手に使うのも設計ではないかと。。。追伸…どうやら風邪をひいたようです。平熱が低いので、「38度」となればかなりキツイ…でも、明日は抜けれない用事(仕事以外だが)が有るので何とかしなくては…皆様方におかれましても、なにとぞご自愛下さいますよう。。。
2006.01.11
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寝不足だったので、道端の駐車場に車を停め、カーテンを閉めて休んでいた。隣に車が一台。降りてきた「オッサン達」←(あえてこう表現!)の声が聞こえた。「この車は…誰も乗ってへんなぁ。スクラップやろ~!」・・・確かにボロいよ。洗車もしてない。各部、傷だらけだよ…CDも無いし、雨漏れしてるし、中は埃っぽいし、隙間風も入る。しかし…まだまだ現役!走行距離は15万キロ近いが、エンジンは絶好調!エアコンも良く効くし、何よりも「たくさんの想い出」が詰まっているのです。スクラップとは失礼な…(怒)とはいえ、やはり見た目はかなりボロ…娘たちにも「もう少し綺麗にすれば~!」と怒られている。車検はあと一年。買い換えるお金は…無い。もう一度車検を通して3年乗るか?キャンカーだが、「日常の足」として使ってるので無くす訳にはいかない。諦めて「普通車」を買うか?しかし、ジャンベもギターも積めなくなる。ましてや「お昼寝」が出来ない…葛藤… ≪数年前の”ドラえもん号”です。今はもっとボロい…≫前に乗ってたのも中古車。ハイエースロングのバンコンバージョンで、5年ほど乗り、17万キロで手放した。これもたいがいボロだったが、修理を繰り返したので機関は良好だった。何処かでまだ動いてるかな? ≪初代キャンカー。別名”食パン号”だったなぁ。。。≫いっそ「大改造」をやりましょうか!以前から考えていたのだが、「ナチュラルキャンパー」を考えていたのです。内装を全て剥がして「アストロフォイル」を張り込む、もしくはウレタンを吹き付ける。腰板は吉野桧、壁は漆喰塗り。天井は杉の羽目板、栃のカウンターに古材の棚なども。カーテンを外してスダレを掛け、床の間は…(笑)
2006.01.08
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午後からクライアントと「古材」の最終選定。で…なぜかいつも天候が悪い…今日は雪まで降り出した。山積みの古材から選ばれた5本の丸太と柱材は週明けに現場搬入、加工へ取りかかる。以上の作業の所要時間は2時間。。。その後、近くのファミリーレストランにて「サッシ関係」の打ち合わせ。そんなに時間はかからないだろうと思っていたのだが…使い勝手、コスト、用途を突き詰めれば検討要素は無限。気が付けば21時!ってことは6時間も…「△OCO`S」の皆様、スミマセン…(汗) さぁて、上棟は14日!楽しみです。。。でも、寒いのはイヤだなぁ…(泣)
2006.01.07
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仕事始め。と言っても…現場はまだ動かない。今年は休みが続くので、職人さんもメーカーも10日から本格始動だね。ボクは7日に打ち合わせが有るのだが、それまでは暇なのです。昼から長女を連れて高校の願書を取りに向かう。電車って滅多に乗らないが、早いねぇ…車で渋滞に巻き込まれることを考えると重宝なものです。まぁ、奈良で仕事するには使えないが…(笑)久しぶりに「北極星」のオムライスを食べた。ん~…昔はもっと美味く感じたのだが…「珍味食い」が災いして味覚が変わったのか?最近は「妙なもの」食べてたもんなぁ…それとも「歳」かぁ?当該の学校は歴史のある女子高。旧校舎は「昭和一ケタ」の建築物を大切に使ってる。外観は綺麗に化粧直しをしてあるが、建物の随所に残る建築様式に歴史の重さを感じる。無垢の床板、ゴシック様式を周到したディテール。