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「おとーしゃん、あのな、きいてくれる?」「うん」「あのな、おなかへって、しにそうやねん たいくつで、しにそうやねん」「同情するけど、しばらく我慢せんとなぁ......」「どうじょう、て?」「可哀想に思ったり、気の毒に思ったり、 なんとかしてあげたい、という気持ちかなぁ」「ほんなら、なんとかしてくれるん?」「あのな、同情というんは、なんとかしてあげたい気持、 あくまで、優しい気持ちの事やねん」「きもちだけなん?」「そう、気持ちだけ。 なんとかしてあげたいけど、どうにも出来ないことや」「どうじょうって、むごいなあ....(泣)」最近、拾い喰いが半端じゃない。食べ物の臭いを感知するや否や、まるで、重戦車のように引きまくる。リードを強く引き戻しながらそんなバニラの後ろ姿に、業を見る。「猛烈なまでの食欲=生命の頑なまでの執着」いままで、何度も嘔吐を繰り返し何度も、下痢になった。細心の注意をはらっていても....パソコンをいじっていると、僕の側にお坐りする。しばらく無視をしてみる。チラッと横目で見る。「お、おとーしゃん、あ、そ、ぼ!」と、でかい前足を僕の膝にのせる。上目づかいで、見続ける。さらに無視。前足で、膝を強く押さえる。「分った、ちょっとだけ遊ぼか」と正面を向くといきなり、堰を切ったように立ち上がり両足で、僕の肩を抱え込み、舐めまくる。息が出来ないくらい.......顔も頭もべちょべちょ。(風呂あがりと、食糞直後だけは、断固拒否!)ひとかけのおやつが、すべてを凌駕する。バニラ、おりこうやな~。
2005年01月28日
あい、生きとります。雑用に追いまくられて、ご無沙汰していました。早朝、寝坊したので、大慌てで自転車に飛び乗り暗闇の中、一直線。公園の側にさしかかった時、ゴル2頭を連れた散歩仲間とすれ違う。60代の女性の姉妹の一人だ。いつも、二人連れ。それぞれ、1頭飼っている。今日は、妹さんが、姉のゴルも散歩させていた。公園を通り過ぎると、ねん挫して、しばらく散歩出来なかった、プロレス仲間、兼バニラのボディーガードのラブの後ろ姿が暗闇に浮かぶ。「早朝から、ごくろうさん」(心の声)どちらの飼い主さんとも、声はかけなかった。人知れず毎日、早朝に散歩している姿を目にして「人の営みなんやなぁ........」と、しみじみ。最近、えーかげんなダイエット中のバニラが、ぷくぷくしてきた。「おかしーなぁ?」「おとーさん、フードの量間違えてるわ!」と、おかーさん。「れれれのれ!!」と僕。こうして、翻弄されるバニラであった。えーかげんな夫婦で、すみません。
2005年01月25日

バニラは相変わらず、34kgあたりを行ったり来たり。で、食事を少し減らしている。かって、歩く掃除機だったバニラだが成長するにつれ、ほんの少し改善されつつあった。がぁ、食事制限のせいで、地雷探知犬になりつつある。散歩時、道路に落ちているティッシュ、ビニール、枯葉、ひも、食べ物.......とりあえず、臭いに行く。もちろん、出来る限り先に見つけて、回避する。それでも、1回の散歩で、平均2~3回拾い喰いをする。それ以外に、口に手を突っ込んで取り出す事、3~4回。特に、夜の散歩は緊張する。目に見える物(ぶつ)は、僕が発見して事前にリードを引く。バニラはそれを学習して(他の事を学習しなさい!)僕の目につかない様な、極小な物を見つけて食す。米粒より、小さい物を。それも、ピンポイントで........散歩と言うより、バニラのおやつタイム状態だ。やれやれ。朝、晩の食事時は、ぴょんぴょん跳ねて兎になる。必死になって生きとるなぁー、と共感する今日この頃。時々、散歩途中でストライキ。 ↓
2005年01月16日
