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2014/08/13
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カテゴリ: アルコール
日本では、喫煙と飲酒の習慣に極めて寛容ですが、世界的には厳しさを増し、アルコールの健康への影響が注目されています。
米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。

日本も2014年6月から 「アルコール健康障害対策基本法」 が施行され、ようやく国も対策に乗り出しました。

・WHO「 アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略


英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。

適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問
アルコールはコカインやヘロインより危険
英国の適量研究結果では1日5g説
が発表され、酒好きには呼び水となるので卒酒が望ましいようで、1日5gだと以下のいずれかになります。

・ビール:100ml
・ワイン:35ml
・日本酒:33ml
・焼酎:20ml
・ウイスキー:10ml

日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。


日本のアルコール摂取量は増えているのでアルコール依存症も増えているそうで、 日本の医師の4人に1人がアルコール依存 だという信じられない驚きの現実があります。

最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存になりやすく、 脳へのダメージは男性より3倍早い そうですし、 女性のアルコール依存症患者が急増 しているので心配してしまいます。


飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。
お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。


WHO(世界保健機関)が作成した評価法 「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)

WHOはアルコール規制強化を表明 しています。


卒酒したい人にはおすすめの本です。




私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


WHO(世界保健機関)が作成した評価法
「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)
「適正飲酒の10か条」


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2013チャレンジ 今年こそ! お酒を減らす

**************************** 【以下転載】 ****************************

日本人は元来アルコールに弱い

日本には、なぜか喫煙と飲酒の習慣に対しては極めて寛容な文化があります。自分がニコチン依存症やアルコール依存症という立派な病気であることを棚に上げて、吸う権利や飲む権利まで主張する輩もいるのですから驚きです。少しは後ろめたい気持ちがあればまだ可愛いのですが・・・。

文献によると、日本にはいわゆる大量飲酒者とか問題飲酒者とみられる人が220万~240万人いると言われています。しかも、多くは肝臓などの臓器障害やアルコール依存症としての症状所見をもち、社会的家庭的にたくさんの問題をかかえています。

元来、日本人をはじめとするモンゴロイド(生まれて間もないころお尻に青いアザがある人種)はアルコールを分解する能力が低い人種なのです。それはアセトアルデヒド脱水素酵素というアルコールを分解する酵素を持っていないか、その働きが極めて弱い人が半数近くもいるからです。

にもかかわらず、常習飲酒の結果、自らの飲酒行動を制御できなくなってしまう依存症の人が40年前に比べて2.5倍になっているのです。男女比は40~50対1から6~7対1と女性の増加が目立ちます。さらに未成年者や高齢者にも広がってきているという状況です。


アルコールでストレスから逃げた結果

今から10年程前だったでしょうか。台風一過のよく晴れた日の夕方、東南アジアのある都市を出発した小型ジェット機が羽田空港に到着しました。乗っていたのはアルコール依存症と診断された某大企業の海外駐在員Aさんと夫人、現地の同僚、日本から迎えに行った上司、現地病院の医師と看護師。入国審査・税関検査の後、会社が用意した民間救急車に乗って彼らが向かったのは、日本でも一流のアルコール依存症専門病院でした。

この小型ジェット機は会社が契約している保険会社がチャーターしたものです。実はAさん、3年前に自らが希望して海外駐在員になり、張り切って赴任しました。しかし理想と現実とは大違い。言葉や習慣はもちろんのこと、現地採用従業員の会社に対する帰属意識の希薄さから礼儀作法まで気になりだすときりがなく、女子従業員の香水や口紅の色までありとあらゆることが日本の感覚では理解できず、イライラするばかりでした。

こんなことでは仕事の成績が上がるはずもなく、赴任前の研修で産業医から聞いた海外駐在員のメンタルヘルス障害をすべて自分が引き受けた気分になってしましました。しかし、現地には相談する相手もなく、本社の産業医に電話するのも気が引けて、結局自分を一時的にでも救ってくれるものはアルコールだけという結果になってしまったのです。

初めはよく眠れるし、気分も高揚してよかったのですが、次第に自分が期待する効果に達するまでの酒量が増えていきました。肝臓への負担を心配した夫人は酒類の買い置きを減らし、節酒を説得しました。しかし時すでに遅く、ウイスキーのビンを社宅や会社のいろいろな所に隠し、休日もアルコールを飲むために出社し、自宅にアルコールがなくなると夫人に暴力を振るうようになりました。夫人から本社産業医へのSOS電話で、すぐ現地病院への入院の手配、帰国治療の検討が行われ契約保険会社の援助・助言で、なんともおおげさな帰国となったわけです。


アルコール依存度をチェック

アルコール依存症のチェックポイントは、(1)飲む量を増やしていかないと酔わなくなる。(2)家庭や職場で隠れてでも飲酒する。(3)急に断酒や節酒すると手指の震え、発汗、動悸、不眠などが出現する。(4)飲酒行動が家庭や社会で問題をおこす。これら4項目を認めると診断は間違いないと思われます。

国立病院機構久里浜アルコールセンターのホームページにはスクリーニングテストの問診表(KAST)が用意されています( こちら )。気になる方は一度試してみて下さい。

入院治療はおおむね3カ月を要します。まず抗酒薬を使ってアルコールを完全に断ちます。禁断症状、精神症状(幻覚、妄想、うつ、不眠)、肝機能障害があればそれぞれ治療します。

そして最も大切なことは、自分がアルコールのせいで問題があることをはっきり認識してもらうことです。この病識がないと治療は成功せず、再発率が高くなります。自分は絶対に治療を受ける必要があるという認識をし、同病の仲間や先輩の存在が必要であることも理解してもらいます。そのための講義と集団精神療法などが行われます。


入院治療後の誘惑に打ち勝たなければ意味が無い

問題はこの3カ月の入院治療を終わって退院したあとです。退院後も絶対に断酒を維持しなければ意味がありません。アルコール依存症の専門医にだけかかっている場合はいいのですが、他科の医師から「乾杯くらいならいいよ」などと不用意に甘い言葉をかけられると、つい都合のいいことを言ってくれる人の判断に流されてしまいます。

甘い助言をする医師ばかりでなく、退院後の世間にはたくさんの誘惑があり、それに打ち勝って社会生活していくのは並み大抵のことではありません。こんなとき同病の仲間がいれば助け合って断酒を維持でき、疎外感やストレスから開放され、再発を防止することが可能なのです。

もともと頭の良いAさんは、後から入院してきた同病者のよき先輩格になり、退院後には職場の歓送迎会に出席しても、ノンアルコール飲料だけで特に苦痛を感じることなく、元気に働いています。


鷲崎 誠(わしざき・まこと)
医学博士。昭和大学医学部卒業後、虎ノ門病院病棟医・専攻医、順天堂大学呼吸器内科講師、伊勢丹健康管理センター所長、東京地下鉄健康支援センター所長を歴任。現在は複数の企業で産業医を勤める。著書に「健康診断・人間ドック『気になる』疑問」、「日頃気になる 体のあのこと この症状」などがある。

(出典:日経BPnet)





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最終更新日  2014/08/13 03:59:40 AM
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