何度も塗りなおされた壁や腰板が雰囲気を高める。うん、来た甲斐があったナ。。。いや、今日の要件はソレじゃないのだが…(笑)「重要文化財」などの建物は、当然に雰囲気も有るし建築物としても意義のあるもの。しかし、街のそこら中にもたくさん素敵な建物が残っている。「スクラップ&ビルド」は日本の建築の基本?そんな中で、歴史を背負って今尚「建物」として働いている「無名の文化財」に敬意。。。古都に不似合いな「奇抜な建築物」を設計した「某有名建築家」の言葉。彼曰く「エッフェル塔も凱旋門も、建築当時は奇抜と呼ばれた。しかし今では重要な財産である。私の設計した建築物は未来の文化財である」と。。。いやいや、有名人だから許されるのかもしれないが、大きく間違っていないような気もする。もちろん賛否両論だろうけれど、「日本古来の建築様式」なんて言っても、ほとんどは「大陸文化」の影響を受けてますから。前述の校舎にしても、当時は「モダン」で「ハイカラ」な建物だったのだろう。考えりゃぁ、解体か保存でもめた「旧JR奈良駅舎」なんてかなり奇抜だもんなぁ。。。さぁ、ボクは何を?奇抜を求める?伝承デザインを周到?さて…たぶん「融合」でしょうね。新しい物、古い物。それぞれの良さを理解し、尊重した上で新たに「創りあげる」ことがボクの仕事でしょう。「奇抜なもの」は有名デザイナーに任せましょう。「伝統建築」は街の工務店のオヤジさんが適任。「中途半端」でしょうか?かもね。でも、それが悪いわけじゃないと思うのです。だって、ボクを含めた「一般人」はほとんどが「理想的・個性的で中途半端な家」を求めているのでしょうから。。。(笑)
2006.01.05
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省略したが、2日は昼からボクの実家へ。岐阜から弟が彼女を連れて帰って来ていたのです。父母と食事をするのも久しぶり。車で30分の距離なのに「盆と正月」しか帰らないからなぁ…親不孝だと思う。反省…3日は…昼前になっても誰も起きてこないので【CRAFT】へ。年賀状とメールのチェックを済ませてから、お気に入りの場所「天理ダム」へ向かった。外の空気を吸わないと調子が出ないのです。夕刻になり妻の実家へ。大勢の親族が集まる中での食事。賑やかな時間。。。4日の昼から「初詣」です。30年以上も通っている「大神神社」は…混雑!通常ならば4日目は空いているのだが、今年は5日から仕事始めって方も多いのだろう。そう、3日は強烈な風が吹いていたのも原因だろうね。いつもの「唐辛子屋さん」で一年分の「七味・極辛」を作ってもらう。毎年のようにありきたりな会話を交わしていざ本宮へ。。。すべての社に手を合わせて到着。今年一年分のお願いを神様に届くように…(笑)これだけ通っているが、巡拝コースは変わらない。祓戸神社を経て「本宮→白蛇→お守り→おみくじ→なでうさぎ→弁天さん→狭井神社→久延彦神社」と順よく進む。だから迷子にもならないのです。。。(安) 「狭井神社」から「久延彦神社」への途中に、奈良盆地を見渡せる丘がある。昔は無かったルートだが、ココからの見晴らしは素晴らしいのです。大鳥居の向こうに街並が続き、彼方には葛城山がかすんでる。冷たい風が吹く中、一生懸命にボクの車を探す子供たち。はい、見つけました!(喜) 帰り道は決まって「買い食い」です。フルーツ飴?を頬張りながら、フランクフルト、焼き栗、唐揚なんかを買い込む。しかし…良く食うなぁ…(笑泣)夕食には早いので…結局「ビリヤード」へ。ムチャクチャ安いのですが…臭い?のです。「半地下」にあり、下水のにおいが流れてくるのか?しかし、そんな事はお構いなしに没頭… その後、適当に食事を摂って帰宅。明日からは仕事なんだから体調を整えなくては…でも、相変わらずのWEB巡り…やっぱり寝るのは3時前だねぇ。わずか5日の正月休み。充実は無いが…子供たちと過ごせるってのが一番嬉しい事かな。日頃はほとんど顔も合わせないからね。これからはもっと少なくなるだろうから…そう、「ダラダラ」だけど大切な時間なんだよね。。。
