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2008/06/30

災害時に働く人　食の確保で健康維持　３日分、自宅と勤務先に備蓄を

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テーマ：健康管理・増進、病気予防、抗加齢（若返り）、長寿、豊かさ探求(8816)

カテゴリ：環境

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢（アンチエイジング）実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。

災害対策に備蓄はとても大切です。
いずれくる災害は地震と新型インフルエンザです。
枕元に靴下と帽子、スニーカーを置いておくことも重要です。

新型インフルエンザ　個人でできる対策（厚生労働省）
新型インフルエンザ　事業者・職場でできる対策（厚生労働省）

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岩手・宮城内陸地震の発生から２週間が過ぎた。現場では懸命に復旧活動が続けられている。大災害時は、救助、捜索、治療、ライフラインの復旧活動などに、多くの人が長期間携わる。こうした災害時に仕事をする人たちの食事を研究し、『働く人の災害食　神戸からの伝言』（編集工房ノア刊）にまとめた甲南女子大学名誉教授の奥田和子さん（食生活デザイン論）に、災害時の食事についての留意点を聞いた。

奥田さんは平成７年の阪神大震災で、兵庫県芦屋市の自宅で被災した。家は傾き、室内はガラスの破片や戸棚から落ちてきたもので足の踏み場もないほど。「パニック状態で、夕方まで飲まず食わずだった」という。ライフラインは止まり、夕方になってようやく口にしたものは、ポットの中にあった前日の残りの水と、食パン１枚。災害に備えた食料品の備蓄をしていなかった自身の体験から、災害時の食事について研究を始めた。

中でも、「災害時に仕事をする消防署員や医療関係者、ライフラインの復旧作業員など膨大な数の人々が現場で働いている。働く人たちも自宅が倒壊するなどの被災者で、満足に飲食ができないまま働き続けなければならない」状況に疑問を持った。そこで、自治体や企業の備蓄状況を調べるとともに、阪神大震災と、１６年の新潟県中越地震で救助活動などを行った消防署員や看護師に聞き取り調査を行った。

その結果、「寝食を忘れての活動に支障あり」「食事が欠けると判断力が低下するので備蓄が必要」「飲料水が必要」などの意見があり、乏しい食生活から体調不良や疲労の蓄積など、健康状態が悪くなった人もいた。また、「食事などせずに早く作業せよ」と非難された人もいるなど、「働く人の健康を守るための基本意識が欠けている」（奥田さん）状況が明らかになったという。

奥田さんは調査、研究から、「災害時に働く人はもちろん、誰もが、自治体や企業、救援物資などに頼らず、自分自身で考えることが大切。発生から３日間が正念場です」と話す。

必需品の水のほかは、水道、ガス、電気がなくても簡単に食べられる缶詰やレトルト食品などなら何でもかまわない。非常食として販売している商品だけでなく、普段から使っている野菜ジュースやレトルト食品を多めに買っておけばいいという。

食品を選ぶコツは、「自分の好きなものを楽しく。主食、副食、野菜など豊富な種類をそろえて、飽きないようにする。チョコレートやあめなども重宝します。また、好きなデザートがあると精神的にもよいでしょう」。災害時に働く人なら、３日分の食事を自宅と勤務先のロッカーに置いておき、時々、食事やおやつ代わりに食べて、また買い足しておけばいい。

「一人一人の意識を高め、少しずつ、楽しく備蓄してほしい。気軽に始めてみてください」と呼びかけている。

（出典：産経新聞）

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