早朝5時に、グランドに到着。地面に這うように、びっしり生えている雑草が霜で、真っ白になっていた。グランドの地面は、粉ガラスをちりばめたようにキラキラ光る。天を仰ぐと、中空に北斗七星が張り付いている。風は、ほとんど吹いていないが手袋の中の、指先が痛い。鼻水を手袋で拭い、足踏みをしながらラブくんを待つ。バニラは、手持ち無沙汰な様子で、地面を嗅ぎ回っている。遠くのフェンス越しに、ラブママとラブくんを発見!踵を返すように、バニラが疾走する。地面を蹴る、乾いたリズミカルな足音と共にかすかに砂煙りが上がる。入り口の扉を開けると、なだれ込むラブ。バニラも待ちきれず、襲いかかる。ラブのカラーをくわえて引きずるとラブは、ごろんと腹を見せる。するとバニラは、すかさず喉に噛み付く。ラブは、仰向けで両足を伸ばしきり両手は、ちんちんしてる見たいだ。激しく噛みながら押さえ付けるバニラを振払う様子もなく、しばらくなすがままにされている。バニラの執拗で激しい攻激に、手足でバニラを払い除けると体勢を整え、体をぶるぶると振り、反撃に出る。逃げるバニラ、追うラブ。2匹とも、何度もころげそうになりながらグランドを駆ける。まるで、B級の活劇映画を見てるみたいだ。ラブがバニラに乗りかかると、すぐに仰向けになるバニラ。攻激を仕掛けるラブ。バニラはすぐに反撃に出る。全身を使って、ラブの体を振払い立ち上がる。ラブが逃げ、バニラが追い掛ける。途中、何度かインターバルを入れて、バトルを繰り返す。空のはしっこが、紺色に染まりはじめる頃バトルは終了する。今日の晩も、グランド行き!
2005年01月10日
何でも口に入れ、食べるか破壊するかと言うバニラがなんと、こんにゃくを食べないのだ。おせちに入っている、味の付いたこんにゃくを水洗いして、バニラの口元に持って行く。いつもなら即、口の中に入れる。がしばらく臭って、恐る恐る舐めはじめる。時々口にするが、すぐに吐き出し再び舐める。確かめるように舐める、舐める。しばらくすると、こんにゃくをおいたまま去った。「うっそー!」あのバニラが、初めて食べ物を口にしなかった。驚天動地!!念のため、再びこんにゃくを与えてみた。同じ行動をとる。しばらくすると、口に入れ感触を確かめすぐに吐き出す。床にへばりついた、こんにゃくを舐める。やがて、こんにゃくの角をガシガシと噛み始め細切れ状態にしながら長い時間をかけて、やっと完食(舌なめずりもしなかった)「なんぼなんでも、これは食わんやろ」と思う物まですべて、食べ尽くすあのバニラが.........なんでだろ~なんでだろぉ~♪と理解に苦しむ新年であった。夫婦喧嘩とこんにゃくは、犬も食わない??
2005年01月03日

元旦、バニラと淀川河川敷に行った。(初めて)さすがに、人もわんこもほとんどいない。空はどこまでも青かった。実家の環境でストレスの溜まったバニラは、土手を疾走した。洗いたてのバニラの真っ黒いコートに、抜けるような空の青が写り込む。家の中では、ストーブの前を離れないグータラバニラではあるが、時々、遺伝子に突き動かされる。土手を駆け降り、川の側に行くと、いきなりあへあへと猛烈に引きまくり、川に入りかけた。寒風吹きすさぶ中、まさか川に入ろうとするなんて....帰り道が長いので、風邪でもひかれたら大変なのでなんとか、踏みとどめた。川を離れ、公園に行く。池がある。「こらーっ、バニラ!そっちに行くなーっ!!」とにかく、水の気配を感じると、ぐいぐい向かって行く。公園の出口付近に水場がある。カメラを取り出していると、いきなりぐぐーっ!と体を引っ張られた。「あーっ!」入りよった。体勢が整っていなかったので、もう少しで僕もドボン....バニラは、水の感触をたしかめて、からだを横たえる。もうだめ。タオルもないのに、もーっ。この1年を象徴するかのような、バニラの行動に身が引き締まる。この、ばかたれが!!「おとーしゃん、気持ちええなぁー」 ↓ 「あへあへあへ......」 ↓ 「わーいわーい、川があるやん!」「こらーっ!そっちにいくなー!!」 ↓ 「だ、だれが、浸かれ、ゆぅーた!!」 ↓
2005年01月02日
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