血液の鉄人のささやき

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2025.08.19
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酷暑が続く今年の夏は、体調不良に悩まされる人が増えています。

しかし、「病院に行くのはしんどい」「どうせ夏バテだろう」と、安易に自己判断して受診をためらっていませんか?実はその「ただの風邪」だと思っていた症状、もしかしたら**「隠れコロナ」**かもしれません。
【隠れコロナとは?その危険性について】
先日発表された調査結果によると、猛暑で医療機関への受診を避けたいと考える人が5人に1人もいることがわかりました。

さらに、発熱などの症状が出ても、平均3.2日も経ってからようやく受診しているそうです。
また、この1ヶ月間に風邪の症状を感じた人のうち、医療機関を受診したのはわずか32.7%でした。

裏を返せば、67.3%もの人が受診していないということになります。

そして驚くべきことに、受診して新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査を受けた人のうち、約6人に1人が陽性だったのです。
これらの結果は、多くの人が体調不良を「ただの風邪」と自己判断し、受診をためらっている間に、実は新型コロナに感染している可能性があることを示しています。

こうした状況は、医療従事者から見ても非常に懸念されて現に、医師の78%が「患者の初期の自己判断が間違っていると思うことがある」と回答しています。
この調査を監修した医師は、**「当院においては最近でも風邪症状で受診される患者様の半数以上が新型コロナ感染症です」**と警鐘を鳴らしています。
血液の鉄人の知人の医師も同様のことを言って警笛を鳴らしています。
この言葉は、今なお多くの人が新型コロナウイルスに感染している事実を強く物語っています。
【なぜ自己判断は危険なのか?】
新型コロナウイルス感染症の症状は、初期段階では風邪と区別がつきにくいことが多いです。
◉風邪(普通感冒): 一般的に、ウイルス感染によって喉の痛みや鼻水、くしゃみ、咳などの局所的な症状が中心となります。

症状は比較的軽度で、自然に治癒することがほとんどです。
◉新型コロナウイルス感染症(COVID-19): 初期症状は風邪と似ていますが、倦怠感や筋肉痛、頭痛、消化器症状(下痢など)など、全身にわたる症状が現れることもあります。

特に重要なのは、無症状病原体保有者(asymptomatic carrier)や軽症者も存在することでこのため、「たいしたことない」と自己判断してしまうリスクが高まります。
しかし、自己判断で受診を遅らせてしまうと、知らないうちに感染を拡大させてしまうリスクを高めるだけでなく、自身の病状が悪化し、重症化する可能性も高まります。

さらに、新型コロナ後遺症(Long COVID)として、倦怠感や集中力の低下、ブレインフォグ(思考力や記憶力の低下)といった症状が長期間にわたって残る危険性も指摘されています。
【猛暑の夏に特に注意すべきトップ3】

医師たちが指摘する、この夏に特に注意すべき病気は以下の3つです。
1.熱中症: 炎天下での活動や高温多湿な環境で、体温調節機能がうまく働かなくなることで起こります。

めまい、頭痛、吐き気などの症状が現れ、重症化すると意識障害を引き起こすこともあります。
2.夏バテ: 暑さによる自律神経の乱れが原因で、倦怠感、食欲不振、不眠などの症状が現れます。
3.新型コロナウイルス感染症: 喉の痛みや咳、発熱などの風邪に似た症状から始まりますが、適切な対応を怠ると重症化や後遺症のリスクがあります。
これらの症状は似ている部分もあるため、症状だけで自己判断することは非常に危険です。
【まとめ】

「ただの風邪だから…」と安易に自己判断することは、自分自身の健康だけでなく、周囲の人々にもリスクを及ぼす可能性があります。

特にこの猛暑の夏は、体調不良を感じたら、まずはマスクを着用し、無理のない範囲で早めに医療機関を受診することが大切です。
「おかしいな」と思ったら、自己判断しないでためらわずに専門家である医師に相談しましょう。





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最終更新日  2025.08.19 07:34:57
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