2006.01.04
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正月のブログでは「もっともらしい」事、一年の抱負なんて書いているが…実は「暴飲暴食」で胃袋がボロボロ…(笑泣)大晦日から元旦は自宅で過ごした。その間に…日本酒は「1升半」ほど飲んだ。あと、焼酎にバーボン、チューハイ…二日はボクの実家、三日は妻の実家へ泊まるので「おせち料理」も一日で食べきらなきゃ!もちろん雑煮も…で、お腹がパンパン。最近、かなり腹が出てきているのだが、強烈な「食い意地」がそれに拍車をかけてくる…ヤバイ… このお酒は「手作り和布雑貨」を営む「Mさん」からの頂き物。二年ほど前にライブに来ていただいたのがきっかけとなり昨年にお店のファサードを改築したのだが、その後も何かとお付き合いが続いている。特筆すべきはその「精米度」です。なんと90%!ほとんど「玄米のまま」で作られている。もちろん純米主で、ほんの少し苦味があり濃厚で、広がりのある味。って、評論家でもないのだが「珍しい物好き」なボクは大満足。。。お決まりの「百人一首」は中二の長男の圧勝!まぁ、小学校の頃から好きだったからだが、三人がかりでも30枚しか取れない…(汗)あぁ、ボクは「読み手」ですので…試合放棄?いやいや、花を持たせてあげたのですよ!(笑)んで…次女&長女は「退屈しのぎ」に… …「藤原 定家」も、こんな使われ方は想定しなかっただろうねぇ。。。夜は更けてゆく。就寝は明け方、日の昇る頃。ダラダラとした一年の幕開け。。。
2006.01.02
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皆様、明けましておめでとうございます!本年も何とぞ宜しくお願いいたします。。。そう、月並みな挨拶ではあるが、やはり「新年」に何かを期待し、「今年こそは!」の気持ちを高める?そんな節目の言葉。うん、頑張らなくては…いや、たぶん今年も「適当にガンバル」のでしょうがネ…(笑)今年の抱負。まずは「仕事の充実」だね。クライアントの半分はWEBからの出会いとなった。まぁ、元来チラシなんて作らないので、HPやブログ、メルマガが重要なのです。だからそれらの充実を図らなくては…【CRAFT】の新HPは半分まで作って放置中…知識もないのに「カッコいい」のを作ろうとしたのが仇になった。一から作り直そうか…(泣)続いては「創作活動」の復活を。昨年はほとんど何も作ってない。オーダーを受けた物と、自分が設計した家に必要な物を作ってただけ。「作品」なんて全く…暖かくなったら「流木拾い」に行かなくては。在庫が減ってくると、創作意欲も減退しちゃうのでネ。コラボでの作品展なんかもやりたいなぁ。。。「音楽活動」は休止中。呼ばれれば出て行く程度だけど…まぁ、これはOKでしょう。ボクにとっての音楽は「自己満足」だからねぇ。「音を出す心地良さ」に浸っていれば良いのです。充実すれば「表舞台」にも出たいが、まだまだそんなレベルではないので…「野外活動」は変化したね。WEBからの出会いで「オレら流キャンプ術」の面々と遊ぶようになって「家族だけ」のキャンプから「大人数のお祭り」も悪くはないと思った。今年も数々の企画があるので楽しみ。。。「小人数キャンプ」もたくさんやりたい。ソロも良し、「オヤジ数人」なんてのもイイね。昨年からはそんな事も楽しく思えて来た。いろんなことが変化して行った昨年。そして今年も変わっていくのでしょう。全ての物事は立ち止まる事を知らず、そして時間は流れる事を止めない。願わくは「良き道」へと。。。
2006.01.01
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